ユーザー画像

2014年8月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近の記事

最近のトラックバック

OCN 検索

2014/08/16

雨中の滝めぐり 上勝町

 休みになると雨ばかりで、8月は全くお出かけできていない。今日は走るだけでもいいからと、取りあえずの装備を積み込んで雨の中出発。
 出発してからすぐ、訪れたい滝を思い出す。以前訪れた際には枯れていた上勝町の猿滝である。道沿いにあって雨でも苦労しないはずなので、今日の目的地に決定し、高速道路を東進する。
 高速から一般道に下りてすぐの頃、おいわさんから明日の高瀑を中止にしようと連絡が入る。昨夜は激しい雨だったので、道も心配だし、渡渉の問題もあるので中止で正解だが、やはり残念である。

Ds8_1261  上勝町の月ケ谷温泉脇を通過して、目的の旭川南岸に着いたのは9時前。車を停めたらすぐ後ろにバンが停まり、私が装備を取り出しているうちに河原に下りてしまった。パッと見た服装から釣人らしい。

 対岸に見える猿滝は、想像していた以上に立派である。装備を抱えて河原に下りると、先に下りていた釣り人から声をかけられる。こちらが香川から来ているので、有名な滝かと思ったらしいが、雨の後しか見られない滝だと言ったら、納得してくれたらしい。
Ds8_1254

 滝前に行きたいと思ったが、そのためには川を渡る必要がある。しかし長靴の釣り人たちでさえ渡ろうとしない程増水した川では、対岸に渡るのは無理そうだ。できるだけ場所を選んで望遠で撮影する。

Ds8_1240

 雨の中、30分程で猿滝の撮影を切り上げる。このエリアにはまだ未訪瀑の滝があるが、今回は準備不足なので、今回は猿滝だけで良しとする。
Ds8_1266
 滝の流れ込む旭川は勝浦川の支流。早朝、雨中の渓谷は、いい感じに川霧がでて、とても印象に残った。
Space
Ds8_1267_2

 この時期、このエリアに来ると寄ってしまう道沿いのハス畑。よく見るハスとは種類が異なるようで、見ごたえのある花である。今回は散ってしまったか蕾の状態が多くて、あまりいいのは撮れなかった。

Space_2
Ds8_1274
 気持ちのいい絵が撮れたので、次の滝を訪れる気力がわいてきた。とはいえ、今日の装備で、なおかつ場所を覚えている滝は少ない。そうして訪れたのは、星の岩屋と呼ばれる星谷寺。この滝は裏から見ることができる、裏見の滝である。

 寺についた頃、雨が激しくなってきた。三脚を据えているときは傘が邪魔なので、結構濡れる。山の中腹だが、雷がとても近く感じてしまう。雷の直撃に会うことはないだろうが、あまり気持ちのいいものではない。

 しかし久々に来た滝の雰囲気が良くて、雨の中、結構長居してしまった。

Ds8_1291

 ちょうど昼時間になったので、車に戻って軽く食事をとった後、帰路につく。徳島市に入る頃から雨は止み、少し青空も見えたが、まだ天候は変わりそうなのでまっすぐ帰宅。一般道を使ったため。、帰宅したのは2時半。

258km 3,370歩の遠征は、普通なら物足りないが、久々で雨の中、十分楽しめたので良しとしよう。

 

2014/07/21

九十九谷・クモノさんの滝

 VEZELの山道走行のテストに選んだルートは三好市の県道44号。桟敷峠・深渕森林公園・落合峠へと至るお気に入りのルートである。

 6時に出発し、いつものようにコンビニで朝・昼食を調達して県道44号に入ったのは7時20分。桟敷峠へと登る山道でも、パワー不足は感じない。VEZELに乗り換えて最大の不安は、1500ccエンジンのパワー不足だったので、安心した。モーターのパワーが加わってむしろトルクがアップしたように感じる。車体も軽く感じて走りやすい。

 7時43分に桟敷峠を越え、松尾ダム湖へ下りていく。ダム湖に流れ込む流れにある滝は、木々に覆われ接近するのも大変そうだ。今回はスルーして深渕森林公園を通過して桜滝へ。
 久しぶりに訪れた桜滝も、周辺の木々に覆われ一部しか見えない。この時期に訪れるのは初めてだった。滝前に下りるほどの気力もないので、今日はこの滝もスルー。
 落合峠を越えるときにメーターを確認すると、今日の燃費は13km台にまで落ちていた。落合峠を通過し、アオバイの滝を見ようとしたが、こちらは完全に木々に覆われ全く見えない。

 少し下ったところで車を停める。今日の目的は「クモノさんの滝」。変わった名のこの滝は、竹野さん・桂さんのHPにもなかったのだが、何度も通過しているうちに、滝がありそうだと桂さんに連絡したところ、桂さんが調査してくれ、HPにアップする前にレポートをいただいた。

 以前訪問した時の記憶では、アプローチは割と容易だったと思うので、ザックを背負い谷へと降りていく。今回の新兵器は「野鳥の会」のショッピングサイトで購入した長靴。軽量で折りたたんで携帯できるということで購入したものだが、履いてみるとぴったりフィットして歩きやすい。

 谷間で降りて、発電用の取水堤を越え、滝のある沢へと踏み込む。踏み込んでから、前回来た時のことがだんだんと思いだされ、ほとんど踏み跡もない藪へと踏み入る気力が萎えてくる。長靴履きのおかげで流れにはいることもできるので、何とか気力を保ちながら、上流へと進む。
砂防堤を2つ越えて間もなく、支流が合流し、その向こうに滝が見えてくる。

201407210919_01
201407210943_15
 やはり水量が多い。この滝は、綺麗にくりぬかれたホールの中にあるので、正面に立つと水しぶきが凄い。

 長靴のおかげで滝の全面を右・左と回り込みながら撮影できる。飛沫がかかるのでレンズを拭きながらだが、帽子からズボンまですっかりびしょ濡れになってしまった。

 この滝のすぐ上あたりに祠があり、「クモノさん」と呼ばれていることから、この滝の名がついたそうだ。私がこの滝の存在に気が付いたのも、祠の脇に車を停めて紅葉を撮影している時だった。それほど大きな滝ではないが、神秘的な雰囲気を持った滝で、私としては思い入れている滝の一つである。

 下の写真は水の落ち際を撮ったもの。丸くくり貫かれたような滝壺はかなり深そうで、入ってみたい誘惑にかられるが、危険なのでやめておく。

201407210955_32

 1時間弱の滞在で滝を後にする。アプローチを含めて要した時間は2時間。短い距離だが、まともに歩ける道がないのでかなり時間を要する場所である。

 落合集落へと山道を下る途中、岩肌に咲いていたオニユリ。印象に残ったので、通り過ぎてから戻って撮ってみた。運よく蝶が絡んでくれた。
201407211111_50

 新しい道が合流しており、そちらが国道に出る道となっていた。従来の道は「落合重伝建」となっていたので、今回は国道への道をとる。新しい道は最初だけで、後はもともとあった山道で、こちらも離合の難しい細い山道だが、川に沿っているためわかりやすい道ではある。

 国道439号から祖谷を通過して、大歩危で国道32号に合流。そのまま一般道で帰宅。
走行距離は214km 本日の燃費は17.3km/Lまで戻っていた。

2014/07/20

室戸岬経由 四国半周

VEZELが納車されてから、初めてのまともな休日。HYBRIDに慣れるため、選んだルートはもっとも燃費が伸びる室戸岬ルート。
5時前に出発。冬場ならば朝日狙いの為、もっと早い時間に出るのだが、今日はゆっくり目。7時過ぎに道の駅・日和佐で仮眠を取り、そのまま海岸線を南下する。今日は走ることを目的にした遠征だが、せっかくなので目についた景色を撮ってみる。

 今日は海が穏やかで、岩場の波飛沫がないのが残念。いつも気になりながらスルーしていた鹿岡・夫婦岩で車を停める。

201407200906_33

岩場に咲く花のバックに海を入れてみる。イメージ通りにはなかなか撮れない。
201407200858_23

 室戸岬を回り込み、そのまま海岸線を走る。特に目的がなかったので、久しぶりに加領郷・琵琶ケ滝によってみる。一度来ただけの場所だが、前回水量が寂しかったので、いつか再訪したかった。看板がないので場所がわかりにくいのだが、今回は取り付きに立派な看板ができていた。
201407201020_50

201407201025_58

 次に夜須・大釜の滝に寄ろうと思ったのだが、新しくできた道を走ったため、通過してしまった。それではということで、南国・南滝本の毘沙門の滝に。直前にコンビニおむすびを買って滝前で昼食を取る。
201407201231_03

 ここも前回水量が乏しかった。今回ももう少し水量が欲しいなと思う。訪れやすい場所なので、雨の後に再訪したい。

 今日は、VEZELのCP書き換えの為、HONDAに寄らなくてならないので、これで終了。今日で走行距離も1000kmを超えるので、1ケ月点検にもちょうどいい。。

本日の走行距離418km 記録では20.2km/Lの燃費が出ている。次は山間部を走ることしよう。



 

2014/02/10

神通滝から母衣暮露の滝へ、雪の道

 仕事の都合もあって、三週間も遠征なし。
東京に27cmの積雪をもたらした寒波は、高松にも雪をもたらした。9日の日曜日、久しぶりの遠征と、氷瀑への期待を胸に徳島の山中に向かう。

Ds3_3010  高速板野ICをおりてR438経由で神山町へ、R193へと分岐する頃から道には雪が目立ち始め、神通滝への山道は雪道となっていた。
 途中、ザックを背負って歩いている二人連れを追い抜いた。、後で神通滝に向かっているのかもと思い、声をかけて乗せてあげればよかったかと思ったが、思いつくのが遅かった。

 9時過ぎ、神山町の神通滝登り口に到着した時には、駐車場は一杯。かなりの人数が来ているようだ。

 雪が多いので、簡易アイゼンをバックに入れて長靴履きで神通滝へむかう。いつもなら中間点くらいから道が凍結してアイゼンが必要になるが、今日は滝前まで雪の道が続き、アイゼンを使うことなく神通滝に到着。

Ds3_3013
 最後の岩陰を回り込んで目にした神通滝は、しっかりと流れており、氷瀑としては期待はずれである。

 降りてくる集団とすれ違いはしたが、滝前には思いのほか人が少ない。ほぼ同時に着いた集団も、写真を数枚撮っては帰っていく。残っているのは、流れに入って氷を熱心に撮っている男性一人だけ。

 滝壺には大きなドーム状の氷があることから、昨日からの雨で水量が増して溶けていることが想像できるが、周囲の岩肌の氷は少なく、氷瀑としてみれば、今まで訪れた中で最もさえないように思える。
 気がのらなかったわけではないが、あまり枚数を撮ることなく神通滝を後にする。

訪れた記念になる絵を数枚。

Ds3_3025
01

Ds3_3038

 上の絵は苔のついた岩肌に水しぶきが張り付いたものと思われる。
Ds3_3040
Ds3_3042

 滝から降りて来る途中、やはり最初に出会った二人連れとすれ違う。大学生くらいだろうか、下からここまで歩いて来るとは、元気な方たちである。

 当初の予定は、氷生ケ滝に向かうつもりだったが、あまり期待できそうにないので母衣暮露の滝に向かうことにする。山道を降りていくと、途中で車が停まって道を塞いでいる。廻りで何やらやっているようなので、少し手前に車を置いて近づいてみる。
 そこで見知った顔を見つける。青の旅人さんである。秋の飯野山ダイヤモンドで会って以来だが、顔を覚えるのが苦手な私が、しっかり顔を覚えていた。
 事態は、青の旅人さんの車が雪道を登れなくなり、そのあとから来た軽も、一度止まってしまうと登れなくなってしまったらしい。後ろから押しても、タイヤは空転するばかりで前に進まない。少し広くなっている場所なので、脇に退避したいがそれもできない状態である。先に停まった軽の人たちが、雪をどけようとしているが、簡単に除雪できる量ではない。そうしているうちに下から何台も上がってきた。そのうちの一人から牽引ロープを借りたのだが、青の旅人さんのSPIKEで牽引ロープをかける場所がわからない。携帯でHONDAサービスに電話したりして、やっと牽引ロープをかけ、私の車で引き上げる。何とか退避場所で向きを変えることに成功して、後続車を通すことができた。
 先ほどロープを借りた人の車はチェーンを巻いているが、それでも前輪は空転してなかなか進まない。以前あるHPでFFにスタッドレスを履かせても、登り道では効果なしと読んだことがあるが、その通りのようだ。青の旅人さんのSPIKEもスタッドレスを履かせているが、やはりFFである。(余談だが、青の旅人さんの前の車はCR-Vで私と同じである。)
 一緒にいた軽の方も、青の旅人さんも、先に進む意欲をなくしてしまい、今日は引き上げるという。今日の神通滝は期待はずれですよとデジカメのプレビューを見せると、さらに引き返す気持ちを強めたようだ。軽の方達は今日がこの車の最後のドライブでしたと笑いながら降りて行かれた。青の旅人さんも私に続いて降りはじめる。

 R438まで出たところで車を停め、これから母衣暮露の滝に向かうつもりだと告げると、青の旅人さんはこのまま帰るという。私は美郷へと抜けるR193で山越えをするが、この道も雪道になりそうなので、先ほどの事態の後では遠慮したくなるかも。

 経の坂峠を越え、美郷側に降りると、県道250号に入り、母衣暮露の滝をめざす。
県道に入ってすぐ道は雪に覆われるが、三年前程は積もっておらず、すんなり滝まで到着。滝遊歩道の少し手前の空き地に白いヴェゼル、遊歩道わきには黒い軽が停まっていたが、どちらも香川ナンバーだった。
 やはり長靴で遊歩道を登っていく。入れ違いで降りていくグループとは挨拶しかできなかったが、撮影中だった二人連れとは少し話ができた。夫婦らしきお二人が、先ほどのヴェゼルの持ち主で、二人ともしっかりした装備で、熱心に撮っておられた。聞くと、ノーマルタイヤでここまで来られたようで、やはり四駆は強いようだ。
Ds3_3046
 お二人を見送りながら、昼食を取り、撮影開始。とはいえこちらも解け始めており、迫力ある氷瀑とはいいがたい。

Ds3_3059
Ds3_3075_2
 この滝にしては珍しいほどの水量がある。岩肌に張り付いた氷が時折崩れ落ちてくる。側面へと回り込むとつららの下に立つことになるので注意しながら撮影。撮影している最中にも氷壁が崩れ落ち、岩肌が見える部分が増えてくる。
 程々で撮影を切り上げる。今日おとずれた二つの滝は、昨日おとずれることができればもっと見事な姿が見られただろうと思い、週末だけしか動けないのが残念だと思う。

Space
 午後2時過ぎ、母衣暮露の滝を後にする。雪が解けはじめ、時折黒い水たまりが見える細い山道を戻っていく途中、白いヴェゼルを追い抜いた。やはりノーマルタイヤでは無理ができないようだ。

 帰宅したのは3時40分 195km 2,693歩の遠征は、今一つ期待はずれであったが、久しぶりのお出かけには十分楽しめるものであった。

2013/12/24

滝久保谷の滝

 12月22日 沖洲・だるま朝日よりつづきます。

 八枚ナベラを後にして、県道12号を西に進む。土讃線の線路と交差するあたりで分岐する県道4号へと右折すると、「阿讃サーキット」の標識が目立ち始める。以前、場所を確認しないままにこのエリアの滝を訪れようとして、そのまま県境を越えてしまったことがある。離合の難しい道で、できればあまり走りたくない道である。そう思いながら、またもや分岐点を間違えてしまい、県境に至る道に入ってしまう。しかも、凍ってはいないものの雪道である。冬用タイヤに交換済みではあったが、狭い雪道を走るのは気持ちのいいものではない。引き返して何とか正しい道を見つけ、目的地に着いた時のは、もうすぐ12時という時間だった。
 車を停めてからの遊歩道は、半分雪に覆われ、すっかり冬景色である。ザックを背負って、スニーカーのまま雪道を滑らないように歩き始めて数分、谷の奥に「三枚とべ」が現れる。

Ds3_2376
Ds3_2378
 このエリアの滝にあまり執着しなかったのは、通常は水量が乏しくて、見ごたえがないと聞いていたからだが、数日前の雨で増水した滝は、想像しなかった迫力でその見事な姿を見せてくれた。冬の滝は色彩に乏しく、見栄えがしないものだが、残雪の中、三段に落ちる優美な姿は、ここまでくる苦労に十分見合うものだった。

 「三枚とべ」へと遊歩道を進むと、道の左側に隠れていた[連滝」が現れる。これは雨の後にしか現れない幽霊滝だそうで、「阿波名滝」の桂さんですら、会えなかった滝だそうである。

 下左が「連滝」全景。下右は、滝をまたぐ橋の上から「三枚とべ」の上部を撮影。

20131222a

 滝をまたぐ木橋には雪が積もり、鹿のものと思われる足跡以外はない。
 雪が積もった木橋をいれて、「三枚とべ」の下段を撮ってみる。
Ds3_2382

Ds3_2397_2
 そのまま遊歩道を進み、突き当りにあるのは夫婦渦。小さな淵が連続しており、それぞれで逆の渦があるということだが、水量が多いために逆にわかりづらくなってしまった。

 夫婦渦の下もいくつか滑上の滝になっている。下の方はかなり見栄えのする滝になっているようだが、スニーカーでは少し厳しそうなので、今回は見送り。下の写真は、少し降りたところで、上部だけを撮ったもの。

Ds3_2390

 遊歩道を戻り、三枚とべの左岸側にあるかすかな踏み跡をたどって上流へ。小滝が連続し、谷が大きく蛇行しているため、先の見えない岩場を何とか登っていく。途中からは雪に覆われた斜面を登っていくと、小さいながら綺麗な直瀑にであう。鞍ケ滝下の滝と呼ばれる滝である。ここは一度スルーし、すぐ上の滝を目指す。こちらが「鞍ケ滝」と呼ばれる滝。

Ds3_2399

 滑上の滝なので、水量が乏しいと見栄えがしないかもしれないが、今日の水量だと充分楽しめる。遊歩道から外れて約40分、距離にして300m程の、秘境の雰囲気たっぷりの場所である。ここではゆっくり休める場所もないので、下って下の滝の前に出る。
Ds3_2409_2
 数枚撮影した後、乾いた岩の上にザックをおろし、おむすびをほおばる。じっとしているとかなり寒い場所だが、久しぶりに滝前での食事は格別である。

 熱いお茶で昼食を締めくくると、すぐ撤収。こういう場所は下りの方が危ないのが常識で、粘土状になった土ごと何度も滑りながら、帰路は20分ほどで遊歩道まで戻れた。

 滝前の木橋を渡る際に、「落葉と雪」とちょっと凝ってみたけれど、今一つだった。

Ds3_2413

 車に戻ったのは14時20分。濡れた靴と靴下を履き替え、山道を下っていく。次の目的地は、まんのう公園。12月に咲くヒマラヤサクラを撮りに行く。

 つづきます。

 

2013/12/23

八枚なべら

 沖洲・だるま朝日よりつづきです。

 今日の最終目的は決めているので、仮眠をとるなら同方向と考え、飛び込んだのは道の駅三野。ここで少し仮眠を取った後、案内図を見て「八枚なべら」が近いと気づき、そちらに向かうことに。
Ds3_2317  県境近くにあるのに、この滝はまだ未訪瀑である。阿讃ゴルフガーデンの脇を通り過ぎて道なりに行くと、立派な看板がある。看板から脇道に入り、駐車場に車を停めると、周辺にはまだ雪が残っている。
最近、徳島県内のこういった観光スポットが整備されているらしいが、ここもきれいに整備され、渡渉する場所には綺麗な橋もかかっっている。

 この時、外気温は1度。小さな流れだが、川から立ち上る川霧が、とても印象的に感じる。

Ds3_2321

 最初に見るのは、一の滝。岩盤によって二つに分かれた流れがまた一つになる。ここで広角レンズを使おうと思ったのだが、フィルターがないためスローシャッターが使えない。普通に撮ると明暗差が大きすぎて感じが出ない。ここにアップするのはJPEG撮影のものだが、RAWで撮ったものもあるので、どうやったら感じが出るか、研究してみなくては。
Ds3_2329

 三の滝の情報見えていた二の滝。近づいてみると6mほどの直瀑の下に二枚のナベラがある感じで、バックの青空が映える。木々が緑ならまた違った感じになるだろう。脇の山肌も迫力がある。
Ds3_2353

 遊歩道があるのはここまで。二の滝の脇を適当に登っていくと踏み跡があり、その先に取水場がある。取水場の脇を降りていくと三の滝。

Ds3_2357

 滝の上に出て上流を見てみると、好みの渓谷がある。だが、そこを先に進むには長靴が必要になりそうだ。新緑の季節にまた訪れてみたいと思った。

 桂さんによれば、八枚のナベラが確認できなかったとのことだが、入り口のから見える小さなナベラを入れると何とか八枚を数えられそうだ。
 なぜか今まで訪れる機会のなかった八枚ナベラだが、今回うまく撮れなかったこともあり、是非とも再訪したいと思った。

 この時、時間はまだ10時過ぎ。次を回る時間は十分ある。ということで、つづきます。

2013/11/12

紅葉滝めぐり その③ 音女の滝

 11月10日 紅葉滝めぐりのつづきです。

 国道439号から国道32号へ合流し、むかうのは奥太田渓谷。国宝・薬師堂の標識を目印に、脇道へと入り、さらに分岐を山の方へと向かう。離合の難しい細い山道を、ずっと奥へ。
 この道は来るたびにどこか工事をしていているような気がする。今回も、目的地まであと少しというところで通行止めになっていた。少し歩けば到着するはずと思い、車を停めて歩きはじめる。雨は降っていないので、ウィンドブレーカーは持たない。
 距離にして数百mであったが、最後のカーブのところで道が切れている。初めて訪れた際は道が崩落していた場所であったが、今回も落石を機に新たな道を付け替えているらしい。土と石の山を越え、工事車両の脇を通してもらって、滝見台に到着。

Ds3_2011

 このエリアだけ、気候が異なるかのように、紅葉時期が早い。また音女の滝は枯れていることもあり、中々タイミングの難しい場所だが、今回はいい時期に訪れたようだ。これで晴天だったらもっと良かった。

Ds3_2012

 木々の間から音女の滝をアップで狙ってみる。

Ds3_2024
Ds3_2025

 少し角度を変えて 全景を写す。ここでもやはり広角レンズが活躍。
Ds3_2031

 通行止めのおかげで、お気に入りの風景を独り占めすること30分。しっかり堪能して、音女の滝を後にする。
 車を停めた場所から、奥太田渓谷を臨む。滝は陰に入って見えない。

Ds3_2042

 高知ナンバーの車が一台、私の隣に車を停め、3人連れが出てきて、カメラ片手に道を歩き始める。すぐ先が工事中だが、何とか越えられますよと教えてあげたが、泥の山を越えていくことはないだろうと思いつつ、奥太田渓谷を後にする。

 あとは国道をまっすぐ帰路につく。高速ができてから、国道32号線も快適な道となり、帰宅までの時間は約2時間。

 走行距離296km 7,445歩。久々の紅葉期高知遠征は、天候以外は恵まれ、気持ちのいい一日を過ごすことができた。

2013/11/11

紅葉滝めぐり その② 翁の滝

 11月10日 紅葉滝めぐりの続きです。

 アメガエリの滝のある瀬戸渓谷を後にして、早明浦ダム湖畔に戻り、今度は大北川を遡る。目的地は翁(おぎ)の滝。滝めぐりを始めた頃、紅葉と滝のコラボが見事な滝と聞いていたが、なかなかいいタイミングで訪れることができない。はじめてオフ会に参加した際は、いい時期だったが、それ以後は紅葉時期にはなかなか高知方面に遠征できていない。

 大北川沿いの渓谷も、色付きよく結構いい感じ。目的の翁の滝も、小雨の中、少し煙ったかんじだが、色づいた木々に囲まれて見ごたえがある。

20131110b

Ds3_1987

Ds3_1992
Ds3_2001
 ここもFBに投稿しようとスマホで撮ったが、通話エリア外であったため、大川村役場近くまで戻った際に投稿した。先のアメガエリの滝と合わせ、JJJさん達からすぐにコメントが入ってきた。これから紅葉を見に訪れる人たちへの情報になればいいなと思った。

 約30分位堪能して、翁の滝を後にする。

 ダム湖畔に戻ると、マラソン大会の真っ最中。懸命に走るランナーの邪魔にならないよう、県道265号でダム湖を離れ、道の駅土佐さめうらに。
 最近、道の駅をのぞくのが楽しい。テレビの影響もあるが、その土地のいろいろな情報が見られるのと、お土産を買うにもちょうどいい。

 下の写真は、道の駅でのもの。この頃は一時的に晴れてきており、鮮やかに色づいた葉が、青空に映えていた。

Ds3_2009  

 コンビニで昼食を取った後、次の目的地向かう。
 次の場所も、紅葉時期と滝の水量が予想しにくい、けれど両方がそろえば美しい、お気に入りの場所である。

 つづきます。

 

2013/11/10

紅葉滝めぐり その① アメガエリの滝

 ここ数年は紅葉期に高知方面を訪れることができなかったので、今年は是非とも思い、計画をしたのだが、あいにくの雨予報。先週の小田渓谷は雨でも撮りたい絵があったが、こちらはどうだろう。
 朝日狙いで一度は早起きしたが、曇り空なので一時間ほど二度寝。6時過ぎに出発して、大豊方面を目指す。湖畔マラソン準備中の早明浦ダムを通過し、ダム湖にそそぎこむ瀬戸川を遡る。道沿いに見えるはずの七尾の滝・瀬戸川支流の滝などが見えないのは、最近はこのエリアに雨が降っていないということだろうか。ダム湖貯水量は100%なのだが。
Ds3_1885_2
 瀬戸川は魅力的な渓谷であり、かっては紅葉の時期によく走っていた。久しぶりに走るとやはり気持ちの良い場所である。

 右と下の写真は、渓谷の途中にある天狗岳と周橋周辺でのもの。
Ds3_1889
Ds3_1897

 アメガエリの滝に着いたのは8時半過ぎ。小雨が降っている状態で足元も悪いので、フード付きのウィンドブレーカーに長靴履きで、滝へと降りていく。
Ds3_1903
Ds3_1904
 周辺の色づきはいいが、前面にかかる葉の色が悪い。茶色っぽいし、落ちた葉も多そうだ。
時期的にはいい感じなので、天候が良ければ訪れる人も多いだろう。

 前面の木を避け、滝側面に回って周囲の木々を取り込む。使用するレンズは、最近入手したSIGMAの12-24mm。従来使っていたキットレンズにワイコンをつけたものよりは写りがいいようだ。
 Ds3_1909
Ds3_1926_2
 左岸側に滝の上に向かう遊歩道がある。そちらに向かう途中、木々の間から滝を臨む雰囲気がなかなか良かったので、スマホでも撮ってFBに投稿した。

 滝の中段や滝の上部からもいろいろ狙ってみたが、今一ついい感じにならない。いつもはすぐ車に戻るのだが、そのまま遊歩道を歩いていくと、時々いい色に出会う。
Ds3_1946
Ds3_1947

Ds3_1951

 遊歩道の途中につり橋があった。揺れるし、急いで渡ろうとすると濡れた板の上で足が滑る。さほど高くはないが、高所恐怖症の私にとってはやはり怖い。
Ds3_1955
Ds3_1960_2
 橋を渡ってすぐのところにある剣ヤ滝。

 瀬戸渓谷には何度も来ているが、この剣ヤ滝に来るのは初めて。車道からは見えないので、場所がわからなかった。

 右下に映る淵は、結構広さも深さもあり、い感じだった。後で調べると蛇淵というようだ。
 色づいた木々と、落ちた葉に囲まれ、滝もいい感じである。

 剣ヤ滝を撮ったあと、再びつり橋をもどる。
下の写真は、つり橋から本流の方を撮ったもの。揺れる橋の上からだが、いい感じで撮れた。
Ds3_1966

 1時間半をアメガエリの滝周辺で過ごし、次の場所に向かう。天候には恵まれないが、紅葉は楽しめそうだ。

 つづきます。

2013/10/28

知られざる香川の滝

 台風接近によって激しく降った雨が上がり、近くの香東川の潜水橋が通行止めになるほど川の流量が増えた27日、こういう機会こそ香川県内の滝を巡ることに。

201310271000_23_2
 主目的は、雨の直後に再訪したいと思っていた塩江町・細井の滝。塩江奥の湯温泉の先にある滝なのだが、内場ダムを過ぎてから道を間違え、県道154号に入ってしまった。行き止まりまで達して引き返す途中、音に魅かれて車を停めて沢に降りてみる。

 2mほどの、滝とも呼べない流れだが、雰囲気が良くて三脚を据えてしまった。

 小さな沢だが、さすがに水量が多く、見ごたえのある渓谷になっている。水の色も、濁っていない淡い緑色をしていて、香川県の渓谷とは思えない?

 さらに戻る最中、再び水音に魅かれ、車を停めて木々の向こうを透かし見る。かなり立派な滝が見えた。

 滝は対岸にある。滝前に立つためには沢に降り、渡渉する必要がある。長靴に履き替えて、沢に降りる場所を探す。流れは思ったより早く、深みにはまらず、流れに足を取られないよう、注意して沢を渡る。滝は対岸で感じたほどの落差はないが、ちゃんと滝とよべるサイズである。
201310271022_26
201310271023_30
 雨の後の俄滝かもしれないが、結構雰囲気のある滝である。

Space
 県道7号に戻り、奥の湯温泉脇を通過して、竜王山キャンプ場方向へ。場所は覚えていたので、車を停め、林に踏み入れる。赤いテープを頼りに奥に進むと、いい感じの場所に出て、目の前に細井の滝が現れる。
201310271103_35

 思ったより水量がなかった。土曜日まで雨が降ってくれていたら、もっと見ごたえがあっただろう。大豊の塩降の滝を思わせるような、二つの流れの組み合わせ。また訪れたくなってしまった。
201310271136_47
 右は車道を少し進んでキャンプ場より少し手前で落ちる流れ。回廊のような岩壁の奥にあるため、写しずらい流れだが、これも香川県内なら滝と呼んでいいかも。

 次の目的地は、徳島県側に入ってすぐの滝を初訪問の予定だったが、用を思い出して帰路につく。時間はまだ昼前。

 下の写真は内場ダムの上から見た放流の様子。ゲートを開いてはいないが豪快な放流である。
201310271201_63

 少し寄り道してみる。中村のバス停から山側に入る。竜王の滝がある沢であるが、その少し下流に気になる場所があった。林の中になめらかな岩肌の斜面があり、雨の後は面白い流れになるかもと期待していた場所である。

 残念なが羅期待していたほどのものではなかったが(左側)、同じ場所から本流の方を撮ってみるとやわらかい感じのいい雰囲気が出た(右側)。
20131027a

 これにて今日の予定はおしまい。本日訪れた滝は、ローマさんが教えてくれた細井の滝以外は、すべて無名滝である。雨の後だけの俄滝かもしれないが、それが香川の滝と言っていいかも知れない。


2013/09/24

同僚との滝めぐり &彼岸花

 9月23日 この日は、会社の同僚を連れての滝めぐりが企画されている。仕事柄、私の部のメンバーは皆運動不足気味。見かねた一人が、運動がてらにミニハイキングを提案し、どうせなら普段見られない風景をということで、行先は私に一任された。普段着で訪れられる場所として、神山町の雨乞いの滝を行先に選び、部員全員(5名)参加で遠征決行!

 9時に会社に集合して出発。途中休憩を取りながらでも目的の場所まで2時間と想定していたが、話に夢中で一度道を間違え、少し回り道をしてしまった。
Ds3_1163
 予定の11時を少し回って雨乞いの滝駐車場到着。少し前に工事の為通行止めだったので、どこを直したのかと思っていたら、駐車場が広がり、第二駐車場までできていた。この日、すでに第一駐車場は10台以上の車で埋まっている。こんなに訪問者が多いのは初めてである。

皆バック一つ持ったくらいの軽装だが、私だけザックを背負う。なかには、自分だけなら使わないが、必要になるかもしれないものがいくつか入っている。さらにストックを一本。これも誰かが使う可能性を考えてである。
Ds3_1165
 遊歩道の最初は急坂。慣れない人には最初から難関である。ゆっくり歩こうと声をかけながら、私は最後尾を歩く。男性二人が少し先行するが、女性二人に負担をかけないため、最後尾に私がいた方が安心かと思ってである。

 左はうぐいす滝を前に勇んで撮影する男性陣。

 不動滝・地獄淵・もみじ滝と滝ごとに立ち止まりながら、意識的にゆっくりと登っていく。
Ds3_1186
 観音滝が見えてくると、あと少しである。ここでも男性二人は河原に降りて撮影。今日は水量が多く、迫力があるとはいえ、本滝を見ずしてすでに滝を満喫しているようである。 

 観音滝脇の階段で、降りてくる集団とすれ違う。道を譲りながら、駐車場に車が多かったのも道理だと納得する。すれ違ったのは5家族程であっただろうか。

 そして休憩所を過ぎて岩場を回り込むと、目の前に立派な直瀑が飛び込んでくる。「すごい」と皆一様に興奮するが、私は「右を見て」と右方向を指さす。岩場輪をさらに回り込むと、雨乞いの滝・雌滝が正面に現れる。
201309231

Ds3_1198_2 Ds3_1198_3  水量が多いのと、倒木で動けるスペースが少ない。長靴であればと思うが、今日は仕方ない。何とか三脚を据えて撮影開始・・・。と気づくと、他の皆は一通り撮影して満足したのか、休憩所の方へ戻ろうとする。慌てて呼び止めて、記念撮影。滝仲間と行けば、記念撮影はいつも私の役目なので、こういうときでも記念撮影はしておきたい。ただ、慌てたので少し不明瞭な記念写真になってしまった。

 皆が休憩所に戻った後も、少しだけ撮影続行。
201309232

 休憩所に戻って、弁当を開く。来る途中のコンビニでそれぞれに買ったものだが、やはりこういう場所での食事は気分が変わって楽しかったようだ。少しは私の世界を理解してもらえただろうか。
Ds3_1215
 食事が終わって一息つくと、もと来た道を戻る。急な坂なのでゆっくり降りるよう皆に注意しておいて、私はやはり最後尾をついていく。ストックは女性の一人に渡してある。急坂はまともに降りると膝にくるので、少しでも負担が減らせればいい。

 右の写真は観音滝を滝口から。

Space
Ds3_1239_2
 途中の流れが、きらきら光って綺麗だったので、ここでも数枚。

Space_2
 駐車場まで戻ると、第二駐車場まで車で埋まっている。さすが百選滝というところだが、正直これだけの人が訪れるのを見たのは初めてである。

 お土産と休憩のため道の駅に寄った後、高速を使わずに一般道を走る。途中工事中の為、川沿いの細い道を走ったのだが、離合の難しい道なので、対向車があるたびに皆「わっ」と声を上げる。山道を走りなれた身には何ともないのだが、普通に走っている人には怖い道かもしれない。

Ds3_1243  香川県に入り、彼岸花を見るためにみろく公園に向かう途中、ふと思い出して寄ってみた東かがわ市の田んぼアート。今年はすでに新聞報道されたのだろうか?

 組まれた足場に登るのは、高所恐怖症の人にはつらい。さっと登って、一目見て、すぐ降りていく同僚を見ていたおかげで、自分が高所恐怖症であることを気にすることもなかった。

 そして、目的地のみろく公園である。

Ds3_1248
Ds3_1253

 奥の彼岸花園に着くと、黄色い花はもうほとんど終わっていたが、赤い彼岸花が色あせてピンクに見えるのが面白かった。もしかして、色あせたのではなくこういう色なのだろうか。
 同僚のうち、徒歩通勤をしている一人を除いて、皆彼岸花園の下で座り込んでいた。やはり皆運動不足である。上まで上がってくれば、まだ黄色い花が残っていたのに。

Ds3_1247

 公園内に戻って、赤や白の彼岸花が咲く斜面を通過する。一人でないのでじっくり粘ることはできないが、せっかくなので気に入ったシーンをいくつか撮っていく。
Ds3_1258
Ds3_1263
Ds3_1267

 みろく公園を後にし、途中女性陣の要望で有名なジェラートの店に寄って、評判の味を堪能。会社まで戻った時には16時を少しまわっていた。

 今日の走行距離は190km 7,342歩。一人では物足りない内容だったろうが、今回は仲間と一緒に行ったことに意義がある。自分は楽しかったが、参加したメンバーには楽しめてもらえただろうか。機会があれば、またどこかのおすすめスポットに皆を連れていきたいものだ。

2013/09/09

那賀町秘境滝めぐり案内人?

 以前、kurenaikaiさんを那賀町秘境滝に案内すると招待しておきながら、道に迷って果たすことのできなかった「ボタモチの滝」。再挑戦の日程を調整したところ、8日であれば双方OKということで、「ボタモチの滝」を含めたいくつかの秘境滝めぐりを計画した。
 問題は、台風通過後の不安定な天気。当日も予想は雨であったため、直前までkurenaikaiさんと決行かどうかの打ち合わせを行ったが、少雨決行ということで、とりあえず現地集合とする。

 待ち合わせ時間は8時だが、kurenaikaiさんはいつも早くについているのでこちらも早めにつこうと思い、4時40分に出発。高松では雨だったが、県境を越えると雨は止んでいた。途中眠気に襲われたため、20分ほど仮眠する。これで余裕時間を使い果たしたが、順調に走ることができて、7時45分現地到着。当然kurenaikaiさんは、先に到着して待っている。
 挨拶をしようとしてびっくり、自分の声がひどくかすれている。前日まで風邪気味だと思っていたが、回復していない?。頭痛やだるさは感じないので、装備を整えて出発。

 最初に難関が待ち構える。「ボタモチの滝」がある谷にいくには、坂州木頭川を渡られなければいけないのだが、先日来の雨で増水した川は、濡れずに渡れる場所がない。昔は吊り橋があったそうだが、今はその名残があるだけである。
 Kurenaikaiさんは、靴を脱いで裸足で流れに踏み入れる。私は往生際悪く石伝いに渡っていくが、結局3歩ほどは水の中を歩く羽目になり、靴をぐっしょり濡らしてしまった。
 渡渉してすぐ、前回間違えた取り付き口を、今度は間違えることなく入る。しかし、ほとんど人の入ることのない踏み跡は、思った以上に荒れており、見失いつつ、最初の目印である休憩小屋跡を見つけるまで40分を要してしまった。前回単独で来たとき(2009年5月)は、もっと道がはっきりして迷うことがなかったように思うのだが。

 目印を見つけて安心したので、あとは滝目指して歩くだけ。前回は最初の急坂の途中で休んでしまったのだが、今回は休むことなく急坂を乗り越え、桂さんのHPにはない崩落地点を迂回しながら、1時間半ほどで「ボタモチの滝」に到着。

 「ボタモチの滝」とDs3_0821 言うのは珍しい名前で、kurenaikaiさんもどういった由来でしょうと聞いてきたのだが、私も何故でしょうねとしか答えられなかった。帰ってから竹野さんのHPを確認すると、滝のかかる山がボタモチ山とということで、この名がついたようだ。

 滝のある谷につくと、岩場のよじ登りが待っている。こういう場所になると、kurenaikaiさんの体力とバランスがうらやましい。さっさと滝前まで登っていくのを見ながら、何とか岩場を越えていく。時折、脹脛が痙攣しそうになるが、今回は大したことはない。

 私が滝前に到着したころには、kurenaikaiさんは一通り撮った後の様だったので、左岸の斜面を登って滝壺が見えるポイントがいいですと教えてあげると、さっそく機材を背負って登っていく。私も行きたいが、今日は時間の都合もあるので、正面からの撮影のみ。

 遠方から来るkurenaikaiさんにとっては一度訪れれば十分だが、近場である私にとってはまた違う季節に訪れてみたい滝である。
 ここまで苦労してまでも滝を見たいかといわれそうだが、やはり再訪したいと答えてしまう。
Ds3_0809

 滝前での時間は約30分。kurenaikaiさんも満足してくれたので、元来た道を戻る。しかしながら、ところどころ崩壊した道は、踏み跡をたどっていたはずが、崩落場所で迷う羽目になる。GPSのおかげで、往路をたどる頃ができるので何度か確認しながら、坂州木頭川まで戻ってくる。帰りの所要時間は1時間20分ほど。再び水の中を歩いて車に戻ると、汗でびっしょりとなったシャツを着替え、登山靴と靴下を脱ぐ。当初の予定では、山の神の滝を訪れるつもりだったのだが、時間的に厳しそうなので断念。そうすると、あとは軽装備でも行ける場所なので、登山靴の役目はこれでおしまい。
 汗が引くまで少し休憩して、次の滝を目指す。

Ds3_0824  次の滝は、川沿いに数km走ったところにある「五郎谷の滝」。私のお気にいりの滝の一つで、道沿いにありながら道からは見えないので、気づく人の少ない滝である。kurenaikaiさんも何度かこの前を通り過ぎながら、滝の存在に気付かなかったようだ。

 水量が少ないと寂しい滝だが、今日は水量豊富で迫力がある。今日は上の段を見る予定がないので、二人とも長靴で沢を登っていく。沢と言っても岩場を越えていくわけで、この時になって、久しぶりに太ももの痛みを感じる。軽く痙攣したりもしていたが、すぐに収まったので、滝前へ。
 この滝も、kurenaikaさんは気に入ってくれたようで、場所を移動しながら撮影していく。道からわずか数十メートルとはいえ、まさしく秘境風。滝前にある倒木さえも、手つかずの自然を感じさせる。写真を撮るには邪魔なのだが。

Photo

 時間は1時半を回っている。遅い昼食を取ってから次の目的地へ。国道まで戻り、大釜の滝の手前から林道に分け入る。途中、湧き水で流された土砂や倒木が道をふさいでいる。2台ともSUVの四駆なので何とか通過できたが、そうでなければ通行不可だっただろう。

 林道はゲートによって行き止まりになる。山の神の滝へもここからアプローチできるが、往復に3時間以上を要するので、今日はパス。今日の目的地、へんど滝は歩いて20分。車が通れるだけの幅がある林道は、流されてきた土砂や落石でふさがれているが、スニーカーでも問題なく歩いて行ける。目的の場所について「着きました。」というと、「あれですか?」とkurenaikaiさんが射す先は、私が最初に来た時間違えた場所。同じように間違えますねと笑いながら、私は反対方向を指さす。木々の向こうに、豪快に水を落とすへんど滝が垣間見える。

Photo_2

 滝前は広くなっているが、水量を増した流れと、飛沫を避けようとすると少し離れた場所からの撮影になる。kurenaikaiさんはタイマーを使って記念写真を撮っていたようなので、この滝も気に入ってくれたようだ。山道を20分歩いてでも、「お手軽滝」と言い切ってしまうkurenaikaiさんだが、私も同意見なのが可笑しいような悲しいような。

 ここでも約30分を費やし、再び20分歩いて車に戻る。歩きながらの話題は、剣山エリアでの熊目撃情報。登山道のあちこちに、熊の目撃情報ありの標識があるが、やはり現実に目撃例はあるようで、注意が必要なようだ。先日、高の瀬峡を走っている際、バックミラーにかすかに熊が写ったような気がしたが、やはりそうだったのかもしれない。そんな会話をしながら、予定通り4時過ぎにゲートまで戻ってきた。次の機会を持つことを約して解散。帰宅予定時間を家にメールしている間にkurenaikaiさんが先行していたが、帰路は同じ方向なので、間もなく追いつく。神山町内で、南方向からくると間違えやすい道に入り込んだkurenaikaiさんにパッシングで知らせたりして、無事山川町まで戻ってくると、私は眠気覚ましのアイスを買うためにコンビニへ。後は寄り道せず、6時10分帰宅。

 走行距離は208km 8,949歩。ボタモチの滝へのルートは歩数が正確に出ていないようだが、すでに久しぶりの筋肉痛が出てくるくらいにハードな行程だった。案内人をかってでたため、自分の方に余裕がなかったが、kurenaikaiさんには満足してもらえたようで、まずは成功といえるだろう。

同行してくれたkurenaikaiさんのHPはこちら。

自然紀行

2013/08/17

2013年 夏の高瀑行 その2

 高瀑のすぐ下、歩くと10分程度戻ったところにある無名滝。この時期は藪をかき分けないと滝前には出られない。水量が少ない時は見栄えのしない滝だが、昨年いい位置に黄色い花を見つけたおいわさんが、今年もそれを狙って藪の中に踏み入れる。
 高瀑の左岸で黄色い花を撮っているとき、Kurenaikaiさんは夏の高瀑は初めてで、黄色い花の存在を知らなかったと聞いた。そういうわけで、今回の黄色い花撮影にもっとも意欲的だったのはKurenaikaiさん。下の写真は、無名滝と、滝をバックにした黄色い花。
Photo

201308151435_306  のぞきの滝は、登山道から見下ろすことのできる滝だが、滝前に出るためには急斜面をトラバースしながら降りなくてはいけない。急ぐときにはスルーする滝だが、今回は目的がある。
 それが「イワタバコ」の花。のぞきの滝を正面に見る岩場の端にやっと数厘咲いていた。
 D5000ならもっといいアングルが可能なのだが、これでは全く見栄えがしない。どんな花だったのか知りたい方は、おいわさん・KurenaikaiさんのHPを!

 目的を果たしたので早々に立つかと思いきや、おいわさんはいろいろ動き回っているので、こちらも三脚を出して、のぞきの滝撮影。
201308151437_310

 早めに装備をしまっておいわさんを待つ。いつも装備の片付けに手間取って遅れてしまうので、迷惑をかけないための行動である。

 登山口まで戻ったのは15時25分。下りのほうが汗をかいたようで、シャツがびっしょり濡れている。Kurenaikaiさんはすぐ着替えたようなので、私もシャツだけを予備に着替える。諏訪神社までの道は私が先行したが、後ろにKurenaikaiさんがいるのを意識したのか、少しペースが速かったようだ。二人しか乗っていないので下り道は楽になるのも理由の一つ。
 登山道にいる間は何とか雨に合わずにすんだが、下界(?)では雨が降ったようで、林道には水たまりがいくつかあった。
 16時過ぎに諏訪神社に到着。秋の御来光の滝訪問を約して散会。帰路、新居浜付近で雨に降られたが、香川に戻ると雨はなし。

 走行距離270km 11,893歩 水量が少ないのは予想通りで、別の目的を持った遠征だが、滝を含めてしっかり堪能でき、連休の終わりをいい感じでしめくくれた。

 同行したお二人のHPも、どうぞ。
 出たがりオヤヂのお出かけ日記
 自然紀行

<< おまけ >>
今回の目的は、この時期だけに見られる貴重な黄色い花。剣山ではこの花を撮るための登山者の行列ができたと聞くが、高瀑では悪路と険しい登山道のおかげで独占できる。このままいつまでも、美しく咲きづつけてほしいと願う。
201308151351_259
201308151352_263

201308151354_268
201308151359_280  

201308151359_282
201308151400_284

2013/08/16

2013年 夏の高瀑行

 恒例となった夏の高瀑。今回は日程決定が遅くなったため、参加者はおいわさんと私の二人。最近は雨がないので、水量は期待できないが、夏の高瀑には別の楽しみがある。
 直前になって、Kurenaikaiさんが参加されることに。暑さが苦手なKurenaikaiさんは先に登っていますとの伝言があり、高瀑直下での待ち合わせになった。

 前回少し遅れたので、出発時間を元に戻し、コンビニでの食料調達を終えて出発したのが6時。すでに外気温は30度を超えていた。
 7時33分、集合場所の諏訪神社に到着。まもなくおいわさんも到着したので、私の車に荷物を積み替えてすぐ出発。登山口に着いたのは8時26分。予定通り、Kurenaikaiさんの車が停まっている。装備を整えて出発したのは8時31分。
201308150907_003
 同行が私一人なので、おいわさんはゆっくりめのペースで歩いてくれる。歩き始めてすぐ息が上がるのはいつものことだが、今日はなぜか左足が重くて、足が上がらないので、何でもないところで躓いて転ぶこと二回!

 おいわさんが、耳元で虫がうるさいとこぼしている。夏には、汗をかくと虫が寄ってくるのが、鬱陶しくて困るのだが、今日の私には秘密兵器がある。
 先日の小金滝訪瀑およびお墓参りの際、虫に悩まされたので、虫よけスプレーを自作してきたのである。
 昨年、スローシャッターさんのブログで、虫よけにハッカ油のスプレーがいいとあったので、ネットで作り方を調べておいた。ドラッグストアでハッカ油と消毒用エタノールを購入し、まぜ合わせたものを水で薄めて、百円ショップで買ったスプレー容器に入れて持ってきている。私の方に虫が寄ってこないということは、効果ありということ。

 右は途中小休憩場所の「のぞきの滝」

Space

201308150928_008
 いつも丸渕で休憩するが、今日はほんの小休止。この場でおいわさんに虫よけスプレーを使ってもらう。小休止といっても、丸渕のきれいな水を逃すのももったいないので、岩場にカメラを置いて、タイマーを使ったスローシャッター撮影。おいわさん得意の方法である。

Space_2
201308150944_009
 丸渕の崖を巻くように登っていき、再び流れ沿いにあるくと、高瀑遠望ポイントがある。
 右の写真を見ても、「どこに滝が?」と思われるだろう。水量が少ない時には、知らなければ、このポイントから高瀑を見つけることはできないだろう。

 このポイントを過ぎればあと少し。「高瀑下の無名滝」をすぎ、「天狗の子育て岩」の脇を通って、急斜面を折り返しながら登り、平坦な場所に出てから、木々の中を抜けると、いつものように高瀑がその姿を現す。
Space_3
201308151000_011
 左の写真は、到着時に時間確認の為コンデジで撮影したもの。時間は10時。思った以上に水量が少なく、下の方では水の流れが見えない。ほとんどエンジェルフォール状態である。

 左岸の途中に人影がある。Kurenaikaiさんである。お互い声を掛け合い、滝下で合流。2時間以上前に到着したKurenaikaiさんは、しばらく仮眠していたとか。

 車で登って来る途中には青空だったのに、今は薄く雲がかかっている。この水量だと楽しみなのは逆光での飛沫。飛沫が見える時間まで時間つぶしと言いながら、おいわさんは左岸を登っていく。
 昨年、滝をバックに黄色い花が撮れたポイントがあり、まずそこに行ってみるらしい。それを聞いたKurenaikaiさんも後を登っていく。少々危険なルートだと思っていたのだが、二人が登っていくのを見ると、私でも行けそうだ。予備のメモリー・バッテリーをポシェットにいれ、ベルトに取り付けるとカメラだけ持って二人の後を追う。このルートは、高瀑の上に出る登山道があるようで、慎重にいけば左岸のかなり上まで行ける。そこで撮った写真が下の絵。今迄で最も高いところまで登れた記録である。
201308151043_034

201308151136_044  下から声が聞こえると思ったら、年季の入った四人組が登ってきた。どう見ても70歳を超えた方々のパーティーだが、ここまで来れるのだから、かなりの経験者なのだろう。装備もしっかりしている。皆滝直下の岩の上に座り、弁当を広げ始めた。

 まだ昼食には早いと思ったので、滝の下方へと降りていく。下の流れを入れて撮ると、高瀑の雄大さがよくわかる。これで青空だったらもっと映えるのだが。

 11時と時間は早いが、後に備えて食事をとる。いつものようにコンビニおむすびだが、滝を前にしての食事はやはり最高に美味しい。

 食事を終えると、右岸の崖を登り、陽が射すのを待つ。

 ときおり陽が射すたびに、カメラを構えるがまだ滝には日が当たらない。時間的にもう少し待たなくてはならないようだ。

 体を預けやすい場所に腰を落ち着け、しばらく待つ。涼しさと、滝の音が心地よくて時折うつらうつらしてしまう。陽が射すと、顔に暑さを感じるので、すぐにレンズを滝に向け、翳るとまたうつらうつら・・・。
201308151207_073
201308151234_166

 おいわさんは私より少し下で構え、Kurenaikaiさんは滝の下方で三脚を据えている。Kurenaikaiさんの場合は、ビデオ撮影もあるので三脚は必要だろう。
 気温は25度。先ほどの四人組の方は食事を終えるとまもなく帰ったようだ。

01
02
03

 久しぶりに、露出補正をかけたブランケット五連写。同じような写真がいっぱいできるが、どれも少しづつ違って捨てがたい。
 下に戻り、記念写真の準備をしながらも、陽が射すとまた連写。
201308151239_175
201308151257_233

 1時を過ぎ、記念写真を撮って高瀑を後にする。今日の主目的の一つは、この帰り道にあるので、そちらで時間を取る必要がある。

 つづきます。

2013/08/13

大川村滝めぐり

 8月11日 小金滝よりつづきです。

 小金滝直下までの行程は短かったものの、この暑さのためかなり体力を消耗した。後は無理をしない滝めぐりへ。
201308111115_57  最初に目指したのは、大北川上流・妃ケ淵。
以前この滝は、滝前に生い茂る木々に邪魔されて全景を見ることができなかった。木々が伐採されたことにより、設けられた滝見台から全景を見ることができる。

 初めてJJJさんのオフ会に飛び入り参加したのは、この滝を見たいというのがきっかけだった。あの当時、妃ケ淵の全景を見るには滝前まで下りるしかなく、降りるためにはロープを必要としていた。そのため、この滝に下りるオフ会があると聞いて、参加させてもらったのである。
これが、JJJさん・なかちゃん。ひろっさんとの出会いであり、そのおかげで今の滝仲間・写真仲間ができた。

 久しぶりに訪れた妃ケ淵だったが、やはり下りるにはロープなしでは難しそうだ。次の機会にはロープ持参で来ることにしよう。

Space
201308111142_63  
 次に訪れたのは白滝の滝。妃ケ淵よりさらに上流、白滝の里を少し過ぎたところにある滝で、この滝は初訪問である。滝というより、傾斜のきつい渓流といった感じだが、面白い流身である。水量が増えると、また面白いかもしれない。

Space_2
201308111145_64
 白滝の滝へのアプローチ入り口にあった面白い看板。何が危険なのだろう。


Space_3
201308111202_68
 大北川の、妃ケ淵とは別の流れにある翁の滝(おぎのたき) ここは紅葉期が有名だが、ここ数年は色づきがよくないと聞く。妃ケ淵のオフ会の際の絵が、自分の撮ったものでは一番いい出来なので、また紅葉期の写真をトライしてみたい。

Space_4
201308111219_72
 早明浦ダム湖沿いを走って、今回気づいた看板、何故今まで気づかずにいたのだろう。
 オスプレイ問題が議論されている中、他人事のように必要性のみを考えていたが、まじかに事故現場を見ると、関連する人々の危機感が伝わってくる。

Space_5
201308111253_73
 夏の光で水の色が美しく映える淵が高知県内にはいくつかある。当初、程野のにこ渕を考えていたが、今日は少し近場で三樽権現の滝。
 ここは、滝めぐりを始めた頃に一度来ただけだが、水の色の美しさは今も印象に残っている。
 あの頃より、少しは滝の魅力を伝えられる写真が撮れているだろうか。

201308111303_78

 いろいろ撮っているうちに陽が陰ってしまった。同じ場所で、全く印象の異なってしまった絵を二枚。
201308111310_86

201308111310_87

 三樽権現の滝を後にしたのは13時。大豊エリアでまだ回りたい滝もあるが、時間的に難しくなりそうなので、今日はこれで終了。滝前での食事ができなかったので、携帯食料を車内でほおばりながら、帰路につく。
 292km 5,741歩。歩いた距離は短いが、実りの多い滝めぐりであった。そして、夏の滝めぐりの難しさを改めて実感した遠征でもあった。

 

2013/08/11

小金滝直下へ

 約一ケ月ぶりの更新になりました。

 早明浦ダム湖沿いに見える小金滝。直下に至る道の存在は知っていたが、今まで訪れることがなかった。今年はと思い、実は先月28日に一度ダム湖まで来たのだが、当日は雨のため断念。今日は晴天に恵まれそうだ。
201308110739_08  
 大豊を過ぎると吉野川には川霧が立つ。かなり過ごしやすい気温である。小金滝が見える駐車場に着いたのは8時前。見上げた小金滝は水量が少ないようだが、直下を目指すにはいい水量だろう。

Space
201308110741_12  駐車場脇の小滝。これを小金滝と間違える人もいるらしいが、無名なのがもったいないほど、綺麗な滝である。

 登山靴に履き替え、ザックを背負い、トイレ脇の細い道を登り始める。夏の装備として、汗止めのバンダナと、濡らしたネッカチーフを首に巻いておく。今日のズボンは昨年買った薄手の物。サイズ間違いで昨年は使えなかったズボンだが、この半年間のダイエットで履けるようになった。

 登り口の脇、草むらの中に「小金滝」と書かれた木の看板が倒れていた。 明瞭な踏み跡が折り返しながら急な斜面を登っていく。登りが終わると、道は平たんになるが、今度は藪が道を覆うようになり、道を見失いそうになる。木にまかれたピンクのリボンを頼りに先をめざす。2ケ所程、小さな沢をまたぐ際に道が崩壊しており、それが危険個所なくらいだろうか。

 新しいズボンは伸縮性が不足しているのか、汗で張り付いて少々歩きづらい。こういった登りの多い道にはあまり向いていないようだ。

Space_2  
201308110843_13  滝らしい水音が聞こえ始めたころから、リボンを見つけづらくなる。木々の間から滝らしいものが見えたので、聞いていた小金滝下の小滝だろうと思い、後で寄ろうと思ったのだが、滝の方向にリボンを見つけてしまったので、それに従って滝の前に出る。

 小休止を兼ねて小滝を撮影。ここはまだ通話可能エリアなので、スマホで撮ってFBにアップ。

 小金滝はこのすぐ上にあるはずなので、崖を巻く道を探しているうちに、上方にピンクのリボンを見つける。倒木と落石で進みづらい道を何とか登りきると、崖を水平にわたる踏み跡があり、小さな尾根を越えると正面に小金滝が見えてくる。
 登り始めて約一時間。通常なら30分程度で到着すると聞いていたが、小滝に寄ったのと、迷い気味だったせいだろう。
Space_3
201308110919_23
 小金滝直下に到着して、スマホを見るとここも通話可能エリアだったので、時間記録もかねて撮影してFBに投稿。小滝の写真投稿に「涼しそう!」とのコメントがあったので、「別世界の涼しさです」とコメントしておく。

 上段の滝壺を見たいと思い、ルートを探す。行けそうな感じもあるが、私のバランス感覚では少々危険そうだ。渓流靴があれば可能だったかもしれない。危険を避け、下段から見上げるだけにしておく。

201308110922_29

 レンズを望遠に交換し、滝口をアップで!
201308110926_32

201308110937_52  約一時間を滝直下で過ごしたあと、小金滝を後にする。ここでの撮影は、スローシャッターだけでなく、1/250程度も使ってみたが、ここでは結構はまった感じ。

 もと来た道を戻り始めた途端、道を見失ってしまう。滝を目の前にして興奮してしまい、最後の尾根越えを失念してしまっていたのだ。尾根を少し登ると踏み跡が見つかったので、それを伝って戻る。崖をおりると、小滝とは別方向にピンクのリボンを見つける。往路では気付かなかった標である。この辺りも、藪と倒木と落石で道がわかりづらいが、いくつかのリボンを通過すると、明瞭な踏み跡に戻ってきた。

 帰路は約30分。急な斜面は、登りより下りのほうが危険なので慎重になる。降りてくるにつれ、気温が上がったかのおろすのももどかしく、クーラーを入れる。トイレの水道で手を洗い、凍らせておいたミネラルウオーターを飲んで、一息いれ、、この後の予定を考える。距離的にはたいしたことはないが、暑さに参ってしまったので、後は楽な行程にしよう。

  つづきます。

 

2013/07/15

リベンジ法螺貝の滝

 7月14日 日曜日の訪瀑記です。 

先週、道を見失い訪瀑をあきらめた法螺貝の滝。剣山がらみのキャンペーンで法螺貝の滝の写真を見る度、どうしても行かなくては…という気になってしまう。という訳で、さっそくリベンジである。

201307140914_06  今日は徳島市経由で那賀町役場側からスーパー林道へ。距離を測ってみると南国経由より距離的には20km程短いが、所要時間は3時間強とほぼ同じ。9時丁度に登山道入り口に到着し、装備を整え登山道に入ったのは9時15分。

 入り口の看板にあるように、このエリアで熊の目撃情報があり、ザックにはクマよけの鈴を取り付けてある。実はこのクマよけの鈴、5月の高瀑訪瀑時に拾ったもの。自分でも持ってはいるが、こちらの方が音が気にいったので、最近はこちらを愛用している。

201307140949_14  さすがに登山道だけあってよく整備されている。崩れた斜面をトラバースする際にも、踏み跡はしっかり固められ、トラロープもあって、歩きやすい。しかし、足を滑らせると大怪我をすることになるので、気を抜くわけにはいかない。先週の大法螺橋からのルートに比べると、こちらは初心者向きのルートといえるだろう。

  歩き始めて約15分で一度沢に降りる。木橋がかかっているので渡渉するようだが、地形図では右岸をずっと歩くはずなので、GPSで再度地形を確認する。アップにしてみると、すぐ下流で二本の流れが合流するようだ。この分岐が地形図で確認できなかったので、桂さんの案内図でも位置がわからなかったのだ。大法螺橋からのルートもこの道に合流するはずだが、その場所は確認できなかった。

201307141031_24  予定通り1時間ほどで、法螺貝の滝到着。登山道はこのまま続くが、私の行程はここまで。アップダウンが少なく、歩きやすい道だったので、途中スカーフを濡らしたり、行程写真を撮る以外には立ち止まることもなく、少し拍子抜けするほど。秘境滝制覇と意気込んできたが、割とメジャールートで訪れやすい滝だったようだ。

 右の写真は到着時間確認用にコンデジ撮影したもの。滝壺の下流は、切り倒された丸太などがあって容易に左岸に渡れるので、まずは大きな岩の陰に装備を置き、汗でびっしょりのシャツを脱ぐ。岩にかけて乾かしながら、D300sを三脚にセット。三脚は二度目の修理から帰ってきたベルボンのネオカルマーニュ645。やはりこちらの方が馴染んでいていい。自由雲台とクイックシューを取り付けているので、セットも手早くできる。

 滝の正面にセットすると、まともに飛沫が飛んできて、ノースリーブのTシャツだけでは寒いくらいになっったので、慌てて脱いだシャツを取りに戻る。

Photo

201307141052_33

 さほど高くはないが、やはり剣山のふもと、秘境雰囲気があって楽しい。一段落すると、少し早い昼食。やはり滝前での食事は最高!

 食事を終えるとレンズを広角に変えて、横方向で滝の全景を撮る。落差がないので簡単かと思ったが、引きがあまり取れず、障害物も多くて、横方向のいい構図がなかなか決まらない。

201307141118_50

 1時間以上を滝前で過ごして、法螺貝の滝を辞す。機会があれば、このまま登山道を歩いてみたいと思いつつ、もと来た道を戻る。滝からすぐ下の沢で、2人連れの釣り人が食事をしていたが、こちらの声は届かなかったようだ。帰りはほぼ1時間。車に戻ったところで、ポツポツと雨がおちてきた。一時的な雨だろうと思いながら、急いで装備を片付けていると結構強い降りになった。

 帰りは先週とは逆に、高の瀬峡から南国経由での帰路。どこにも寄らずに帰ったにもかかわらず、帰宅したのは4時過ぎ。

13,517歩 374km 目標としていた秘境滝を、取りあえず制覇。徳島の滝めぐりも次のステップに進めそうである。

 

2013/07/07

高の瀬峡の滝

 目覚めると、窓からは青空が見えた。絶好の訪瀑びよりと期待して、5時出発。走り出すと、西方向は、霧なのか雲なのか微妙な空模様。県境を越える頃には、厚くはないが低い位置に雲があって、これは目的地を変える必要があるかなと思い始める。高知道・法皇トンネルを抜けると「雨」。これはまずいかと思ったが、徳島側に抜けると、天候が良く変わることがあるので、目的地は変更せず。
 6月9日に魚止めの滝訪瀑以来の高の瀬峡は、最近の雨で水量が増え、沢ごとに滝が出現する。渓谷の右岸側にある滝は、この時期木々に隠れてしまって見えないが、左岸道沿いの沢に現れる滝も、結構風情があって好みである。

20130707_1

 スーパー林道を走っていると遠望できる「黒滝」。接近できるルートがあるらしいが、まだ見つけていない。

201307070920_022

 スーパー林道沿いにも、俄滝が出現する。綺麗な滝とはいいがたいが、撮ってみるとそれなりに絵になる。

201307070946_030

20130707_2

 先日訪れた、魚止めの滝を遠望。

201307071015_039

 通常なら、訪問予定の秘境滝に直行するのだが、何度も停まって撮影しているのは、天候ははっきりしなくて、訪瀑を躊躇しているからである。時折陽が射すのだが、雲が晴れることはなく、雨に変わってもおかしくないように思える。しかし、目的の滝の入り口まで来てしまったので、トライすることを決意する。
 ほぼ1ケ月ぶりに登山靴を履き、装備を背負って、法螺貝の滝をめざして、剣山登山道の一つに足を踏み入れる。

 つづきます。

 

2013/07/02

本山町 おるいの滝・樽の滝

 6月30日 新宮あじさいまつり より続きです。

 朝方まで雨が残っていたようなので、雨の後にしか出会えない滝を訪れることに。
 国道をそれ、白髪山登山道に通じる林道に乗り入れる。途中から未舗装になるので、普通車では入りたくない道である。林道に入って約1kmで、「おるいの滝」の標識が現れる。

Photo

 ここは雨の後でしか見られない、幻の滝。落ちているときに訪れるのは2度目である。新緑に囲まれ、滝の音と、下の渓谷の水音しか聞こえないので、落ちついてゆっくり癒される。

201306301009065  おるいの滝から、未舗装の林道を3km進むと樽の滝。FBのプロフィール写真のバックに使っている滝である。何度か訪れているが、今回が一番水量が多い。
 時折霧がかかり、滝の上部が隠れてしまうこともあるし、飛沫がまるで雨のようにかかってくる。フードつきのウィンドブレーカーを着て正解だった。撮影の際も、何度もレンズを拭うことになるが、今までで最もこの滝が魅力的に思え、何度もシャッターを切った。
 最近、広角レンズで滝を横方向で撮ってみることが増えた。縦方向の方が、滝の高さがよくわかるのだが、滝周囲の雰囲気を取り込むときには横方向の方がいい。こういう時、ワイコン付のレンズが活躍してくれる。

 

201306301019074

 充分に堪能して、さあ次の目的地へ…と思ったとき、悲劇が起こった。
 三脚の足場がなく、脚の一本を石の間に挟まれるようにしていたのだが、不用意に動いたため、石が転がり、脚の細い部分が折れてしまった。石突きの交換修理が終わったばかりなのに・・・。すでに生産終了した製品なので、修理を問い合わせてみなくてはならない。最も利用頻度の高い、お気に入りの三脚なので、何とか修理したいものだが・・・。

 滝前から降り、ひらけた場所に出ると、パラパラと雨が降り出した模様。空模様から、これは今日は天候の回復はないと判断し、小金滝直下への訪問をあきらめ、別の滝を探すことにする。

 以前から探している本山町の平家の滝を訪れるため、車で藪漕ぎをするような道に入り込む。途中車を置いて、行けるところまで歩いてみたが、やはり滝は見つけられなかった。植林の期に覆い隠されてしまったのだろうか。この滝は、新たな情報をつかむまではあきらめるしかないようだ。

 国道に戻り、早明浦ダムの見えるコンビニで昼食を買って、次の目的地へ。行先は鏡川源流域のたきである。


2013/06/23

八栗寺から大窪寺へ

 先日の四国新聞で、八栗寺の菩提樹の花が見ごろを迎えたとあった。昨年、ある写真サークルで菩提樹の写真を見せてもらってから、興味があったのでこの機会にと訪れることにする。
201306230837_02
 実は先日、足の小指を角にぶつけてから痛みが引かず、滝めぐりに出るには不安があった。新宮のアジサイがまだ五分咲きということもあり、近場を訪れるにはいい日程だ。

八栗寺を訪れるのは20年以上ぶりになるだろう。 ケーブルカー乗り場に車を停め、参道を登っていく。結構急な坂道だが、距離は短いので、息を切らしながらもなんとかノンストップで八栗寺に到着。
 目的の菩提樹はすぐに見つかったが、花はすでに終わっていた。無駄足だったが、せっかくなので本殿や太子堂をまわってみる。五剣山(四剣山?)をバックにすると寺の建物はそれぞれ結構絵になる。境内には四季折々の写真も飾ってあったが、紅葉期や雪が降った後は、見事な風情だったので、また訪れてみたい。
201306230839_03  
 菩提樹のところに戻ってくると、売店のおばちゃんが参拝者に菩提樹の説明をしていた。
 この菩提樹は古くからあるが、有名になったのはここ10年程のことで、木が大きくなって見栄えがするようになってかららしい。咲き始めから終わりまで一週間くらいで新聞に出た日が日程的に最後かもと言っていた。
 五剣山をバックにして菩提樹の葉をアップに。
Space
201306230851_10_2  もう一枚。花の咲いている時期に、バックが青空だったらどんな感じだろう。いろいろな角度が試せるので、来年に期待である。

 参道を降りていくと、道が思った以上に急であったことに気づく。パラパラと雨も降りだしたので、急いで車に戻り、次の目的に向かう。

 向かったのは大窪寺。アジサイが見頃というので訪れてみたが、アジサイ園に入るには、入場券をもらう必要があるらしい。そこまでしてアジサイ園に入る気にもなれなかったので、何もせずに大窪寺を後にする。
 大窪寺まで来て何もしないのももったいないので、近くのみぞおちの滝へ。
Photo

 この滝は何度か訪れているが、下に降りたことがなかった。今回は道からではなく、滝前に降りて撮ってみる。修理に出していたベルボンの三脚が思ったより早く戻ってきたので、今回は試しに使ってみるのにいい機会である。木々に邪魔されて道からは全景が撮れなかったので、下からの撮影は正解だった。ただ、急斜面を降りると痛めた小指に違和感があって、まだ治るのに時間がかかるようだ。
 滝の水量は思ったほどではなかった。あれだけの大雨の後でも、二日経つとこの程度になってしまうのだろうか。香川の滝を訪れるタイミングは難しい。

 帰宅したのは昼過ぎ。ほんの数時間のお出かけで、目的を果たせなかったのもあって消化不良だが、こんな日もあっていいのだろう。
今日の歩数は、八栗参道を歩いてたおかげで 6,644歩。休日を無駄にしなかったので良しとする。

2013/06/09

那賀川源流域 魚止めの滝

_01  剣山スーパー林道から遠望できる魚止めの滝。以前なかちゃんと一緒に訪瀑の予定を立てたのだが、直前の大雨でスーパー林道が通行止めになったため中止になってしまった。林道が一部開通したのを機に、訪瀑予定を立てる。先にKurenaikaiさんが訪れているので、道のほうは心配ないだろう。

 魚止めの滝は、高知と徳島の県境付近、高の瀬峡からスーパー林道に入った先。最も早いルートだと、高速南国ICでおりてR195を進むことになるので、四国四県をすべて通過することになる。
 朝5時に出発したが、どうも体調がすぐれないので、永瀬ダム湖畔の休憩所で40分程仮眠して、高の瀬峡に入ったのは8時頃。スーパー林道から逸れて、少し入ったところで車を停める。もう少し進めるはずだが、通行止めの札があるので、侵入を思いとどまる。歩いても大した距離ではないはずだ。
 装備を背負い、林道を歩き始めて5分程で、支流の沢に出会う。この沢をさかのぼると「不動の滝」があるはずだが、こちらは帰りに寄ることにして先に進む。桂さんのHPでは沢を過ぎてすぐの空き地に車を停められるとあるが、沢をまたぐ橋は落ちており、車は通行できない。
201306090849_117
 しばらくは歩きやすい道がつけられていたが、最初の砂防堤を超えたあたりから、道が崩壊していたりして、明瞭な道を見つけられなくなる。
 二つ目の砂防堤の手前では、岩に張り付くようにして進むことになるのだが、ザックを背負っているとバランスを崩してしまいそうなので、一度沢に降り、渡渉して岩場を迂回する。後で気づいたことのだが、岩場には石をコンクリートで固定してあり、沢に降りやすいような手掛かりを作ってくれていた。

201306090905_003_2  三つ目の砂防堤を高巻きして越えていると、上方に踏み跡がある。 踏み跡をたどっていくと、四つ目の砂防堤が見えてくる。桂さんの情報より砂防堤の数が多い。桂さんが訪れた後にできたものがあるのだろう。
 まだ先に砂防堤があるかもと思い、そのまま踏み跡をたどっていくと、滝状の崖に出会う。そのままでは先に進めないので、少し戻って砂防堤の脇に降りる。先ほどの滝は、魚止めの滝の下にある無名滝の筈なので、魚止めの滝まではもうすぐだ。

 無名滝を過ぎてから、右岸の雑木林にはいって岩場を超える。すぐに支流の沢に出会うので、本流の奥のほうをみると、魚止めの滝がおちている。砂防堤を越えたりするのに時間を取ったため、出発してから1時間半が経過していた。

201306091007_015

 滝に接近し、一段下に装備を置いて、何枚か撮った後、カメラと三脚だけをもって滝前に出る。この時につけていたレンズは17-70mmだが、全景が入らなかったので、戻ってワイコン付18-55mmを取りに戻る。

201306091

 滝前に出ると、位置によっては水しぶきが凄い。滝壺がなく、開けた場所なので、いろいろな角度から撮ることができる。

201306092

 夢中で撮っていると、約1時間が経過していた。少し早いが昼食にする。やはり食事は滝前で取るのがおいしく食べるコツである。
 滝を背にして、山を見上げると、スーパー林道の一部が見える。あの場所から遠望していた
滝を直接訪れることができ、念願の滝をまた一つ制覇した達成感を感じることができた。

 魚止めの滝を後にして道を戻る。まずは下の無名滝を撮影。
201306093

 小さいが趣のある滝である。小さな滝壺の脇に何かの動物の下あごの骨があった。こういうに出会うと、秘境の滝だとますます実感できる。

 いろいろルートを探しながら歩いたが、結局往路のルートを戻ることになった。魚止めの滝から1時間と少しで不動滝のある沢まで戻ってきた。
 桂さんの情報では沢沿いに道があるとのことだったが、崩壊して道らしきものは見えない。何とか通りやすい場所を探して歩いていると、割と新しい足跡がある。もしかしたら
Kurenaikaiさんのものかもしれない。
 少し登っただけで上のほうに滝が見えてくる、遠目に見ても結構立派な滝である。
201306091236_076

 岩場を超えて、滝の前に出ると、正面の一番いい場所にまたしても動物の骨。しかもこちらはかなりの部分が残っている。毛皮や骨の大きさから狸かなと思った。
201306094

 三段30mほどの滝だが、綺麗な形をしている。好みの滝である。三段全景を撮ることができないのが残念。

201306095

 不動の滝からは10分足らずで車まで戻ってきた。途中、パラパラと降り出したと思っていたら、車に戻ったころには本格的な雨になっていた。この後も訪瀑の予定を立てていたが、時間に余裕もないので今日はこれで引き上げることにする。
 あとの予定を取りやめたので、帰りのルートはもと来た道を戻ることに。高の瀬峡を下り、R195経由で南国から高速にのるが、ずっと雨模様だった。
 帰宅したのは16時。高松ではほとんど雨は降っていなかった。

356km 5,996歩 単独では久しぶりの本格的訪瀑だったが、念願の滝の一つを制覇でき、満足感一杯の一日であった。

 

 

2013/05/27

再び船窪ツツジ園へ

 ツツジ園から高越寺を目指して歩く人は結構多い。この季節、この天候は絶好の山歩き日和といえるだろう。
 40分弱でツツジ園まで戻ったのは、正午過ぎ。ツツジ園のあちこちでお弁当を広げている人がいる。陽が当たり、明るくなったツツジ園は、少し鮮やかさを増したようで、朝よりもいい感じに見える。

20130526_17_2 20130526_18

 朝方は灰色のバックだったが、少し青が入るだけでずいぶん違う。再び戻ってきて正解だった。盛りを過ぎたとはいえ、ツツジ園をそれなりに楽しめた。高越寺に行かずに帰っていれば、不満だけが残っただろう。

20130526_19 20130526_20

 お弁当を抱えた人たちが、ツツジ園に上がってくる。この天気なら、こちらも絶好のハイキング日和だろう。

 上がってくる人とすれ違いながら、駐車場に戻ったのは1時前。まだ駐車場に入ってくる車が多いので、来た道を戻るのは離合が大変そうだ。あらかじめ予定した通り、駐車場から南側へ抜けるルートをとる。この道沿いにあるのは、母衣暮露の滝。

20130526_21

 水量微量だが、逆光と緑が結構いい感じで撮れた。

 あとはまっすぐ帰路につく。眠気覚ましに途中でソフトクリームを買うのが最近の習慣になってしまった。帰宅したのは15時前。

 138km 16,300歩の遠征は、あきらめずに最初の計画通りに実行したおかげで、満足のいくものになった。

 

2013/05/08

2013年春 高瀑行 その2

5月6日 高瀑行のつづきです。

201305061136_134 日の光が徐々に滝に当たりはじめ、飛沫がキラキラと輝くのがわかる。風に巻き上げられた飛沫が、光を弾く霧となって舞う。

 食事にしてそれから右岸に上ろうと思い、左岸の崖をゆっくり降りはじめる。その時ふわりと白い布が舞うかのように、飛沫の霧が右方向に流れていく。なかちゃんがいい位置にいるなと思いながらも、こちらは動くことができない。

0506_1

 昼食を終えて、羽織っていたウィンドブレーカーを脱ぐ。滝前に着いた時、日陰なのと飛沫のせいで寒かったので、ザックからウィンドブレーカーを出して着ていた。おいわさんも「寒いね」と言っていたので、やはりこの場所だけ温度は低かったのだろう。

 今度は右岸側の斜面を登る。こちらは左岸よりずっと上りやすいが、足の痛みを考えて、無理せずゆっくり上っていく。待っているだけで、光と風のおかげで滝のいろいろな表情が見える。
201305061146_147
0506_2

 同じような写真だが、見ていると飽きないので、何度もシャッターを切ってしまう。
久しぶりに露出補正をかけたブランケット五連写のおかげで、今日一日で300枚以上撮影してしまった。後で整理するのが大変だ。
0506_4

0506_5

 滝前に降りてからも、表情を変える高瀑が楽しめる。

0506_6

201305061248_298  いつものように記念写真を撮ったのは1時前。早く着いたのと、条件が良かったせいでみなしっかり堪能できた。とくにおいわさんは、アケボノツツジを前景にした絵が撮れたことで、大満足のようである。

 いつもなら、高瀑下の滝やのぞきの滝に寄るのだが、今日はおいわさんの事情でまっすぐ帰ることに。何度も撮っている場所でもあるし、今のシーズンどうしても寄りたいという気持ちはないので、了解して帰路に就く。
 帰りはう回路のほうを通過。往路で旧ルートを通ったため、う回路がかなり大回りに感じるが、それだけ以前は急斜面を渡っていたわけだ。
 途中何度も、おいわさんがしゃがみこんで野草を撮影。なかちゃんも続くのだが、私のコンデジではうまく撮れないのでスルーすることが多い。実は下りのほうが足には堪えるので、その間小休止させてもらっていたのである。

Space
201305061357_314
 丸渕でもほんの小休止だったので、かなり早いペースで登山口まで戻ってきた。
 右の写真は、登山口まであと少しというところで目にする赤ノベラ。キラキラと綺麗だったのだが、コンデジではこの程度。

 2時過ぎに登山口まで戻ってきて、すぐ車で林道を戻る。諏訪神社に戻ったのは2時46分。すぐに荷物を積み替え、おいわさんは挨拶もそこそこに、去っていく。山歩きを楽しむには、家庭の理解が必要だから、用があるときにはしっかり応えておかなくてはならないだろう。

 私もなかちゃんに別れを告げ、帰路につく。今日は明るいうちに帰宅できそうだが、林道を走ったおかげで泥だらけになったCROSSROADを洗車してから家に戻る。
 GW最後の日は、好条件の高瀑行。十分にリフレッシュして、仕事に戻る気力も回復できた。
 280km 10,773歩は、歩数以上の充実感。

2013/05/07

2013年春 高瀑行

 おいわさんからGWの滝めぐりの案内をいただいたのは24日。御来光の滝・高瀑がセットだったが、直前の案内だったため、みな都合つかなかったようで、御来光の滝はキャンセル、高瀑行も、おいわさん・なかちゃん・私の三名のみとなった。このメンバーでの訪瀑は久しぶりである。
 一昨日の那賀町秘境滝訪問から、まだ筋肉痛は収まっておらず、朝階段を降りるのにも少し苦労した。しかしじっとしているよりも、動かしているほうがいいようだ。

 6時出発。いつも早く着きすぎるので、途中休憩を入れたりしてのんびりしていると、到着時間はギリギリ。すでにおいわさんとなかちゃんが、待ってくれている。みな私の車に荷物を積み替えて出発。登山口までの30分、松山城お堀端のカワセミの話題で盛り上がりながら林道を進むが、2月以降さらに倒木があったようで、ハイルーフの車では通行が難しそうだ。

 8時31分登山口到着。登山靴に履き替え、ストレッチ体操を行う。いつもは出発まで余裕がなくて行う暇がないのだが、今回は足に不安を抱えているので、しっかり伸ばしておく。ちなみに、ずっと使っていた登山靴は前回の訪瀑で壊れてしまったので、今日の登山靴は冬山登山前に新調した上等の靴である。

201305060852_004  8時42分登山道を歩き始める。この時期の山歩きでは野草を楽しめる。右の写真はイチリンソウだが、裏から見ると紅色に見えるので「ウラベニイチゲ」ともいうらしい。おいわさんが一緒でなければ興味を持つこともなかっただろう。

 沢を流れる水が少ないので渡渉が楽だ。天気は快晴、この時期の山歩きは最高の気分だが、登りがきつくなるとどうしても遅れがちとなる。今日は、同行がなかちゃんと私なので、おいわさんもゆっくり目のペースを作ってくれている。また、野草を見ると立ち止まって撮影しているので、さほど遅れることなくついていけた。

201305060924_012
 時折目にするアケボノツツジ。デジイチでじっくり撮りたいところだが、皆コンデジでの撮影にとどめている。行程記録用のIXYでは、うまくピントが合わせられない。アケボノツツジは何ケ所かで枚数を撮ったが、まともなものはほとんど無かった。

 今回、なかちゃんの希望で旧ルートを通った。一昨年の事故現場で手を合わしたいという思いからである。本来なら避けるべきであるし、実際途中の梯子は撤去されていたりしたが、いろいろな意味で、通ってよかったと思う。
Space
201305060941_017

 9時35分丸渕到着。いつもはデジイチを取り出して撮影するのだが、今回は足を休ませるために、数枚撮っただけであとは休憩。逆にいつもはコンデジだけのおいわさんが、60Dを出して撮影していた。

 スリングバックだけという軽装の方が単独で我々を追い抜いて行った。目的は滝だというが、あの装備だと何が目的なのかと思ってしまう。我々のようにカメラ重装備のパーティーも珍しいかもしれないが。

201305060959_027  丸渕わきの急斜面を上ると、西の冠岳が見えるポイント、そこにアケボノツツジがあるのだが、やはりIXYではこの程度にしか撮れない。

 氷瀑の時期だと、遠望ポイントからの絵も素晴らしいのだが、この時期水量が少ないせいもあって、高瀑がかすかに見えることに気づかない人も多いだろう。

 水量の少ない下の滝を通過し、天狗の子育て岩を過ぎると登りは終わり、開けた場所に出ると、高瀑がその姿を現す。

201305061037_035

 先に来ていた単独行の方は帰っていく。高瀑は、日が当たり始めるこれからが楽しいと思うのだが、まあ人それぞれである。

201305061045_040

 風で向きを変え続ける滝の流れも面白いので、まずは正面真下から撮影。今日のレンズは18-200mmだが、広角用にワイコン付きの18-55mmを持ってきており、時折レンズを変えながら、広角で全景を、ズームで滝口を撮っていく。

 まだ時間も早いので、左岸を少し登ってみる。おいわさんが面白いポイントを見つけたといって左岸の崖をどんどん登っていくのを見ながら、行けるところまで行こうとゆっくり上ってみた。

201305061057_050

 おいわさんは、アケボノツツジが咲いているのを見て、それを前景に滝を撮ろうとしている。先に右岸に上っていたなかちゃんがこちらに登ってきて、おいわさんに続こうとしていたが、ちょっと危険だよとおいわさんが言っている。私はそれ以上登るのをあきらめ、体を落ち着けやすい場所で少し腰を据える。

11時を回って、滝口に日が当たり始めた。

 201305061100_055

201305061132_112   右の絵は、写真としては失敗だろうが、光の加減で枝が雪をまとっているように見える。

 今日は光の加減が難しい。どうしてもオーバー気味になってしまうのだが、無理やりアンダーにしようとすると、真っ暗になってしまう。後でなかちゃんやおいわさんも、露出に苦労したといっていたが、私の今の技術では、この光具合には十分に対処できない。

 日の光が滝に当たり始め、飛沫がキラキラと輝き始める。これからが滝撮影の本番である。

つづきます。

 

2013/05/06

徳島秘境滝同行 おまけ

5月4日 ホウデンの滝訪瀑記のおまけです。

ホウデンの滝訪瀑を終え、kurenaikaiさんは中谷の滝他を見るために、林道の奥に向かった。帰ろうと思ったが、ふと思い立って、久しぶりに中谷の滝を見てみようと、kurenaikaiさんの後を追いかける。

201305041533_45   日浦の橋を超えて、川の対岸に渡ってしばらく進み、小さな沢をまたぐ橋の上から奥をのぞきこむと、滝らしきものが見える。妙に気になったので、道脇のスペースに車を停め、沢沿いに就いた登山道をたどる。

 結構立派な滝だが、調べてもこの滝の記録はないので俄滝だろうか。地形的に滝前に立つことはできないし、前面に邪魔も多いのが残念。
Space
201305041553_48
 林道の奥から、パトカーと救急車がサイレンを鳴らしながら通過。中谷の滝に向かうのをやめ、林道を引き返して帰路につく・・・はずが、対岸に小滝を見つけて思わず停車。近づくと大した滝ではなかったが、レンズフードを落としてしまったので、結局滝の正面に出ることに。

Space_2

201305041626_51  最後は嫁ケ瀧。数年前に防護堤と新たな橋が架けられたため、滝として認識されにくいのだが、橋の名は「嫁滝橋」で、反対側に「嫁ケ瀧」の名が入っている。竹野さんのHPでも紹介されているが、2004年の豪雨被害でその姿を一変してしまったようである。
 おそらく嫁ケ瀧と呼ばれるのは右の写真の最上段の部分であり、その部分をアップしたのが下の写真。
 201305041628_54

 帰り道沿いには、大轟の滝をはじめ多くの滝があるが、今回はスルー。

2013/05/05

徳島秘境滝同行 ホウデンの滝

GW中に、那賀町のボタモチ・ホウデンの名滝を再訪する予定にしており、なかちゃんやkurenaikaiさんにお誘いをかけていたところ、kurenaikaiさんの都合が合ったので同行することに。
kurenakaiさんとは何度か同行したことがあるが、こちらからお誘いしたのは初めてである。

 5時10分出発。本来はもっと早く出るつもりだったのだが、忘れ物に気づき探しているうちに時間が経ってしまった。結局見つからないまま出発。
 阿南経由で行くつもりだったが、出発が遅れたのでR193脇町経由のルートをとる。帰りも同じルートになるので、避けたいコースではあるが、遅れるわけにいかない。ちなみに、ナビに任せると阿南ルートを選択し、所要時間もそちらのほうが短く表示されるのだが、実際にはR193のほうが30分程早い。

7時35分、四季美谷温泉前につくと、kurenaikaiさんはすでに待機中。昨日海南町の滝を回って、徳島で車中泊だったそうだ。
すぐに出発して、4kmほど先の資材置き場跡地に車を置く。装備を背負って、さあボタモチの滝へ出発・・・、だったのだが、4年前に来たときには枯れていた沢が滝となっていたため、取り付きを間違え、全く違う方向に進んでしまった。尾根に上るはずだというと、kurenaikaiさんが先行して探しに行ってくれる。枯れ沢が滝と化した流れが付近に数本出現し、余計に地形が分からなくなった。2時間近く道を探した後、断念して河原に戻る。そこで最初の取り付きが間違っていたことに気づくがすでに遅し。もう一度急斜面を上る気力もなく、もう一つの目的地である、お隣の沢のホウデンの滝にむかう。こちらも2年ぶりである。

 こちらの取り付きはわかりやすいのだが、道はかなり荒れており、何か所か崩壊していた。また、先ほどの急斜面で足に負荷がかかったのか、100mほど登っただけで、膝・脹脛・太ももと次々に悲鳴を上げる。滑りやすい道なので大事を取って休みながら進む。歩いている時間より休んでいる時間のほうが多いくらい。その間、お互いプライベートなことも話すのだが、二人の干支が同じというのは驚いた。つまり12歳違いということである。

 休みながらなので2時間近くかけてホウデンの滝に到着。滝が見えたのでkurenaikaiさんは、さっと登っていく。私もゆっくり上って行ったのだが、最後の岩を超えるところで左脹脛が痙攣してしまった。痙攣が収まるのを待って、滝前までのぼり、こちらも撮影開始。

20130504_1

20130504_2

2年前のGW中の訪問より新緑が濃い。しかし手前の倒木の苔がまだ薄いのが残念。

いろいろ位置を変えていると、kurenaikaiさんが滝前の大岩の上に上っている。相変わらずのバランス感覚の良さで、ああいう場所にも上っていける、私では危険すぎる試みである。

201305041253_20

 滝前にかかる枝、岩などによっていろいろ違った貌が撮れるのが楽しく、一時間近く撮影してからやっと昼食をとる。時間は1時半である。

20130504_3

 13時45分ホウデンの滝を辞して、帰路に就く。帰りは下りが多いので楽だが、やはり滑りやすいので危険。一度足をかけた石が転がった際に、今度は右の脹脛が痙攣してしまった。
 kurenaikaiさん曰く「自分は体力には自信があるが、足が弱くて・・・」。それだけの健脚があれば、うらやましい限りなのだが。
 帰路は約一時間で車まで戻ってきた。時間は15時。そのとき、林道を救急車がサイレンを鳴らしながら走って行った。事故でもあったのだろうか。
 この後いくつか滝を見て帰るというkurenaikaiさんと別れる。私自身も周辺の滝をいくつか見てから帰路に就く。

 帰宅したのは19時05分 220km しかし歩数計が見つからなかったので歩数は不明
誘っておきながら、目標の半分を果たせなかったのは残念。ぜひともリベンジを。

2013/04/30

空振りの徳島藤巡り

4月28日 神光寺のぼり藤よりつづきです。

神光寺を出て南下して、R438に合流する手前で左折し、旧国道にはいる。このルートをとったのはある滝を訪れるため。
201304280930_063
 旧道が府能谷をまたぐ橋の脇に車を停め、すこし川をさかのぼると、二つの砂防堤にはさまれるようにして、目的の滝を見つける。
 以前この滝を探した時、参考にした桂さんのHPでは、まだバイパスが完成しておらず、国道沿いにある谷と紹介されていたため、見つけるのに苦労した。やっと場所がわかったのだが、その時は工事中で車を停めることができなかった。
 実は、谷川沿いの細い道に車で乗り入れたのだが、CROSSROADでは通行不能になりそうだったので、わずかなスペースで回頭して、旧国道まで戻る。回頭する際、ガードレールにこすってしまった。山道を走っていると傷ばかりつく。
 滝口のすぐ上で、岩間を利用して取水設備の方に水を導いているため、滝本流の流れは少ない。上で流れが変わったのか、取水設備の上に水が流れ落ち、あふれ出している。右の写真では木々に隠れて見えないが、こちらの方が水量が多い。

201304280921_054

 もっと水量が多ければ、見栄えのする滝だろうが、今日は残念。又機会があれば訪れることにしよう。今日は数枚撮っただけで、次の場所に向かう。
 向かったのは佐那河内・徳円寺。以前、湯壷の滝を訪れた際に、寺周辺の滝を見るために寄った場所である。その時は冬だったが、この季節滝見橋からは木々に覆われ滝が見えない。この寺のシャクナゲが見事との情報で寄ってみたのだが・・・。
 201304281017_075 201304281028_085

 シャクナゲがあるはずの斜面が崩れており、写真で見たのとは全く違う、単発のシャクナゲの木。情報元の本は少し古いものだが、ここまで変わりはてるとは。ここでも満足は得られず、早々に寺を後にする。この寺で唯一慰められるのは、入口にあるカエルの像だった。

201304281009_067

 元来た道を戻り、神山町から石井町へ。訪れるのは童学寺。この寺も藤の時期に何度か訪れているが、いつも盛りの時期を外してしまうので、今年は少し早めに来てみた。
201304281112_088
本殿下に咲く、鮮やかな黄色い花。この場所も結構お気に入りの場所である。黄色いのはツツジだと思うのだが。

 藤棚の方へ向かうと、まず目につくのは咲き誇るようなツツジ。いつもこの寺では藤よりツツジに目がいってしまう。

201304281113_090

 ツツジの脇を抜けると藤棚。だが、今年は房も短く、色も悪い。濃淡の紫と白で三色藤と言われる童学寺の藤だが、いまは白い藤は見えない。
 藤棚だけをとるより、藤棚の向こうに参拝客がいる方が絵になる。下の写真とは逆方向で、もっと印象的なシーンがあったのだが、撮り逃してしまった。

201304281114_094

 藤は空振りに近いが、風景に人物を取り込む感じが少し分かってきたかも。

 石井町ふじまつりと称して、童学寺を含めた三つの寺の地図が掲げてあった。それを回ってみることにする。
 まず、石井駅そばの地福寺だが、駐車場の場所がわかりにくく、通り過ぎてしまったので、先に石井小学校近くの徳蔵寺を訪れる。
 紹介写真では藤のアーチがきれいだったのだが・・・。

201304281148_104

 
 こちらの藤も、房が短く、色が悪い。これ以上開花が進むようにも思えず、今年は外れ年のようだとあきらめ、地福寺に寄るのも止めた。
 時間はまだ昼前だが、藤巡りはここまでとして、次の目的地に向かうことにする。

 つづきます。

 

2013/04/23

冬に逆戻りⅢ 剣山見ノ越

4月21日 深渕自然公園よりのつづきです。

R439を剣山方向に向かう途中にあるのは、「虹の滝」。しかし滝周辺は工事中だったのでスルーして、そのまま進む。その途中、対岸に落ちる滝がある。
130421_102650
木々に遮られて、気付かずに通り過ぎることの多い滝だが、まっすぐ落ちる綺麗な滝である。竹野さん・桂さんHPにも紹介がない滝で、以前撮った時はなんとも思わなかったのだが、この時期木々がまばらになった上に水量が増えたせいで、かなりの落差があることに気付く。
 右の写真、この上にも木々に隠れて見えないが、二段程の流れがある。三段で50m近い落差があるようだ。滝前まで降りることはできそうだが、藪に邪魔されそうだったので今回はパス。次回は周辺の人に、この滝について伺ってみようかと思う。

 そのまま進んで名頃地区。[案山子の里」の看板を掲げた小さな集落だが、今回通りすがりに鮮やかな桜に魅かれてしまった。
 こちらの桜は、満開を過ぎたあたりだろうか、まだ十分に花を残しており、ピンク色花の塊は、単調な色彩の中でひときわ目立っていた。
130421_105514
130421_110109

 R438とR439が交わる地点、剣山ロープウエー乗り場にある電光標識によれば、神山町へ向かう途中の川上エリアで前面通行止めになっている。三月末に川井峠を訪れた際は、反対側から通行止めの表示だったが、まだ復旧していないようだ。
 仕方ないので、R438で帰路につくことに。途中、見通しの良いはずの見ノ越で、霧に包まれて昼食。何も見えないというのも、また面白いものだ。
 白い視界に変化があったと思ったら、雪になっていた。剣山スキー場跡付近まで来ると、ここでも霧氷に出会う。外気温は相変わらず氷点下。SUVに乗っているおかげで悪天候も楽しめるようになったが、このような状況にあればラッキーとしか思えない。
130421_120720
130421_120633
 温度計はずっと氷点下の表示だったが、一宇川沿いに出る頃やっとプラスに。感じていた以上に寒かったようだ。
 予定の変更したため、まだ時間は早い。どこに寄ろうかと考えていたが、無性に眠くなってきたので、途中1時間近く仮眠してしまった。高松まで戻って一カ所寄りたいところがあるので、そのまま帰路につくことにする。

 つづきます。

2013/04/21

冬に逆戻り 深渕自然公園

 桜のシーズンが終わる頃、いつも訪れたくなるのが三加茂町から東祖谷にぬけるルート。いろいろと思い出のある、お気に入りのルートである。今年も遅い春の訪れを見つけに出かける。

 6時出発。いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達し、R32-県道17-R438へと進む。山合いに霧がかかっているのを見て、少し寄り道。サンライズヒルズCCの手前にある備中池に。
130421_065154  最初から寄るつもりだったら、もっと早く出なくてはならない。雨模様だったので期待していなかったが、微かに朝霧を確認。条件がうまく合えば、不思議な情景を見せてくれると聞くが、どんな条件が良いのか、まだ分かっていないので、時折訪れてみようと思っている。
 今日の撮影では、魅力の一端を見ることができたように思う。
130421_082432_2

 再びR438で三頭トンネルを抜け徳島県側に、R192を西進して三加茂駅を越えたところで山中に向かう県道44号へと進む。

 沢沿いの山道は霧が濃く、視界は時折5mくらいになる。いつもは絶景の桟敷峠からの眺望も今日はなし。この天候では、期待薄かと思うが、逆に思わぬ物が見られるかもと、逆に期待したりする。

 松尾川ダム湖畔にでると、深渕自然公園の入り口。タイミングが良ければここで満開の桜が迎えてくれるのだが、今年は今ひとつ。終わったのかと思ったが、まだ蕾の樹もあるようだ。花は残念だが、やはり霧の中での桜は雰囲気が違って見える。
130421_083225
130421_083845
 霧の中、ひときわ目を惹くヤマツツジ。道がダム湖から離れる辺りには、魅かれるシーンが多い。3年前、買ったばかりのCROSSROADで最初の遠征がこのエリアだった。その時には、流れの脇にある桜を狙ったのだが、今年は今ひとつさえない。周囲を探してみると、淵に降りられそうなので、滑らないように降りていく。この構図は初めてである。何度も来ているエリアなのに、初めてを経験出来るというのは、楽しいものだ。
130421_084300
130421_090526
 更に進んで行くと、おなじみの桜滝。
 20m下の滝がかすんで見えないほどの霧だが、これもまた風情を感じて面白い。名の由来となる桜は、わずかに咲いているように見えるが、殆どの枝には蕾すらない。毎年来ているわけではないが、やはり年々弱っているように思える。来年のこの時期はどうだろう。

 今日は滝下に降りるまでもなさそうだ。この先の落合峠は積雪注意となっていたが、ここまで来ると本当に寒い。車載の温度計に表示は0℃。まさか凍ってはいないと思うが、GWに吹雪にあった場所である。注意して先に進むことにする。

 つづきます。

2013/02/19

林道復活 高瀑祭り? その2

 2月17日 高瀑行のつづきです。

201302171104_029  高瀑到着は ほぼ11時。ザックを下ろし、D300sを取り出して、撮影開始。今日は28-300mmとMACRO可能な17-70mmを持ってきているが、高瀑では広角が有効なので、17-70mmを付けてまず滝下へ。
 この時はまだ青空が見えていた。滝上空に見える雲が、その様子を変えていくのが面白くて、設定を変えながら何度もシャッターを切る。

 おいわさん達が左岸側を登って行くのが見える。私は先に右岸側を登る。こちらの方が青空が映えて見えると思ったのだが、少しづつ雲が増えてきて、青空を隠してしまった。下を見ると、既においわさんは下りており、陽が当たるまで食事タイムという声が聞こえる。私も食事にしようと下に下りる。
 今日の昼食はカップめ麺とおにぎり一個。お湯を沸かす固形ストーブも持ってきているが、朝ポットに入れたお湯がまだ熱い。先週の伊吹山で覚えた、山で温かい食事をする贅沢を、ここでも実践。

 食事を終えて、本格的に撮影開始。
 滝前から今度は左岸へ登る。
20130217_2  
 下りてきたまっすーさんが、左岸の崖は滑りやすいところがあると警告してくれた。実際途中まで登ってみて、まっすーさん達が滑ったらしい場所を見て、そこから先に登るのを断念。適当な高さで左岸の風景を楽しんでから、再び滝直下へ。
201302171158_079
 一度溶けて下で固まった氷の上から雪が降り積もったのだろう、滝の直下には舞台のような氷の台が出来ている。その台に登り、氷壁に張り付くようにして、滝を見上げて撮ってみる。以前なかちゃんのマネをしてみるのだが、あの時とは氷壁の様子が異なるので、同じような画にはならない。それでも、それなりに面白い画になった。青空が見えればもっと映えただろう。
201302171158_086
201302171159_091

 気がつくと、滝の前には多くの訪瀑者たちがいた。takahama奥さんが教えてくれた方たちの中に、「おじょもさん」と「ゆーちゃん」がいる。ともにエントツ山さんの掲示板などで有名な方たちだそうで、おじょもさんは1月の倒木を報告された方でもある。さらには又、犬を連れた夫婦連れらしき方たちも。総勢20人程度になっただろうか。
201302171201_098

 時折風が吹いて、上方の木から雪が飛ばされて落ちてくる。それが滝のように見えるときがあって、とても美しかった。まともに撮れなかったのが残念。
201302171205_120

201302171217_136  再び右岸側、少し滝から離れた位置を登る。
 左の写真でも何人かが写っているが、ここに写っていない人の方が多い。皆それぞれの場所で、撮影しているのだが、改めて見渡すと、三脚と一眼を持ち込んでいるのは我々のグループだけのようだ。皆、メインは滝を訪れることであって、我々のように写真中心ではないらしい。 
 下の写真は、最初に高瀑を目にする場所まで下がって、全景を撮影。
201302171220_140

 滝直下に戻り、なかちゃん・Kurenaikaiさん・おじょもさんがいるのを見て。流れにそって下流側に少し下る。ほぼ正面からの高瀑全景。
201302171255_182

201302171305_187_2
 時間は1時前。記念写真の準備を始める。滝直下に出来た舞台は、記念写真に絶好の場所である。いつもより滝に近づいて、より見上げる形で記念撮影。
 写真には、我々8人にくわえ、おじょもさんにも入ってもらった。100m以上の氷壁をバックの記念撮影はなかなか壮観である。

Space_2
201302171337_200
 1時10分 高瀑を後にする。
 いつものように、高瀑下の無名滝での撮影タイム。少し溶けかかっているが、やはりいい風情である。
 ここでの滞在時間は10分程。三脚を展開はしたが、撮ったのは数枚。急いで装備を片づけ、丸渕へを下る。

 丸渕での小休止の際、今回は誰もデジイチを出さず、本当に小休止で丸渕を後にする。

 続いてはのぞきの滝。登山道から見下ろす綺麗な滝だが、滝前まで降りる人は稀だろう。我々おいわさん組は、ほぼ毎回降りているので特に新鮮味はないが、冬期の氷はいろいろな形を見せてくれて面白い。

 下の写真は滝下のアイスオブジェを熱心に撮影するKENさん。
201302171429_225
201302171431_229
 高瀑を後にした時には、おじょもさんやゆーちゃんの組は我々より後にいたのだが、のぞきの滝などをよっている間に、追い抜かれてしまった。
 登山口まで戻ったのは3時15分。残っていたのは我々の車3台と、もう一台香川ナンバーのレガシー。おじょもさんが香川県の方であると初めて知った。
 雪が融け始め、ぬかるんだ林道をKENさんの車を先頭に下りていく。最低地上高の低いKENさんの車では、こういう悪路はきつそうだ。
 諏訪神社まで戻ったのは4時10分。ここで本日のハプニング。
 最後尾を走っていたおじょもさんの車が、我々の横を通り過ぎた際、後部に異物がついているのに気付き、Kurenaikaiさんが、車の窓をたたいて知らせる。林道に落ちていた木の枝が、後部バンバーを貫いて後ろに突き出ている。私が持ってきたノコギリで枝を切断し、バンバーから抜き取る。倒木処理の為に準備したノコギリの、本日唯一の出番であった。

 4時20分、再開を約して解散。後はひたすら来た道を戻る。高速バス亭でまっすーさんと別れ、帰宅したのは6時過ぎ。

271km 10,899歩 恒例の高瀑氷瀑ツアーは、予想外の完全氷結で今年も大満足。
だが、昨年のことを思うと、皆無事に帰還できたことが、本日一番の成果かもしれないと思った。

Space

2013/02/18

林道復活 高瀑祭り?

 話は1月中旬に遡る。エントツ山さんHPの掲示板にて、成人の日に降った大雪によって、高瀑登山道への林道が、倒木で通行不能になったとの情報がもたらされた。翌週20日、白猪の滝に皆揃ったおりに、Kurenaikaiさんがチェーンソーを持っているので、それで道を拓きましょうということになった。その後、何組かが林道の途中で引き返したのとの報告があった。
 そして2月15日、エントツ山さんの掲示板にて、おいわさんが「チェーンソーを持参しますので、皆さん、我々より後からおいで下さい」という旨の書き込みを行った。

 2月17日 日曜日 5時40分出発。コンビニで朝食を調達し、高速道路のバス停でまっすーさんを乗せる。まっすーさんが大荷物だと思ったら、チェーンソーだった。これで2台のチェーンソーが使えることになる。順調に走って、待ち合わせ場所の諏訪神社に着いたのは7時30分。先に待っていたのはKurenaikaiさん。まもなくなかちゃん、takahamaさん御夫妻と到着し、そしておいわさんとKENさんが到着。総勢8名、高瀑ツアーおいわさん組フルメンバーとなった。スタッドレスを履いた3台(Kurenaikaiさん、KENさん、私)に分乗し、林道へと乗り入れる。
201302170830_234  
 諏訪神社まで、道路上には雪を見なかったが、林道に入るとさすがに積雪が多くなる。新雪の為、フワフワした雪は滑りやすい。注意しながら、どこで道が塞がれるかと期待(?)しながら、林道を進む。途中、明らかに切断された倒木をいくつか目にするが、何とか通過。そろそろかと思っていたが、結局塞がれることなく登山口まで到達。轍が登山口先のゲートより先に進んでいることから見て、林業関係者によって倒木が処理されたようだ。
 我々のすぐ後に高知ナンバーの車が到着。
車から茶色のワンちゃんが下りてきたのには驚いた。屋内で飼われるような、足の短い種類のワンちゃんである。
201302171011_016  8時53分、皆装備を整えて出発。昨冬の高瀑も新雪で、簡易アイゼンでは苦労したのだが、新調した靴はさすがに雪道に強い。昨年あれほど苦労した新雪の道を、滑ることなく歩を進められる。途中、KENさんの勧めで、takahamaさん夫妻となかちゃんはアイゼン装着。まっすーさんはスパイク付長靴、おいわさんとKuenaikaiさんはまだアイゼンを付けない。私もまだ必要を感じなかったので、アイゼンを付けずにいた。このあと、何故か先行する3人(おいわさん、Kurenaikaiさん、まっすーさん)と、後続の4人(なかちゃん、takahama夫妻、KENさん)との距離が開き始める。私はその間をつなぐつもりでいたが、いつの間にか前後無人状態で一人歩いていた。いつものようにのぞきの滝の一休みしている間に、皆揃ったが、すぐに出発。

 丸渕到着は10時3分。降り積もった雪と氷で出来たトンネルを抜けるように、滝の水が落ちている。運が良ければ滝の向こうに陽が差し込むのが見えて、「御来光の丸渕」になるのだが、今日は見られなかった。
 下の写真はこの丸渕で恒例となったアイスオブジェ。まっすーさんも熱心に撮影していた。
201302171017_025

 おいわさん・Kurenaikaiさんともにここでアイゼンを装着してしていたので、私も6本爪アイゼンを装着。12本爪を車に積んできてはいたが、荷物になるので、ザックに入れたのは6本爪。
今の靴なら大丈夫だろうと思っている。丸渕脇の急斜面をよじ登る際も、不安は感じなかった。
201302171034_252  
 再び沢に出て、高瀑を遠望できる場所に出る。右の写真はコンデジで撮影したものだが、枝に着いた氷に日が当たって輝いている彼方に高瀑の上部が見える。今回結構お気に入りの一枚である。
 ここで後から来た一行に追い付かれた。見ると、ワンちゃんがザックから顔を出している。ここまでの道は、ワンちゃんにはきつかろう。

 更に進むと、高瀑下無名滝が見えてくる。見事に青く染まった氷瀑は、いつきても無名なのがもったいないと思ってしまう。
 下の写真は、無名滝と、天狗の子育て岩に育った氷柱。
20130217_2

201302171057_262_2  天狗の子育て岩を過ぎて、最後の急斜面を登り、木々の間を抜けると、開けた空間に高瀑がその雄大な姿を現す。いつ来ても感動を覚える瞬間である。

 つづきます。

2013/01/21

みんな揃った 白猪の滝寒稽古

 1月20日 日曜日 庵治の港からだるま朝日が期待できる時期である。曇り模様であるが、とりあえず庵治の鎌野港へ。ここでの撮影は初めてなので、手頃な場所に車を停めて、港内を探索。堤防脇のエリアに車が2台。朝日狙いか? 片方の車はもしかしたらtomi3さんかも、と思いながら、車に戻る。しばらくすると、車が一台増え、カメラを準備し始めたので、こちらも堤防脇へ移動する。
201301200708_014  カメラと三脚を持ち出して、先ほどの人たちに近づいて挨拶すると、やはり一人はtomi3さんだった。先日の大神子海岸でのだるま朝日について感想を頂いたりしながら、日の出を待つ。

 やはり雲が厚くて、水平線に薄ぼんやりとオレンジ色の光が見えただけ。tomi3さんは早々に撤収したので、こちらもすぐ撤収。これから東温市に向かうのである。
 志度ICから高速に乗る。眠気覚ましに途中PAで休憩しながら、川内ICまで。そこからR11を少し戻り、R494で山中に。時折残る雪を見て、少しは期待が出来るかと思いながら、白猪滝駐車場へ。
 駐車場に入ろうとすると、見覚えのある顔が手を振っている。おいわさんである。お嬢さんのアッシーがあると聞いていたので、今日は来られないかと思っていたが、時間がとれたらしい。長靴を履き、ザックを背負っておいわさんと一緒に出発。
 東温アルプスガイドのことや、最近の野草のことなどを話しながら、遊歩道を進む。有料駐車場を過ぎてしばらく行くと、遊歩道は凍りついて滑り始めるので、滑り止めを付ける。おいわさんはまだそのまま歩いて行く。いくら登山靴とはいえ、相変わらずのバランス感覚である。
201301201007_022_2  白猪の滝が見える直前の歌碑の前で、おいわさんがアイゼンを装着している。私もそこで滑り止めを、簡易アイゼンに付け替える。

 滝は半分くらいの凍結具合だろうか。水流が落ちているのが見える。一昨年は完全凍結だったが、そうそう都合よくはいかない。
 滝見台への遊歩道を歩いていると滑る。足元を見ると簡易アイゼンがはずれている。締め直してみるが、少し歩くと又外れてしまう。滝直下まで辿りついた時、片方のアイゼンはなくなってしまっていた。仕方なく滑り止めをつけ直す。ほんの数ミリしか鋲の出ていない滑り止めでは今ひとつ不安だが、無いよりはずっとマシ。

 滝前には既にKurenaikaiさんが、撮影中。声をかけると、そばにはなかちゃんもいた。今日ここで会えるとは思っていたが、こうも揃うと運命的?それとも物好きの集まりか?
 今日は正道会空手の寒稽古がある。おいわさんからその情報をもらったので来たのだが、皆同じだろう。さすがに今日はカメラマンが多い。寒稽古がはじまるまでの間、皆それぞれ撮影していく。
01

 水が流れているので、氷は既に融け始めている。融け始めた氷柱は透明で、ガラス細工のような美しさがある。
02

201301201112_070  なかちゃんが、壁面に張り付くようにして撮っていたので、私も同じ場所で撮ってみる。
 青空を期待していたのだが、残念ながらバックは曇り空である。

 11時を過ぎ、寒稽古のメンバーが上がってくる。滝壷は凍りついているとはいえ、溶け崩れて下の流れが見えるところもある。寒稽古が出来る場所は限られてくるので、撮影の為のいい場所を探して陣取る。
 おいわさんも滝前に戻ってきて、「桑さん(KENさん)が来たよ」という。ここまでいつものメンバーがそろううとは。

 寒稽古のメンバーが滝前に揃う。皆の並びを見て、自分の場所が今ひとつであることに気付くが、もう遅い。
201301201131_086

 寒稽古が始まる。メンバーよりカメラマンの方が多い。滝見台の方から撮影している人もいる。
201301201134_091

 稽古風景を撮影。場所の関係でUPがいまひとつなので、少し広角気味に滝を入れて撮影。
03
04

201301201207_150  そろそろ終わろうかという頃、滝の下部3m程の氷の塊が、轟音と共に崩れ落ちた。誰も怪我することがなかったのが幸いである。右の写真は帰り際に撮った全景。氷壁が一部崩れ落ちているのがわかる。
 稽古が終了すると、おいわさんがさっさと降りて行くので、私も続く。なかちゃんたちはまだ上に残っているのにと思ったが、おいわさんには急ぐ理由があったのだ。
 おいわさんが、白猪屋のおでん食べますかというので、是非とお願いする。以前から食べてみたいと思っていたが、一人では寄りにくかったのである。
 車に装備をおいて、すぐ下の白猪屋へ。おいわさんと同じようにコンニャクを注文したが、これが絶品。この店手作りと聞いたので、お土産のコンニャクも買ってしまった。

 時間は12時半過ぎ。車に戻るとなかちゃんが降りてきていた。これから愛媛新聞・読者の写真の展示場に寄るといったら、なかちゃんも行く予定なので、会えるかもという。ほぼ、同時に出発した所為か、松山市内に入るまでなかちゃんの車とはほぼ並走していた。
Space
201301201401_155  愛媛新聞社の一階フロアで、昨年の読者の写真表彰作品が展示されている。3年前に年間大賞をとったなかちゃんは、昨年の年間優秀賞を始め、何点も展示されていた。
 御来光や高瀑といった一緒に行った時の作品もあったが、それ以外もいいシーンをとらえたなかちゃんらしい作品の数々だった。
 それ以外にも常連さん達の写真には学ぶべきものも多く、ここまで見に来たかいがあった。

Space_2
201301201444_156_3  松山市内に来たもう一つの目的、おいわさんに教えてもらった「石鎚の表情 福島勲写真展」。フジグラン5階で今日まで開催されている。来週にはMAKさん達の「くもの会」の写真展がある。
 福島さんの写真は、石鎚にかかわるものばかりだが、見事な一瞬をとらえたものばかりで、すっかり魅入られてしまう。受付の横で写真集を販売していたので、衝動買いしてしまった。


Space_3
 三時過ぎ、松山を後にする。早起きしたので運転中眠くなる。石鎚SAで眠気覚ましの休憩をとった後、帰宅したのは5時10分。

走行距離 387km 10,464歩。あちこちで顔見知りに会えて、楽しさ満点の一日であった。

2013/01/15

灌頂ケ滝 初めての視点で

 月ケ谷温泉で十月桜を見た後、対岸に渡り、美愁湖(正木ダム湖)の南岸を走る。竹野さんのHPでみた湖南の滝を探して、それらしい滝を見つけるが、落石の為まったく姿が変わっているようだ。水量も少なくて滝らしい写真が撮れなかった。そのまま南岸を走り続けると、対岸にむき出しになった岩肌を見つける。大雨の後にだけ現れるまぼろしの滝かもしれないと思い、場所を覚えておくことにする。
 正木ダムを過ぎ、上勝小前を通過して山道へ。慈眼寺に向かうこの道では、メジャーな滝を見ることができる。

 山道に入って間もなく、不思議なオブジェが見えてくる。いつ頃からあるのだろうか、初めてこのルートを走った時にはなかったようにも思うのだが。この「淵神の塔」が「雄淵・雌淵」入口の目印となり、道の下を覗きこめば「雌淵」、遊歩道を少し行けば「雄淵」にでる。写真は淵神の塔と雄淵。
Photo

 私のすぐ後に、若いカップルが滝を訪れていたが、すぐに去ってしまった。この雄淵を訪れるのは初めてだが、思ったより立派な滝で驚いた。
 さらに道を登ると、正面の岩壁に落差のある滝が見えてくる。曇り空の下、水量が少ないのでスルーしようかと思ったが、久しぶりなので車を停めて撮影。
2

 いつもは遠望ばかりで、滝直下に続く階段を登ったことはなかったが、今日は登ってみる気になった。
 直下から見上げた滝は、別物だった。以前、西条市の大樽の滝で同じ感想を抱いたことがある。やはり滝はいろいろな角度で見てみるべきだと、改めて感じさせられた。
1

 車に戻った時にはまだ12時前だが、帰ってからこなすべき用があるのでこれで引き上げることにする。慈眼寺を通過し、風力発電の巨大な風車が回る大川原高原をぬけて、板野ICから高速へ。
 初めてまともに撮影できただるま朝日と、直下から見上げた灌頂ケ滝、そして十月桜。これだけでも十分だが、そのほかの滝も楽しめるものだった。

 今日の走行距離269km 7,555歩

2013/01/14

鳴滝・立川渓谷から月ケ谷へ

1月13日 大神子海岸よりつづきです。

大神子海岸より勝浦川沿いに走っていくと、徳島市から勝浦町に入る手前に「鳴滝」の大きな標識がある。以前、標識に誘われて入り込んだ時は、か細い一本の滝というイメージしかなかったのだが、今はどう見えるかと思い、久しぶりの訪問。
 県道はいえ通行量の多い道路から少しそれただけだが、静かな雰囲気の中、小さなその滝はある。まっすぐ落ちる一筋の流れ、どこかほっとさせる雰囲気がある。
Photo

 以前滝口から出ていた取水ホースがなくなっている。それだけで滝の表情がとても好ましく感じられた。以前来たのは秋だったので、滝手前の紅葉が彩りを添えていた。この滝の見頃はその時期だけだと思っていたが、今見るとこの滝もそれなりの風情を感じられる。
 滝のそばには名勝の案内板がある。これも以前にはなかったものだ。ただ面白いのは、「鳴滝」の紹介として落差35mとある。それほどの落差はないと思っていたら、滝の写真横の説明には20mとあった。

201301130855_085  次の目的地は、勝浦川に流れ込む沢にあるという鎧滝だが、当りをつけた谷は水が枯れているように見えたので、今回は見送りとした。そのまま道沿いに進み立川渓谷に入ると見えてきたのが仮称・立川ダムの滝。
 取水ダムの下、岩壁を落ちる滝は、結構見事な滝で、渕も綺麗な色をしている。
 竹野さんのHPにある写真ではもう一段小滝があるのだが、その上に大きな岩が落ちてきており、流れは岩の下にある。

201301130855_083

201301130903_090  そのまま立川渓谷を進むと、恐竜の像が見えてきた。案内板を読むとイグアノドンの歯の化石が見つかった場所とかで、[恐竜の里」とされているらしい。

 地図を見るとこの先は山道に入って行くだけのようなので引き返すことにする。後で勝浦町のHPを見るとこの先に夫婦渕があったらしい。町のつくるHPをもっと利用しなくては・・・。

次に向かったのは先週も訪れた月ケ谷温泉。先週帰り路に寄った道の駅で、「十月桜」というものがあるのを知り、少し時期がずれたかとお見ながら、一度見てみようと思った。
201301130952_102
 場所は、月ケ谷キャンプ場の脇。道路沿いにあるので、知っていれば気付いていたはずの木である。
 既に散りかけており、曇り空でもあって見ごたえのある写真は撮れなかったが、いいものを見られたという気分はある。

201301130950_095
201301130951_100

 四季桜・百日桜・ヒマラヤザクラと春以外に咲く桜を見てきたが、ここでまた一つ、心温まる冬の桜を見つけることができた。
 ある意味、今日の目的を果たしたので、後は帰路沿いの滝を見て回ることにする。

 つづきます。

2013/01/07

2013年初滝巡り 上勝町 その2

 天泊り渕を後にしてさらに林道を奥に進む。寄る予定だった滝の目印を見逃し、林道の分岐点に達してしまったので、そのまま進み、林道が川をまたぐところで「轟の滝」の標識。
201301061131_074
201301061142_087
 車道からもかろうじて見ることができるが、近づいてみてびっくり。好みの滝である。水量が多いとまた別の姿を見ることができるだろう。
 よく見ると滝の周囲に氷柱がみえる。右の写真は滝口の右岸側にあった氷のオブジェ?
 取水用のホースや、木々伐採用の車両が見えたりするが、これだけ山奥だと、秘境の雰囲気満点で、楽しめた。

201301061145_090_2

 車道からすぐで、アプローチも踏み跡がしっかりしており、訪れやすいにもかかわらず、人気のないこの場所が気に入った。水量の多い時期にまた訪れたい。

 元来た道を少し戻り、先ほど通過した分岐を杉地林道の方へ。約2km進んだところで突然建物が出現し、すぐ先の橋の脇に杉地の滝が落ちている。
 桂さんのHPでは民家とあったが、到着したとたんに聞こえてきたのは12時の時報代わりのチャイム。いったい何の建物だろう?

 滝前に降りると、丁度陽があたって虹が見えた。(下左の写真)
 全景は木に遮られてみることが難しい。川に下りて出来るだけ引いて撮ってみたのが下右の写真。
Photo
201301061220_103  
 右は川に降りて滝下段を見上げる形で撮ったもの。水量が少ないので今ひとつさえない感じだが、もう少し水量があれば見栄えのする滝だろうと思う。さらに木々が伐採されて上段を含めた全景を見ることができれば、と思うがこればかりは無理かも。
 滝に近づくと、右岸にある白い塊が氷であることがわかる。滝巡りをしているとあまり寒さを感じないのだが、凍っているのを見ると、冬だなぁと実感する。

Space  
201301061245_112  最後の写真は、途中寄れなかった花折れの滝。石神の目印さえ見逃さなければ、滝の場所は道路からでもわかる。小さいが綺麗な形の滝である。

 これで今日の予定は終わり。上勝町には灌頂ケ滝を始め、まだ多くの名滝があり、未訪瀑の滝も多い。又十分に準備して、トライすることにしよう。

 早朝からの行動で眠くなってしまい、途中20分ほど仮眠して後はまっすぐ帰路に。

 253km 8,327歩 今年の訪瀑は十分な満足をもってスタートすることができた。

2013/01/06

2013年初滝巡り 上勝町

 2013年最初の滝巡りは上勝町。上勝町に決めたきっかけはKurenaikaiさんの大晦日訪瀑記。一気に8つの滝を訪問されていたが、その中には私が訪れていない滝もある。徳島の滝に関して、愛媛のKurenaikaiさんに後れを取るわけにいかない。上勝町なら、朝日を狙ってから周ることもできる。

 早朝5時前に出発。目的地は徳島市の大神子海岸。tomi3さんに教わったポイントである。到着は6時18分。テニスやキャンプの設備がある駐車場に車を停めると、先に2台。1台は到着したばかりのようだ。時間が早いので、カメラを持たずに海岸に出る。水平線付近が雲に覆われているので、どこまで陸地か判りづらいが、今日は場所確認と割り切ることにする。車に戻ろうとすると、砂浜をどこかの運動部だろうかランニングしていく一団がいる。駐車場までもどると、車が増えており、三脚を抱えて海岸に向かう人がいる。こちらも準備して海岸へ。
201301060712_011  砂浜のほぼ中心部にカメラを据えたカメラマンが3名ほど。私の後からも続いてくる。方位磁石で方位を確認し、赤く染まった位置を見ながら、少し南側の位置にカメラを据える。
 太陽が昇って来て、最初の人たちの場所取りが正しかったことに気付き、場所を移動。残念ながらダルマは撮れなかったが場所のイメージは掴めた。
 カメラマンは皆撤収したが、まだ駐車場に入ってくる車がある。施設を利用する人たちだろうか。時間は7時25分。

201301060830_028

 上勝町役場を目指して走り、役場手前からスーパー林道方向へ。林道起点を過ぎてすぐ上勝中体育館の下の小さな水路が目的地。
 民家と崖に挟まれた小さな水路の奥に見える七人淵。民家には人気がないが、無断通過するわけにも行かないので、一度勝浦川に下り、長靴で水路を遡って滝前に。崖に囲まれた滝には、いろいろと悲しい伝承があるようで、それも納得してしまいそうな異様な雰囲気がある。
 この前の道は何度も通過している筈だが、この滝には全く気付かなかった。それもこの滝の特性のような気がする。
 残念なのは、脇の道を登って滝上に出ると、滝より上流は整備された水路だったこと。滝の異様な雰囲気が台無しになってしまった。

 この先に進んで百間滝を訪れてもいいが、この滝を満足に撮れたためしがない。もっと腕を磨いて、時期を選んで訪れたい。

 少し戻って県道16号を旭川沿いに走る。しかしながら滝の場所についての情報不足で、場所を特定できなかった。ただ、猿滝前面の杉林が伐採されて車道から見えるようになったとの掲示板を見つけた。肝心の猿滝は水量不足で見えなかったが、再訪する目的ができた。
201301060943_040
 月ケ谷温泉まで戻り、さらに奥まで進んで小さな空き地に車を停める。ここから歩いて10分程歩けば尼止の滝。この滝は二度目の訪問なので、今回は上流側から下りて滝口を覗き込む。
 滝口を上から覗きこむ経験は中々できないが、ここはさして危険もなく滝を真上から見下ろすことができる。桂さんのHPで、往路は滝上流からのアプローチを推奨しているのがわかる気がする。

 尼止の滝は、途中から水が飛び跳ねるのが特徴で、落差はないが、優美さを感じて好きな滝の一つである。
201301061006_051

201301061111_072
 月ケ谷温泉から南方向に山道に侵入。入ってすぐに見れる天泊り渕は、以前雨の中訪れたので充分に撮れなかった。今回は丁度正面に太陽が昇ってきたため、今回もうまく撮れなかった。流れを渡って右岸から撮れればもっと良くなったかもしれないが、今日はどうも足もとが不安定で、石を渡って行くのが怖かった。
 綺麗な渕なので、次はじっくりと撮ってみたいと思う。

 この先の道は、一度那賀町から美杉峠経由で通ったことがあるが、その時は雨の中でもあり、滝の存在に気付かなかったので、ここから先は初訪瀑になる。

つづきます。

 

2012/12/24

やはり滝は直下で 美波町不動滝

 12月23日 美波町滝めぐりのつづきです。
 白滝を後にして、次の滝に向かう。(白滝は正確には牟岐町だが)。
201212231017_091  南阿波サンライン第一展望台からも見える不動滝。海岸へと降りる道からの正面遠望が右の写真。
 以前訪れた時、滝へ接近すると思われた道を辿ったが、夏の為藪に塞がれ接近を断念した。今回再びその道を辿ってみたが、やはり前回以上に進むことはできなかった。 接近をあきらめようと思ったが、Googleマップで見ると道が川を横切っているのにそれらしい橋がない。GPSで橋と道が交差する辺りを探っているうちに、下方に道らしきものがあるのに気付いた。水の流れは伏流となっているようだが、その河床跡に通路があるようだ。斜面を下りてその道路を辿る。振り返ってみると、トンネルがあり、それを通れば道の向こうに出られるが、入口に大きな蜂の巣。このトンネルがかっての川の跡だろう。
 道は少し行くと祭壇らしき石垣で消失する。その後は伏流する前の水の流れを辿って、沢を遡る。険しい岩場と藪を越えてたどり着いた滝の直下は、遠望した時からは想像できなかった素晴らしい姿だった。
01

 時間は10時50分。光の具合で虹が見える。

02

 

しっかり堪能して、不動滝を後にする。
 次の目的地は、少し南に下った二見海岸にある二見ケ滝。桂さんの情報を頼りに、道なき急斜面を下って何とか滝の上にたどり着いたが、崖を下りる術が見つからず、滝を見ることは断念。ロープを使えば降りられるらしいが、一人では挑戦し難い。あきらめて戻る途中のお土産は、間近で見たコゲラ。
201212231234_121

 二見ケ滝が見られなかったので、別の滝を訪れるつもりで、帰路を変更して脇町へ。
早朝出発だったので、眠くなって途中のPAで仮眠していると、天候は悪化して吹雪になってしまった。これでは滝訪問は無理なので、仕方なくR193をそのまま帰路に。仮眠の所為で時間的にも苦しくなっていたので良かったかも。
 帰宅したのは17時前。今年最後の遠征は、341km 8,459歩。目標制覇は成らなかったが、二つの滝で事実上の初訪瀑を達成して、充実した遠征だった。

2012/12/23

徳島 美波町滝巡り

 予報では徳島県南部は晴れ。お気に入りのポイントで朝日を撮ろうと、早朝4時前に出発。徳島県南部、牟岐町の大砂海水浴場に着いたのは6時過ぎ。少し早く着きすぎたので、30分ほど仮眠をとっていると、津波警報解除の放送があったような気がした。このエリアは津波には敏感だろうなと思っていたが、あとで調べても地震はなかったようだ、放送は聞き間違いだったのだろうか。
 そろそろ日の出の時間。水平線付近は霞んでいるようで、だるま朝日は期待薄だが、先日の失敗もあるので、準備を整える。今日は三脚を二台据え、D300sに120-400mm D5000には28-300mmをつけて動画撮影。
 太陽が顔を出したが、やはり薄い雲を透かしているため、残念ながらダルマは見えない。昇ってきた場所は予想より少しずれていたが、岩礁・釣り人が入っていい感じになるはずだった・・・。
201212230708_028
 雲の上から太陽が顔を出した。この場所からだと、岩や岩礁、釣り人、釣り船などを絡めらるお気に入りの場所なのだが。今回は残念。
201212230716_043
 7時50分装備を片づけて撤収。次の目的地は南阿波サンライン沿いにある白滝である。
この滝は以前訪れようとして場所が判らなかった。今回、桂さんのHPに、まっすーさんのレポートのおかげもあって場所をほぼ特定できた。
 当たりを付けた場所から、海岸に下りていく小道を進む。このエリアのもう一つの滝「水神の滝」の脇に出た。丸石と岩場の海岸線を少し北に進むと、「白滝」が見えてくる。
201212230841_054
201212230854_071
 三段で10m程の滝だが、海辺に落ちる綺麗な滝である。砂地に落ちるため滝壷はないが、結構水量もあり、周りの雰囲気もあっていい感じである。この海岸は丸石が堆積しており、歩くと音が反響するよような不思議な音がする。そのせいだろうか、潮が引く時には「シャラシャラ」という、印象的な音がするので、滝の水音と合わさって不思議な感じである。
 岩壁に囲まれた閉鎖的空間での滝も、音の反響や、異世界的な雰囲気がいい感じだが、この滝のように開放的なのも、違った味わいでいい。
201212230858_075

201212230909_077  来た道を戻り、「水神の滝」を撮影。こちらは落差も小さく、滝間に倒木やごみが散乱していて雰囲気はよくない。

 岩肌に張り付くように咲く黄色い花。この辺りにはこの花が多く咲いている。まだ、名前を調べていないが、海崖に根を張り、この時期花を咲かせるのは、興味深い。
201212230915_085

 水神の滝からすこし南に下り、釣り人が付けたらしい道を登る。まっすーさんが紹介しているのはこちらの道だろう。車を停めた場所まで数百m車道を戻ることになったが、その間野鳥の鳴き声を楽しめた。

 さらに南阿波サンラインン沿いの滝を巡ります。

2012/11/21

今年もいまひとつ 大轟の滝

11月18日 山の神の滝よりつづきです。

 山の神の滝を発って国道を戻り、目的地は大轟の滝。最も好きな滝の一つで、紅葉期の姿が素晴らしいのだが、ここ数年はどうも時期をはずしている。昨年は大雨の後のライトアップを狙い、面白いものが撮れたが、やはり色付いた木々に覆われた姿を見たい。
201211181448_238
 右の写真は大轟の滝を見おろしたもの。あまり好きな角度ではないが、こういう角度を撮っておいてもいいだろう。
 滝正面にある駐車スペースにはうまい具合に空きがあった。車を停めて、カメラと三脚を担いでお気に入りのポイントへ。訪れた人は皆、正面の展望スペースから携帯かデジカメで撮っているが、三脚を使っている人はいない。

201211181459_250
201211181506_264
 駐車場より少し道を登り、滝を左岸方向から見下ろすのがいつものポイント。ここから全景や、アップを撮るのが最もお気に入りである。

 朝は濁っていた滝壷が、綺麗な緑色に戻っている。全体に日が当たることはないが、朝方よりは色が映えて見える。

 左岸からかかるもみじが今年はあまり紅くなっていない。しかも先の方は既に散ってしまっている。
 帰ってからtomi3さんが16日に訪れた際の写真を見たが、その時にはまだ葉があったようなので、昨日の雨で落ちてしまったのかもしれない。少しばかり時期を逸してしまったようだが、休日だけの訪問では仕方ない。

 下の写真は駐車場から少し下った場所、最初の場所より20mばかり下から撮ったものである。人によってはこちらのポイントを好む人もいるようだ。

201211181511_284

201211181536_301
 時間は午後3時半、夕食までに帰るにはぎりぎりの時間である。装備を片づけ、R193山越えルートで帰路につく。途中小剣神社前にあった紅葉が夕日に透けてきれいだったので、ここだけ撮影。
 大釜の滝を始め、水量を増して魅力的な滝群をスルー。神山町に入り、「東谷の滝⑤」と呼んでいた滝の脇に「出会いの滝」という標識が掛けられいるのを見る。まっすーさんより聞いていたが、実際に見て見て少しがっかり。この上に素晴らしい滝群があることは、普通の人は知らないのだろうと思ってしまった。

 帰宅したのは午後6時前、245km 9,480歩。

期待したほどの景色には出会えなかったが、天候に恵まれた、気持ちのいい遠征だった。


 

2012/11/20

紅葉期の再訪 山の神の滝②

11月18日のつづきです。

 沢まで降りてくると、滝の轟音がすぐそばで聞こえてくるが、姿は見えない。張り出した岩を迂回しなければならないが、そのためには一度渡渉する必要がある。前回渡渉で苦労した覚えはないのだが、今日は水量が多く、足場になる石は濡れている。長靴で来るべきだったかと少し考えたが、流れの速さ・深さを考えると長靴でも無理そうだ。岩にしがみつくように、這いつくばるようにして何とか渡渉。山の神の滝の正面に出る。
201211181143_112

 周囲の木々は既に散りはじめのようだが、青空の下、色付いた木は目立つ。しかし、滝との組み合わせができる位置にないのが残念。
201211181115_094

 ちょっとした実験。水に浮く落葉を長時間露出で撮影。ND8くらいでは明るすぎてうまく撮れなかった。次に狙う時はND16か可変NDを持ってくることにしよう。
201211181146_118

201211181159_138_2  時折雲がかかるので、雲が去るのを待っていたりしたので、約一時間が経過。装備をしまって、滝の右岸側を登って、滝の上に出る。その途中、うまい具合に滝に紅葉が被るっていたので、D300sを取り出して撮影。イメージした通りにならないのが歯がゆい。

 滝の上に出て、上流を目指すとすぐに水車の滝が見えてくる。ここでも渡渉に苦労したが、岩場を伝って滝前に出る。
201211181226_161

 こちらは少々さびしいながら、色付いた木がいい位置にある。昼食をはさんでここでも約一時間。いろいろ試してみたが、思い通りのものにならない。前回は手抜き撮影の後悔だったが、今回は自分の技量の引き出しが少ないことがもどかしい。
201211181234_171

201211181236_174

201211181252_181  時間は1時を回ったところ。3時頃までには大轟の滝に戻りたいので、時間的にはぎりぎりである。元来た道を帰るためには、また渡渉で苦労するのかと思っていたが、山の神の滝の右岸上流側の斜面が何とか登れそうなので、全身を使って這いのぼる。高さにして30m弱程度だろうか。やっと歩ける程度の斜面にたどり着くとあとは楽だった。
 遊歩道まで戻れば、跡は道を戻るだけ。とはいえ遊歩道の殆どは、崩れかけた斜面をトラバースするか、平坦であれば石か伐採した木が転がる歩きにくい道。枯れ沢を渡る際にも橋はなく、崩壊地点を迂回したりして、車に戻ったのは2時半。
 当初の予定では、へんど滝も見たいと思っていたのだが、撮影に時間を取り過ぎたようだ。
 次の目的地は、朝通り過ぎた大轟の滝である。

つづきます。

2012/11/19

紅葉期の再訪 山の神の滝

 11月18日 前日までの雨も上がり、満天の星空が見える中、朝五時出発。これだと朝日が期待できたかも・・・と少し残念な気もしながら、東へと走る。徳島市に入る頃には夜も明けはじめ、水平線付近に雲があるのを見えてきた。だるま朝日は今日は見られないだろうと思うと、少し気も楽になり、阿南経由で那賀町へと向かう。那賀町に入る頃、深い川霧で時折視界が悪くなる。
201211180727_021
 7時半、川口ダム湖畔にある、道の駅もみじ川温泉での風景。川霧ともみじがいい感じだったのだが、準備している内に霧が晴れて来てしまった。到着した頃はもっといい感じだったのに残念。

 下の写真は那賀町木沢トンネル手前で見た滝の数々。加州谷の滝・大用知谷対岸の滝などの仮称はあるが、正規の名は付いていない。この付近は雨の後多くの滝が現れるが、この四つの滝は普段でも見られる滝である。撮った場所の背後には水量豊富な大用知谷の滝があるが、こちらは全景を見ることが難しい。
20121118_a

 8時15分頃、大轟の滝を通過。この滝と紅葉を写すのも今日の目的の一つだが、まだ日が当らず暗い感じなのと、水が濁っていたのでスルー。帰りに再度寄るつもりである。
201211180912_308
 8時20分 目的地である山の神への取り付きに到着。今年5月に初訪瀑を果たした滝だが、その時には手抜をした感があったので、紅葉期の再訪を考えていた。装備を背負って8時37分、取り付きの沢を登る。以前はそのまま沢沿いを登ったが、ふと見ると踏み跡らしきものがあるので、それを辿るとジグザクに折り返しながら上へと昇って行く。整備された遊歩道にでて、小さな沢を三本こえると道の崩壊地点。ここまで約30分。

 崩壊地点を迂回する踏み跡があるが、今はその踏み跡の際まで崩壊が進んでおり、木につかまりながら慎重に渡る。さらに上の方に踏み跡ができているようなので、帰りはそちらを通ることにしよう。

201211180926_039  途中、前から歩いてくる猿にあった。こちらに気付くと回れ右をして斜面を登って行った。その後、下の方から茂みを掻き分ける音がするので覗き込むと、そこにも数匹の猿が。前回来た時に出会ったのは鹿だったが、このエリアには結構野生動物がいるようだ。

 崩壊地点を過ぎてすぐ西の沢。この奥に西の滝があるが、今日はスルー・・・と思っていたのだが、葉が落ちて奥の滝が見える。以前来た時はわずかだった水量が、昨日までの雨で美しい流身を見せてくれている。たまらず滝に向かってしまった。
 前回と同じように、下の滝からアプローチ。天気も良く、陽を遮る葉も落ちているので明るく、全快とは全く雰囲気が違う。

20121118_b

 スルーの予定が40分近くをこの滝で過ごしてしまった。先を急いだが、山の神の滝へと降りる目印の沢に着くまで前回と同じ2時間が経過していた。前回の経験があるので、沢までは簡単に降りられた。時間は10時50分。前回、今ひとつ不満の残った山の神の滝・水車の滝への再チャレンジである。

つづきます。

2012/11/05

御来光の滝 みたび PartⅡ

 御来光の滝を臨める小滝に到着したのは10時30分頃。そこから岩場を伝って御来光の滝に近づいていく。岩をひとつ越える度に、違った顔を見せてくれるので、その度に停まって撮影。おいわさん達が既に滝直下に到達しているのが見える。
01

 水量は少なめだが、紅葉の被さり具合は今までで最高。
201211031050_109
 滝直下に到着したのは11時10分。4段ほどの岩場を40分かけて登ってきたことになる。
滝前には、予想通りKurenaikaiさんの姿がある。ひろっさんとKurenaikaiさんは初対面の挨拶中、初参加の三人はお休み中だが、おいわさん・KENさん・なかちゃんの姿が見えない。Kurenaikaiさんもなかちゃんと会っていないとのこと。私より先行していたはずなのだが。
 滝の下部に虹がかかっているのを見て、カメラを構えると、岩壁を登ったところにおいわさんの姿が。いつもの飛沫ポイントまで登ったようだ。いつもながら凄いなぁと思って見ていると、どうも様子が変だ。濡れた岩場の為降りるのに苦労しているようだ。ひろっさん達が手助けして無事帰還。終わってみれば笑い話のネタであるが、自分だとどうなったか、考えたくもない。
 そうしているとなかちゃんが左岸から下りてくる。先に登っていたようだ、気がつくと上の方にKENさんの姿も見える。皆それぞれこの絶景を楽しんでいるようだ。
02

 レンズをワイコン付き18mmに付け替え、広角サイドで撮影開始。おいわさんの登ったポイントの下から見上げたり、左岸を少し登ってみたり。途中食事を挟みながら約一時間、思い思いに撮影を続ける。なかちゃんが真下から見上げるために、裸足で滝壷の中に入って行く。先にやってみようとして止めたのだが、こういう時のなかちゃんの行動力は凄い!
201211031154_206

03

04

201211031317_346
 おいわさんから1時半に記念写真といわれていたが、15分頃には皆降りてきていたので、記念写真の準備を始める。位置をセットしリモコンを取り付けて、さぁ撮影とおもったが、作動しない。仕方ないのでタイマーをセットし、走って皆の列に並ぶ。Kurenaikaiさんを含めた9人の記念写真である。

 撮り終わると皆撤収にかかる。カメラをバックに入れていると、リモコンの受信機がないのに気付く。何かの拍子で落ちてしまったので作動しなかったのだろう。記念撮影の場所まで戻って探してみたが、小さいものなので見つからなかった。
 そんなことをしていたので、皆が出発したのに気付かなかった。慌てて追いかけたのだが、通常とは異なるルートで滝前に到達した為、道を間違えてしまう。途方に暮れて、KENさんに助けを求めた。相手がKENさんなのは、Docomoの携帯を持っているから。この場所では他の携帯は通じない。指示通り明確な道まで戻ると、後から来た登ってきた女性と出くわしたおかげで、正しい道が分かる。急いで道を辿ると引き返してきたKENさんと合流。うながされて前を歩くのだが、ここでまたしても足が痛み始める。
 太腿・膝の痛みは下りの方が負担が大きい。ペースが上がらないので、先行した皆に追い付けない。途中待っていてくれたひろっさんと合流し、南沢で小休止中のみんなに追い付く。
 かなり待ってもらっていたようで、私たちが追い付いて間もなく出発したので、こちらも後に続くのだが、この時点で行きと同じようにA・B班に分かれてしまう。最初の渡渉地点で、足を滑らせて流れに足を突っ込んでしまったが、、ひろっさんにフォローしてもらいながら、なかちゃん達の後を追いかける。七釜で再び追いつき、ここで小休止した後、同時に出発するが、また二班にわかれてしまう。帰り路が殆ど下りなので脚への負担が大きく、まったくペースが上がらない。後ろにひろっさんやKENさんがいてくれなければ、途中くじけてしまったかもしれない。

 最後の登りの入り口にある堰堤に着いたのは3時15分。小休止の後、皆地獄の登り返しを上がって行く。ペースが上がらないのが分かっているので初めから最後尾につく。すぐに皆の姿が見えなくなるが、今度は道に迷うこともないのでゆっくり登って行く。登りだと脹脛が痙攣することはないが、思うように足が上がらないので、息を整えながら、何とか去年より時間を短縮しようと頑張ってみる。車道に近づき、車の音が聞こえてきたので、もう少しと思うのだが、ここまできてもやはり歩みは進まない。結局車道に到達したのは4時半。登り始めて65分かかってしまった。
 駐車場ではなかちゃんとひろっさんが待ってくれていた。登る前に、おいわさん達には先に帰ってくれるよう言っておいたので、他の人の姿はない。後で聞くとなかちゃんが到着したのも私の数分前のようだ。
 又次の機会もと約束して、別れる。4時45分に長尾根駐車場を出発して瓶ケ森林道を走るうちに、闇は濃くなり、寒風山荘を通過する5時50分頃には真っ暗である。西条まで戻ってきたのは6時40分。ここから家に着くまでは1時間なので、帰宅時間をメールして高速に。
 予定通り7時43分帰宅。今日の走行距離は251km。 万歩計の表示は11,791歩。

 今回改めて実感したのは、下りの歩き方が下手だということ。もっと足に負担をかけない下り方を身につけないと、今後も同じことを繰り返してしまう。体力をつけるのと同時に、下りの歩き方を学習しなくは。

 これだけ苦労したが、今日の御来光は苦労を簡単に吹き飛ばすだけの価値があった。

今回参加した方々のレポートはこちら

おいわさん 出たがりオヤヂのお出かけ日記

なかちゃん 四国の滝めぐり

ひろっさん FB仁淀川いいね

Kurenakaiさん 自然紀行

KENさんは会員制趣味人倶楽部内に公開しています。

2012/11/04

御来光の滝 みたび PartⅠ

 恒例となってきた秋の御来光の滝訪瀑。記録を見ると雨で中止した2010年を除き、2009年秋より毎年訪れている。昨年は、まっすーさんを恒例メンバーに引き込んだのだが、今年は都合により欠席。おいわさん、KENさん、なかちゃん、ひろっさんと、いつものメンバーである。連絡では、山行会関係で3名程参加されるので、都合8名。

 前日は仕事で高知泊。朝5時にチェックアウト。ホテルの好意で朝食をサンドイッチにしてもらったので受け取って出発。途中コンビニで昼食とお茶を調達。R33からR194を経由して、長沢ダム方面へ。貯水池沿いを奥に進むと、見えてくるのが氷室の大瀧。
 時間は7時前、上空はガスに覆われているが、色付いた木々に囲まれた大瀧はいい雰囲気である。
201211030648_032_2
 本来の目的地ではないので、数枚撮っただけで大瀧を後にする。数分走ったところで白猪谷への登り口。ここでトイレを借りていると、すぐ後から年輩の方が車を停める。「石鎚ですか?」「いえ御来光の滝へ」「私は吉野川源流の碑へ、一本橋はどうでしょうね」「昨年通った時は、なんとか一本の丸太が掛かっていました・・・」などを会話を交わして、別れる。

 よさこい峠、土小屋を通過して、さらに下って行く。滝への降り口のところでKurenaikaiさんの姿を見たように思ったので、声を掛けたのだが、気付かずに行ってしまった。多分Kurenaikaiさんに間違いないだろう。
 長尾根駐車場に着いたのは7時30分。今日はかなりの数の車が停まっている。御来光の滝に向かう一行もいるようだが、多くは御来光の滝を撮影しているようだ。なのだが、多くのカメラが御来光の滝ではなく、南側に向いている。車を置いて南側を見ると、雲間から差しこむ光が、とても印象的だった。
201211030728_037
201211030733_046
 御来光の滝の方を見ると、青空と稜線に掛る雲が、こちらも美しい風景を描き出す。この時間だと、御来光の滝に光が当たりはじめ、これも良い画になった。

 まもなく、ひろっさん、なかちゃん、KENさん、おいわさんの順で皆到着。装備を背負って出発したのは7時50分。
 滝に挑む時は、最初に準備運動をしなければといつも思っているのだが、もたもたしている内に皆揃ってしまい、十分に出来なかった。更に、最初の下りで調子に乗って足に負担をかけてしまった教訓を生かせず、おいわさんに続いて二番手で調子に乗って駆け下りてしまった。すでに太ももに張りが来ている。少し自重していかなくては、と思っていたのだが、歩き始めてほんの少しで息が上がってしまった。いくらなんでも早すぎる。年々悪化する健康診断の結果は正直ということだろうか。早く改善しなくては。

 少し遅れ気味になったので、順番を譲ってなかちゃんと並ぶ。いつの間にか、おいわさん+初参加3人組と、なかちゃん・KENさん・ひろっさん・私の二班に分かれたようになってしまった。健脚のKENさん、ひろっさんは、遅れがちな私たちのサポートをしてくれている。
201211030904_052
 七釜での小休止を経て、南沢に到着したのは10時前。ここで先行していた別の組に追いついたが、こちらの組みはみんな若い。一人はそのまま南沢を溯上していくようだ。

 ここでA班の四人は先に出発。なかちゃんとひろっさんは、本流の沢を溯上するというので私も初めてのルートを選択。KENさんは通常ルートでA班を追いかける。

 沢を歩き始めてすぐ左足の脹脛が痙攣。昨年よりずっと早い。なかちゃん・ひろっさんが、心配そうに待ってくれているのだが、痙攣が治まらず動けない。なんとか声が聞こえるところまで進んで、先に行ってくれるよう声をかける。
 ここで引き返そうかと思ったが、この時は青空が広がり、この状況で滝をあきらめるのは難しい。何とか痙攣も治まったので、二人を追いかける。途中、今度は右の脹脛も痙攣。それでも、お二人がこちらを気遣ってゆっくり進んでくれるので、何とか御来光の滝の手前で合流できた。
 小滝が見えて来たので撮ろうと思うと、その後ろに御来光の滝が見える。素晴らしい場面である。このときはまだコンデジでの撮影だったので、D300sを取り出さなかったのを後悔。
Photo

201211031041_061  小滝を越えると、御来光の滝を正面に見ることができる。ここからD300sを取り出し撮影開始。滝の手前の岩場には、おいわさん達らしき人影も見える。青空と、滝前にかかる紅葉、素晴らしいシチュエーションである。
 一度目の訪問は快晴だったが、紅葉前。二度目の昨年は天候がイマイチだった。今年は昨年より色付きも良く、見事なコントラストを見せてくれる。
 この時、時間は10時41分。さあ、撮影タイムである。

2012/10/28

色付き始めた滝の風景

 紅葉も、秘境滝も訪れるには今ひとつ時期と天候が良くない。目的を明確に決めないまま、取り敢えず大豊方面へ。
 雨上の水量を期待して、本山町・平家の滝へ。白髪山登山口への道をそれ、悪路をすすむ。昨年以上に道は荒れ、CROSSROADでの藪漕ぎで約2km。これ以上車では進めないところまで進み、徒歩で数百mほど進んでみたが、それらしい滝はなし。引き返す途中、昨年撮影した奥平野の滝を覗き込むが、水量わずか。これでは平家の滝は出現していなかったかもしれない。
 林道まで戻ると、離合できない林道にもかかわらず快適な道に思えてしまう。途中のおるいの滝はやはり落ちておらず、そのまま通過して樽の滝へ。
 ほぼ一年ぶりだが、今回は紅葉目当てなので対岸から遠望するつもり。しかし、水量が少なくて、滝が木々に隠れてしまう。滝前まで進んで、色付き始めた木々を撮影。
Ds3_4743

 20分ほどで樽の滝を後にし、向かったのは大豊町・奥太田渓谷。ここは地形のせいか、他の場所より色付くのが少し早い。雨上がりなので音女の滝を見られるかと期待する。
 国宝・薬師堂へ続く道から途中分岐して山道を進む。前回ここへ来たのは、はじめてJJJさん達のオフ会に参加した時だった。当時工事中だった道は綺麗に整備されているが、車を停められるスペースは殆どない。滝展望所の脇に車を停めると、正面に音女の滝。
 残念ながらここも水量が少ない。木々も色付き始めたばかりで、やはりまだ早かった。
Ds3_4759a
 少し下ったところから、木々の間を透かして音女の滝を撮ってみる。
Ds3_4756

 天候が良ければもう少し映えるのだろうが、さすがにこの地区では紅葉にはまだ早かったようだ。来週からは、御来光・白猪谷と続くので、こちらには来られない。来年はこちら方面で予定を組んでみたい。
 帰りながら、奥太田渓谷の入り口と思われる付近から一枚
Ds3_4772

 中途半端な遠征で、消化不良だが、この時期では仕方ないかも。

 

2012/10/10

大樽の滝から 日本の滝百選

 話が前後しました。10月7日コスモス祭りのつづきです。

 コスモス祭りの行われている宮の前公園から、5分もかからない距離に大樽の滝はある。アプローチの道は離合不可能な細い道、その先には数台が駐車可能なエリアと、標識だけ。この滝に来るのは四度目だろうか、駐車場から見えるはずの隠れ滝は今日は見えない。
201210071022_146a_2
 遊歩道を歩き始めてすぐ、前方に見える防砂堤に光が差し込んでいい感じに見えている。
 「青の旅人」さんが、先日までこの防砂堤をHPの表紙に使っていたのを思い出した。ただの防砂堤なのだが、こうやって見ると印象的である。最初は手持ちで撮影していたが、やはり三脚を据えて撮り直した。

 遊歩道入口から大樽の滝までは500m。10分とかからない距離である。日本の滝百選に選ばれているだけに、遊歩道は綺麗に整備されているように見えるのだが、滝を目前にしたところにある休憩所やバンガロー風の建物は、来るたびに荒れていくように思える。訪れる人は、あまり多くないのかもしれない。

 休憩所を過ぎると道は二つに分かれる。上への道は滝見の橋へ、下への道は渓流に降りる道。
 私はいつも先に下の道を行く。渓流から滝を見上げるのが、この滝の一番画になる姿だと、この滝を訪れるたびに思うのだが、思うように撮れたためしがない。小さな流れを岩伝いに渡り、滑りやすい石の上に三脚を据える。
201210071043_164  ワイコン付き18-55mmにレンズを交換し、橋の下から滝を臨む画。
 時間帯によっては、陽の光が差し込んで変化が出るのだが、この時間帯だと、単調な画になってしまう。以前は橋が赤っぽく見えていた記憶もあるのだが。

 元来た道を戻り、今度は上へ。橋の上からと橋を渡った右岸からの大樽の滝。
 日本の滝百選を巡っている人のHPを見ると、この滝がなぜ百選なのか疑問とのコメントもある。確かに直瀑の見本のような、まっすぐな滝。何の変哲もない滝に見えるが、私としては、素直なほどにまっすぐな滝と、滝つぼの前で岩肌に流れ落ちる姿は、見事な造形だと思うし、流麗といった言葉が似合いそうに思う。


Photo

 右岸の壁を登ると上方から滝を見おろすことができるのだが、この時期では木々に邪魔されそうなので、今日は登らない。今日は誰にも会うことなく、大樽の滝を後にした。

201210071202_207_2  国道に戻らず、坂折川を遡る。桐見ダムを横目にさらに奥に進むと、「龍王公園」と書かれた小さな公園の奥に、見事な滝。
 初めて大樽の滝を訪れた後、峠越えで仁淀川町に出ようとして見つけた滝で、あとから龍王の滝の名を知った。今日の目的の一つである。前の時は雨の為十分に撮れなかったので、今回はゆっくり撮影。

 細い山道をずっと走って仁淀川町で国道439号に合流。今度はそのまま大豊方面に向かう。
 国道439号には、途中大型車が通行困難なほど細い山道のような場所があり、迂回する道路は工事中で止まっていたのだが、久しぶりに通ると、工事はかなり完成しており、もうすぐ快適に通過できそうだ。

 町境の長いトンネルをいの町側に出て、旧道側に降りる。ここも今日の目的地の一つ。
 以前から通りかかる度に探しているのだが、どうも場所を勘違いしていたようで、ようやく場所の目処がついた。いつも通り過ぎるヘアピンカーブの脇車を停め、振り返って見ると、カーブの頂点に木でできた標識と踏み跡があった。
 踏み跡を進み、分岐したところで渓流に下りる。整地された畑の縁をいくと、「中山の滝」と「柱状節理」が見えてくた。
201210071341_236

 大きくはないが、雰囲気のいい滝である。これほど簡単に訪れることができるのに、今まで場所を勘違いしていたのが残念。

 中山の滝を後にして、まっすぐ帰路につく。この勢いで本山町・田井の轟滝に挑もうかと思ったが、今日は欲張らないことにした。

 帰宅したのは16時。411km 7,917歩。
早朝からの出発だったのでさすがに疲れたが、いいドライブ日和でもあり、目的の滝も撮れたので満足の一日だった。

 

2012/09/23

期待以上に 薬師谷渓谷

 9月22日 1年ぶりに家内と休みが合ったので、そろって遠出。目的地は宇和島市の薬師谷渓谷。当初、同じ宇和島市の滑床渓谷を考えていたが、一度訪れた場所であるし、家内は観光地化されていない場所を好むので、こちらに変更。
 5時半出発、昨日から少し体調が思わしくなかったせいか、無性に眠くなり、入野PAで30分の仮眠。薬師谷渓谷に到着したのは9時7分。宇和島まで実質3時間だから、近くなったものである。薬師谷渓谷に向かう道は、用水路沿いに住宅地を通り抜ける、香川で言えば柏原渓谷を思わせる道。そして川を初めてまたいだところに薬師谷渓谷の看板。

 小さな駐車場の脇には、夏場そうめん流しの催しをおこなう小屋。その脇から始まる遊歩道を少し入ると、か細い滝が見えてくる・・・と思いきや岩壁の奥に豪快な滝が見えてくる。

201209220920_009  滝前の岩場で体操している老人に挨拶して、滝前へ。岩のトンネルの下を流れる沢を、石伝いに流れの真ん中へでて、三脚を据える。高さはさほどでもないが、岩壁の中に落ちてくる「岩戸の滝」。

 岩壁の中でこの水量、なのにさして轟音と感じなかった。 感じたのはむしろ静寂。不思議な場所である。岩場に戻ると、先ほどの御老人が話しかけてきた。最初に見たか細い滝は、そうめん流しに使われている名水で、水量さえ十分なら、「○○の名水」として売り出されていたはずだとか。よく見ると、滝は岩に打ち込まれたパイプから出ており、更に取水ホースが入口の小屋に向けて伸びている。

201209220941_024  御老人に礼を言って先に進む。

 渓谷の遊歩道は、綺麗に整備されているが、側面の斜面は、崩壊や倒木で少し荒れた感がある。途中にあったキャンプ場も、最近は使われていないようだ。

 左の写真は途中にあった無名滝。滝見台も設置されていたがマップには名がない。滝見台から下流を見た感じもいい感じだった。

 更に進んで見えてくる「萬代の滝」。正面から見るためには、遊歩道を外れ、石の上を伝っていく必要ある。落差はないが、深い淵と、橋との組み合わせが印象的な滝である。

201209220955_035

 そして進んだ先に見えてくる「雪輪の滝」。滑床渓谷にある日本百選滝と同じ名の滝である。思った以上に落差のある見事な滝である。

201209221008_050

 今日は水量が多いせいか、波のような文様が良く見えない。それでも、滑床の渓谷の「雪輪の滝」を知らず、雪輪の文様を期待していなければ、この滝は存在だけで見事な滝である。

 滝の左岸から上へと遊歩道は続く。その途中滝側にそれ、滝を身近に見るとまた新たな感動があった。

201209221024_074

201209221027_088  なだらかな岩肌を流れる水が、斜面の形状によっていろいろと表情を変えていく。豪快さと優美さ、これほどの滝とは正直思わなかった。

 この滝の撮影では、波の文様を写すためできるだけ高速シャッターを使用しているが、スローシャッターでも撮影している。右の写真はスローで撮った一枚。

 下からは見えなかったが、遊歩道を進んで滝の上に出ると、すぐ上に、直瀑の小滝。その滝壺は小さな瓢箪のようである。千畳敷と呼ばれる平坦部分を過ぎると、三段の見事な滝。この滝にも名はないようだが、それぞれの滝壷は見事な形をしており、大瓢箪・飯釜渕と呼ばれているようだ。

201209221051_109  写真は、三段の滝の最上段。この少し上は防災用の大きな堰がある。滝およびその渕は見事なものだが、木々に遮られる上、険しい地形の為沢に降りるのも難しい。まともに撮影できなかったのが残念である。

 防災堰工事の為、遊歩道とは別に車両通行可能な道がある。帰り路はその道を通ったが、さすがに味気ない道である。だが、この渓谷は思ったより家内のお気に召したようだ。

 車に戻ったのは11時30分。次の目的地は海沿いである。

2012/09/18

消化不良 霧谷の滝

 9月16日 奥轟の滝への取り付き場所を12時40分に発し、国道に出て東に向かう。菅生バイパスに入らずに小島峠方面への林道に入ると、工事の為通行止めの標識。おそらく小島峠経由で一宇へ抜ける道のことだと思い、そのまま進む。途中分岐を霧谷林道へととり、離合の難しい未舗装の泥道を約2km走ると、山荘が見えてくる。普通なら山荘の向こうに滝が見えてくるはずなのだが、木々に隠され見えない。帰りに寄ろうかと思いながら先に進む。以前に来た時にはこの辺りで車を停めて歩いたのだが、直前まで入れることが分かったので、今回は滝のすぐ下まで進んで車を停める。
201209161351_160_2
 以前は簡単に滝まで行けたように思うのだが、踏み跡が崩れ、不安定な斜面をトラバースして滝に向かうことになった。脇から合流する支流に見える流れの奥に霧谷の滝はある。本流に見えるまっすぐな流れも、小滝が連続しているようで面白い。支流を隔てる小尾根を越えて、滝前に下りていく。
 普段この滝は二条の流れを持つといわれるが、以前訪れたときも大雨の後で、三条の流れを見ることができた。今回も三条の流れが見える。下の段を越えることができれば、もっとよく見えるかと思うのだが、濡れた岩場を伝っていくのは、危険そうだ。以前来た時は、濡れてはいなかったが、それでも越えられなかった。次に来るときには何か方策を考えておきたい。

201209161355_171

 再び雨が強くなってきた。視点を変えられないいらだちもあって、これ以上ここに留まる気力もなくなってきたので、引き上げることにする。
201209161406_194
 と思いつつ振り返ると妙に気になったアングルがあって、再び三脚を開き、カメラを取り出す。 撮ってみると思ったほどでもなかったのだが…。

 車に戻ったのは14時35分、アプローチに時間をとられたため、1時間以上もここで過ごしたことになる。雨は相変わらず激しく降っているので、山荘奥の滝に寄ることもあきらめ、帰路につく。あの滝は藪を掻き分け、大岩を越えていく必要があるので、こんな天候では少し面倒だ。

 当初の予定では小島峠からR438にぬけるつもりだったが、通行止めなので元来た道を戻る。
 かずら橋の横を抜け、大歩危に出ると、NAVIは大豊まで行って高速に乗るルートを指定。無視してR32を辿る。新宮・井川とNAVIは高速に乗るよう指示してくるがこれも無視。

 帰宅したのは 17時半。走行距離246km 10,406歩。讃岐富士朝焼の他は予定も立てずに動いたのだが、それなりに充実した一日だった。奥轟の滝・霧谷の滝、ともに消化不良の感があり、次はしっかりと準備して再訪したい。

2012/09/17

秘境にしてはお手軽 祖谷・奥轟の滝

 朝焼けの讃岐富士を撮った後、どちらに行くか決めかねていた。台風の接近もあって、天候が不安定。雨なら大豊方面、晴れなら祖谷方面と決めて、取りあえず南に向かう。
 晴れ間が見えていたので歩危峡から東に入り、かずら橋を通過。国道に合流してからしばらく、久保地区で川を渡って林道を行く。約3km入ったところの空きスペースに車を停める。
 目的地は奥轟の滝、未訪瀑の滝の一つである。桂さんのHPより情報をプリントアウトしておいてあったので、訪れるのに不安はない。行き先未定で出発したので、今日は軽装備。スリングバックに軽量三脚を取り付け、水筒を一本入れておく。準備中に小雨が降り出したが、すぐやむことを願って出発。
 杉林の中の急斜面を登って行く。目印の水路にたどり着くとそれに沿ってすすむ。たかだか15分程度の上り坂でもう息が切れてしまう。これは情けない。何とかしなくては。斜面を登り切った後、水路はほぼ水平に斜面を横切って行く。何度か作り直されたのだろうか、古い水路壁が通路になっている。しかし水路が壊れるほどの災害の後はさすがに歩きにくい部分もあり、途中から水路の中を歩く。今日は長靴を履いているのが幸いした。
 途中、沢の方から轟音が聞こえてくる。下流にある中轟の滝だろうかと思いつつ先を目指した。
 30分以上歩き、もう間もなくかと思えた頃、突然雨が激しくなってきた。ここまでも杉林の中で雨の影響を受けなかったのだが、さすがにこの雨は厳しい。木陰で雨宿りをしながら、ウィンドブレーカーをはおり、バックにレインカバーをかける。
201209161139_159  少し雨が弱まったので先に進もうと思ったら、沢の方から轟音が聞こえてくる。奥轟の滝かと思い、沢に近づいて見たのは、小さいが魅力的な滝。奥にも何段かの小滝が連なっているようだ。右の写真は帰り道で撮ったもの。
 戻った道は、人の手で補強されており、はっきりと先に続いている。水路は、自然の崖となり、それに沿う形で道は登って行く。しばらく進むと又水路が現れる。水路沿いの道を進み、岩壁をまわりこんで行くと、轟音とともに滝が見えてくる。
1  
 上の写真、左は最初に見えて来た姿、右は同じ場所から本滝をUPに。
 渡渉し左岸にわたる。深くはないが、流れが急なので慎重に。渡った先にロープが垂らしてあり、それを伝って左岸の岩をまわりこむ。ここでも岩が邪魔するが、逆に岩陰で正面から低い位置で狙うことができる。もう一度左岸に戻りもう一段登ると、全景が見えてくる。
2
201209161109_130  滝の正面に出ると、飛沫がすごい。又雨が降ってきたのもあって、拭いても拭いてもレンズに水滴がつく。
 左岸上部から見ると、上にもう一段あるのが分かる。2段合わせても25mほど。さして大きな滝でもないし、姿をも特に変わったところはない。だが周囲を岩壁に囲まれて、豪快に感じられる。
 簡易雨具のウィンドブレーカーのおかげで上半身は濡れないが、ズボンが飛沫でびっしょり濡れてしまった。

 いつものように約1時間を滝前で過ごし、引き上げる。この行程なら訪れやすいので、また訪れることもできるだろう。
 復路は約30分。車に戻ったのは12時15分。この後中轟の滝を訪れようかと考えていたら、再び激しい雨。中轟の滝を訪れる際には、幾つかの小滝もあるようなので、改めてゆっくり訪れることにして、とりあえず車内で昼食。

 帰りがけに雨でも訪れやすいと思い、霧谷の滝を訪れることにして、久保地区を発し、国道を更に東に向かう。

2012/08/28

山越えは雨の中、桑の川

8月26日 ダイヤモンド富士よりのつづきです。

翠波高原から金砂湖方面に降り、県道6号から126号経由で山越えして本山町へ向かうルート。

 途中、「県天然記念物 かつら」の標識につられて林道に。未舗装の林道を1.2km入った先にその桂はあった。年輪を重ねた古木らしく、荘厳な雰囲気の場所である。
Photo
未舗装とはいえ、周辺は綺麗に整備されており、大切にされているようだ。訪れる人は少ないようだが。林道を戻る最中、オフロードバイクの青年とすれ違う。標識につられてきたのだろう。
灯りの付いていない、狭いトンネルを抜けると高知県側に出る。目的は、汗見川上流の沢と林道の位置を確かめること。FRVさんのHPにある、佐々連尾山の滝を訪れるための準備である。
201208261035_206_2
小雨が降る中で一通り調査を終えると、そのまま汗見川を下る。この川の水はいつ見ても吸いこまれるほど美しい。右の写真は升渕。真夏であれば泳ぎたくなるような綺麗な渕である。天候が良ければ、深いエメラルドグリーンの渕はもっと透明感があって、程野のにこ渕に負けない美しい淵だと思う。
 升渕のすぐ下流から川を渡って桑の川林道に入る。時々駐車した車があるのは釣り人だろうか。
201208261050_213
 未舗装の林道を約2km走ると「赤滝」の看板。看板から少し進んで木々の間から対岸を見ると赤滝が見えてくる。今日は水量が少ないようだ。
 豪雨の後には、この赤滝の隣にもう一本滝が現れ、昇竜のように見えるというが、豪雨の後この道を走るのは危険な気がする。
 小雨が降り続いているので、三脚を持ち出したものの、数枚を撮って先に進む。

 赤滝を過ぎて約1.5km、二本目の沢をまたぐところで車を停める。橋の上から奥を覗き込むと綺麗な滝が見える。FRVさんのHPでは「滑滝」の名で紹介されている滝である。この滝は、自分で見つけてから名を知った滝であるからか、愛着のある滝である。
 雨が激しくなってきたので、車の中で少し早い昼食にする。通りがかった釣り人と少し情報交換をしてから、滝へと降りていく。渓谷で人にあうといつも、「釣りですか」と聞かれるのは、やはりこんな山中まで来る物好きは、釣り人以外にはそういないせいだろうか。

201208261124_230  しばらくきていなかったら、滝へと続く踏み跡ができている。前は苦労して滑りやすい石を越えていったものだが。
 この滝は岩肌を滑らかに伝う様と、滝つぼの水の美しさに魅かれている。いつ来てもあまり水量が変わらないように思えるのが不思議である。前に来たのは秋で、岩肌に落葉が張り付いていたのが面白かったが、緑に囲まれた今の姿は、滝つぼの色が一層美しく感じる。

 先の踏み跡は、滝の左岸を巻いて上へと続いているようだ。少しだけと思って登ってみる。滝の上に出るとここも明瞭な踏み跡が上流に向かって続いている・・・とおもったら、少し先で途切れていた。この先も綺麗な渓谷が続きそうだが、それ以上ではなさそうだ。
 元来た道を戻り、岩壁を下りていると、滝を真横から見られそうだったので、道を逸れて滝横へ。足場が悪いところで何とか三脚を据える。
何度も見て来た滝が、また違った姿を見せてくれる。

Photo_2

 滑滝を後に、林道を戻り汗見川に出る。渓谷の綺麗な水を横目に、川沿いを下る。丁度早明浦ダムのすぐ下に出たころ、いきなりの豪雨! ほんの数分のことで、コンビニで買い物をして外に出ると止んでいた。

 大豊から高速で帰路につく。早起したので、さすがに眠くてSAで20分ほど昼寝。帰宅したのは14時半。

236km 2,745歩 成果たっぷりの一日であった。

2012/08/21

夏の高瀑行 ②

8月19日 高瀑行のつづきです。

高瀑を後にして、急な斜面を下ったところにある、無名滝でしばしの撮影タイム。今回私はここでは撮影なし。この間に、後から来た大学生風のグループに追い抜かれた。我々のグループは、最初に来て最後に帰るグループになった。
201208191442_384
 次の休憩地は丸渕。往路ではあまり撮影しなかったが、このままでは勿体ないので、三脚を持ち出し、沢を渡って対岸からや、少し引いた位置での撮影を行う。高瀑と違って、冬期以外は変化に乏しい滝なので、飽きてしまった感があるが、撮りつづけていえば、撮り方の変化や技術の上達が分かるかも。

 つぎはのぞきの滝。滝前へと降りる4人とは別に、まっすーさんは道を戻って行く。のぞきの滝を上からゆっくり撮影するつもりだろう。

 下の写真は、のぞきの滝を正面から撮影したもの。今回は低い視点から狙ってみた。
201208191520_401

 のぞきの滝を後にして、登山道を下る。往路ではどこからルートが変わったか気付かなかったが、帰路では確認できた。分岐では手すりを設置したように見せて、旧ルートへ入れないようになっていた。旧道を藪で覆い、崩したようにも見えた。知らなければ道があったことすら分からないだろう。事故現場で黙祷しようと皆で言っていたのだが、これではできない。
 更に下り、遭難者の御主人とあった場所、事故を知った場所に着いたところで黙祷。形ばかりではあるが、これは自らに対する戒めもである。
201208191717_436_2
 登山口に戻ったのは16時半頃。Takahama夫妻が行ったことがないというので、ご来迎の滝、裏屋の滝に寄ることになったが、これは道の真ん中に車を停めて、ちょっとのぞいてくるだけの
お手軽滝である。

 右の写真は裏屋の滝。別名廃屋の滝。

手前にあった廃屋は、以前に見たときは家の形をしていたが、台風の被害だろうか完全に崩壊していた。

 諏訪神社まで戻ったのは17時24分 ここで解散である。無事戻ってこられた喜びと、またの機会を願って、皆自分の車に戻って行く。

 高速丸亀バス停でまっすーさんと別れ、帰宅したのは19時16分。
 走行距離271km 11,350歩。
登山口ー丸渕間が約5、000歩だったので、やはり急斜面を登っている際には歩数計は正確ではないようだ。

 2月に続き、つい数日前にも高瀑渓谷で遭難事故があった。それ以前には事故死の記録がなかったらしいので、この半年間に2件続いたのは大変な事態といえるだろう。そんな中、無事帰った来られたことを、仲間と、山の神に感謝したい。 

 << おまけ >>
201208191357_327
 夏の高瀑の目的の一つがこの黄色い花。この為に今日はマクロレンズを持っていったのである。盛りを過ぎてはいるが、他の場所ではめったに見ることのできない花である。剣山では鹿によって被害を受けているというが、高瀑の厳しい自然が、この花を守ってくれる。
Flower01jpg
Flower02jpg
Flower03

2012/08/20

夏の高瀑行

 この時期になると、高瀑を訪れたくなる。冬の氷瀑もいいが、夏の高瀑もやはり魅力である。
高瀑を訪れるのは二月の事故遭遇以来。いつものようにおいわさんに日程を決めてもらって、いつもの時間、いつもの場所に集合することに。
 これまたいつものように、高速バス停でまっすーさんと合流し、一路諏訪神社へ。回数を重ねるごとに時間が短縮されていくようで、今日も20分以上早く到着してしまう。
 まもなく、Takahama夫妻が到着し、そしていつものように集合10分前においわさん到着。今日のメンバーはこの五人である。
 皆装備を私の車に積みかえて出発。林道は整備されたのか、いつもより走りやすい(とはいえ、普通車では走りたくない道であることに、変わりない)。登山口に到着し、準備していると、高知ナンバーの車でご夫婦らしい二人連れが到着。軽く言葉を交わして出発する。登山口には、注意を呼びかける看板が新設されていた。二月の事故によるものだろう。
 前日風邪気味だったせいか、歩き始めてすぐに息が上がってしまい、汗が噴き出すように流れ出す。そのせいで道のりがいつもより困難に感じていたのだが、実はルートが一部変更されており、事故のあった場所を迂回するする為にかなり登っていたのである。のぞきの滝、丸渕での休憩の後、高瀑に到着したのは10時半。
201208191058_030
 ここまで大量に汗をかくほど暑かったのに、滝前に到着すると寒い程。少し雨が降ってきたようだが、滝から飛沫をのせた冷たい風が吹いてくる。濡れたベストを脱いで、簡易雨具代わりに持ってきたウィンドブレーカーをはおる。隣でTakahama奥さんも「寒い寒い」といいながら合羽をはおっている。
 今日の装備は、D300sにレンズ3本。最近の標準装備である。到着早々に少し青空がのぞいたので、急いでカメラを向ける。連射のようにシャッターを切ったが、水滴を被ってしまい失敗作を増やしてしまった。
 下の写真は、今回狙っていたものの一つ。300mmでの滝口UP。青空をバックにできればよかったのだが。

201208191101_042

201208191136_091  今日は左岸側を少し登ってみる。既においわさんはかなり上までのぼっている。Takahama奥さんが何やら熱心に撮っているので、そこまで登っていく。近寄って行くと、「あれ、あれ、」というのでカメラを向けるとアサキマダラ。羽を開いた向きが良くなかったのが残念。

 下を見ると、先の夫婦連れの他に10人くらいの団体が到着して食事中。こちらもそろそろ食事にしようと思って、下りていく。
その途中、いつものお気に入りポイントで、撮影。いつもは手持ちだが、今回は三脚を使用。
01

02

 食事を終えた頃、先ほどの団体が下山していく。高知の御夫婦も既に下山したようだ。我々だけになって、撮影再開。今度は右岸壁を登る。雲が流れるので、少しでも陽が射せばいいと思って、飛沫が陽の光で逆光になるポイントに構えて、晴れ間を待つ。
03

05

 陽は射すものの、青空バックにならないのが残念。しかし、今回は狙いを絞って枚数を撮ったせいか、結構お気に入りのものが撮れた。
201208191301_265  
 大学生くらいのパーティーが到着。この高瀑でこれだけ多くの人に会うのは初めてである。

 午後1時、いつものように記念写真を撮って、高瀑を後にする。今回の記念写真は見事なほどのピンボケ。セットして移動している内に、レンズには水滴が。これでは顔の判別がつかないが、記念写真だからご容赦を。

 ザックにカメラをしまいこもうとすると青空が出て来た。しまいかけたカメラを再び空に向ける。
カメラ専用ザックなのが幸いして、一気に20枚ほど連射。しかしこれも慌てて水滴付きが大半であった。

 今日は帰りにも見どころを残してある。次の撮影場所に向けて出発。

つづきます。

2012/08/12

台風の被害もなく、北川・不動滝

8月11日 唐谷の滝のつづきです。

Ds3_2655  唐谷の滝から海沿いの国道に戻り、55号線を北進。東洋町まで戻って国道493号で山越え。四郎ケ峠を登る途中、谷間を見おろす風景は、とても印象的だった。
 峠を越えて、小川川沿いに出ると、緑の水と川霧が印象的で、何度か車を停め、川霧が流れる様を眺めていた。
 奈半利川に合流すると、目的の北川・不動滝はもうすぐ。平鍋ダムによって小島キャンプ場に付いたのは、ナビの到着予定時間通り、12時前だった。
 台風6号によってキャンプ場が崩れてしまい、使用停止との看板があったので、滝の状態が少し不安になる。キャンプ場脇からの細い道を奥に進む。落石が多く、川側の路肩はもろいので、普通車では厳しい道である。

 滝のある沢を渡る狭い橋を渡ったスペースに車を停め、装備に昼食を加えて出発。
増水し勢いを増した沢沿いを登って行くと、程なく見えてくる滝。
Photo
 この沢には三つの滝があると聞くが、実際には二つしか確認できていない。ここに見える二段の滝を、二つの滝と見るのか、下流にある小滝を三つ目と見るのだろうか。
 感想としては、2年前に訪れた時の方が、優美に感じる。左側の写真は遊歩道から、二枚目は下に降りてのものだが、水量が多すぎて、今一つ魅力に欠けるように思える。
 滝の横では遊歩道は石段となり、それを登り切ると流れは弧を描くように大きくカーブし、その奥から豪快な水音が聞こえてくる。
Ds3_2665

Ds3_2671   滝の正面に滝見台が設けられているので、そのベンチに座り、昼食を取る。濡れたベンチに持ってきた100円のレジャーシートが役立った。木々がさえぎっ てくれるとはいえ、時折落ちてくる雨粒の為、食事を早々に終わらせて撮影に。前に来た時は、滝見台の下に降りたのだが、濡れた足場が危なそうだし、今日の 感じだとそこまでは・・・、という感じ。
 滞在時間は1時間弱。綺麗な滝だが、なぜかあっさりと切り上げてしまう。

 川を下って奈半利町にでる。もう一ケ所回ろうと思っていたのだが、場所を間違えて、奈半利から高知方面に走ってしまい、今回は寄れなかった。このエリアにもまだ未訪瀑滝があるので、又次の機会にしよう。
 南国経由でまっすぐ帰る。帰宅時間は16時。
走行距離421km 4,337歩。終わってみるとあっさりした遠征だった。山中でもっと時間を使ってもよかったかな。

2012/08/11

入れ替わり? 唐谷の滝

先週は地区のお墓掃除の為、お出かけなし。今日は天候が不安定なのと、久しぶりに長距離を走りたかったので、室戸岬方面へ。
朝5時前に出発して、海沿いにでる。途中休憩した南阿波サンラインから見た美波・不動の滝の水量が少ないのが気になる。曇り空のなので、海の色も今ひとつ。波も穏やかなので、お気に入りの大砂海岸や淀ケ磯もスルー。
室戸市・佐喜浜町に到着したのは8時半。丁度4年前、この滝を訪れたときには付近を探しまわった。参考にしたJJJさんのMAPに別の名所が表示されていたこともあるが、標識を見落としていたのである。国道沿い「唐谷の滝」の標識があるので右折し、約500m進んだところで分岐を標識に従って左へ。落石と木々の被さる道を約1km、林道が沢をまたぐところで車を停める。
01  場所的にはすぐなので、ウエストバッグに装備を入れ、長靴に履き替えて出発。橋の脇から沢に降りる道があるが、すぐに両側が崖になるので渡渉。以前はスニーカーで何とか渡れたが、今日は増水しており、長靴でもぎりぎり。後で調べると、高知は昨夜かなりの雨が降ったようだ。
 渡渉して左岸に渡ったところで前方に滝が見える。前回撮った記録がないので俄滝だろうと思ったのだが、なんと滝の脇に「唐谷の滝」の標識が。「唐谷の滝」はさらに奥の筈。
 増水した今の状態だと結構いい感じの滝なので、取りあえず。三脚を据えて撮影。
 高さは20mほど、一条の流れが末広がりに岩を伝ってくる。被さっている木の感じもなかなかいいので、これはこれで収穫である。

 標識の件については、FBでJJJさんに問い合わせることにした。
02

01_2   
 左岸を少し登ると明確な踏み跡がある、それを辿って少し進むと、二つの沢が合流する地点にでる。前回はまっすぐ流れを辿って見つけられず、戻って来て違う沢をつたって辿りついた。今回は間違えることなく、渡渉して右岸から合流する沢に入る。こちらも少し登ると踏み跡があり、その先に荒れた神社(跡)がある。既に鳥居も失われてしまったようだ。崩れかけた社のわきをぬけ、その先に見えてくるのが、本来の(?)唐谷の滝。

 岩の隙間を落ちてくる変わった形の滝で、最初はどう撮っていいかわからなかった。前回の写真を見ると、晴天時で水量ほどほどだったのだが、ワンパターンの写真になっていた。今回はいろいろ試してみた。4年分、少し進歩したと実感。
 増水した沢は滝前で徒渉するのが難しく、濡れた岩は滑りやすい、左岸からでは岩陰で撮影できない。けれど、前後に少し視点を変える、アップを取り入れる、木々を被せるなど、約1時間、飛沫をたっぷり浴びながら堪能した。

02_2

03  車に戻ったのは10時半。このエリアは結構水量が期待できそうなので、次の滝に向かう。いつもなら、室戸岬をまわりこむのだが、今日の天候では海の色があまり映えないので、山越えを選択する。

 つづきます。

2012/07/29

緑に染まる渓谷で 三升蒔の滝

 夏バテぎみなのか、目覚めた時の体調が今ひとつなので、近場で未訪瀑の滝を幾つかチェックしておいた。今日は穴吹町エリアの未訪瀑滝を目指す。
 6時過ぎに出発してR193からR492、白人神社で穴吹川を渡り林道へ。桂さんの情報では、林道終点まで車で入れるとのことだったが、3ナンバー車ではかなり厳しい。約1km侵入したところで車幅ギリギリの橋に出くわしたので、その手前の空き地に車を停め、山歩きスタート。
201207291117_091   
 徒歩スタートは7時50分。右の写真は、帰り道で撮ったものだが、車を停めてすぐの沢に落ちる滝。桂さんのHPにも記述のない無名滝だが、結構印象的だった。
 今回から、VANGUARDのザックを使用している。春に岩黒山・白猪谷をご一緒させてもらったKENさんが使っているのと同じものを購入した。三脚をサイドに取付られるのと、カメラ機材以外のものを収納しやすそうだったから。また、最近使っていたザックはかなり重く、先週の黒滝訪問後には、左肩にかなり負担が掛かっていたせいもある。
 今回の装備は、D300sに28-300mm・ワイコン付き18-55mm・50mmマクロの3本。予備バッテリーやメモリー、フィルターなどを入れた後には、水筒とペットボトルのお茶と昼食のおむすび。記録用のコンデジやGPSを入れても、やはり前のザックより軽い。

 途中流れこむ小さな沢は水量が少ないが、斜面から染み出す水が林道を浸す。軽自動車なら通行可能な道なので、歩きやすいのだが、やはり風がなく、湿度が高いのでかなりの汗をかく。
201207290844_002  約30分歩いて林道終点に着く。そこから対岸の山道へと進むと、道は渓谷に沿っていく。
 覗き込むと、水は覆いかぶさる木々を写して緑に染まる。水の色は明るいエメラルドグリーン。落葉に覆われた道、木々の陰があるにもかかわらず、緑に染まった回廊を歩いているような錯覚を起こしてしまう。

 目印のプレハブ小屋で山道を外れ、川沿いの踏み跡を辿る。両岸に迫る岩によって道が途絶えるので、一度河原に降りる。
 左の写真は、河原に降りた際、澄んだ水に映り緑が美しくて撮ったもの。静かに流れる澄んだ水の前で、少しの間時間を忘れてしまった。めざす三升蒔の滝はすぐ先であるはずなのだが。

 岩を迂回すると再び踏み跡が現れるので、それを辿る。ほどなく、少し開けた場所に出てくると、そこにみえる三升蒔の滝。出発してから約1時間の行程である。

01

 上左の写真は、最初に目にするシーン。高さ5m程のありふれた小滝のように見えるが、流れを渡って正面に回り込むと、まったく違った姿を現してくれる。
02

 長い年月をかけて、水が岩を削って作った自然のウォータースライダー。削りながらその向きを変えていったのが分かる。規模的にはささやかだが、滝巡りをしていてめぐりあう、大自然の不思議。又滝の新たな魅力に憑かれてしまった。
201207290929_028

 一時間以上をこの滝の前で過ごしてしまった。長居したつもりはないのだが。
201207291036_080  装備を片づけ、元来た道を戻る。
 右の写真は、林道終点・山道に入ってすぐのところにあった小滝と淵。往路ではとても印象的に見えて、帰りに寄ると決めていた。撮ってみると思ったほどでもなかったのだが、緑色に染まった淵がいい感じである。
 この淵を撮影中に、18-55mmのレンズに異常発生。AFがうまく動作していないようだ。キットレンズなので修理するより、買った方がいいかも。
 山道は下りの方が足に負担が掛かるので、ゆっくり歩いて一時間。途中、沢の小滝を撮影したりしていたので、車に戻ったのはお昼前。予定では、もうひとつ別の未訪瀑滝を訪れる予定だったが、どのくらい時間がかかるか未定なので、今回はこれで切り上げることにする。
201207291242_094  そうはいっても、これだけで帰るのももったいないので、次に訪れる下調べの為、滝へのアプローチの入り口と、駐車場所を確認しておく。
 それを終えて、国道脇にある閑定の滝の前で昼食。この滝は道沿いにのぞけるお手軽滝であるが、この優美な姿は、見るたびに新鮮に感じられて不思議である。

 昼食を終えるとまっすぐ帰路につく。穴吹川に沿って走ると、狭い道に数多くの車が停めてある。河原では多くの家族連れが遊んでいる。キャンプしながらの水遊びなのだろう。四国一の清流といわれる穴吹川ならではの風景である。

 走行距離131km 9,844歩。

 簡単に終わると思っていた三升蒔の滝訪問であったが、思った以上に時間を費やしてしまった。一度に二ケ所以上の未訪瀑滝を訪れるのは、少し難しいようだ。

2012/07/24

難関を超えて 黒滝 その2

 7月22日 黒滝訪問の続きです。
Img_0486_1024x767  黒滝正面にたどり着いたとき、雨が降り出した。最初は滝の飛沫かと思ったが、明らかに空から落ちてくる。木々の陰で雨宿りしようと思ったら、右岸側に岩でできたトンネルがある。これ幸いと潜り込もうとしたら。ロープが垂れ下がっており、奥へ進めるらしい。もしやと思い、岩をくぐって裏側に出ると、上に向かう道がある。そして大きな岩を回り込んだ先に、黒滝が全景をあらわした!

01

 ここでは大岩が頭上に覆いかぶさり、雨を遮ってくれる。とりあえず昼食をと思い、ザックをおろして座り込むと、今度は滝に陽の光があたってくる。急いでカメラをカメラを取り出し、三脚をセットして撮影。陽がかげる、また当たる繰り返すので、食事を後にしてまず撮影タイムに。
02

03

201207221241_168  左岸側からは岩が邪魔なので、右岸からの絵しか取れない。それでも、上段を撮ったり、少し上って見下ろし気味にしてみたりすると、いろいろな表情があって楽しい。また、部分的にアップしても面白い。
 しばらく撮影の後、いつものように滝前でのおむすびで昼食。そして撮影再開。
今回はND-16のフィルターを使ってスローシャッター撮影を行っている。持ってきたレンズは28-300mmとワイコン付18-55mm。これだとフィルター径が同じなので便利である。
 撮影時の画面確認では、スローシャッターでの出来があまり良くなかったのだが、帰って確認すると割といい出来なので、もっとスローにこだわってもよかったかと反省。
 1時間以上を過ごして、黒滝を後にする。このころ再び雨が降り出した。雨の後の下りは滑りやすいので怖い。実際2度ほど滑って斜面を転がりかけてしまった。往路より踏み跡がわかりやすく感じたが、やはり時々迷いながら1時間35分、休憩なしで車まで戻ってこられた。
201207221434_178_1072x712
 時間は14時20分。シャツもズボンも汗や雨でぬれて泥だらけ。急いで着替える。当初の予定では、八間滝か日浦谷を訪れるつもりだったが、気力を使い果たしてしまった。まっすぐ帰ることにする。その前に、林道沿いの民家に咲いていたアジサイがきれいだったので、数枚撮らせてもらった。

 銅山川沿いに出て、今度は四国中央市に向かって東進。アジサイロードにはまだ紫陽花が残っており、気分よく快走。金砂湖から山越えをする際、八ケ滝・水ケ滝がほとんど落ちていなかったのが残念。
 三島川之江から高速を使って、16時帰宅。走行距離221km 3,777歩は、斜面ばかりで距離を歩いていないせいだろう。念願の黒滝を制覇して、満足度120%の遠征だった。
(これを書いている24日現在、まだ筋肉痛で呻いていることを除けば・・・)

2012/07/23

難関を越えて 黒滝

 7月22日 今日の遠征は新居浜市保土野の黒滝と決めていたが、朝起きると天候が少し不安定そう。遠征の気力が萎えかかるが、取りあえず出発。高速に乗って西に向かうと、丸亀市・四国中央市で激しい雨に降られる。だが、新居浜市から大永山をこえて別子側に出ると、晴天。
Img_0471  黒滝は、通常の地図でも表示される滝だが、到達するまでにはかなり厳しそうだったので、訪れるのを躊躇していた。つい先日、kurenaikaiさんが訪れたと聞いたので、そのレポートも参考にさせてもらうことに。保土野地区の林道を進むと、沢をまたぐ橋のところで通行止め。その手前に車を停め、左岸の竹林へと入る。堤を越えると、かろうじて踏み跡と分かる道を進む。倒木が道を塞ぎ、時々藪が道を隠す。崩れ落ちた道を藪が隠した場所があり、気付かなければそのまま転落していただろう。山道に結構慣れてきたおかげで、危険個所を避けることができた。
201207220955_059    
 迷いそうな場所には赤いテープが巻いてあり、険しい道ながら問題なく進むことができる。ただ谷あいの道は風がなく、湿気のせいでズボンが足に張り付く感じで重く感じる。
 木々に邪魔されて見えないが、沢は小滝の連続のようで、ワクワクする音が聞こえてくる。
 道が沢沿いに出たところで小休止。小さな滝があるだけの、当たり前の渓谷だが、心地よい休憩タイムである。

 最初の休憩地点のすぐ先で、一度中洲のような島に渡渉。すぐに左岸に戻るが、この後はずっと沢沿いを歩く。沢は魅力的な小滝の連続、ということはそれだけ急な道を登っているわけで、行きは夢中で思わなかったが、帰り路では苦労することになる。
 左の写真では分かりづらいが、結構な落差のある小滝である。名前があってもおかしくないくらい。この小滝はkurenaikaiさんも撮影していたので、やはり魅かれてしまうのだろう。
 黒滝を遠望できるところまで、1時間から1時間半と聞いていたが、小滝撮影の小休止を繰り返したおかげで、約2時間でそれらしい場所に到達。
Img_0480_768x1024  断崖を何段もの滝が掛かっている。 右の写真はコンデジでの撮影。一つ一つが5mくらいの小滝の連続で、最も奥に黒滝らしき姿が。だがここからは沢沿いを伝っていくことは無理のようだ。沢にある岩は巨大でよじ登れそうにない。両岸は切り立っており、歩けそうな場所がない。この滝を知ったseisanさんのHPでは15分ほど回り込むとあったので、沢を少し離れて崖をまわりこめる場所を探す。この辺りでは道らしきものはなく、藪を掻き分けながら上を目指す。時々沢に戻ってみるが、まだまだ先のようだ。岩塊に道を阻まれ、これ以上は無理と判断して沢に降りたが、黒滝までまだ二段ほどあった。
 気力が尽きかけ、沢の岩場に座り込んでしまった。道のないところを来たので、帰り路が不安になったのもある。
 小さな滝壷の脇に咲いていたヤマアジサイ(?)。他にもいくつかの花が咲いていた。それを見、滝の音を聞いている内に気力が回復。上への道を探した。
201207221111_070
 先ほどの岩壁に戻り、沿うようにして上を目指す。すると明瞭な踏み跡が現れた。人が歩いて崩れた場所もある。もしかしたらkurenaikaiさんの足跡かも知れない。
201207221240_164  
 そして再び沢に戻った時、先ほどより一段上に出ていた。沢の中ほどまで渡ると、正面に黒滝!やっと到着である。出発してから3時間以上が経過していた。

 続きます。

2012/07/09

八ケ滝直下へ

 7月8日 水ケ滝のつづきです。

 法皇トンネル出口より、水ケ滝の反対方向、西に向かう未舗装の道がある。2年前、八ケ滝直下に行こうとこの道を通った時は、倒木があったりして荒れ果てた感があったが、今は綺麗に整備され、車が十分に通行可能である。
 道が沢と交差する場所、八ケ滝はこの上のはずである。道はさらに続いているが、この場所は十分に転回できるほどのスペースがある。ここまで車で入ってくればよかったと思った。
 「四国の滝めぐり」のなかちゃんの訪問記録がなければ、この滝の直下を訪れようとは思わなかっただろうが、行けるとわかれば行ってみたくなるのが滝屋である。
 沢の右岸は崖っぽいので、左岸側の藪の中に踏み込む。踏み跡があるようなないような・・・。とにかく柔らかい急斜面を登って行く。沢はほとんど小滝の連続で、それだけきつい斜面を登って行くのだが、やがて木々の向こうに白い壁が見えたような・・・。滝の下部が見えて来たのだと思い、もうひと踏ん張り。やがて木々が開け、八ケ滝が目の前に!
201207080858_046
 周囲を崖と木々で囲まれてた小さなスペースに、水量を増した滝が落ちてくる。さすがに飛沫が凄い。湿度と気温のせいで、フィルターがすぐに曇る。水滴を拭った後、曇りが消えるまで少し待ってから、滝にカメラを向ける。そして又レンズを拭く。一枚写すごとにレンズを拭かなくてはならないが、その苦労も、この滝を撮影するための楽しさである。
 最初の一枚は28-300mmを使用。その後はワイコン付き18-55mmでの撮影である。

 下の写真は、ほぼ同じ位置から、シャッタースピードを変えてみた。どちらも捨てがたいと思った。もっとシャッタースピードを速くしても良かったかも。

 

02

 長靴を履いているので、流れを渡って右岸から。ほぼ同じ位置でも、少しひいて撮ってみると、滝の雰囲気が変わって見える。
03

201207080927_087  国道からわずかなかに入っただけで、この秘境の雰囲気。これだから滝を追いかけるのは楽しい。時折国道を登ってくるバイクの音が聞こえるが、それさえなければ、水音だけの別世界である。 やはり時間を忘れてしまいそうである。

 右は、すぐ下の小滝。白くつぶれているが、奥に八ケ滝の下部が見える。これも八ケ滝の一部と見るのか、迷うくらい趣が合って、好みの滝である。この下にも何段かの小滝が連なっているのである。
201207081021_118   

 車に戻って、少し金砂湖方面に下ったところから八ケ滝を遠望。あの滝を下から見たのかと思うと、やはり感慨深いものがある。

 時間はお昼前。今日は他を回る気がなくなったので、帰ることにする。とはいえ、帰り道でよる場所があるのだが。

 荘内半島に寄り道して海を見ながら昼食。そして坂出市まで帰って来て、浜街道を走る。五色台を見上げ、白峰に見える稚護ケ滝。
 数日前に「さぬきフクロウ移動隊」のふくちゃんより、この滝の真下に至る道を教えてもらったので、行ってみようと思っていたのだが・・・。
 滝前の道で人が集まって何やらやっている。車を停められなかったのもあるが、本来通行止めの場所に入ることに少し躊躇して、今日は見送ることにした。ゆえに、稚護ケ滝の写真はなし。
 帰りつく頃にはすっかり青空で、少しもったいない気もしたが、 収穫に十分なので良しとする。
 走行距離212km 4,163歩 歩いた距離は少ないが、今日も充実した遠征だった。



 

2012/07/08

未開花の古代ハスから 水ケ滝へ

 この時期の定例となった古代ハスを見るために早起きをして・・・のつもりが目覚ましを止めてしまい、5時前になってあわてて起き出した。準備はしてあったので、いつものようにコンビニで朝食・昼食を調達して出発。
201207080600_001  高瀬町の地蔵寺まで約40分。こんな時間に、中学生たちが部活の為登校しているのには驚いた。試合でもあるのだろうか。
 到着した地蔵寺では、まだ古代ハスは蕾の状態だった。昨年同期には数輪の開花があったのだが。雨粒をのせた蓮はいいものだが、やはり花がないと、面白くない。
 やっと一輪だけ開いた花を見つけた。今日の収穫はこれだけ。
201207080601_004

 時間は6時過ぎ。新居浜方面の未訪瀑滝を訪れようと高速に上がるが、しばらくして眠気が襲ってくる。途中のPAで仮眠していると、天候が悪化しているようだ。行き先を変更する。
201207080804_018   
 三島・川之江で高速を下り、R319で山を登って行く。今日の霧は視界を奪うほどでなく、煙のように上昇していく。この雰囲気を撮ることができればと思うのだが、うまく撮れたためしがない。

 法皇トンネルを出たところにある水ケ滝。普段水量の少ないこの滝も、最近の雨で程よい水量に。そしてこの時期のお楽しみが紫陽花である。
 ここの紫陽花は他のエリアに比べて開花が遅い。今が見頃かと思われるが、花の数が少ないような。
 三脚を据えて、露出を絞り込んで背景を生かす。数年通っているので、少しはましな構図で撮れるようになった・・・と思う。
 少し道路上にはみ出して撮影しているので、トンネルから車の接近音が聞こえてくると三脚抱えて退避。曇りなので、コントラストが強くなく、程よい水量のおかげで、結構いい感じ。

201207080758_009

201207081006_110
 あちこち位置を変えている内に、何組かの訪問者が撮影に訪れる。それなりに名の知れた名所になっているからだが、一眼や三脚を使っていたのは1人だけだった。

 取りあえず満足するまで撮影した後、しばらく考える。二年前、訪れようとして装備が不十分で断念した滝がある。雲は厚いが、雨は降らないだろうと思い、行ってみようと決めた。車はそのまま、長靴に履き替え、装備を背負うと法皇トンネルの脇から続く道へと踏み入れる。

 続きます。

2012/06/25

豊念池から まぼろしの滝へ

6月24日 新宮あじさいの里 よりつづきです。

 あじさいの里駐車場から、下に降りることなくそのまま進み、山道をしばらく進むと、新宮小中学校の手前で国道に合流。新宮ダム横を通過して、四国中央市瀬戸内海側へ出ると国道192号をしばらく東進してから山越え。五郷ダムの脇を抜けて、到着したのは豊念池。
201206240912_229  こちらも雨が降っていた。昨日は放水していなかった石積ダムも今日は自然放水中。昨年ほどではないが、弧を描いて飛びだす水飛沫は豪快である。
 昨年、正面から撮った際、28mmでは十分撮り切れなかったので、今回は17mmを使用。これで青空だったらと思うが、その機会は難しいだろう。
 先客は一台。傘を持って出たものの、傘を持ってカメラを構えるのは難しい。濡れるのも構わず、傘を放り出してカメラを向けると、レンズに水滴が・・・。歯がゆい思いをしながら、撮影を続けた。
201206240920_251

201206240924_260

201206240927_266_2  ダム横の小道を登ってダム上に出ようかと思ったが、見るべきものもないだろうと思って止めた。雨の中、これ以上うろうろしていると風邪をひいてしまう。
 昨年訪れた際、ツツジの彩りを加えた景色を撮るべきだったと後悔したのだが、今年は少し時期が遅かったようで、やはり彩りを添えることはできなかった。
 車に戻ってカメラに着いた水滴を拭う。D300sは防水・防塵に優れた機体だが、濡れたままはよくないし、ズームレンズに着いた水滴は中々乾かない。一通りふき取ってから出発。
201206240931_267   ここに来た主目的は豊念池ではなく、つい最近ローマさんから聞いたまぼろしの滝。ダムから100mほど下流側にあると聞いていたので、走りながら対岸に目を凝らすが分からない。車を下り、歩いて対岸を探すと、やっと見つけた。
 大雨の後にだけ現れる滝らしく、今日程度の雨ではわずかな水量でしかないが、綺麗な滝である。形としてはとても好みである。これだけ木々があると滝に近づく術はないように思えるが、ローマさんは冬に再訪して道を探すらしい。
冬に大雨の降る週末があったら、来てみようか。

11時前に帰宅。163km 5,759歩の遠征は、雨の為予定変更があったが、早起きした価値はあった。来年もまた、早起きしてあじさいの里を訪れたいと思った。

 

2012/06/19

金毘羅大滝はさびしそう

6月17日 堤邸の紫陽花よりつづきです。

久しぶりに見た金毘羅大滝(こんぴらの大滝?)、今までは対岸からの遠望のみだったので、近くで見てみようと、筏津山荘のほうに乗り入れる。入口の看板には「別子観光センターは4月より休業します」とあった。
201206171226_052_2
筏津山荘は、幾つかのロッジが建つキャンプ場(?)のようなところだが、その外れに落ちる滝は、沢の流れを変えて人工的に作られた滝と聞いている。山荘に泊まる人たちを癒していたであろう滝は、誰もいない山荘でなぜか寂しそうに感じた。
 駐車場に車を停めると、滝が正面に。赤いツツジが色を添え、いい感じだと思ったが、撮ってみるとさほどでもない。

 濡れて滑りやすくなった石畳の坂を登り、滝の下へ。
0

1

201206171239_070  時折雲間から太陽が顔をのぞかせ、飛沫がきらきら光る。滝を下から見上げるときの醍醐味のひとつだが、もう少し光の芸術を楽しみたかったな。
 時間は1時前。当然のように滝前で昼食。気分よく食事を終えて、筏津山荘を後にする。

 このエリアには。瀬場谷の八間滝を始め、未訪瀑の保土野の黒滝・肉淵谷のののじの滝など、魅力的な場所が多い。いつか制覇したいエリアである。
201206171322_207   

 富郷ダム・法皇湖まで下って来て、松野橋から見える風景。木の色の違いが、偶然日本列島に見えると、昔記事になったらしい。そう言われてみると、日本の形に似ているような。

 あじさいロードの名の通り、道の両脇に植えられた紫陽花。けれど時期をはずしているのか、花の数が少ないように思う。昨年は雨の中で走ったおかげで、より雰囲気を楽しめたのかも知れない。今年は少々期待外れだが、取りあえず、お気に入りのポイントへ。

 つづきます。

2012/06/03

すれ違いかけて… へんど滝

 先週に引き続き、那賀町エリアの未訪門滝に挑む。花菖蒲の時期なので、直前まで行き先に迷ったが、栗林公園の見頃が少し先になりそうだし、夜間雨の情報もあるので、滝訪問に決定。
201206030831_001  先週と同じく6時出発、同じコースで那賀町に入る。
右の写真は大用知谷の滝三段目。国道の橋から見える滝で、小さいが迫力のあって、何より滝壷の形が面白い。滝めぐりで初めてこの木沢村エリアを訪れた頃には、橋は工事中だったのを覚えている。この滝からすぐ新しいトンネルがはじまり、風景は大きく変わってしまった。トンネルの上を流れる加州谷の滝も、いい形で撮れた時に紹介したいと思う。

 先週と同じように林道に入り、少し通り過ぎるとゲートがあって行き止り。本来ここからは関係者以外立ち入り禁止だが、写真以外はとらないし、煙草も吸わないので、大目に見てもらおう。那賀町の観光ブログ(今は消滅しているようだ)にも掲載されていた滝なので、訪問しては駄目ということはないだろう。
201206031212_075  先週より少し早く着いたので、9時には装備を背負って出発。ゲートの隙間をくぐり、山道を登って行く。今日はいつもより大きなザック。2月の高瀑で使ったザックだが、これから慣れておことうと思い、交換レンズ4本を詰め込んでいる。落石がゴロゴロしているが、そうでなければ軽四なら楽に通れるほどの広く整備された山道は、少し急なだが歩きやすい。
 この時期、視界は木々の緑と地面の茶色だけ。時折赤や白の花が、目を惹く。

Ixy120603_08  山道に入ってすぐ道が分岐する。谷沿いの道を選び30分弱、道が谷の左岸から右岸へと交差する。その場所にあった小滝をコンデジで撮影。実はこの時、大失態だったのだが、それは後で判る。
 折り返しながら、山道は高度を上げていく。川と交差してから約20分して、どうも道が川から離れていくように思ったので、GPSを取り出して確認。間違いなく川からは離れていっており、このままいけば、先週訪れた菊千代谷に到達していまう。最初の分岐で間違えたかと思い、引き返す。戻る道は急な下り坂で、歩みは早いがその分注意も必要である。
201206031021_010  川と道が交差するところまで戻ってきて、先ほどの小滝とは反対側にも小滝があることに気づく。一応撮っておこうと正面に回り込んだところで、ショック!小滝の向こうに見事な滝が。
 最初に小滝を撮影した際、岩陰で合流する流れに気付かず、水音にも気付かなかった。最初に地形図で確認した時、もっと奥にあると思ってしまっていたのだが、帰って確認すると滝のマークは確かにこの場所である。滝のあるのが本流で、最初の小滝の方が支流のようだ。
 濡れた岩や、湿って滑りやすい斜面だが、移動はしやすいので、滝に接近しながら、いろいろな角度で撮影。今日も当然ワイコン付き18mmを持ってきている。
 平坦な場所がないので、三脚の脚の長さを変えて水平を保つ。スローシャッターなのでレリースを使って1秒の露出。

01

02
201206031125_034   
 滝まで戻ってきたのは10時20分、気がつくと11時半になろうかとしていた。少し早いが昼食。これだけの滝を目にして、昼食を別の場所で撮る気にはならない。
 食事を終えた後、去り際に数枚撮影して滝を後にする。

 この滝の名はへんど滝と呼ばれている。この滝のある谷がへんど谷と呼ばれているからだろう。
 「へんど」というとあまりいいイメージがないが、「辺土」かな。
 桂さんのHPではこの滝は紹介されていない。立ち入り禁止エリアの所為かも知れないが、冬の姿は素晴らしいそうなので、次の冬に来てみたいと思った。

201206031051_022

 へんど滝を後にして、山道を戻る。下りなので20分くらいで車に戻る。時間は1時前。
近くにまだ未訪瀑の滝はあるが、この後寄りたい場所もあるので、帰り路も先週と同じく、R193で土須峠越え。

 つづきます。

2012/05/29

山の神に会いに その2

5月27日 山の神に会いに のつづきです。

201205271227_087  水車の滝を後にして、山の神の滝に戻る。滝口から右岸側の崖つたいにワイヤーが張ってあるのでそれを伝って、滝下に。滝口を通過する際に、滝の横顔を取ってみたが、今ひとつ。もっと角度を工夫してみるべきだった。足場が悪かったとはいえ、せっかくの秘境滝、もったいないことをしたと後悔している。
 滝前から、三脚を据えて撮影開始。その時は結構いい出来かと思ったのだが、帰って確認すると、滝前で感じたあの荘厳さが伝わってこない。もっといろいろな角度、特に上下の角度を工夫してとるべきだったと、こちらも後悔している。
201205271237_097
201205271248_112

 ザックに装備を片づけながら、低い位置から山の神下の滝が、改めていい感じに見えたので、しまいかけたカメラと三脚を再度引っ張り出した。
201205271254_119

  自分としては、上の写真が一番ましに思える。上下角度をもっと工夫すべきだったと後悔したのは、この絵があったから。最後に滝壷への落ち際をUPで。
201205271257_126

201205271304_128  装備を背負い、元来た斜面を戻る。右の写真は登り際に咲いていた白い花。緑の渓谷で白い花は、いいアクセントになる。
 斜面を登り切り、遊歩道にたどり着くまで20分。緩やかな部分を探すより、一気に尾根の稜線まで登り切った方が、楽なようだ。ただ、顔を上げた正面に蛇の顔があったのには驚いた。
 山の神の祠まで戻った時には13時半。下の滝を訪れるには時間的に厳しい。少しでも迷ったら、遅くなってしまいそうである。上の滝も再訪したいと思ったので、下の滝はその時までのお楽しみにしておく。
201205271406_131  下の滝をパスしたため、少し時間に余裕ができたので、花を見かけるとカメラを取り出して撮影。これは「フタリシズカ」かな。

 時折崩壊している道を慎重に戻り、最初の沢に到着。最後の急斜面をゆっくり下りる。ここまで帰ってきて、最後にこけたりしないように!
 14時40分、菊千代谷を離れる。大釜の滝を過ぎ、土須峠を越え、神山町経由で帰路に着く。

 帰宅したのは16時50分。241km 12,024歩。山の神の滝に出会えた感動と、うまく写せなかった悔いと、そんな複雑な気分の遠征だった。この滝は秋に再訪してみたい。

2012/05/28

山の神に会いに

滝王国・木沢村、現在の那賀町は、名瀑の宝庫である。竹野さん・桂さんのHPを頼りにアタックしてきたが、未訪瀑の滝も多い。今日の目標はそのうちの一つ、菊千代谷の山の神の滝。

201205270820_007  5月27日 日曜日、6時出発。高松自動車道を東進し、徳島市・阿南市を経由して、R195へ。那賀川沿いに出る頃から、アジサイを見かけるようになった。もう、そんな季節なんだと、少し不思議な気がした。写真は、那賀町衛生センター入口にあったアジサイ。
 長安口ダムを過ぎ、板州木頭川沿いにR195を北上。このルートを年に何回通っているだろう。ここまで遠征してきても、秘境の滝だと一度に訪れることができるのは、一ケ所だけ。これからもこの道を通い続けるのだろう。
 大轟の滝を通過し、大釜の滝の直前で、林道に入る。昨年8月に、アタックするつもりだったのに、途中道草しすぎて断念した場所である。
201205271435_135  時間は9時。道沿いに落ちる小さな沢が、取り付き場所。桂さんのHPで調べていなければ到底分らない。調べた後でも、本当にここから登るのか?と思ってしまう。
 登山靴に履き替え、ザックを背負う。今日のフィールドキャップはNIKONのロゴ入りモスグリーンカラーのもの。冬場は黒を愛用しているが、スズメバチが黒に寄ってくると聞いて、昨年発売されてすぐ入手したキャップ。黒とデザインは少し異なるが、NIKONのロゴ入りは私のこだわり。
 帽子を黒から変えても、今日のザックは黒。これでは意味がないなと、一人苦笑い。夏場は黒を避けなくては。

 山道を歩くので、ストックを持って出発。踏み跡は不明瞭なので、登りやすそうな場所を選んで、登っていく。
 高さにしてば30mくらい登ったくらいだろうか、石垣で組まれた、綺麗な道が現れる。幅1m位の平坦な道であり、歩きやすそうに見える。
 桂さんが9年前に訪れた際のレポートでは、道が崩れていたり、橋の落ちた沢があったりしたそうだが、その後、2004年の豪雨で多くの道が崩壊している。この道も、この先は苦労が待ち受けているのだろう。
Img_0439  歩き始めてすぐにあった、木に咲く花。これはコンデジによる撮影である。山道を歩く際には、両手を開けるためD300sはザックの中。途中の目印や、時間を記録する為にポケットに入れてあるIXYだが、昨秋の御来光の滝で転倒した際にどこかを打ちつけたのか、今ひとつ調子が良くない。右の写真もピントが合わずに苦労した。コンデジなのでバックのボケは期待できなかったが、少し面白いものが撮れた。
201205271016_011  道の両脇の杉林は間伐によって、明るく、いい感じなのだが、間伐材が道の上にも転がっているところがある。また上から転がり落ちて来た石が、ゴロゴロしていたり、時には道ごと崩れ落ちていたり。途中横切る枯れ沢には、掛かっていたであろう丸太の残骸があるのみ。そんな道を、時には斜面に登って迂回しながら進む。
 約40分程歩いて、「山の神西の滝」のある沢に着く。沢の上流側を見ると、小さな滝が見える。「西の滝」にいくには、斜面を少し登ったところに踏み跡があるらしいが、私はいつものように、沢を溯上する。
 左の写真は最初にある小滝。滝とは呼べない落差だが、小さな滝壷がいい雰囲気である。
 木々の間から差しこむ陽の光の為、写真に撮るとまだら模様で妙な出来になってしまう。いろいろ試してみたが、今はこれが精一杯。
 後方微かに見えているのが、西の滝である。
この小滝の上に、もう一段小滝があり、涼やかな水音だけが、辺りを満たす。沢に降りる前に、木々をかき分ける音が聞こえていたが、鹿でもいたのだろうか。
 西の滝の上段(本体)も写りが良くない。水量が少ないせいもあるが、今日のような天気だと、滝をらしく撮るのは、難しい。
201205271029_018
 西の沢を過ぎてすぐ、道が完全崩壊している。少し戻って斜面を登ると、微かに踏み跡が。大きく迂回して道に戻る。急な斜面を上り下りする場合、ストックがありがたい。
 はるか下方から、心湧きたつ水音が聞こえてくると、突き出した尾根の上に小さな祠がある。これが山の神の祠だろう。少し寄ってお参りした後、下に降りる道を探す。鳥居脇から「山の神下の滝」と続く道があるらしい。崩れた鳥居(柱が1本残っているだけ)らしきものの脇から下へ降りられそうに見える。帰りに時間があれば寄ることにして、先に進む。
 案内では祠を過ぎてから、2本目の枯れ沢を下るとあったが、目印として掲載されていた岩がないので、先に進む。4本目の沢にそれらしき岩があったので、沢に沿って急斜面を下りる。途中、大きく段差になったところは斜面に戻り、木々を伝いながらおりていく。次第に水音が大きくなってくる。
 ここでも降りた高さは50mくらいだろうか。川辺に降りて、上流側に向かい、岩をひとつ回り込むと見えてきた「山の神上の滝」。写真はコンデジ撮影。
Img_0451

 この時点で11時30分。まずは昼食を取ることにする。滝のすぐ手前で、ザックを下ろし、いつものようにコンビニおむすびと水筒のお茶。やはり滝を目の前にしての食事は最高!。
 食事を終えると、カメラだけを抱えて、滝の右岸側の崖を登る。荷物を置きっぱなしなのは不用心だが、ここには誰もいない。木の根とワイヤーのおかげですんなり滝の上に出ると、さらに上流へ。すぐに見事な滝が見えてくる。
Photo

201205271202_035

201205271218_074  こちらは水車の滝。菊千代谷に落ちる支流に掛る滝であるが、思っていた以上に立派だった。「山の神上の滝」を越えるのに苦労するかと思っていたので、三脚を持ってこなかったのだが、後悔した。もっとじっくり腰を据えて撮るべき滝である。
 滝の周辺は小さな黄色い花。最近の傾向で、少し遊んでみたが、まだまだの出来だ。
 物足りないが、手持ちではこれ以上のものはできそうにないし、メインの滝が待っているので、水車の滝を後にし、荷物の場所に戻る。

つづきます。

2012/05/22

魅力見直し 鳴滝

 5月20日 桜滝探検行よりつづきです。 

雨の山道(国道438号)をくだる。今日の最終目的は鳴滝。国道から見える、メジャーな滝であり、その優美な姿はとても好みなのだが、写真に撮ると今ひとつなので、撮影の為に訪れるのは三回目。
201205201524_177  この滝にはいつも朝方に訪れていた。東向斜面にあるこの滝は、朝日を浴びてコントラストが強くなる。水量が多いとさらに白トビが目立つ。今日は曇り空で夕刻、条件がいいと判断し帰り道に選んでいた。

 鳴滝の駐車場は、なぜか満車状態。駐車スペースではない隙間に車を停め、ますは道沿いの滝見台へ。緑の木々も滝に被さることなく、その優美な全景を見せてくれる。
 滝見台の柵が入らぬよう、道から撮影。その後、滝見台から滝を見上げてみて、木々の被さり具合がいいと思ったので、たたんだ三脚を再び開いた。
 駐車場まで戻り、脇にある道を登る。階段状に補強されているのだが、段差が高く登りづらい道である。木々の間を抜け、開けた場所に出たと思ったら、滝の中段にある滝見台である。
 滝見台は安全の為柵に囲われているのだが、柵が邪魔なので、柵の外に出て、三脚をたてる。ここではワイコン付きの18-55mm。滝は縦に撮ることが多いが、このレンズだと横方向にワイドに撮ることができ、壮大な雰囲気がでる。2月の高瀑で実感したことだが、ここでもいい雰囲気を出せた。
201205201542_189

 この時、時間は4時前。引き上げる時間だが、もうひとつの滝を見る誘惑に勝てず、再び駐車場に戻ると、今度は下への道を辿って行く。
 前に来た時は、遊歩道のままに下まで降りてしまったが、堤で邪魔されてしまうので、道を外れ、堤の上で滝前に滑り下る。
201205201556_197  
 水量が多いと、右岸側にもう一つ滝が見える。この写真でも微かにもう一本の流れが見えるが、この流れの上部は綺麗な落ち方をしている。この滝は、鳴滝の最下段になると思っているが、駐車所のある道で分断され、少し離れているので別の滝と見るかもしれない。
 堤の上に回り込んだおかげで、気分良く撮ることができたので、満足して鳴滝を後にする。狙い通り、今回は想いに近い写真を撮ることができたように思う。

 後はまっすぐ帰途に着く。
 帰宅時間は 5時34分。209km、6,219歩。
 見慣れた滝でも、時期と視点を変えると別の姿が見えてくる楽しさを、今日も実感した遠征だった。

 

2012/05/21

新緑のアオバイ滝から名頃へ

 桜滝から落合峠を越え、少し下ってからエスケープゾーンに停める。少し歩いて下を見ると、アオバイの滝が見える。
201205201241_136_2  冬には邪魔する木々もなく、全景をすんなり見せてくれる滝だが、緑を取り戻した木々に隠され、垣間見る滝になってしまった。滝への斜面は年々なだらかになっているような気がするが、まだ下りて行くだけの勇気が出ない。次の冬になって、下まで見通せるようになったら、行く気になれるだろうか?

 ここでは滝を見ながらとはいかないので、車に戻っていつものコンビニおむすびで昼食。窓を開けていれば、はるか下方から滝の水音と野鳥の鳴き声。

 食事を終えて、山道を下る。途中「クノモさんの滝」に寄ろうかと思ったが、駐車スペースに先にワンボックスカーが停めてあったので、今回はスルー。前回は冬に訪れたので、新緑の季節に再訪したいと思っている。できれば青空の時に。
 落合集落を過ぎ、国道439号を剣山に向けて東進。途中、民家の庭に鮮やかな花が見えたので思わず停車。
 赤・ピンクに交じって黄色いツツジ。ここまで見事なのは初めて見た。
2

 ふと先を見ると、ここは名頃地区。ここの見どころは?
Photo
 あることが分かっているからか、あるいは最近あちこちで見かけるせいか、最初ほどの驚きはない。初めて訪れたときには、思わず道を尋ねかけた程だったのだが。そう考えていると、視界の隅でかかしが動いた・・・と思ったら、人だった。稀にしか人影を見ないせいか、ここはかかしが住んでいる村のように思えてくる。
201205201343_153  ここで見つけた奇妙なオブジェ。焼き物のようだが、昔どこかで見たような・・・?

 剣山に近づくにつれ、雲は厚くなり、雨が降りそうな気配。途中、幾つかある登山道入り口の脇にあった小さな滝。前は通り過ぎてしまったようだが、今回は魅かれて停まってしまった。
 滝前に降りる踏み跡があったので下りていく。撮ろうと思ったら、広角側が足りない。車に戻ってワイドコンバータ付きの18-55mmを取ってくる。
201205201408_159   
 小さな滝だが、結構雰囲気のある滝である。滝の右岸から続く道が、登山道らしいが、はしごのように組まれた木が崩れている。もう少し緑が進んで、水量が増えると面白いかも。

 国道438号と合流する頃には雨が降り出した。この高度だとほとんど雨雲の中だから、よく雨に会う。晴天で見の越を通過した記憶があまりないのは、実際そうなのだろう。
 国道438号をつるぎ町方面へと下る。このエリアには未訪瀑の滝が多くあるが、今日最後の目的地は、メジャーな鳴滝。

 つづきます。




 

2012/05/20

新緑 桜滝探検行

 深渕自然公園から落合峠にかけてのエリアは春の訪れが遅く、連休明けに桜を見ることができる。先週、体調を崩して出かけられなかったので、今週は是非訪れたかった。既に新緑の季節となっているが、このエリアを新緑の季節に訪れるのは初めてのような・・・気がする。
 6時20分出発、三加茂から県道44号を山中に向かう。曇天のせいで、新緑が今ひとつ映えないので、桟敷峠まで何もせず通過。工事の為、通行止めの表示があるが、今日は日曜日、通行止め解除だと信じて進む。松尾ダム湖沿いに出ると、何カ所かで道の補修中。そのせいなのか、ダム湖の水が少ない。エメラルドグリーンの湖面と新緑の組み合わせを期待していたのだが、今回は見ることができなかった。
201205200859_032  8時54分 桜滝到着。
 何度も来た場所であるが、新緑に囲まれた姿は新鮮である。
 滝のすぐ上にある樹には、葉がない。この樹が桜滝の名の由来となった桜だが、まさか枯れてしまったのだろうか。とても気になるところである。

 今日はこの滝の上流・下流にある景色を見てみるつもり。いつもの様に桜滝を上方から写した後、長靴に履き替え、スリングバックに装備を入れて、少し上流側から渓谷に降りる。微かな踏み跡を辿って下りた場所には、綺麗な渕。
201205200922_035
201205200929_042    
 とてもいい感じの渕である。
 ぼーっと時間を過ごしたくなる。

 実際に15分くらい雰囲気に浸った後、渓谷沿いに下っていく。石伝いに下る為、右岸・左岸と何度も移り、時には少し斜面を登って上から回り込んだりもする。小滝のような段差を越えたりもしてしばらく行くと、、桜滝の上に出た。
 滝の上に立つのは危険なので、左岸側の斜面を伝って、滝の側面に出る。下から昇る場合は「高巻く」というが、下りてきた場合にはなんというのだろうか。
 桜や青空をバックにできないのは残念だが、せっかく降りて来たので、滝前でも撮影して、更に下っていく。
Photo

 渓谷の両側は、急斜面か岩。小さなゴルジュ風になった場所は下るにも苦労するが、何とかルートを探して沢を下っていく。200mほど下っただろうか、やっと目的の場所に到達した。
201205201056_106  岩の間をえぐるような流れが、小さな滝となる。竹野さんのHPにある「桜滝下の滝」である。
 2m弱の一段目が浅い滝壷を造り、向きを変えて二段目がはじまる。今日の水量であっても、岩肌を滑り降りる際に水しぶきを浴びるほど、サイズの割に豪快な滝である。
 二段が一緒に収められる場所では、持っていたレンズで全景が入らない。実は、広角レンズを持ってはいただが、フィルターを忘れてしまっていたのである。この滝は再訪する機会があるだろう。

 この滝の下流10m程は気持ちのいい回廊である。しかしながら、その下は小さなゴルジュになっており、下ることができない。幸い、この場所からの道側の斜面は少し緩やかになっており、木を伝えば登って行けそうだ。

 斜面を登って行く際に、白い小さな花の群れに気付いた。以前なら気付かずに通り過ぎたはずだが、最近は小さな野草を写すのが楽しくなってきている。手持ちでのマクロ撮影がまだうまくないのと、花の名前を覚えられないのが残念だ。
201205201115_119

 車に戻ったのは11時半。次の場所で昼食をとる為、すぐに移動する。

2012/05/09

はじめての? 山登り 白猪谷へ その2

 5月6日 初めての?山登り より続きです。

201205061345_319  昼食を終えると、三脚を展開して滝の撮影を開始。陽当たりのいい斜面なので、シャッタースピードを落とすのは難しい。PLフィルターにNDフィルターを重ね、1/2秒程度までシャッター速度を落とす。
 新緑に囲まれた渓谷の写真は、緑がかって見えてしまう。なかなかいい感じにならない。綺麗な滝なのだが、撮り方が分からないといった感じだろうか。まだまだ自分の引き出しが少ないことを痛感する。
 メインの滝の脇にもう一つ小さな滝。別の流れが滝となって合流する。小さな夫婦滝といった感じだろうか。

201205061353_325

Photo

 名残惜しいが滝を後にして、沢を少し遡り、登山道に戻る。沢と道の合流地点にはワサビ田。山荘しらさのマネージャーの話によれば、白猪谷から昇って来た道は、この地点でシラサ峠行きと子持権現行きとに分岐することになる。子持権現行きの道は廃道になっていると言っていた。もう少し注意していれば道を見つけられたかも。
 登山道は沢から離れて下っていく。途中見つけたいろいろな花を撮影しながらの、ゆっくり楽しい道のりだった。
201205061414_369
201205061448_381
201205061449_383
 登山道から林道に降りたのは14時半。少し歩いて再び登山道へ。もう一度林道に出てバンガローを通過すると、今度は渓谷沿いの遊歩道。
201205061515_393   
 シャクナゲが残る気持ちのいい遊歩道を歩く。生憎シャクナゲの花は写真に向いた場所になく、いい絵が撮れなかったが、美しい水の渓谷、心地よい水音。ここを歩くだけで、ここまでやってきた甲斐があったと思える。

 渓谷沿いに咲くキツヅジ。水辺に咲いている二人とも喜んで近づき、流れをバックに撮影する。写し終わるたびに「今日はこれで十分」と言いながら、次の花を見るとやっぱり撮影してしまう。
 一人の時は、これほど花にこだわったことはなかったが、やはりKENさんと一緒のせいだろうか。KENさんの写した後を追いかけるだけでなく、自分でもいい絵を探している。これが本当に楽しい。
201205061531_422
201205061548_446
201205061549_453

 車を停めておいた白猪谷遊歩道入口に着いたのは16時近く。降りるだけなら2時間足らずの道程を、食事しながらとはいえ4時間近くをかけて歩いたことになる。それだけこの道を楽しんだわけだ。
 私の車でシラサ峠まで戻る。山荘しらさの前で小休止していると、山荘のマネージャーが施錠の為出て来たので、改めて情報の礼を言って、帰路に着く。
 KENさんはスカイラインを帰るかと思ったら、私と同じく瓶ケ森林道を東に向いて走る。もう一ケ所アケボノツツジのポイントを教えてくれるというのである。来るときには気づかなかったのだが。寒風茶屋まであと少しというところで、アケボノツヅジの群生が目に入る。東から来たら気付かない場所である。ここでも花は十分な数ではないが、楽しめる場所だった。
 しばらく同じ方向に走り、裏寒風に回るというKENさんとわかれて、後はまっすぐ帰路に。

 帰宅したのは19時半。片道3時間近く走った遠征だが、今までとは違う充実感のある一日だった。滝巡りでない遠征もいいものだ。いい道連れがあってのことだが。

 339km 18,757歩 心地よい疲れと、撮った写真の整理の大変さに思いを残しながら、早々に眠りにつくのだった。

2012/05/08

初めての? 山登り 白猪谷へ その1

 5月6日 初めての?山登り より続きです。

201205060936_203  岩黒山頂上から、別ルートで降りてくる。丸滝へと直行するルートに合流し、土小屋駐車場へと戻る。途中の会話は、山に登る頻度について。
 山行会の会長をされているKENさんは、月一回の山行会の合間に個人で山歩き。私の方は、日曜・祝日の度に滝めぐりに出かけている話をすると、疲れませんかと言われた。確かに身体的には疲れるが、いつも机にしがみついて仕事している身にとって、滝巡りはこれ以上にないリフレッシュ手段である。自然に触れ合う楽しみを知っているKENさんだから、私の思いはすぐ理解していただける。
201205061018_219   
 下りながら、途中の野草も見逃さない。一人だとあまり気にしないのだが、KENさんにつられて、私も野草撮影。
 この時装着していたレンズは18-200mm。少し離れて望遠側で撮影。野草を撮るには、地面に腹ばいになったり、斜面に乗り出したり・・・。バリアングル液晶だとこういう時便利だが、今日は持ってきていない。腹ばいになってまで撮影していると、いかにも野草撮影という感じで、面白かった。
201205061045_230   
 土小屋駐車場に戻り、それぞれの車で白猪谷入口に向かう。よさこい峠から長沢林道へ、その途中で見かけたアケボノツツジ。バックは今登ってきた岩黒山である。
 白猪谷の入り口に私の車を停め、KENさんの車に同乗して、再び長沢林道を戻る。シラサ峠まで戻り、情報収集の為、山荘しらさでコーヒーを注文した。山荘のマネージャーに冬の状況について情報をもらった後、、山荘の脇から谷へ下りていく。
 ウィンドブレーカーを脱ぎ、バックに入れる。この頃にはすっかり青空で、快適な山歩きである。光さしこむ新緑の森を楽しみ、野草を楽しみ、立ち止まっては撮影しながら、白猪谷への道をおりていく。
201205061239_254
201205061255_275
201205061309_295
201205061317_313

 小さな沢を越えたところで、KENさんが「食事にしませんか」と。気がつくと1時半になろうとしている。二人ともすっかり時間を忘れて楽しんでいたのだ。
201205061344_316
 適当な場所を探していると、心湧きたつ水音が聞こえる。滝があるようだ。道を外れ沢沿いに少し下ると、綺麗な滝が見えてきた。滝前に降り、ザックを下ろして昼食タイム。

2012/05/05

魚止めの滝と新田の滝

5月4日 上﨟の滝のつづきです。

 上﨟の滝を後にして、R438に出ると西へ向かう。神山町には雨乞いの滝を始め、数多くの名滝があり、未訪瀑の滝も多い。上﨟の滝の初訪瀑を果たしたので、後は久しぶりに訪れる滝を目指す。美馬市との境近くで国道を外れ、未舗装の道を3.5km走って到達する魚止めの滝。
 4年前に訪れた時には、行き止りの500m手前で道が崩壊していたが、修復され通過可能になっていた。と思ったら後100mのところで落石。天候があやしいので一応傘を持って、出発。
201205041259_112   
 最初に石伝いに渡渉し,砂防堤の脇を登っていくと、前方に見えてくる。と、その少し手前、右岸側から合流する沢にも綺麗な滝。前回記憶にないので、増水した時に現れる滝かもしれない。
 濡れた苔で滑りやすい岩場を越えて、滝前に着いたが、水しぶきが掛かるので、少し戻って荷を下ろす。丁度正午になったので、まず昼食。
 一息つくと撮影開始。さすがに今日は水量が多いので、滝前をわたって左岸に渡るときは一苦労。何とか少し靴を濡らす程度で済んだが、長靴でくるべきだったと少し後悔。
 前回の訪問では、高さを感じなかったのだが、今回は結構落差があるように感じた。周囲の緑に映えて、優美な滝の印象があり、桂さんのHPでも水量が少なめの方が美しいかもとのコメントがあった。今回も新緑の中で優美な感じは変わらないが、私としては今回の水量の方が好みである。
Photo
 装備を背負っての帰り際、下から見上げる滝も見事だったので再び三脚を下ろして撮影。
02

 魚止めの滝を後にし、R493を美馬市に入る。半月前なら枝垂れ桜に彩られていた川井峠を下り、旧・木屋平村へ。ここで新田の滝を訪れようと思い、木屋平中のまでから国道を外れ、川に降りていく。昔はなかった綺麗な橋がかかったが、それだけでその先の道がない。昔からある細い道で川を渡り、標識に従って山道を登る。「名勝・新田の滝」の小さな標識の脇に丁度一台分の駐車スペースがあり、そこに停めると、今度は長靴に履き替えて遊歩道へ。
201205041421_119    
 少し崩壊気味の遊歩道を5分ほどで到着する、新田の下の滝。以前は大木が滝前に横たわっていたのだが、朽ちた分が折れたようで少し見やすくなっていた。残った木伝いに渡渉しようとしたが、もろそうだったので、浅い部分を長靴で渡る。滝の右岸がわに踏み跡があるのでそれを伝って上へ登ると、新田の滝が見えてくる。

 綺麗な直瀑で、滝めぐりを始めた頃、あこがれた滝の一つだが、あまりに素直すぎて、最初ほどの感動はない。
 天候がいいと白飛びしてしまうので、曇り空の今日の方が写しやすい。増水して迫力のある姿を見ると、やはり心が弾む。

01
 滝前のスペースは狭いので、ここではワイドコンバータの広角が嬉しい。PLフィルターを付けられるワイドコンバータを入して正解。
02_2

 新田の滝を後にしたのは15時過ぎ。もう一ヶ所寄りたかったが、時間的に無理そうなので、帰路に着く。
 藤巡りは失敗だったが、上﨟の滝初訪瀑、増水した魚止め・新田の滝を訪れることができ、今日も充実した遠征だった。
 今日の走行距離212km 10,381歩

2012/05/04

逃した藤祭りと上﨟の滝

 GW中に訪れたかった場所の一つ、徳島の神光寺。昨年はGW中が見頃だったと聞いて、今年はぜひ見てみたかった。
 朝7時出発。天候はあいにくの曇り空。コンビニで朝食と昼食を調達し、今日は高速を使わず、国道377号と県道2号を経由して徳島県内へ。
201205040839_011  
 最初の目的地は石井町の童学寺。弘法大師が幼少時に滞修行した由来の寺とのことだが、三色の藤が有名と聞いていた。
 残念ながら藤の見頃は終わっているようで、色褪せた房が風に揺れていた。NDフィルターを使って長時間露光で風に揺れる藤を撮ってみたが、中途半端だったようで、いいものは撮れなかった。
201205040855_019  三色の藤は青紫・紫・白だと思ったが、今年は白がなかったような。この寺はツツジも見事だが、昨年見た黄色いツツジがない。と思ったら本堂前にあった黄色い花。ツツジだと思ったが、黄色いツツジは珍しいそうなので、正しいかどうか自信はない。

 藤棚の脇に「藤まつり」の看板があり、他に2つの寺が紹介されていた。来年はGWの初めに藤巡りをやってみよう。

童学寺を後にして、童学寺トンネルを抜けて神山町へ。余談だが、童学寺で検索している際に、旧・童学寺トンネルが心霊スポットであるとの記述があった。既に封鎖されているようだが、心霊スポットを身近に知るのも妙な感じである。

201205040919_028  肝心な神光寺は、のぼり藤が終わっているのが、遠目にもわかるほど。落胆しながら、取りあえず寺の駐車場へ。終わってしまったのぼり藤と、盛りを過ぎた白藤。シャクナゲ オンつつじ シャガが見事であっただけに惜しかった。写真はのぼり藤の下、散った藤の花の絨毯?

 藤巡りが不発に終わってしまい、次の目的地に迷う。現在ナビのHDがデータ更新の為抜き取られているので、車載ナビが使えない。以前使っていた小型のナビを使っているが、見える位置に固定できないので、地図が分からない。慣れていない場所を走るのがとても不安になってしまう。以前はナビなど使っていなかったのに、しっかりナビ依存になってしまった。

 取りあえず、目印のはっきりしている上﨟の滝を訪れることにする。神山森林公園内を通過して出口に着くと「上﨟の滝1,600m」の標識。そのまま下っていくと、道脇に見事な滝。

201205041028_063

 水量が増えているせいで、竹野さんや桂さんのHPにある写真とはかなりイメージが異なるが、見ごたえのある滝である。滝の正面に滝見台が作られているが、撮影には柵が邪魔になる。ベンチの上に三脚をたてて撮影。

201205041014_041

 上段に登ったり、左岸に渡ったりしたかったが、長靴でも無理なようなので今回はあきらめる。ここでの撮影は、ありきたりにしか取れなかった感が強く残ってしまった。

 上﨟の滝を後にしたのは11時前。昼食をとる為次の滝に向かう。

2012/05/03

今だけは 大不動滝

  暦通りの休日は、今日から四連休。天気予報が今一つの状況なので、行き場所に迷ってしまう。昨夜寝つきが悪かったせいもあって、遠出をやめ、昼食後に近場へお出かけ。
 行先は坂出市城山の大不動滝。場所が分からなくて、いろいろ探していたのだが、先日やっと入り口を見つけたので、訪れる機会を狙っていた。朝まで雨が降っていた状況なら期待大である。
 R11が城山を登り始めてすぐ、「高松カントリー倶楽部」の看板で側道に入り、すぐ未舗装路へと入り込んだ後、小さな空き地に車を停め、ここから徒歩。
201205031503_68   
 道は不動川に沿っており、増えた水量で豪快な水音を聞きながら急な坂道を登っていく。 沿った流れは小さな滝が連続するような急な流れで、今の水量だと新緑もあって結構楽しい渓谷である。
 きちんと整備された道は、時折自然石の階段を交えてどんどん高度を上げていく。ここにきて、失態に気付く。スニーカーはともかく、Gパンは汗を吸って重くなり、登りにくい。やはり未訪瀑の滝の場合には、きちんとした装備をすべきである。
 20分程歩いて、社務所らしき建物を過ぎたところで、前方に滝が見えてくる。
 やはり豪快である。香川県の滝とは思えないほど。ここで、レンズをワイドコンバータ付き18-55mmとPLフィルターに付け替え、三脚を展開する。
01

 滝下にはしめ縄、滝脇に不動尊の像、通常であれば「不動滝」と呼ばれるのであろうが、滝の手前にある石碑には「大不動滝」とある。
02

201205031458_62  道の途中にもシャガの花が多く咲いていたが、滝の周辺にも多く咲いており、風景に色を添える?

 滝前を過ぎて少し行くと、木々がきれ眺望が開ける。瀬戸大橋がすぐ目の前に見える風景は、滝とは違った感動である。

201205031437_33

201205031505_69  滝に戻り、いろいろな角度から撮影。しっかり堪能した後、今度は滝下流を撮影しながら道を戻る。道をそれ、流れに降りようとすると、斜面は柔らかい土と落葉、踏ん張った足場ごとすべり落ちそうになる。場所によっては川を渡って左岸から撮影しようと思うのだが、この水量ではさすがに怖い。長靴であっても今日の水量では自重しただろう。
 普通に歩いていても、濡れた石階段は滑る。いつものことなのだが、後もう少しで到着するというところで、足を滑らせてしまった。帰りつくまで気を抜いてはいけないという見本である。

 滞在時間は2時間弱。できれば城山にあるもう一つの「サルブチ滝」を訪れたかったが、天候があやしくなってきたのと、時間にあまり余裕がなかったので、こちらは次の機会に。

 雨上がりを狙った大不動滝は、期待以上の収穫であった。

 

2012/04/19

身近にコラボ 塩江不動滝

4月15日 白石観音堂のつづきです。仕事の都合でUPがとびとびになってしまいました。

大轟の滝を後にして、R193を川に沿って登っていく。大釜の滝などを横目に土須峠を越え、神山町に。
Ds3_9888  山を降りてくる途中で見かけた桜の木。花の数は控えめで、豪華な花ではないが、空に伸びる枝がいい感じ。七人渕の滝の入り口にあり、見晴らしもいい。遠めにも結構目立つ樹である。

 そのままくだり、神通滝の分岐を越えてから、標識に従って江田地区へ。「菜の花まつり」ののぼりが並んでいる。
 到着して見ると、休憩所などの設備はあるが、訪問客は1組だけ。最盛期を過ぎて、まばらな隙間が目立つ。桜が遅かったのでこちらも遅めと思ったが、見込み違いだった。
Ds3_9911

 香川県まで戻ってふと思いつく。この時期なら塩江不動の滝に桜を被せられるかも!
Ds3_9943  寄って見ると、何組かの訪問者。桜の並木もまだまだ見ごろなので、お花見にもいいだろう。
 身近な滝だけに、訪れるのは久しぶり。 ワイドコンバータ付18㎜で滝をとった後は、少しさがり、望遠を使って桜と滝をコラボしてみる。
 望遠の圧縮効果で割りと見られるものが取れた。もっと陽の高い時間帯であれば、もっと映えたかも。
 桜めぐりの最後を、滝とのコラボで締めくくって、今日の遠征を終わる。

 走行距離281km 歩いた歩数は、異常値のため参考にできず。

2012/04/17

春の日のお気に入り 大轟の滝

4月15日 白石観音堂のつづきです。

Ds3_9802_2  白石地区を後に、R193を戻る。途中、長安口ダム湖畔にあった桜が、いい感じだったので停まって撮影。
 少し散りかけているが、湖と山と空をバックに、映える絵が撮れたように思う。
 桜の木の中から、鳥の声がする。「ピィ、ピィ」といった泣き声だった気がする。探している内に見つけたのが下の絵。ヒヨドリかな。

Ds3_9794  

201204151156_104_2  そのままR193を戻り、坂州木頭川を遡るいつものルート。久しぶりに千本滝に寄ろうと思ったが、分帰路に葬儀らしき人の群れがあったので、スルーして大轟の滝まで。綺麗な滝壷が復活したお気に入りの滝の前で昼食にする。
 上から何枚か撮った後、滝前に降り、陽当たりのいい岩の上でザックを下ろす。いつものようにコンビニおむすびとお茶。沖お気に入りの滝の前での食事は、何にもましての御馳走である。
 食事を終えてのんびりしていると、スーッと影が走る。見上げると羽を広げた鳥が滑空している。とっさに構えて撮ったのが次の写真。
 割とよく撮れたと思う。これはノスリかな。

Ds3_9852

 美しい滝壷を中心に撮影してみたが、思うようなものが撮れない。まだまだ技術の引き出しが少ないことを実感。
Ds3_9872

 今日は川井峠やつるぎ町方面の桜が見頃を迎えているだろうと思うが、今年は行けそうもない。残念だが仕方がない。桜の見頃は短いから、すべてを見て回ることはできないから、又来年の楽しみとしておこう。
 お気に入りの滝を後にして、次の予定地は神山町江田地区の菜の花。

つづきます。

2012/04/15

思いがけず 白石観音堂

 今年の桜巡りのラストは、今年のメインイベントの一つ、那賀町・白石観音堂の枝垂桜。
昨年、到達できなかったことを当ブログに書いたところ、「あきら」さんよりコメントをいただいた。
 御祖父が近くの出身ということで、情報をいただいたのだが、今回訪問するに当たり、詳しい場所などの情報をお願いしたところ、ご丁寧な回答を送ってくださった。この場を借りてお礼申し上げます。

 6時半出発、阿南経由の南周りで那賀町へ。白石地区へ着いたのは9時半。細い道を登って行く途中、地元の人に出会ったので、確認の為場所をお聞きすると、目的地はすぐだった。「山道を下らずに上を目指すように」とのアドバイスもいただいた。
 モノレールの集荷場らしき場所に車を停め、装備を背負う。今日はザックに一式を入れており、登山靴に履き替えて出発。
 あきらさんに教えていただいた通り、山道を少し行くと「枝垂桜」の看板があり、10分ほど進んだところで道が消失。枯れた沢のような小川を溯上するように登っていくと、再び道が現れ、右上方に観音堂らしき建物がある。全て教えていただいた情報通りである。
Ds3_9703  写真で見た枝垂桜は、目立つ樹だったが、近づいて見た枝垂桜は、既に盛りが過ぎていて、花より葉が目立つ状態。 普通なら期待外れでがっかりするはずだが、なぜか不思議に引き付けられた。
 下5m程の部分に比べ、上部がとてもアンバランスに見えるのは、折れたのだろう。樹齢約200年の重みだろうか。桜の花が期待外れであったにもかかわらず、残念だという気持ちにならない。むしろこの樹に会えてよかったという思いしかなかった。
Ds3_9706  今まで見てきた枝垂桜より、枝が細く、花弁も小さいようだ。脇にもう一本、枝垂桜があるが、これは子に当たる樹だろうか。
 この観音堂におさめられているのは那賀町指定文化財の「十一面観音像」。ちなみにこの枝垂桜も文化財指定されている。
 撮るよりもボーっと雰囲気に浸っていると、観音堂に近づいてくる人がいる。観音堂の掃除に来られた方のようだ。高松からこの桜を見に来たといったら、物好きな人だと思われたようだ。

Ds3_9696

Ds3_9710  話を聞いていると、この桜は枯れかっており、昨年文化財の指定を外されたとのこと。ここまで来る道を考えても、最近は訪れる人もほとんどいないように思われる。 確かに樹を見る限り、見頃を迎えても以前のような美しい姿は望めそうもない。それでも、盛りの時にもう一度訪れたいと思った。
 このお堂の世話をされる方は、もうこの方しかいないそうで、年一度の掃除が今日だったようだ。「あきら」さんの家についてもご存じだった。
 挨拶をして帰ろうとしたら、中を見てみるかと誘っていただいたので、逗子の中を見せていただいた。文化財の十一面観音像は見られないとあきらめていたのだが、これは最大級のラッキーである。
Ds3_9749

 しっかり堪能し、世話人の方にお礼を述べて、観音堂を辞した。もう一度来たいという思いは強いまま。来年は盛りの頃を狙って訪れよう。
 山道を少し下って、車を停める。来る途中に滝を見つけていたのだ。二本の流れが滝となって一本の川に合流する。昨年通りかかった時には気づかなかったのだが、最近の雨で水量が増えているせいだろうか。大きくはないが、違う表情を持った二本の滝は、結構見事である。
Photo

 ここ白石観音堂の枝垂桜を訪れると、他の名桜を訪れることができない。この桜だけでも十分遠征の価値があるが、他に目的を見つけるとやはり嬉しいものである。

 つづきます。

 
 

2012/03/20

雨の滝巡りⅡ 大洲・轟の滝

3月18日 三杯谷の滝よりつづきです。

 Ds3_8816
 もと来た道を戻り、県道56号に合流した後、河辺川沿いに南下する。河辺川に落ちる沢のいくつかは、小滝となっており、覗き込んで興味を魅かれると、停まってカメラを取り出す。右の写真は川の対岸に見えたもの。雨の後だけに見える滝かもしれないが、かなりの落差がある。秋の紅葉時期に、この水量があったら面白いかもしれない。

 鹿野川ダムでR197に合流し、そのままダム湖沿いを走り、久下トンネルをくぐってすぐ右折。大谷川沿いを数分いくと、轟の滝の説明書きと轟竜王大神社の鳥居。少し先のスペースに車を停め、滝への遊歩道を降りる。

Ds3_8836
 上段の小滝は道沿いに見える。増水したため、かなり迫力がある。轟の滝の滝口を見下ろす所から、降りていく階段がある。 石でできた階段だが、少しぐらついているようだ。

 道沿いにある滝を、覗き込むようにして降りていく感じは、四万十市の白綾の滝を思い出す。あちらの滝は道から全景を見る事が出来たが、この滝は道から見る事は出来ない。それでも轟音に導かれるように降りていき、滝が見えてくるワクワク感がたまらない。

 左岸からせり出した岩で流れが変わり、滝の中程を隠している。Checkした写真とはかなり印象が異なって感じたのだが、増水して濁った水のせいだろう。

  写真では明るく見えるが、実際にはかなり暗い場所である。天候のせいもあるだろうが、早いシャッタースピードが使いづらい。

 増水した水の流れが白く明るいせいで、カメラの露出設定が決まらない。同じように写しても、暗すぎたり明るすぎたり・・・。

Photo

Ds3_8863 右の写真は、この場所で撮った一番のお気に入り。葉の光加減など、もっと工夫できればと思うが、こういった構図を今後も狙っていきたいと思う。

  今日訪れた滝は、増水したおかげで立派な流身を見せてくれたが、滝壺が濁っていたのが残念。また時期を選んで訪れてみたい。

  轟の滝を後にしたのは14時半。ほぼ予定通りの時間である。内子五十崎から高速に乗り、まっすぐ帰宅。帰宅したのは17時前。

  大洲方面を訪れた時は、出来るなら夕焼けを見たいと思う。そういう機会を作れるのは連休しかないだろうから、次の大洲遠征は、日程調整をしてこよう。

 

 今日の走行距離433km 6,463歩

 

2012/03/19

春雨滝巡り 三杯谷の滝

3月18日 十六日桜のつづきです。

 高昌寺訪問を決めた後、大洲方面の行きたいところをいくつか選んでおいた。雨模様なので五郎河原の菜の花はパス。未訪瀑の滝を求めて山間部へ向かう。

Ds3_8752
 県道56号を東南方向へ。快適な2車線の道が、御祓小を過ぎてから細い山道に。離合するのが困難な道を登っていくと、眼下に雲海が見渡せる。写真の場所は内子町と大洲市の境界近く、大森山の北西斜面からだったと思う。

 大洲市河辺町に入り、県道245号に入ってしばらく行くと、道の左側に「赤子滝」の標識。

Ds3_8761
 小さな沢の奥に滝が見え隠れしている。整備された階段を上っていくと、前方に廃屋の様な建物と、その奥に滝。道路から見えていたのは、下の小滝の様で、先に見える赤子滝は思っていた以上に立派。最近雨が多かったせいだろう。

 沢に降り、正面から滝に接近。大きな岩が転がっているので、濡れることなく滝前に出られる。

 「裏見の滝」と呼ばれるように、真ん中辺りの段差にもぐり込めば滝を裏から見る事ができそうだ。先ほどの遊歩道は裏見の段に通じているようなので、まず滝下からいろいろ撮影してみる。

 こういう滝は、正面、左岸、右岸、上部、下部で表情が違うので撮りがいがある。

 後で調べると、廃屋の様な建物は、滝見用の休憩所らしい。滝の裏側に入ろうと思ったが、滑りやすそうな場所なので、やめておいた。

Photo

  赤子滝を後にしたのは正午前。いいタイミングである。次の滝で食事ができる。

Ds3_8784 1km少し走ると、道路右側に「三杯谷の滝入口」とある。少し先のスペースに車を停め、スリングバックに装備と昼食を詰めて、滝へ向かう。先ほどの入り口とは違うところに、龍神社への降り口があったので、そこから降り始める。滑りやすい木の階段を下り始めてすぐ、眼下に見事な滝。
 

 深い穴の底に降りて行くような雰囲気は、高知・中追渓谷の「しゃくぜんの滝」に似ている。但しあちらの滝には遊歩道はない。

 滝正面にある屋根付橋「龍神橋」は絶好の滝見台である。とはいえ、どこでも同じだが、滝見台からの絵は当たり前すぎる気がする。

 増水した三杯谷の滝は迫力があるが、滝壺が濁っているのが残念である。正面からよりも、少し斜めから見る姿が、気に入った。

Photo_2


 滝を見ながら龍神橋の上で昼食。上手い食事の第一条件は雰囲気であると、こんな時いつも思う。

Ds3_8807_2
 橋を渡って、左岸側を少し降りると祠がある。そこから見た龍神橋もいい感じである。

 両側が切り立った岩壁と、その底を流れる渓流。水音と鳥の声だけが聞こえる、別世界の雰囲気。

 ここは「坂本龍馬 脱藩の道」として最近有名になっているそうだが、龍馬の時代なら、この道はもっと険しく、暗く、人気のない道だったろう。少し激しくなった雨のの中、一人でいると、少しだけタイムスリップしたような気分になれた。

Ds3_8812

そのまま渓谷を下り、龍馬脱藩の道の札を辿って道を登ると、さっきの滝入口に出た。脱藩の道は、いまの車道とは違う、崖沿いの険しい道のようだ。その時代の風景を見てみたいと、何故か思ってしまった。

 三杯谷の滝を後にして、次の目的地へ。近場でもう一か所寄るのが時間的に限界。次も未訪瀑の滝だし、水量にも期待できる。

2012/02/27

冬の終わりの訪瀑記 その2 竜王の滝

 2月26日 冬の終わりの訪瀑記のつづきです。

 八峯川沿いの農道は、対向するのも困難な細い道。それに加えて欄干のない橋は道から直角にまがる。普通車ではギリギリの道を突き当りまで進むと、数台停められる駐車場。そこから300m歩くと、小橋の滝に着く。

 正直な話、この滝にはあまり魅かれてはいなかった。数少ない香川県の滝ということで、早いうちに訪れた滝であるが、落差も水量もなく、滝下は人工的に整備された水路。しかし、過去に訪れた滝も、見方を変えると美しいことが分かって、この滝を違う目で見ようと思った。

 今日は水量が多いほうだろう。滝横に回り込み、構える位置を上下に変えていくと、いろいろな絵が見えてくる。いままで一点からしか滝を見ていなかったことを、改めて実感した。ただし、滝見台から見た滝は、やはりありきたりものでしかなかったが。

Photo

 
  滝見台の脇から、上に登る道がある。奥に進めば竜王の滝である。しかし、小橋の滝を上から見下ろす場所まで来ると、注意書きがあり、きちんとした装備をしていないと危険とある。確かに、最初に滑りやすい小さな沢を渡り、はしごをのぼったあと、岩壁にはりつくような細い道を行くので、不用意に行ける場所ではないが、装備というほどのものは必要ないように思う。もちろんヒール履きなどは論外であるが。

 小橋の滝の上方を通過する際、小橋の滝のさらに上段があることに気付いた。木々を透かしてではあるが、綺麗な滝壺が見える。この道を来るのは二度目だが、前回は気付かなかった。冬だから気付いたのかもしれない。

Ds3_8368
 所々雪の残る平たんな道を約500m進むと、竜王の滝が見えてくる。

 遊歩道は滝前の岩をよけて、高巻きするように右上方に向かう。私はいつもの癖で、川に降り、まっすぐ滝に接近する。いきなり目の前に滝が現れるのも面白いが、だんだんと近づいていくほうが楽しく感じられるから。

Photo_2


 右岸側の滝横に回り込むと、木が邪魔になる。左岸側は岩壁の為、あまり回り込めない。

正面から見ると平たんに見えるこの滝も、少し角度を変えると、途中で方向を変え、優美な姿をしていることがわかってくる。部分を切り取ってみても面白い。

2

 
 気がつくと時間は12時半。岩壁をよじ登って、遊歩道の先端にある滝見台で食事。小雪が舞い始めていたが、やはり滝を目の間にしての食事は最高だ。

  滝前で過ごしたのは約1時間、 遊歩道を小橋の滝までもどる。小橋の滝の上段まで下りてみようと思ったが、急斜面で帰りが難しそうなので、次回ロープを持ってトライすることにする。

 小橋の滝を発って、福成寺に寄る。昨年なら今頃満開だったのに、今年はまだ五分咲き。曇り空で、メジロもいないので何もせずに立ち去る。こちらは来週以降のお楽しみだ。

 今日の訪瀑、133km、7,226歩。来週からは、春の便りを探してのお出かけになるだろう。

2012/02/26

冬の終わりの訪瀑記 久保谷の滝

 2月最後の日曜日、晴れていれば行きたい場所もあったが、あいにくの曇り空。であれば、前日までの雨の恩恵のある場所へ行こう。

 最初に目指したのは、坪尻駅。R32で猪ノ鼻峠を越え徳島県に入ってすぐにある、土讃線の駅。テレビで珍風景として取り上げられた、変わった場所にある駅であるが、紹介された写真の風景が気に入って一度見てみたいと思った。

Ds3_8221
 通勤時間とほぼ同じ7時に出発。途中コンビニで朝食と昼食を調達。目的のエリアについたのは8時過ぎ。だが、駅に降りるために車を停める適当な場所がない。天候も不安定なので、時期をあらためる事にする。

 写真は、坪尻駅より少し下った橋の下に見えた無名滝。数段重なった結構見栄えのいい滝であるが、橋の上からでは障害物が多い。滝傍からでは一番下までは下りられそうになく、下から見上げるには、かなり下った場所から戻ってくるしかなさそうだ。この滝も、いつか改めてトライしてみたい。ただし雨の後限定だろう。

 そして、もう一つは咲き始めの梅。たった2本だけ見かけた梅の木だが、色彩の乏しいこの時期に発行目立つ。

20120226_01

 徳島側に降り、R192を東進する。竜頭滝・三枚とべなど、このエリアにも寄りたい滝はあるが、こちらは時期を選びたい。R438で再び山越え、三頭トンネルで再び香川へ。トンネルを出てすぐ車を停める。5月以来、二度目の久保谷川である。

Ds3_8234_2
 用意していると、登山装備の一団が久保谷川沿いの登山道を登っていった。三頭越を目指すのだろう。1850mと距離的に短いので手ごろだが、今日の天気と気温では、注意が必要だろう。9時の気温は2℃。

 思った通り、谷川の水量は多い。荒れた登山道は以前のままだが、濡れた落ち葉は、気を付けないと、滑りやすい。前回は楽だった渡渉も、今回は慎重になる。

 登山道を約500m進んで、右岸に現れる琴南の滝(仮称)。期待通り、今回は滝らしい見事な姿を見せてくれた。

 なぜかこの滝を撮影する際には、露出計が正しい値を出してくれない。何枚か撮影しながら、マニュアルで設定を決める。水量があると、いろいろな角度からの撮影が可能になる。周辺も結構絵になるので、しばらくとどまっていた。

20120226_02


 周辺の景色を、ホワイトバランスで遊んでみる。

20120226_05


 少し進むと、久保谷の滝が見えてくる。

Ds3_8267_2

 

 少し手前で登山道を外れ、岩をつたいながら流れを遡って滝に接近する。三脚を使えない足場もあるが、出来るだけスローシャッターを使って撮影。さほど大きな滝ではないが、正面・左岸・右岸、それぞれ表情がことなり、楽しい滝である。

20120226_03_3

20120226_04_2

 

Ds3_8280


 右岸の壁をよじ登って登山道に戻る。そのまま三頭越をめざそうかと思って少し進んだが、情報もないので、引き返す。もう一ケ所寄りたい滝がある。

Ds3_8307
 帰り際、久保谷の滝を上から見下ろすポイントがあったので覗き込んでみた。

 もと来た登山道を戻る。途中、木々の間越しに見た琴南の滝は結構な落差がある。この落差を感じさせる写真が撮れればと思うのだが、いい方法が思いつかない。今度、もっと広角を使ってみよう。その時は、三頭越をめざしてみてもいい。

 車に戻ったのは11時半。急いで次の目的地に向かう。落合神社まで戻り、県道108号を南下、八峯川沿いの農道に入って、小橋の滝をめざす。

2012/02/22

今冬二度目は 戒めの高瀑行 その3

 2月19日 高瀑行のつづきです。

 普段、外出時には調光機能のついた眼鏡を掛けている。晴天時はもちろん、雪の中でも真っ黒なサングラスと化すわけだが、これがフィルターになって、氷結のアイスブルーが、裸眼以上に美しく見える。裸眼だとぼやけているので、焦点が合っていれば違うのかもしれないが、サングラス越しの氷壁の蒼さは、とても魅力的である。

 記念写真を撮り終えて、高瀑を後にしたのは14時。約2時間半をここですごしたことになる。後から来た来た人たちは皆帰ってしまい、残ったのは我々だけである。ルート探しのため、あちこち移動されていたS氏も、少し前に降りていかれた。

 帰りの雪道は踏み固められたせいで、ずいぶん歩きやすくなった。それでも、斜面を斜めに横切るような場所では神経を使う。

201202191429_210  いつもどおり、高瀑下の無名滝によって撮影タイム。高瀑と比較されるから無名だが、立派な氷結と美しい滝つぼのいい被写体である。

 誰も立ち寄っていないのか、ここは石の上に柔らかな雪が積もっている。足跡をつけるのがもったいないくらいだ。

 イメージとしては、この滝は滝壺が凍ってない方が美しく思えるので、滝周辺よりも、少し下がった流れを込みで三脚をすえる。ホワイトバランス・露出・ズームを換えて何枚も・・・。いろいろやった割には気に入った絵が少なかったのが残念である。次はもっといろいろ考えてみよう。

 無名滝を後にして、丸渕へ。最後の急斜面は、滑り降りた方がずっと楽なくらいだが、慎重に降りる。ここだけでかなり体力を使った。

そしていつものように小休止。

02

201202191505_223  何度も来ている我々は、少し写しただけでカメラをしまいこむが、冬は初めてのはじめさんは、三脚を抱えてあちこち移動中。先に行ってくださいといわれたが、おいわさんは待つことに決めている様で、せかすことなく、はじめさんの撮影を見ていた。このときはさほど感じなかったが、これも後で、重要なことであったと思い知らされる。

 丸渕を後にしたのは15時20分くらい。このまま戻れば登山口につくのは16時過ぎだから、いつもより少し遅めになるくらいであったのだが、ある事件があって我々が車に乗り込むのは18時過ぎになる。

 新聞にも出たのでご存知の方もいるだろう。当日、年配のご夫婦が氷瀑を撮影しようと高瀑を訪れ、奥さんが登山道から滑落してしまったのである。下山中、そのことを知った我々も、何かお手伝いが出来るかと待機していたため、帰る時間が遅くなってしまった。

 途中何度か触れたが、私自身冬の高瀑が3回目であり、さして苦労した覚えがないため、少し気持ちが緩んでいる部分があった。初めて使うザックを用いたこと、アイゼンも簡易なものしか持ってこなかったこと、少し遅れても追いつけると思っていたこと、などいくつもの反省点がある。それでも、一人では来なかったこと、常にロープを意識していたこと、予備の防寒具やライトを携行していたことなど、大事なポイントを守っていたことが、無事な帰還につながっているとも思っている。いろいろ装備もそろえて、氷瀑訪問をしやすくなったといっても、冬山の危険性はいつも意識しておかなければと、今回思い知らされた。

 ひとつエピソードを。ライトが幾つあるかを尋ねられたとき、全員が持っていると答えた。今回のメンバーは、現地参加のはじめさんをのぞくと、11月の夫婦滝・暗闇下山の経験者である。経験は常に生かさなくては。今回の経験も、しっかり生かしていきたい。

 本日の訪瀑、 13,172歩 271km

2012/02/21

今冬二度目は 戒めの高瀑行 その2

 高瀑遠望ポイントで使うために28-300mmを持ってきていたが、実際に使ったのは85mm程度だったので、重いレンズを持ってきたかいがなかった。最後の渡渉の際、最後の一歩で滑って川に手をついてしまう。帽子も落としてしまい、右手の手袋と帽子が冷水でびしょぬれに。

 右手だけ予備の手袋に換え、斜面を登り始めた途端、足元の雪ごと1m程滑り落ちてしまった。最後尾にいたKENさんが、手を貸してくれて引っ張り上げてくれた。いくらまともなアイゼンを付けているとはいえ、KENさんの足場は安定している。どこが違うのだろう?

201202191157_104
 天狗の子育て岩を過ぎ、最後の登りをクリアして高瀑到着。時間は11時10分。 予想通り、青空バックの高瀑。2年前もそうだったが、やはり素晴らしい。

 先についたtakahama奥さんが、S氏と話がはずんでいる。2月最初の週にMAKさんがここでビバークしているが、S氏も先週ここでビバークしたそうだ。

 簡易アイゼンだと大変だと言ったら、冬の高瀑を甘く見てはいけないと叱られてしまった。この言葉を後で思い知ることになる。

 D5000に望遠レンズを、D300sに広角レンズを付ける。今日は広角を使いたくて、18-55mmにワイドコンバータを付けている。普通、DXフォーマットだと、フルサイズ換算で1.5倍のズームになってしまうが、ワイドコンーバータのおかげでほぼ表示通りの広角が得られる。フィルターを使えないことと、四隅が「ケラレ」てしまう問題はあるが、やはり迫力がある。

201202191201_109
 

201202191244_129_4 真下からの広角撮影を楽しんだ後、17-70mmに付け替え、2台のカメラを交互に使って撮影。まだ時間が早いので陽が直接当たっていないのが残念だが、青空の下で巨大な氷壁をしっかり楽しんだ。

 気がつくと皆食事中。私も戻っていつものようにコンビニむすびと熱いお茶。今日はまっすーさんもカップラーメンの様だ。我々の後からきた学生風のパーティーはさっと見て帰ってしまった。そのあとに来た夫婦連れ風のお二人は、到着してまず食事の様だったが、こちらもカップラーメンだった。熱いカップラーメンにも誘惑を感じるが、私はやはりおむすびかな。

201202191248_137_4 そろそろ滝に陽が当たろうかという頃になって、雲が空を覆い始める。期待していた飛沫のきらめきが見られそうもない。

12月にはいけなかった左岸の高い位置へ行こうとしたが、やはり滑りやすい新雪の為自重して、少ししか登らなかった。はじめさんやおいわさんたちはかなり高いところまで登っていたのだが。



01_2


201202191255_147_4
 今回は右岸にも上らなかった。日が当たってからと思っていたこともあるのだが、いろいろやっているうちに時間切れになってしまった。

 我々が荷物を置いた場所と滝直下の間は、普段は水が流れている場所。新雪の間から覗く氷とその下の流れを、まっすーさんが熱心に撮影してた。しかしその足場は今にも割れそうで、長靴でない私は、近づけなかった。だが、そのあと、その氷の上で飛び跳ねていた方がいた・・・。結果は見事氷を踏みぬいて足を濡らしてしまうのである。浅くて良かったですね。

 D300sを三脚にセットし、リモコンの調子を確かめる。12月の時以上に、今回はタイマーで移動するのは難しそうだ。作動を無事確認しすると、D5000で撮影を再開。

 青空はすっかりなく、雪さえ舞うようになった頃、皆戻ってきた。恒例の記念写真を撮って、もと来た道を戻るのである。

201202191358_187

つづきます。

 
 

2012/02/20

今冬二度目は 戒めの高瀑行

 2月19日 この冬二度目の高瀑氷瀑行きである。

 前日は、高松でも積雪があり、高速通行止め情報もあったので、出発時間を早める旨、まっすーさんに連絡する。今回もおなじみのメンバーだが、なかちゃんが急きょ不参加になってしまった。

 朝5時半出発、6時前に高速バス停でまっすーさんと合流。しばらく走ると吹雪となり、雪が積もった真っ白な道は、どこがラインかわからない。冬用タイヤのおかげで快調に走っていると、おいわさんから連絡。あちらも雪で真白だが、よく晴れており、星がきれいなので今日は期待できそうとの事。

 三島川之江から通行止めなので国道に下りる。心配された道の凍結は殆どなかったが、周辺は一面雪景色。まっすーさんが、「昨夜のおいわさんHPの掲示板に、広島のはじめさんという方が、今日高瀑訪問する旨の書き込みがあった」というので、また現地メンバーが増えるかもしれない。また、参加予定のtakahama奥さんの車では高瀑林道はきびしいというような話をしていると、再びおいわさんから連絡。事情があって林道を走れないので、加茂川沿いのコンビニから乗せてほしいとのことだったので、了解する。

 7時半、合流地点のコンビニに到着。ほどなく、おいわさんとtakahama奥さんが同時に到着。すぐに私の車に荷物を積み替えて、出発。

201202190816_007
 諏訪神社に到着したのは8時10分過ぎ。予定時間を過ぎていたので、先に来ていたKENさんが心配していた。そして一緒にいたのが、はじめさん。これで今日のメンバーがそろった。

 KENさんがの荷物を私の車に積み替え、こちらは5人。はじめさんは自分の車でついてくることに。先に林道に入った車が1台あるようで、その轍を追って走り始める。

201202190848_011
 今日は国道をそれてすぐくらいから雪景色だったが、林道に入ると完全な雪道に。そして先行していた車が、チェーン装着の為停まっているのと追い越すと、後は真っ白な道を走る。

 時折見える動物の足跡以外はないもない、真っ白な絨毯みたいである。10cm以上積もった新雪の為、時折ハンドルが取られる感があるが、やはり冬用タイヤは安心である。

 9時4分登山口到着。この付近の積雪は15cm程度。登山靴に履き替えたり、スパッツを付けたりしていると、出発時間は9時23分。

201202190911_017    
 高瀑氷瀑は3度目だが、いままで滝前に着くまでアイゼンは必要なかったので、今回も着けずに出発。しかし、積もった新雪は思った以上に滑りやすく、最初の渡渉地点で滑り止めを装着。そして10分後には簡易アイゼンに付け替えた。そのため、先行したおいわさんにはずいぶん遅れてしまったが、はじめさんと楽しく会話しながら、追いかけた。

    

201202191021_038     
    

 今回、使いたい装備があるため、いつもより大容量のザックを使用している。デジイチ2台とレンズ3本。予備の防寒着や、アイゼン関係をもおさめると、結構重い。買ったのはずいぶん前だが、使うのは今回初めての為、いま一つバランスが良くない。それもあって、雪道を行くのは苦労する。簡易アイゼンでは掴んだ雪ごと滑り落ちるため、いつも以上に足に負担がかかる。

201202191014_028_2     

    
     

  先行していたおいわさんたちが、いつものようにのぞきの滝で小休止。この小休止は後続を待つためでもある。

 ちらりとのぞき見た「のぞきの滝」は氷結の為薄緑色に見えて、とても綺麗だったが、遅れてきた私の為に、時間を取ってもらうことはできないので、、手抜きになってしまった。

 10時29分丸渕到着。

 何度も来た場所で新鮮味が薄れているが、この時期、この時間だけの楽しみがある。

 下右の写真。「御来光の丸渕」と勝手に名付けたシーン。2年前に偶然撮れたシーンだったが、今回も期待していた。かすかではあるが、陽が射し込み、とても印象的である。

Photo


 ここで林道途中で追い抜いた方が追いついてきた。お名前をS氏としておこう。知る人ぞ知る山の達人である。少し話をした後、S氏は、スイスイと急斜面を登っていく。さすが達人である。

 10時56分、丸渕を後にする。最初の急斜面はやはり滑りやすく、手がかりになるロープを掴むまでが一苦労だった。西の冠岳が見えるポイントを通り過ぎ、ついには高瀑が遠望できるポイントへ。見事な氷結ぶりである。

201202191113_091


 つづきます。

2012/02/07

冬なればこそ 母衣暮露の滝

 2月5日 神通滝よりの続きです。

 R193を美郷まで戻り、美郷郵便局から県道250号へ。川田川沿いを奥に進む。ホタルの里で有名なポイントを過ぎると、ほとんど人家がなくなる。昨年はチェーンを装着(実際はオートソックス)したが、今年は雪がない。だからこそ突然出現した氷のオブジェには目を奪われた。「谷で見かけた氷の自然美」

 県道から林道へ入ると、道路上に雪が目立ち始め、ついには道を覆ってしまう。
エスケープゾーンの真っ白い雪の上に付いたスタッドレスタイヤの跡。
00

 滝に近づくと、道路に積もった雪は約5cm。四駆なら普通タイヤでも走れる程度だが、帰り道では、ガードレールのない凍った坂道を下ることになる。スタッドレスでよかった。
201202051205_125   
 母衣暮露の滝入口の駐車スペースには、車が3台。うち2台は香川ナンバー。
 再び長靴に履き替え、滝への遊歩道へ。
 雪に覆われた渓谷は、まったく違った顔を見せる。昨年5月に訪れた際は、新緑の渓谷だったっが、真っ白な世界の趣も、やはり美しい。

 遊歩道を数分登り、岩場をまわりこむと、滝が見えてくる。普段は水量が少なく、見栄えのしない滝だが、冬の姿は別格である。

01

201202051226_151  展望所の少し手前で、4・5人が固まって話をしている。近づくと、昨年と比較してどう・・・とか話をしているので、1月訪れた際のことを話すと、驚いていた。あのときは、辿りつくのも難しいくらいの積雪だったから、訪れた人は少なかっただろう。

 神通滝同様、この滝も溶け始めている。滝口からは水がほとばしり、所々かけ落ちた氷壁の隙間を水が流れ落ちる。

 岩肌を覆う氷の壁は、昨年ほどの迫力はないが、青く見える具合は、昨年より美しくさえ見れる。溶けかけ、水の伝う氷が美しくて、ここでも滝周辺の写真を多く撮った。

02

201202051244_173  滝前で、Canonの望遠を三脚に据えて撮っている人がいた。

近づいていくと、「ごめん、邪魔ですか?」といって場所を譲ってくれる。恐縮してしまった。

 よく見ると、広角レンズを付けたもう一台を持って、交互に使っている。聞くと、高松から来たそうだ。使っているのが白いレンズなので、F2.8Lですかと聞いたら、F4の100-400mmだとの答え。風景中心だと、F2.8より価格的にも使い勝手がいいとか。収差についても語られていたが、私のレベルではまだそこまでレンズの違いは分からない。いつか理解できる時が来るまで、この時の会話は覚えておきたい。蛍石レンズのことも話していたが、これは今のところCanon使いだけの楽しみである。

 この方と出会って、また一つ学んだこと。

私は、滝を下から見上げて撮るのが好きだが、こだわると平坦な絵になる時がある。滝と目線を同じにして、陰影を加えたいと言って、岩場を登って行ったので、私も右岸の岩場を少し登ってみる。やはり違った顔が見えてくる。

 やはりいろいろな人の撮り方を見るのは勉強になる。

201202051227_152

 先ほどの方は、私より先に来られて、まだ粘られるようだ。約一時間をここで過ごしていたので、挨拶して先に引き上げる。車に戻って、昼食をとる。目の前は、滝下流の渓谷。雪に覆われた渓谷での食事も、またいいものである。

 13時半、母衣暮露の滝を発って帰路につく。帰宅したのは15時。225km 5,113歩の遠征は、思ったより見事な氷瀑に恵まれ、ラッキーな一日であった。

2012/02/05

何度来ても 神通滝

 2月3日は今年一番の冷え込みであったとかで、あちこちで積雪と凍結の情報を聞いたが、氷瀑は今一つだったようだ。昨日は気温が上がったので、かなり溶けてしまっただろうと思ったが、取りあえず、氷瀑目当てで出かける。

 朝5時半出発。星がきれいだったので、朝陽の期待を込めて徳島・沖の洲へ。6時45分、沖の洲到着。しかし、東の空一帯に薄く雲がかかり、朝陽は無理のよう。早々にあきらめて、本来の目的地へ。

 8時頃、神山町エリアへ。昨冬は国道上でも凍結場所があり、ひやひやしながら走ったし、林道に入る前にチェーンを装着したが、今回は滝のすぐ直前まで雪・凍結はなし。さすがに神通滝の駐車場には5cm程の積雪があったが、この程度なら普通のタイヤでも問題なくこれただろう。駐車場はすでに7台程の車で埋まっている。

 神通滝は、私が最初に訪れた氷瀑である。記録を見ると2006年1月、当時は道が崩壊しており、氷瀑ツアーの為に臨時の道が作られていた。その時も、駐車場までは雪がなく、周辺で見た氷柱をすごく新鮮に感じたものだった。

 今日はザックを担ぎ、長靴で出発。遊歩道を10分ほど歩いたあたりで滑り止めを装着。同時にカメラを取り出し、目についたシーンを撮影していく。

01

 

 積もった雪が凍りついた坂を登り切り、岩場をまわりこむと、神通滝が見えてくる。

201202050901_013  

 滝前には既に数人のカメラマンが撮影中。滝本体、氷柱、流れの中にある氷のオブジェ、狙いはそれぞれだが、皆、こだわりを持っているようだ。

 滝壷の凍結具合は、今までで最高かもしれない。氷板を渡って滝下まで行けそうだが、所々割れているところを見て、水の上を渡ることを断念。岩伝いに移動しながら、撮影。

01_3

 

03

 ホワイトバランスを太陽光に設定しているため、青みが強調されているが、氷は本当に青く染まって、幻想的でさえある。

201202050947_072

201202051010_103  1時間以上を過ごした後、神通滝を後にする。時間は10時過ぎ。何組もの訪問者とすれ違いながら、道を下っている途中、沢に降りられそうな場所を見つけ、慎重に降りてみる。

 自分でも物好きなものだと思ったが、降りてみると足跡がある。撮ってみると、期待ほどではないが、いい感じの絵が撮れた。

 下の写真は、神通滝下の滝(仮称)とさらに下流にある姫の滝。この滝の前に立つことができれば思うのだが、今のところルートを見つけられずにいる。

 車に戻ったのは10時35分。次の目的地は母衣暮露の滝。昨年1月と同じルートである。

02

2012/01/30

冬景色 唐岬の滝

 1月28日 「冬景色 滑川渓谷」のつづきです。

 白猪の滝を発って、R494を登っていくと、一車線の道幅に変わる頃から、路面の雪が目立ち始め、ついには完全な雪道となる。通過した車の轍は、一度は凍ったものと思われるが、既に溶け始めている。雪に乗ると振られるので、轍から外れないように走れば、雪道も問題ない。この状態であれば普通のタイヤでも何とかなるだろう。
201201291147_133  杉林の中を抜ける道が、突然ひらける。そこから唐岬の滝(からかいのたき)の全貌が見える。このポイントは、昨秋、おいわさんが教えてくれたもので、今回はそれを確認するつもりもあった。
 この道は何度か走っているが、唐岬の滝を訪れるのは、4年半ぶりである。木々に妨げられて、滝の全貌が見えないせいもあって、再訪するのをためらっていた。それ以後、周辺の伐採がすすんだと聞いているが、全貌を見ることができるのは、このポイントしかないようだ。
 ここではレンズを28-300mmに換えて撮影。山の頂上近辺は、雪に覆われ、樹氷も見えそうな感じだが、この辺りでは雪もまばらだ。寒波が来ればもっと冬山らしくなるのだろうか。そうなれば、冬装備の車でないと、ここまで上がってこれないだろう。

 唐岬の滝の看板がある駐車場に車を停める。付近は10cm程度の雪が積もっているが、昨日までに降ったものなのだろうか、既に硬く、踏んでもあまりめり込まない。
 装備は先ほどと同じ。雪でぬかるんでいることを予想して、長靴で滝への道をくだっていく。
03

201201291208_144  駐車場には数台の車があり、雪道にもかなりの人数が歩いた足跡。しかしながら、会ったのは戻ってくる夫婦連れだけ。小尾根を伝いおりていくと、木々の間に見える唐岬の滝。
 滝前まで降りてしまうと、最上段部分はほとんど見えないので、ここから何とか写そうと思うのが、葉が落ちたとはいえ枝に邪魔され、クリアな絵が撮れない。

 滝前まで降りると、先行者の足跡は数人分だけ。更に雪の積もった岩場に降りると、足跡は一人分だけ。その足跡は、滝の直下まで続いていた。

 正直なところ、この滝には今一つ魅力を感じていなかった。全貌が見えないのも理由の一つだが、姿に変化がない…というイメージを持ってしまっていた。今回雪化粧をした姿を見て、4年前は、いかに滝を一方向から見ていなかったかを実感した。
  少し位置を変えるだけで、滝の貌が変わる。見方が変化したのは、進歩なのだろう。

01

   

02

  雪化粧した唐岬の滝を堪能して、元来た道を戻る。昼を過ぎたせいか、何組かの人が降りてくる。大きな三脚を抱えた人、ノースフェースのヤッケにLoweproのカメラバックを持った人など。このくらいの手軽さで、この姿が見られるなら、甲斐があるというものだろう。

  車の中で昼食を済ませた後、松山市内に向かう。フジグラン松山についたのは14時30分。ギャラリーの場所を見つけるのに少し迷ったが、なんとか到着。訪問帳に記帳していると、MAKさんがこちらを見つけて話しかけてきてくれた。恥ずかしい話だが、話しかけられるまで、MAKさんを見つけられずにいたのである。顔を覚えるのが苦手なのに加えて、アウトフィールドとインフィールドでは、まったく違って見えてしまう。
 くもの会展は、予想以上だった。技術やセンスも素晴らしいが、それ以上にチャンスをとらえるための、情熱と根気に感動した。雲の形・光の覚悟・影の色 等々、千載一遇のシーンに巡り合うための情熱と、それを待つ根気。出展されていた内の半数以上は、自分が撮りたいと思えるシーンであっただけに、本当に勉強になった。MAKさんの出展されていた内の一枚は、年末に同行した高瀑であった。自作に対する不満点や、次はどう撮りたいか、などと有意義な写真談義ができた。
 約30分、じっくり鑑賞させてもらってから、ギャラリーを辞した。今まで写真展を見に行く機会を持たずにいたが、これからは、こういう機会を持つべきだと思った。

 帰宅したのは17時半。走行距離354km 7,690歩。今日も充実した遠征だった。

  

2012/01/29

冬景色 滑川渓谷

 年末に高瀑にご一緒したMAKさんから、写真展の案内をいただいた。
「くもの会」という、石鎚の写真を中心に活動している会のようで、以前から聞いてはいたが、今回案内をいただいたこともあり、見に行くことにする。場所は、フジグラン松山の5Fギャラリー。ということで、日曜日は松山行き決定。
 せっかくの松山行きなので、ついでに気になる冬の渓谷を、見に行くことにする。
 6時50分出発、出発時の高松の気温は1℃。特に冷え込んだ感はない。昨年、白猪の滝完全氷瀑を見に行った際には、土居-川内間で通行止めであったが、問題なく高速を降り、国道11号から県道302号へ。道前道後第二発電所を過ぎたあたりで、やっと道路脇に残雪が見え始める。雪のない駐車場に到着すると、先に2台の車が停まっている。川を覗き込むと、所々に雪と氷が見えた。
201201290852_002  スリングバッグを担ぎ、長靴を履く。滑り止めは、今は必要ないのでバッグの中。
駐車場より下流側で川に降り、「前の滝」の下の段から撮影を始める。先に三脚を据えている人がいたので、邪魔にならない位置に三脚をセットする。
 もっと冷え込むと、氷柱は大きく育ち、流れも凍結すると聞くが、今日はたいしたことはない。とはいえ、秋に来てから二度目の訪問だから、私にとっては別世界である。
201201290903_011  「前の滝」は、壁全体が凍りついたような印象を受ける。横の岩肌に氷柱がかかっているのも面白い。これでもっと冷え込んだらどうなるのか、やはり見てみたい気がする。
 滝横の梯子を登り、先にすすむ。渓谷の両脇の岩肌から、氷柱がぶら下がっているが、部分的なものなので、全体景色としてはいまひとつ。
 アップにすると少し印象的なものになる。陽の光があたっているので、それを生かそうと思ったが?
02
 遊歩道の登りがきつくなり始めたあたりから、道の凍結が始まる。滑り止めを付け、奥へ進む。奥の滝を見通せる場所につくと、又一人、先行者が撮影中。
03

201201291005_073  いい雰囲気だが、やはり迫力がない。氷柱は長いもので3m以上ありそうだが、既に溶け始めており、折れて落ちた氷が地面に転がっている。後から来た人の話では、土曜日に訪れた人が、面白半分に叩き折ったのではないかということだが、もったいない話である。
 撮影する際、氷柱の下に入り込んだりしたが、後で考えると氷の槍が落ちてきたかもしれないわけで、少し軽率だったかと思う。
201201291048_118  氷の柱だから、光の加減によって表情をかえる。裏に回り込んだり、下から見上げたり、見る方向を変えてみたり・・・。
 気温が上がってきて、氷が解け始める。
帰りでは、行きと風景が違って見える。時間は11時前。カメラを抱えた人たちが、次々と上がってくるが、この後は融ける一方だろう。

 昨年のなかちゃんのレポートを見た後では、今日の景色は全く物足りないものだが、冬の滑川渓谷の顔の一つを見られたことで良しとする。できれば今季もう一度来られればいいのだが・・・。

 次の目的地は、白猪の滝。先週の寒稽古の際には、まったく凍結していなかったようだが、今週の冷え込みで少しは期待できる・・・のだが、駐車場は満車状態。親水公園の堤も勢いよく水を落としており、凍結具合があまり期待できないようなので、今日はパスすることにした。
 そのま国道を進み、唐岬の滝へ向かう。

2012/01/23

釜ケ谷 滝めぐり その2

 大轟の滝のすぐ下で、国道をそれ、県道295号を四季美谷温泉方向に。
途中、道沿いの「嫁ヶ滝」「小畠口の滝」も今は枯れている。これではこの先も期待薄のようだ。

四季美谷温泉の正面にある新居田の滝。綺麗な滝であるが、滝王国・木沢村においては、今一つ興味をそそられなかった滝で、記録的な写真しか撮っていなかった。ふと覗きこんだ滝壷が綺麗だったので、久々に撮影してみる。
Photo_5
Ds3_7546

 今までは滝見台のような橋の上からしか撮影していなかったが、滝前に降りる道があるようなので、今日は行ってみる。
 踏み跡ははっきりしているが、滑りやすい斜面のこと、慎重に行かないと落ちそうだ。
 途中で見えた虹。陽が射していたので少し期待したが、やはり見えると嬉しいものである。
 滝下は大きな岩ばかりで、三脚をたてる十分なスペースがとりにくい。岩の上で不安定なままで三脚を据え、滝を見上げて撮影していると、青空をバックに、新居田の滝が新鮮に見える。
Ds3_7554  間近でのぞきこんだ滝壷は、思ったより深く、
陽の光が差し込んだ水は、見事なエメラルドグリーン。やはり滝はいろいろな角度から見てみるべきだと、改めて実感した。いままでこの滝を、通り一遍でしか見てなかったことを後悔。

 もうひとつ収穫。この新居田の滝の上流に、見事な滝がいくつもあると聞いているのだが、今まで道が見つけられなかった。今回、少し離れた山肌に、道がつけられているのを見つける。かなり険しそうだが、このルートを辿れば行けるのだろう。これでトライすることができそうだ。

 橋の上まで戻ったところで、サイレンが聞こえる。正午のようだ。
 車に戻り、滝を見ながら昼食。やはり昼食は滝を前にした方が美味い! コンビニおむすびと、熱いお茶だけでも、立派に御馳走である。

 食事を終えると、何となく満足した気分になり、今日は引き上げることにする。
 通常であれば、国道を長安口ダム方向に降り、東回りで帰るところだが、今日は元来た道を戻ることにする。朝、通ってきたのだから帰りも通れるはずだし、土須峠の雪がどの程度融けているのか見てみたいと思った。 
Ds3_7563_2  ナビで「自宅に帰る」をセットすると、大轟の滝の少し上流から県道16号で勝浦町に抜けるルートを示す。土須峠が冬期通行止めの為だろうが、県道16号も現在、山腹崩壊で通行止めである。
 大轟の滝を通り過ぎる際、ふとのぞきこんでみると、緑の滝壷が復活している。前回来たのは11月のライトアップの時で、雨の後で増水していたが、その折の雨で滝壷の砂が洗いながされたのだろうか。浅い滝つぼで、滝前に立てるのもいいが、この滝はやはり、緑の滝壷が似合う。
 もう少し時間がたてば、陽が射しこんできて、もっと緑が美しくなるだろう。この滝は、私の最も好きな滝である。訪れた回数もダントツに多いはず。その滝が、以前の美しい姿を取り戻したのは、嬉しいものである。

Ds3_7542_2  もう一枚、国道から滝を見おろして。以前は車を停めることができなかったのだが、エスケープゾーンが広がったのと、今日の状況では他の車は通らないであろうから、見おろすことができた。
 道から乗り出すので、三脚は使えない。ガードレールに押し付ける形で、できるだけシャッター速度を落として撮影。これは、以前、SiGHさんが紅葉期に撮った角度である。こうして見ると、見慣れた滝が全く違う姿に見える。

 土須峠を神山町側に出ると、雪はほとんど解けずに残っており、下りはより慎重な運転になる。岳人の森を過ぎ、雪が消えると、やはりほっとする。
 帰宅したのは15時半。走行距離195km 4,396歩。特に目的を持っていなかった割に、満足のいく遠征であった。

 

2012/01/22

釜ケ谷 滝めぐり

 今日は東温市・白猪の滝で、空手の寒稽古があると聞いているが、ここ数日の雨と、気温では氷瀑は期待できない。昨年は見事な氷瀑で、おいわさん・なかちゃん・Kurenaikaiさんと当日偶然お会いできたのだが。
 天気予報でも曇りだったので、目的地を決められないでいたが、2週続けてお出かけなしというのもつまらないので、取りあえず気になる滝を見に出かける。

 出発は7時。雨上がりの為か、かなり深い霧が立ち込めている。いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達後、R193を南に向かう。しばらく走っていると、霧も晴れ、雲間から朝陽が顔を出す。予報とは違い、晴れてきそうな気配。

 県境を越え、美郷を通過して再び山越え。寒波が来ると、北側斜面に当たるこの道も凍結したりするが、今日はその気配はない。神山町側に降り、そのままR193を那賀町方面に向かう。

Ds3_7496_2 昨年1月に、神通滝を訪れた際には、途中チェーンを装着したが、今回は凍結場所もなく、神通滝分岐を通過。しばらく行くと、「冬期前面通行止」の看板があるが、封鎖はしていないようなのでこれも通過。東谷付近になると、斜面に雪が目立ち始め、道路にも所々雪が見え始める。

  岳人の森に近づくと、道は雪に覆われ、前方の山は、真っ白だ。

 既に通過した車の轍以外には、5cm程度の雪が積もっている。スタッドレスをはかせているが、自然運転は慎重になる。岳人の森から約1km、取りあえずの目的である氷生ケ滝が見えてくる。遠目につららが見えていたので、期待したが、近づくと、はっきりと水音が聞こえてきた。

Ds3_7512_2  少し通り過ぎたエスケープゾーンに車を停め、カメラを取り出す。

 レリース・メモリーカード・バッテリー・フィルターをベストのポケットに入れ、三脚を肩にかける。安全の為、年末に入手した滑り止めを装着。今日のような路面状態では、爪のあるアイゼンよりは、この方が動きやすいだろう。

Photo_3  この辺りは標高800mを越える。周囲は霧に覆われたように白くかすんでいる。山肌には所々雪が残るのみだが、雪に覆われた道路は車の轍と、何かの動物の足跡だけ。

 厳冬期には凍結するというが、一部のつららをのぞいてしっかり流れている。この滝が凍結する時には、ここまで車で来ることはできないかも知れない。岳人の森まで来られれば、残り1kmを歩いてでも来てみたい。

Photo_4

Img_0379  約30分の滞在の後、峠に向かって車を進める。乗り込んだ時に、ワゴン車が通過していったが、走りから見てスタッドレスをはかせた車のようだ。道の積雪は更に深くなり、柔らかいパウダーの上を走るような感覚。土須峠のトンネルを越え、那賀町側に出ると、道路上の雪はわずかになる、山肌に残る雪やつららは、もはや恐怖感をあおることもない。

 特に目的もないので、普段ゆっくり見ることのない滝に順次寄っていく。釜ケ谷の滝は、木々に埋もれているため、普段は見ることができないのだが、葉の落ちたこの時期、枝越しにかなりの部分を見ることができる。

 写真は、魚岩の滝(左)、仮称・釜ケ谷峡の滝(右)

Photo_2

 ともに全貌は見えない。さらに上段があるため、実際にはかなりの落差の滝である。周囲に色が乏しい為、貧相なイメージだが、落ちる淵の水の色は美しいエメラルドグリーンである。

 大釜の滝はいつものようにスルー。少し下った小剣神社の前に、「全面通行止」の看板。通行止め期間は12/28-3/31となっていいるので、ここから神山町・大中尾バス停の間が通行止めになるようだ。

 北谷の滝は、今日も流れていない。以前は枯れることがなかったと思うのだが、水脈の流れが変わったのだろうか。

 大轟の滝も今日はスルー。周辺の色が乏しくて見栄えがしない。県道295沿いの滝を訪れてみようと、四季美谷温泉方向に向かう。

2012/01/09

佐那河内・湯壷の滝

 今日が新年最初のお出かけ。昨日は素晴らしい晴天だったが、所用で外出できなかったのが残念。
 最初の目的はだるま朝陽。朝5時に出発して徳島・沖の洲のフェリー乗り場を目指す。星が見えないので期待はできないが、行ってみて状況が変わることもある。しかし、今日はやはり駄目のようだ。6時35分、フェリー乗り場に到着した頃、水平線は雲に覆われ、日の出は拝めそうにない。さっさとあきらめ、次の目的地を目指す。国道438号を佐那河内村へ。村役場手前から県道に入り、嵯峨天一神社を通過、ヒヨノ谷をまたぐ妃代野橋を越えてすぐ、嵯峨川をまたぐ粟見坂橋から林道へそれるが、ここの看板では道は未開通とある。舗装路のつきあたりに車を停め、長靴に履き替える。時間は7時30分。
201201090824_020  今日の装備はD300sに18-200mm、スリングバックと三脚。林道はコンクリートで舗装されているが、こぶし大の石がごろごろしており、車で入らずに正解だったようだ。
 300m程すすみ、砂防堤を越えたところで、川に下りる。浅瀬を渡ったところで前方に、目的の滝が見えてくる。
 最近は雨が降っていないため、水量は期待していなかったが、結構な水量があるようだ。冬場のことで、木々の姿も寂しいが、落葉を含めた渓谷の雰囲気は、なかなかのものである。
 右の写真は、最初の淵の手前から。岩に乗った落葉の赤っぽい感じが気に入っている。新緑の季節だと、また違う感じだろう。
 この滝を訪れた理由の一つは、なかちゃんの掲示板にあった、SiGHさんの滝当てクイズでこの滝が判らなかったこと。佐那河内エリアの滝は全く未訪瀑だったので、いい機会だった。
 
滝に接近しながら、滝のイメージの違いについて考える。SiGHさんの写真は梅雨時だったし、桂さんや竹野さんのHPでも、増水時の写真だった。増水時は、左岸にもう一条流れができる。
01
02

 三条の流れになると、滝壷に落ちるときの表情も変わることが想像できた。これは、是非とも増水時に再訪したい。
03

 ほとんど枯れていたが、この滝のすぐ下で別の沢が合流している。これも増水時には面白いかも。
 車に戻ったのは8時40分。この後、すぐ下流のヒヨノ谷を巡るつもりだったのだが、なぜか気が乗らない。徒歩30分というのが、今日は苦になりそうだ。そこで、県道を先に進み、徳円寺へ。ここにもいくつか滝があるとのことだ。
 201201090910_022
 どんどん高度を上げて、徳円寺に到着する。駐車場前の橋は、未だ雪が残っている・・・というより、真っ白だ。橋の下に二つの滝があると聞いていたが、この時期ともに水量が少なく、一方の滝が写真に写らないほど。右の写真はまだ水量の多いの方の滝で、こちらも滝と呼ぶには寂しい。
 二つの滝は並んでいるのだが、間に大岩があり、流れは別のようだ。桂さんの調査では、この流れが上流で一本になっているかどうか判らないとのことだったので、少し遡ってみた。
 岩場を少し遡って、小滝を二つ見つけ。更に進もうと思ったが、帰りが危険そうに思えたので、自重。崖の上を遊歩道が通っているのだが、こちらも先ほどの到達地点から沢を逸れるため、上流が確認できなかった。
 駐車場に戻って、徳円寺に入る入口に、カエルの石像。由来とかは分からなかったが、とても印象に残った。
 参道を登り、境内に達すると雪景色。誰もいない静かなお寺は、岩場に囲まれていることもあり、別世界の趣である。
Photo
 境内の周辺にいくつか滝があるのだが、さすがに枯れている。この寺は石楠花で有名とのことなので、来年梅雨ごろに訪れてみたいと思った。
 寺を後にしたのは10時。最後にお手軽滝である府能谷の滝を訪れることにしたが、場所が判らない。いろいろ考えて、旧道沿いかもと考え、一度神山町へ抜けて、旧国道に入る。こちらは対向に苦労する程の道。そうしてやっと府能谷を見つけたが、入口が工事中で、谷は枯れていた。こちらも次回再訪ということにして、帰路につく。
 今一つ、未達成の感が残る新年初訪瀑だが、冬期のお出かけは、行き当たりばったりではこんなものかもしれない。
 走行距離227km 4,354歩

2011/12/24

予想外? 高瀑氷瀑 その2

 12月23日 高瀑訪瀑期の続きです。

 なかちゃんが年内の高瀑を希望したのには理由がある。凍り始めの高瀑を見てみたい、そして2月に完全氷瀑を見てみたい、ということだったのだが・・・。
 予想に反して、完全氷瀑を見ることになってしまった。これはこれでラッキーなのだが。
 私の高瀑初訪問は2010年2月21日。前日に突如、なかちゃんからお誘いを受けての参加で、その時は青空の下の完全氷瀑という、最高の条件で見ることが出来た。凍った高瀑はそれ以来だが、やはり圧巻である。
 簡易アイゼンをつけ、とりあえず正面から撮影を始める。皆は右岸へ左岸へと思い思いの場所に散っていく。撮影したものをプレビュー確認していると、誰かが「青空だ!」を歓声を上げる。

振り仰ぐと、強風にあおられて雲の切れ間が上空に来る!。三脚をはずしていたのが幸いし、すぐ上方に向けかまえる。やはり青空をバックにすると、より氷壁が映える。

1

 少し下がって、遠目の撮影した後、左岸側の崖を登ろうと思ったが、雪で足場がわかりにくい。少し危険を感じたので今回は断念。皆は右岸の崖を登っているので、私もそちらへ移動する。

2

 このとき、防寒用に指先の開いた手袋をはいていたのだが、登る際に雪に手をついてしまうと、雪を払っても指先は冷たいまま。楽に登れる場所を探していると、そろそろお昼時間で皆降りてくる気配なので、登るのをやめ、荷物の場所まで戻る。

 昼食は立ったまま、おむすびをほおばる。熱いお茶を持ってきたのが救いである。おいわさんはポットのお湯でカップスープとサンドイッチ、KUWA氏はバーナーでお湯を沸かしてカップラーメン・・・。皆それぞれである。

 腹ごしらえも終わって撮影再開。青空の出るタイミングを待って撮影する。

3_2

 青空のないときは、氷壁にくっつき氷と雪の表情を接写。これは思いのほか難しい。ピント・露出・シャッター速度、いろいろ試してみるがお遊び写真しか撮れなかった。

5

 真剣に高瀑に向かうカメラマン達。しかし気をつけないと、雪の下は岩ばかりではない。氷の下には冷たい水が流れている。幾度か氷の「ピシッ」という音が聞こえ、肝を冷やすことも。

201112231247_194  時間も12時半を廻ったので、記念写真を撮って引き上げることに。

 ここでまたしも???

メンバーは6人だったはずなのに、写っているのは7人。

 増えているのはKurenaikaiさん。登山口のjimnyで判断したように、先行していたのはやはり彼で、夫婦滝同様、記念写真に入ってもらったのである。滝でKurenaikaiさんと遭遇するのは今年3度目。趣味が似ているとはいえ、縁があるなと思う。

 記念写真の為に、リモコンを持ってきていたのだが、電池切れなのか作動しない。予備電池を持ってきていたので交換したのだが、微妙にサイズが異なるのか、きっちりと入らず、これも駄目。帰ってわかったことだが、リモコンに使われていたのは23A型(12V)という型で、形だけで単5と判断していたのに、まったく違う電池であったことが判明。説明書をよく読まないツケがここで出てしまった。

 タイマーにして場所を移動する際、2度も滑って皆の笑いを誘ってしまうのである。

Imgp0500  帰り際、なかちゃんが撮ってくれたもの。高瀑のサイズが良くわかると思う。

 この高さの氷の壁は、何度見ても圧倒される。暖かいといわれる四国で、この光景が見られる幸運。ここに来る為の苦労はあるが、おいわさん達すばらしい仲間にめぐり合えたおかげで、この光景を見られるのである。

 帰りは高瀑下の無名滝で再び撮影会。このときの模様を、なかちゃんが撮って掲示板に載せている。

 少し余談を。

なかちゃんの撮った無名滝前のカメラマン達の中にKurenaikaiさんがいない。レンズを落としたようだといって、一度高瀑まで戻っていたのである。そうしたときに、「誰か万歩計を見つけたら教えて」となかちゃん。えっと思い、ポケットから拾った万歩計を取り出すと、やはりなかちゃんのものだった。歩き始めて早々に落としたらしい。ラッキーだが、この仲間だからおきたラッキーだという気がした。

Photo

 Kurenaikaiさんが戻ってきて、レンズが見つからなかったとのこと。その代わりお守りを拾ったといっていたら、MAKさんのものだった。つくづく不思議な日である。

 丸渕で撮影をかねた小休止の後、登山口を降りる。このとき、珍しく私が二番手で、おいわさんのすぐ後ろについた。すぐ後ろはKurenaikaiさん。二人ともストックを突かず、バランスよく歩いていく。私が同じことをしたら何度転んだことやら。

 車に戻ったのは、14時43分。いつもより早めだが、雪が降り始めたことを考えるといいタイミングである。帰りは、Kurenaikaiさんの車にMAKさんが同乗して、こちらの車には5人。途中、恒例の御来迎の滝にもよらず、諏訪神社まで直行。社内の話題は、やはりおいわさんの写真展で、皆で二度目の開催をけしかけていた。いつかおいわさんもその気になるかも。

 諏訪神社に戻ったのは15時37分。いつものように、次回を期待する挨拶を交わして散会。私は最後に出発したのだが、途中停車していたなかちゃんを追い抜き、追いついてきたなかちゃんの車が別れ際、パッシングで挨拶してくれていたのが、妙に嬉しかった。

 高速バス停でまっすーさんと別れ、帰宅したのは17時21分。

 今日の走行距離270km 10,310歩。いつも歩数が少なく感じるのだが、歩いた距離は5kmもないので、これが正しいのだろう。

 実は年賀状の図案を、今日の写真の出来次第で決めようと思っていた。期待以上のものが撮れたので、ここから年賀状の写真を選ぶつもり。きょうもすばらしい訪瀑になり、同行した皆に感謝です。

参加した人々のレポートはこちら

おいわさん 出たがり家族のお出かけ日記
なかちゃん 四国の滝めぐり
まっすーさん ますどこbyフォーサーズ

MAKさん ビッグりSize

Kurenaikaiさん 自然紀行


2011/12/23

予想外? 高瀑氷瀑

 話はおいわさんの写真展の日に戻る。
12月11日、おいわさんの写真展を見ての帰り際、おいわさんに挨拶しながら「氷瀑 行きましょうね。車出しますから」と言ったら、「なかちゃんが年内に行きたがっているけど?」「いいですよ」。
 そうして年内の高瀑訪瀑が決まった。日程調整により23日の訪瀑が決定。

 今回の参加者は、おいわさん、なかちゃん、KUWA氏、まっすーさんといつものメンバーに、初めてお会いするMAKさんの計6名。朝6時に出発し、20分に高速バス停でまっすーさんを乗せる。
高速を降り、R194から県道12号に入ってすぐ位で、なかちゃんの車に追い付く。しばらくして後ろについた黒い車を従えるように、三台が連なって諏訪神社に到着。時間は7時50分。降りて挨拶したところで、後ろの車がMAKさんだとわかる。すぐKUWA氏、おいわさんが到着。

 道が凍っているかもしれないので、皆スタッドレスをはいた四駆である私の車に乗り込む。初めてCROSSROADの三列目を使用した。

 林道は途中から雪道に変わる。登山口についたのは8時52分。先にjimnyが停まっているが、この時点でこの車の持ち主をKurenaikaiさんと断定。
201112230917_007   
 登山靴に履き替え、スパッツを付け、出発。雪の積もった登山道は、最初滑りやすく、結構足に負担が掛かる。歩き始めてすぐ、万歩計を拾った。取りあえずポケットに入れておく。
 登るにつれ、雪は深くなり、岩肌につららが目立つようになる。美しいエメラルドグリーンの淵を横目に、登山道を慎重にのぼっていく。

 写真は雪道を行くMAKさんとまっすーさん。
雪道なのでスパイクは必要ないが、ストックは必須である。といってもおいわさんはストックなしでずんずんいってしまうのだが。

    
休憩地点となったのぞきの滝(左)と丸渕(右)
201112132
 一昨年2月の訪瀑時にくらべると凍結具合は小さいが、水の美しさに目を奪われる。
 丸渕のまえにあったオブジェ?結局みんなこれの前に陣取って撮影していたようだ。ホワイトバランスを変えると、氷の表情が変わる。
20111213
201112231011_047  この登山道は8月以来だが、幾つか整備されている場所がある。破損した木の梯子の場所に新たに梯子が掛けられ、ずいぶん楽になった。
 写真は新たにかけられた梯子を登るおいわさん。
この梯子を上って間もなく、高瀑が遠望できる。
先行したおいわさんが、歓声を上げる。みごとに凍った高瀑の上部が見える。
201112231018_049
 高瀑下の無名滝を過ぎ、急な斜面を登って天狗の子育て岩を通り過ぎると、まもなく高瀑がその全貌を現す。時間は10時32分。
201112231032_052_804x1072

2011/12/13

名所なのに? 奥道後・湧ケ淵

 12月11日 十二ケ滝のつづきです。
 県道17号を東進し、玉川湖畔で国道317号に合流。そこから南へ下る。
 水ケ峠トンネルをぬけてすこしで日浦小学校脇を通過。ここら辺りが日浦地区、秋には彼岸花が見事なエリアと聞いている。来年には訪れてみたいと思っている。
201112111103_066_2  更に進んで白鷺湖と石手川ダム。このダムをまともに見るのは久しぶりである。
 石手川ダムを過ぎて少しで奥道後ホテル。駐車場に車を停めて、川沿いの遊歩道へ。カメラと小型三脚だけを抱えて出る。
 国道の少し下にある遊歩道を歩いて行くと、歩道わきに水路と、有名人の言葉を書いたパネルが並んでいる。小説家や俳人以外にも政治家や実業家のパネルもある。故・大平元首相のパネルもあった。
 水路が広くなった部分には錦鯉がいる。国道脇とはいえ、木々に遮られて車の音はあまり聞こえない。水音だけが響く、雰囲気のいい渓谷だが、他にはだれもいない。結構色づきのいい木もあるのに残念である。
 遊歩道は途中崩壊していて行き止まりになる。その手前に階段があって川沿いに下りられる。
 ダムが放水の際は立ち入り禁止になるよう様だが、いい感じの場所である。
 降りてすぐ見えてくる「不動滝」 少し進むと「湧ケ淵」 その先は崩壊して進めなくなっているが、進めれば対岸に渡って、不動滝の脇を歩けたようだ。「不動滝」は湧ケ淵の流れを分離してトンネルの水路で崖の上に導いた人工滝。人の手によって形を変えられた渓谷だが、結構気に入ってしまった。
01_3  紅葉がいい位置に掛った湧ケ淵
201112111156_083_3
以前、淵の手前には金閣寺のレプリカがあったそうである。10年前の斜面崩壊で消失したそうだが、その時の風景はどんなだったのだろう。

03_2  元来た道を戻り、奥道後ホテルの脇で下の遊歩道におりる。
 催し物会場を通りぬけていると、植えられた木々の脇に又有名人の札。送られた木を植えたという意味だろうか。大きな石の記念碑もあったりして、いかにも観光地の雰囲気だが、まったく人がいないので、とても奇妙な感じである。
 川をまたぐ太鼓橋から見える人工滝。先に通った上の遊歩道の水路から流れ降りる流れだが、知らなければ立派な滝である。橋から下流側に向けてもう一枚。これも結構好みのアングルである。 02_4

約一時間の滞在の後、石手川ダムに戻り、ダム脇の駐車場で昼食。少し仮眠して13時半、松山市内へと向かう。今日の主目的、おいわさんの写真展を見に行くのである。

今日の走行距離387km 6,776歩。

2011/12/12

静かなたたずまい 十二ケ滝

順序が前後するが、12月11日はおいわさんの写真展を見るために松山へ。
そのついでに、松山市近郊の滝を訪れることにする。午後から写真展に向かうつもりなので、服を汚さずにすむお手軽滝として、滝本の滝(十二ケ滝)を選択。これが初訪瀑である。

朝7時出発、コンビニで朝食・昼食を調達して、高速に乗る。服を汚さないつもりだが、一応替えの服を準備している。
土曜日にスタッドレスタイヤに交換しており、今日が冬用タイヤの初走行。少しスピードを抑え目で走ったが、燃費表示は従来のタイヤより少し悪い。
8時30分松山IC通過、市内を抜けて北上し、滝本の熊野神社に到着したのは9時20分。県道17号を才之原でそれ、対向が難しい道を1km弱ほど走った先。近くに民家があるにもかかわらず、流れる川の水音しか聞こえない静かな場所である。
鳥居をくぐり、傾いた石段を登って、本殿へ。その脇に流れる川は小滝の連続である。川に沿って本殿裏へと進むと、岩壁に囲まれるような滝の前に出る。

Photo_2

小さな段を滑り落ちるような、優美な姿の滝。正面からは見えないが、右側にもう一本の流れがある。滝つぼはこちらの方が深く、正面に立つことができない。

201112110945_031 観音像(?)の脇、滝の右岸側に上に向かう道がある。倒木で塞がれているが、何とかいけそうだと思い、カメラだけを抱えて登り始める。少量とはいえここ数日の雨で、足元の落ち葉は水を含み、岩を伝ってくる流れもある。既にズボンのすそは汚れ、手には泥が付着している。(替えを持ってきてよかった。) 道も崩れぎみだが、何とか登りきるとそこは滝上段の正面。

小さいが綺麗な流れの滝である。下の流れを見下ろすのも面白い。

上段の滝には浅いながら滝つぼがあり、そこから岩によって二つに分けられた流れが落ちていく。左岸側の流れを見てみたかったが、滑って水に突っ込みそうだったので、今回はやめておく。少し無理をすれば滝の上側にも出られそうだ。

再び崩壊気味の道を降りる。枝に邪魔されながらも流れを横から撮るのだが、手持ち撮影なので、今ひとつである。この水量では、シャッター速度を落とさないと流れに見えない。

201112110955_050

滝正面に戻り、今度は左岸側の斜面を登ってみるが、こちらも枝に邪魔され、まともな写真が撮れない。左岸の流れは二段になっており、小さいながら深そうな滝つぼを有しているのだが、撮るとなんだかわからなくなったので、ここには掲載しない。

本堂まで戻り、石段を降りたところから、小滝を撮影。小滝といっても、結構立派に見える。

201112111011_061 十二ケ滝というのは、この一連の滝の総称であると聞いたように思うが、それであればこれは最下段の滝になるのだろうか。赤い橋と落葉で、結構見栄えのするものになった。障害物が多いのは、仕方ない。これがありのままの姿なのだから。

神社を後にしたのは10時20分。このエリアだと、宝坂の滝があるのだが、これは山道を歩く滝なので今回はパス。もうひとつのお手軽滝を目指して奥道後へ向かう。

2011/11/29

滑川渓谷 お気に入りの仲間入り

11月27日 西山興隆寺・惣川内神社・金毘羅寺 のつづきです。

惣川内神社を出て、向かったのは滑川渓谷。ここは、冬のつららが有名で、なかちゃんやKurenaikaiさんの会話に良く出てくる場所である。KAWAさんが最近のブログで取り上げておられたので、この時期に一度訪問してみようと思った。

R11から標識に従って県道302号へ。時折対向するのが難しいほど狭くなる道を、約7km。道前道後第二発電所の脇を通り更に奥へ。

201111271125_221 写真は、途中で見かけた紅葉とススキの組み合わせ。ちょっとした空き地になっており、沢の水音も魅力的な場所だった。

少し進んで、民家の間を縫うような曲がりくねった道の先に渓谷の駐車場。7台くらい駐車可能な場所で、私が到着した時点で一台分しか空いていなかった。

到着したのは11時半。この渓谷で昼食をとるつもりなので、スリングバックに水筒とおむすびをいれ、小型三脚を取り付けて、渓谷に入る。

201111271153_228 入ってすぐ、遊歩道の脇に綺麗な滝がある。「前の滝」と呼ばれるものらしいが、はしごを伝って滝前に下りられるようだ。当然、はしごを降りようとすると、下流から上ってくる人がいる。いでたちに見覚えがある。

「まっすーさん?」と声を掛けると、驚いてこちらを振り仰ぐ。まっすーさんと最初に会ったのは徳島の桜滝だったが、香川県の人間がこんなところで合うのも不思議な縁である。

まっすーさんは修理から上がってきたカメラとレンズで滝前に陣取って撮影を始める。私も三脚を取り出し、設定をいろいろ変えながら、シャッターを切る。満足して移動しようとしたが、まっすーさんはまだ動く気配がない。私もひとつの滝で時間を費やす方だが、まっすーさんは更にこだわりの人のようだ。彼がブログにアップする写真が楽しみである。

先に行くよと声を掛け、私は遊歩道に戻る。この先まだまだ見所は多いはず。

なだらかな斜面を流れるかと思えば、深い釜があり、黄色く色づいた木々の中歩いていくのは気持ちがいい。途中にあった小滝は本道からそれるのだが、橋があったので渡って滝前で撮影。

01

竜の尾・箕淵・熊の爪・犬くぐり などと名付けられた場所を過ぎ、渓谷の奥、両側に岸壁がそそり立つ回廊状の場所 「竜の腹」(写真右側)にたどり着く。03_2

201111271249_307 そこから奥を覗き込むようにして見えるのが「奥の滝」

奥の滝に到着したのは12時50分。渓谷の入り口からここまで600mの距離を1時間以上かけて歩いてきたことになる。
02

201111271329_329 正面で構えて撮っていると、竜の腹の脇から降りてくる人がいる。滝の上に回り込むことができ、一興だと言われたので、そちらで食事をすることに決める。脇道をのぼり、奥の滝の滝口を臨める場所でザックを下し、食事にした。

歩いているときは少し暑いくらいだったが、滝の周辺で動きを停めると、少し肌寒い。水筒には熱いお茶を入れてある。コンビニおむすびと熱いお茶、滝前での食事はこれで満足!

後で知ったことだが、少し行けば「上奥の滝」があった。少し上流に、別の立派な滝があることは聞いていたが、今日はそこまで行く気がなかったのでここが終点。先に調べておけば、上奥の滝くらいまでは行っただろうに、残念である。

食事を終え、元来た踏み跡を戻り、再び「奥の滝」に戻る。今降りてきた右岸の岩に沿うように奥の滝を数枚撮り、帰途につく。とそこに、まっすーさん到着。上に向かう道を教えてあげて、ここでお別れ。

 

201111271333_333_2 時間は1時半過ぎ。

帰りは、時折停まって撮影しながらも、殆ど寄り道せず戻る。駐車場までの時間は30分弱。

駐車場を少し通り過ぎ、竹林の中にある踏み跡を辿って再び渓谷に降りる。「前の滝」を写している時に、下流も面白そうだと思ったので、見てみたかった。

そこにあったのは小さな段差滝だが、周囲は上流にも劣らない面白い景色だった。わざわざ降りてきてみるだけの価値がある。

再び駐車場に戻り、今度は帰り支度。駐車場に入りきれない車が道路脇に停めてあるのを横目に、滑川渓谷を後にする。時間は2時10分。

気になるのは、駐車場入り口にあった「駐車料500円」の看板。管理人もいないし、お金を入れる箱もない。払う必要無かったのだろうか?

201111271400_363

本日の走行距離292km 9,681歩。

初めて訪れた滑川渓谷であったが、面白い場所だった。できればこの冬、つららを見に訪れてみたい。


2011/11/19

ライトアップ 大轟の滝

那賀町のHPで大轟のライトアップを知った。私にとって、滝にはまったきっかけの滝でもあり、最も好きな滝でもあるので、これを見逃すわけにはいかない。日程的に今日しかないので、仕事を午前で切り上げ、一路那賀町へ。

Ds3_6287
R193の山道を往復するのは、ちょっと厳しいので、行きは高速を使い、板野から神山町に入り、そこから雲早山を越える。峠を越える少し手前、岳人の森を過ぎたところにある、雲早トンネル手前の滝(仮称)に看板があった。「氷生ケ滝(ひしょうがたき)」。8月に来た時にはなかった筈なので、最近取り付けたものだろう。もともとあった名前なのか、最近着けた名前なのか、ともかく正式な名前を知ることができた。

天気予報では夕方には雨がやむとのことだった。峠道を登る途中で青空がのぞいたのだが、少し登るとガスの中に突中。氷生ケ滝は道沿いにあるにもかかわらずガスの中である。

峠のトンネルを抜けると、ガスも晴れ、青空ものぞく。雨上がりで路面には落ち葉が敷き詰めたように落ちている。道沿いの小さな沢が滝と化し、流麗な容姿で誘う。しかし、立ち止まっていては、目的の場所に間に合わない。釜ケ谷の滝・北浦の滝 など、停まりたくなるのとこらえて先に進む。

停まって撮影したのは、小剣神社の滝と、大釜の滝のみ。(下の写真)

20111119_01
なんとかまだ明るいうちに着けたと思ったが、すでに5時を回っている。カメラをセットしているうちに、すでにライトが付いていることに気がついた。撮影しているうちにどんどん暗くなり、対照的に大轟の滝がライトの中に浮かび上がる。紅葉はここでも外れで、滝前に掛る紅葉が色づく前に葉を落としてしまっている。そのせいか、見に来ている人は誰もいない。途中、マイクロバスが数分停まっていたのと、通りかかった車がしばし見とれているくらい。おかげで何にも邪魔されることなく撮影を続けられた。

Ds3_6308Ds3_6365_2

Ds3_6369_2Ds3_6370
Ds3_6375

Ds3_6382
気がつくと6時を回っている。すでに真っ暗である。

名残惜しいが、ここで切りあげ、大轟の滝を後にする。

後は山道を帰るだけ。

11月に入って3度目の夜間山道走行だが、この道は数え切れないほど走って慣れた道である。対向車が来るのがわかるのでむしろ走りやすい。

家についたのは8時25分 走行距離205km。

例年、紅葉時期にもこの滝を訪れるのだが、今年の紅葉の状況では、ライトアップを見に来て正解だった。日中では落胆したであろう状態である。なにはともあれ、大好きな滝の、また新しい表情を知ることができた。

2011/11/16

夫婦滝オフ会 その3  貝の口滝から夜間トレック

11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。

記念写真撮影を終え、夫婦滝を後にしたのは午後2時18分。元来た道をもどり、貝の口滝への分岐まで戻る。
201111131444_155 この間、Kurenaikaiさんのすぐ後ろについたのだが、その身軽さに驚いた。確かに若いのだが、私より重い荷物を背負って(偶然にも、ザックは同じメーカーの同じタイプ)、ストックも突かずバランスよく歩いていく。四つんばいになるような梯子を降りる際も、軽快に降りていく。
右の写真に写る梯子を、私は梯子の方を向いて降りていたのだが、上からKUWA氏の「危ない!」の声。と同時に梯子の上を滑るように落ちていく石。梯子の上端にあった石が、梯子が動いたことによって落ちてきたらしい。幸い脚を掠めただけで怪我もなかったが、ぐらついた石のある場合には注意が必要だと、実感させられた一瞬だった。
 分岐までもどり、小休止の後、岩場を降りていく。矢印はあるが道はない!。最後にわずかな踏み跡と不安定な梯子を伝って貝の口の滝へ。01

この滝は、高知の釜ケ谷の滝・徳島のフイゴ滝とならんで四国の三奇瀑と呼ばれているらしい。これで私もやっと三奇瀑制覇できた。

水流が岩を抉りながら方向を変えるため、上段と下段を一緒に見ることが難しい。上左が上段、右が下段である。

02

201111131534_193 下段の滝壺の水の色が美しい。左の岩壁を登れば上段が見えるのだが、その時には下段が隠れてしまう。右の写真は少しでも上から撮ろうと岸壁をよじ登るまっすーさん。

この滝を覗き込むと、異世界を見るような感覚である。綺麗に削られた岩が、ここだけの世界を造っているような・・・。

午後3時45分、貝の口滝を後にして分岐点まで戻る。ここを更に上流に登ると、別の滝があるとKurenaikaiさんが確認したそうだが、時間的に難しそうなので、断念し、そのまま帰路に着く。

夫婦滝まで後1kmの標識を通過したのは午後4時35分、既に薄暗くなっている。5時を過ぎると道が見えなくなってきた。ここで皆ヘッドランプを装着するか懐中電灯を取り出す。しかしながら私は持ってきていない。以前は必ずザックに入れてきていたのに、最近明るいうちに戻ることが多かったので、油断していた。大失態である。私以外で持っていないのは海道さん。海道さんも今日に限って入れていなかったことを大後悔。

201111131752_205 なかちゃんとTAKAHAMA奥さんの間に入って、足元を照らしてもらいながら、ひたすら進む。

滑りやすい場所、梯子の下りる場所、渡渉する際には、みんなで足元を照らし、助け合って進む。このとき、先頭を行くのは当然おいわさん、そして経験者のKurenaikaiさん、最後尾をベテランのKUWA氏が務めてくれる。

201111131813_207 暗闇のなか、もっと不安になるかと思ったが、誰も不安を口にすることもなく、ひたすら前を行く灯りに続いて歩を進める。このときの状況について、おいわさんが分析しているが、全員が御来光の滝訪瀑経験者であることがもっと大きいかもしれない。秘境の滝訪瀑に伴う困難を十分理解しているからであろう。

さすがにノントラブルというわけには行かず、転倒したり滑ったりした人はいたが、全員無事車まで戻ってきた。おいわさんも滑った際に引っ掛けてズボンに穴が開いたと嘆いていたが、私も帰ってみるとズボンに鍵裂きがあった。

ともかくも6時40分、全員無事戻れたことを喜び合い、懲りずに次も宜しくと挨拶を交わし、別れる。おいわさん・海道さん・なかちゃん・まっすーさんを乗せて、りんりんパークまで戻ったのは7時15分。ここでおいわさんたちと別れ、まっすーさんとひたすら高速を香川に向いて走る。丸亀でまっすーさんと別れ、帰り着いたのは午後8時45分。体力的に余裕があるかと思ったが、車を降りるとどっと疲れが出てきてしまった。

 初めて女性を交えたパーティでの訪瀑、夜間トレッキングなど、初体験の多い、そして思い出も多い、すばらしいオフ会でした。皆さん、お疲れ様でした。

今日の走行距離268km 13,762歩

参加したみなさんのレポートはこちら

おいわさん: 出たがり家族のお出かけ日記
なかちゃん:四国の滝めぐり
海道さん:滝の思い出
まっすーさん:ますどこbyフォーサーズ
Kurenaikaiさん:紅会写真  

追記:最初に書いたおいわさんのサプライズ

12月10日より松山市内の喫茶店で個人写真展を開催! 詳細は追って連絡いただけるとのことなので、何とか都合をつけて行きたいものである。

2011/11/15

夫婦滝オフ会 その2  滝前にて

11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。

昼食を終えると、おいわさんはザックを背負い、目の前の小滝を越えて夫婦滝正面へと廻っていく。なかちゃんとまっすーさんは小滝を入れながら撮影を開始。私も今日初めてD300sをザックから取り出し、三脚をセットする。今日のレンズは16-85mm、PLフィルターも忘れていない。

最初に見えるのは水量の多い雄滝、それから少し右に回りこむと水量の少ない雌滝が見えてくる。後で失敗したと思ったのは、この場所から両滝が一緒に写った絵を撮らなかった事。角度的に可能だったはずなのに、その時は考え付かなかった。
01
なかちゃん・まっすーさんはカメラをバックにしまいこむと、おいわさんの後を追って小滝を越えていく。海道さん・KUWA氏・TAKAHAMAご夫妻は、やっと昼食を終えたくらい。私も数枚写すとカメラと三脚だけを持って移動する。
なかちゃんは、靴を脱いで裸足で小滝を渡ったようだが、私は靴を濡らしながらも何とか越える。近づいて正面から見る雄滝は、まっすぐ落ちる綺麗な滝。__3

これに対し雌滝はでぼここの斜面を伝い落ちる優美な滝。水量が乏しいのが残念だが、好みの滝である。

__2

雌滝の脇から、両方の滝が写るアングルで一枚。もう一枚は、小滝を越えるところから一枚。

_02

201111131341_125_2 雄滝の正面は、急ながらも登ることのできる斜面で、皆それぞれの位置で撮影している。海道さんをはじめ、他のみんなも小滝を越えて滝前にやってきた。裸足のなかちゃんが、足が痛いと言いながら、斜面の端にいいポイントがあると教えてくれた。さっそく移動して撮影。最初は手持ちだったが、再度三脚をセットして撮影。いい絵のときは手を抜いてはいけない。

上から見下ろすと、皆いろんなところでカメラを構えている。どんな絵が見えるのだろう。それぞれレポートをアップするはずなので、楽しみだ。

この頃時間は1時半を廻っている。後のことを考えるとそろそろ引き上げ時かと考えていたら、おいわさんは小滝を戻って降りていく。私も斜面を降りていきながら、それでも名残惜しくいくつかのポイントでカメラを構える。

最初の昼食場所に戻り、記念撮影の準備を始める。おいわさんがいつものように「もう記念写真?」と聞いてくるが、時間的にそろそろだとおいわさんも思っていたようだ。

201111131418_154_2 だんだんと皆が帰ってきて記念撮影。帰ってから確認すると、滝は上手く入ったのだが、人物にピントが合っていない。ご愛嬌と許してください。

さて、ここで気づくだろか? 

記念写真には9人写っている。メンバーは8人のはずでは?

これは決して心霊写真ではない。先に来ていたKurenaikaiさんも一緒に入ってもらったのである。駐車場に先にあったのはKurenaikaiさんの車だったわけで、冗談で「あれはKurenaikaiさんの車かな」といっていたのが本当になった。

Kurenaikaiさんとお会いするのは、1月の白猪の滝氷瀑以来。恥ずかしながら顔を覚えていなかったのだが、おいわさんやなかちゃんのおかげですんなり会話できた。

会話中でわかった驚きの事実。メンバー中最高齢は海道さん68歳、最年少はKurenaikaiさん34歳。滝好きに年齢は関係ない!

ここからKurenaikaiさんも一緒に行動することになり、メンバー9人で貝の口滝を目指す。

と言っても元来た道を戻るのである。(つづきます。

2011/11/14

夫婦滝オフ会 その1  到着まで

11月13日 おいわさん主催のオフ会 夫婦滝訪瀑である。当初の予定では、御来光・高瀑・夫婦と石鎚三秘瀑と三連続のハズだったが、天候やその他の事情で高瀑は中止になった。今回の夫婦滝は初めての訪問。以前からおいわさんに、連れて行ってほしいとお願いしていた滝である。

6時に出発。高速丸亀バス停でまっすーさんを乗せ、集合場所のりんりんパークヘ。到着は7時15分、少し早く着いたので、開いていた売店でトイレを借りようと中に入ると、すでになかちゃんがいた。

しばらくして、おいわさんが海道さんを乗せて到着。皆装備を私の車に積み替える。この時に見慣れぬ光景が・・・。おいわさんが三脚を担いでいる。おいわさんがここまで写真にこだわる理由は・・・。行きの車中でおいわさんが話してくれたのだが、その内容は最後に述べる。

りんりんパークを出て、国道11号から県道153号を丹原町鞍瀬へと向かい、保井野バス停回転場の奥に車を停める。当初の参加予定はこの5名だったのだが、先日の御来光の滝にご一緒したKUWA氏が話をきいて参加を希望され、さらに昨日になって、TAKAHAMAさんご夫妻が参加されることになり、計8名の大所帯である。夫婦滝を訪れた経験者はおいわさんとなかちゃんの二人だけ。後の6人は初訪瀑である。後の3人は現地集合、ということで保井野バス停で合流したのだが、このとき我々以外の車が一台停められている。この車の持主も後でわかる。

201111130816_001
8時16分出発。今回の夫婦滝は、石鎚三秘瀑の中では最も楽ということなので、皆気負いもなく、和やかな雰囲気の中での出発となった。

最初は平たんだった道が、崩れやすい斜面をトラバースしたり、ガレ場を越えたり・・・。おいわさんが意識的にゆっくりめのペースを作ってくれているようで、少し余裕を持ってついていける。201111130855_009
このまますんなりいけるかと思ったが、一度渡渉してしばらく山道(けもの道?)を歩き、沢沿いに戻ってきたとき、道が藪の中に消えている。目印になるはずの赤いテープを探すが見当たらない。なかちゃんが沢に降り、対岸に渡って道を探す。少し行くと先に道があるというので、藪の薄い部分をかき分けていく。藪を抜けるとはっきりした道が現れ、同時に標識がみつかる。(写真は対岸で道を探すなかちゃん)

なかちゃんが戻ってきたところで小休止。あとはひたすら山道を進む。途中、傾いた梯子を登ったり滑りやすい丸太の橋をわたったり・・・。道の困難さは御来光の滝以上に思える。これは訪れる人が少ないために、道が荒れていくのだろう。01

02_3
足元に注意するばかりで、あまり風景を楽しむ余裕がないのだが、それでも時にはひかれる風景も。03

201111131204_048
貝の口滝への分岐を越えて約30分、綺麗な小滝が見えてくる。このすぐ上が夫婦滝である。出発してから4時間弱、やっとたどり着いた。

綺麗な滝だが、ここではコンデジでの撮影のみ。帰りに一眼でゆっくり撮影するつもりだったのだが・・・。

12時を回っているので、滝前で昼食にするため、小滝の上で渡渉し、最後の岩場を越える。

そして見えてくる夫婦滝。

ここでは時間確認の為コンデジ撮影し、まずは昼食。

201111131216_054_2

2011/11/05

オフ会 御来光の滝②

11月3日 オフ会 御来光の滝の続きです。

03 滝直下に立つと、上部が隠れてしまう。またこの位置で撮ると落差が感じられないのが残念だが、逆にこの滝を目の前に出来る喜びにもなる。

広角側があまり使えないので、今ひとついい絵にならないのと、脚を休ませたいこともあって、今日はあまり動けない。又左岸側に渡るにも、濡れた一枚岩を超えるのは危険だし、それを回り込む根性が今日はない。おいわさんは早々に、左岸の上の方まで登っていき、しばらくしてKUWA氏も、登っていく。さらにこんどはまっすーさんも三脚を抱えて登っていく。行きたい気持ちより、今日はじっとしていたい気持ちが強く、殆ど滝正面に陣取っていた。

28-300mmのズームでいろいろ構図を変えながら、同じような絵を何枚も取る。このときは三脚を荷物とともに置いたままなのであまりスローシャッターを使っていない。水量が多いので早いシャッタースピードで撮影していたが、後で見てみるとやはりスローももっと撮っておくべきだったと後悔した。

201111031249_184 下流側を見ると、色づいた木々が見える。晴れていればもっと鮮やかに見えたであろうが、この景色の中では結構派手である。この位置からだと、出発した長尾根が見える。結構な距離を歩いてきたんだなと実感し、再び滝に向かい合う。

一度荷物のところに戻り、三脚をとって来る。記念写真を撮る為だが、その前に構図とリモコンの動作を確認してみたかった。

04 リモコンを使って自分の記念写真を撮ってみる。上手く動作することが確認できたので、スローシャッターを使った絵を何枚か。

201111031331_204 そうしているうちにまっすーさんも降りてきたので記念撮影をして切り上げることにする。

おいわさんが小さく見えるのは、後ろに立った私が見えるようにしゃがんでくれた為である。私の右手がなかちゃんのかたにかかっているように見えるのは、リモコンを持っている為。

滝を出発したのは13時36分。2時間以上過ごしたことになる。

前回は、犬吠え出会いの滝や魚止めの滝に寄る余裕があったが、今回は時間的に難しいので、小休止をはさみながら、まっすぐ帰る。

このパーティだと、先頭がおいわさん、最後尾をひろっさんかKUWA氏がつとめてくれる。おかげで前についていくことに集中していれば、安心して歩ける。もっとも崖沿いの細い道、滑りやすい岩など、注意を怠ってはいけない。

ふくらはぎに痛みは感じるが、今度は痙攣することもなく、何とかついていき、七釜までもどって休憩。

201111031508_220 2年前、同様に帰り道での七釜には、一部陽が差し込んでいたのだが、今日はあいにく陽の光はない。それでもこの七釜は好きなポイントのひとつである。

脚を休めながら、それでもお気に入りのポイントに移動していると、アクシデント発生。

201111031449_039_2 ガシャンという音に振り向くと、まっすーさんのカメラが落ちている。三脚にカメラを固定する際、すばやく出来るようにクイックシューを使っていたのだが、これが十分に入っていなかったらしい。私も同じものを使っているので、何度かその危険を感じたことはあるが、この場で起きるとは不運である。幸いレンズは割れていなかったようだが、撮影は出来ない。マウント部に異常が発生した様である。これなら修理が可能かもしれない。なにより、終わり間近での出来事でよかった。

右の写真は渡河中のひとコマ。長靴で流れをわたるまっすーさんと、足場を探すひろっさん。場所によってはなかちゃんやKUWA氏が決定的瞬間を狙ってカメラを構えていたりする。

堰堤まで戻り、ここで最後の休憩。後は地獄の登り返しである。

201111031558_040_2 一同気合をいれ、登り始める。私は遅れるのがわかっているので最後尾をついていく。時間は15時59分。

斜面を登るのはいいのだが、時折ある段差で足が上がらない。全身を使って這い上がるように段差を越え、そのたびに息を整えるので、どんどん遅れていく。前回は途中座り込んでしまったが、今回は息を整えるだけで、ゆっくりながら登り続ける。先行するみんなの姿はまったく見えない。

30分ほど経過した頃、上からなかちゃんが呼びかけてくれた。一人登っていくのは、気持ちが折れそうになるのだが、その声を聞いて気力が奮い立つ。返事を返した後、やはりゆっくりながら確実に急斜面を登っていく。

車道まで到達したのは16時58分。何とか1時間をきった!自慢できるものではないが、前回より少し進歩した自分をほめてやろう。

駐車場まで戻るとみな着替えて待っていてくれた。待たせてしまい、迷惑を掛けたのだが、待っていてくれた心遣いは本当に嬉しい。

201111031707_222_2  全員の無事を確認し、それぞれ帰路につく。私も急いで着替えていると、ひろっさんが石鎚の方を指している。見るとと少しのぞいた青空と、山頂に掛かる雲。中々いい絵である。ひろっさんは既にカメラを構えているので、私も急いでザックから取り出し撮影。わずかな時間ではあったが、いいものを見られた。

そばで女性2人が「御来光の滝の看板はあるのに滝はどこ?」といっていたので、教えてあげる。とはいっても、このとき御来光の滝の部分だけガスの塊があって見えなかったのだが・・・。お二人は残念そうに去っていかれた。

最後までいたひろっさんとまっすーさんが帰った後、着替えを終えた私も帰路につく。17時22分。飲み物がつきていたので、土小屋の自動販売機でアルカリ飲料を買って、林道を東に向かって走る。既に陽が落ち、暗くなっていた上にガスが立ち込める場所があったりして、走りづらい。さすがにこの時間、他に走る車がいないのが救いである。

旧寒風山トンネルを通過したのは18時22分。いよ西条IC通過は19時13分。そして20時13分帰宅。今日の走行距離241km 歩数計は10,726歩? (これはおかしいだろう)

既にすさまじい筋肉痛が始まっていた。明日になればもっと痛くなるだろう。それでもまたあの滝に行きたくなる。滝屋の悲しい性であるが、やはり御来光の滝はすばらしい。

2011/11/04

オフ会 御来光の滝①

11月3日 オフ会 御来光の滝 のつづきです。

御来光の滝を訪れようとする人のほとんどが,おいわさんのHPを見ているはず(過言でなく)。レポートを見たならわかるはずだが、御来光の滝へは、長尾根駐車場から急斜面を川床まで下り、再び川に沿うように登っていく。プロローグに遠望写真を載せたが、、御来光の滝は長尾根駐車場とほぼ同じ高さにあるように見える。つまり下った分だけ登ることになる。

7時59分、スカイラインのガードレールを乗り越え、斜面を下り始める。雨に濡れた斜面は滑りやすく、前を行くなかちゃんが滑ったところを注意して通過すると、次は私が滑ってこける。川床に降りるまで35分程。前回、調子に乗って駆け下りたために膝を痛めたので、注意したつもりだが、やはり無駄な力がかかっていたのか、ふくらはぎが痙攣しかかっていた。後を考えるととてもまずい状況だが・・・。ここで小休止と軽食。パワー補給して出発。

201111030922_069
河原を歩き、渡河し、または登山道を辿る。そうして約30分、最初の休憩地は七釜。

ここではD300sをザックから出して撮影・・・と思ったら重大なミスに気づく。今回持ってきたレンズは16-85mmと28-300mmの二本。フィルター径はそれぞれ67mmと77mm。なのに持ってきたフィルターは72mmと77mmでステップアップリングも持ってきていない。水に濡れた岩はPLフィルターなしではまともに撮れない・・・ということは28mm以上の広角が使えないということで、これはきびしい。この七釜でもお気に入りのアングルが撮れなかった。

201111031046_078
犬吠出会いの滝・魚止めの滝を過ぎ、南沢を越えたあたりで、ついにふくらはぎが痙攣してしまった。最後尾を歩いていたひろっさんに先に行ってもらい、少し休んで後を追う。少しして、御来光の滝が遠望できるポイントで、皆が撮影しているところに追いついた。この時点で10時46分。

なかちゃんは少しでも邪魔な木を避けようと藪をかき分け登っていく。こういうときのなかちゃんの行動力はすごい。見習いたいが、今日の体調では無理を避けた。

皆が満足してカメラをザックにしまう。ここまでくれば御来光の滝直下まではすぐの筈。

201111031100_028_2
とはいえ、危険な道に変わりはない。沢を越える際にも濡れた岩場は滑りやすく、ロープの助けを借りてもヒヤヒヤものである。実際この写真の沢では、ロープがなければ滑り落ちていただろう。

11時10分、最後の尾根を回り込むと、御来光の滝が姿を現す。だが、ここでは木々に邪魔される。おいわさんたちは先に進んだようだが、ひろっさんが道を外れ、斜面を沢に降りていく。木々の間からコンデジで撮影していると、下からひろっさんがOKサインを出しているので、なかちゃんと二人で降りていく。

そこから見た御来光の滝は、全面に紅葉がかかり、見事である。青空であればもっと映えたであろうが、この時はそんなこと考えなかった。

01
一つ上の岩棚の上で、お岩さんたちが撮影している。私たちも、岩場を越えて合流しようとした。そこで再びふくらはぎが痙攣。ストレッチをしたりして、痙攣が治まるのを待ち、岩場を登る。途中濡れた石の上で滑って転んだりもしたが、怪我もなく、ポイントを変えて撮影していると、上からおいわさんが食事のポーズ。急いで岩場から登山道に戻り、合流する。張り出した岩の陰で食事。ここの岩は濡れていないのでゆっくり座れる。食事を終えると、すぐさま上に、滝の直下へとでる。
02_3

やはり28mm(35mm換算だと42mmになってしまう)では撮れない絵がある。以前は18-200mm1本でやっていたが、このレンジだとほぼ万能であったと実感してしまった。不調のレンズを修理に出してみることにしよう。

つづきます。

2011/11/03

オフ会 御来光の滝 プロローグ

11月3日 おいわさんが企画してくれた御来光の滝オフ会の日である。参加者はおいわさん・なかちゃん・ひろっさん・まっすーさんにおいわさんの山行会からお二人。私を入れて総勢7名の予定である。

前日に松山で会議があって、そのまま泊りだったので、今回は松山から合流。集合場所まで2時間半と見込んだので、途中食料調達の時間も考え、朝5時にチェックアウト。

松山市内のコンビニで朝食にサンドイッチ、昼食におにぎりを買い込む。飲み物も忘れない。

201111030659_044
R11からR494へ。白猪の滝・唐岬の滝の標識を無視し、黒森峠・面河ダムを通過。県道12号に入って「おもご ふるさとの駅」で休憩を取ったのは、6時半過ぎ。思ったより早く着いてしまう。

石鎚スカイラインの入り口についたのは6時47分。まだゲートは空いていない。ゲートには数台の車が並んで待っているが、私には急ぐ理由がないので、駐車場に車を停め、少し周りの風景を撮影する。右の写真はゲート前の橋から撮影したもの。早朝故色合いはいま一つだが、時間つぶしにしては上出来。この上流が面河渓である。一度行ってみたいと思っているが、今年も行けそうにない。

ゲートが開き、列をなしていた車が流れ始めたので、車に戻り発進しようとしたら、すぐ横に駐車した車がある。ひろっさんである。ひろっさんもかなり早くに着いたようだ。先に行く旨を告げ、こちらはゲートをくぐりスカイラインへ。

予報では雨はなく、松山を出る際にも降っていなかったのに、面河ダム付近で水滴がフロントガラスに落ちてきはじめ、スカイラインでは結構降ってきた。これは予想外である。とりあえず長尾根駐車場に到着したのは7時22分。

201111030730_050
すでにまっすーさんが到着していた。

この雨でどうなるかと、話しながら待っていると、なかちゃんとひろっさんが同時に、そしておいわさんが到着。すると駐車場の反対側から近づいて来られる方が。この方が今日同行されるKUWA氏。もう一人はこの天候なのでキャンセルしたそうだ。

全員揃ったところで、どうするか相談。予報では午後から晴れるということなので、それを信じることにして、決行する。皆、登山靴に履き替え、雨具をまとい、7時57分出発。

つづきます。

2011/10/24

ちょっとした秘境探検 虎丸山の滝

メンテナンスの為、昨夜はブログの書き込みができなかった。

来週から遠征の連続なので、今日はゆっくりするつもりだったが、朝方まで降っていた雨が、心を浮き立たせる。こんな日の為に、とっておいた(?)未訪瀑の滝、東かがわ市・与田山エリアの滝へ向かう。

9時半出発して、コンビニで朝食と昼食を調達。車中でサンドイッチの朝食を済ませ、約一時間。

R377に入り、三宝寺を通過したあたりから、目印の砂防ダムを探す。ずっと南方向を見て走るが見つからず、田んぼアートのところまできてしまう。ちなみに田んぼートの部分はまだ刈り取られていない。来週の収穫祭で刈り取るようだ。引き返しながら、ふと福栄小学校のほうを見ると砂防ダムが見える。全くの勘違いで滝は北側にあったのだ。ローマさんの紹介で、南側斜面の滝とあったのだがら、湊川の北側にあるのは当然である。全くおかしな間違いをしたものだ。

湊川を渡って少し行くと、林道たらいケ谷線の入り口。入ってすぐ未舗装の悪路だから、ここに車を置くべきと聞いていたが、そのまま侵入。少し入ると舗装が途切れるが、道幅は広く、明るいので走りやすい。先週走った奥平野の林道から見れば、お手軽な道である。

目標のガードレール脇に車を停める。林道が沢をまたぐところで、目的の滝はこの下流側にある。

Photo_2先に上流側に登ってみる。ちょっとのぞくと、小さいながら綺麗な渕が見えた。二つの流れが道のすぐ上で合流する。整備の為か踏み跡ははっきりしており、渕には簡単に接近できた。

滝とは呼べない程の段差を流れ落ちる水の流れ、綺麗に抉られた岩の水路と小さな淵。岩の割れ目に流れ込んだ水がわき出すように現れる。一つ一つはミニサイズだが、造形は見事である。渓谷のミニチュアとでも呼べいいだろうか。南側斜面で、開けた明るい渓流は心地よい。

しばらく堪能した後、道に戻り、今度はメインの滝を求めて下流側へ。

装備はD5000sに17-70mm。今日は軽装備。ウエストポーチに必要なものを入れ、ウルトレック45Lを担ぐ。沢をつたうので長靴に履き替える。

Photo_5
わずかな踏み跡を辿って斜面を下り、沢に降りる。深みに入らなければ、長靴で充分沢を下っていける。

落差1m未満のミニ滝を見ながら、沢を下る。

左の写真は下りて最初に見たミニ滝。ホワイトバランスを変えると異世界になってしまった。

小さな淵が連続して続く。小さいとはいえ結構深さがあり、長靴でも入れない。岩場をつたえないときは、斜面に登って藪漕ぎ。

かすかに踏み跡があるようだが、棘のある枝をかき分けるのは苦労するので、出来るだけ沢を下るようにする。しばらく下っていくと、流れが途切れて見える。落差のある断崖、つまり滝がある証拠だ。はやる気持ちを抑え、足元に注意しながら進むと、思った通り滝口に出る。

水量が少ないので、滝をつたうように下りていく。

_

ウォータースライダーの様な形、これが大たらいの滝。見ると流れから岩をはさんでもう一本水路の様な溝がある。中段の滝壺の形から見て、もとはこちらを流れていたようだ。見る方向によって、違った形に見える面白い滝である。

_2
さらにこの下にもう一つ滝。こちらは小たらいの滝。こちらは落差5mほど、途中に段があるのでに二段の滝になるが、先ほどの大たらいとは対照的に、急斜面をつたいおちるので、また違う趣で面白い。

これも滝横の崖をつたい降りる。途中滑って尻もちをつきながら滑り落ちてしまったが、大した高さでもないので、無事滝下に降りられた。

これより下は緩やかな流れのようだ。少し行けば砂防ダムがある辺りかもしれない。見上げればはるか上に林道があるようだ。ここから林道に直接戻るのは無理だろう。

正面から見ると、雰囲気のあるいい滝である。

水量があれば段で水がとび跳ねたように見えるかもしれない。安居渓谷の飛竜の滝に例えるのはむりがあるかな。

201110231155_81
もと来た崖をよじ登る。大たらいの滝の左岸には踏み跡があるのに気づいたので、そちらを通って大たらいの滝を越え、後は沢をつたって車まで戻る。

所要時間は2時間。もっとゆっくり回っても飽きないくらい、見どころの多い渓谷だった。

短いルートだったが、開けたり、回廊状になったりと、ちょっとした秘境探検を味わった気分。

大雨の後は少々危険かもしれないが、楽しい場所を見つけられた。

走行距離は90km 歩数1,700歩。こちらはあてにならないが、楽しいピクニックでした。

201110231147_67

2011/10/18

いまだまぼろし 平家滝

おるいの滝 樽の滝と見た後、次の目的は平家滝。今だ場所を見つけられないまぼろしの滝の一つである。

7月に瀧山でお会いしたT氏から、道沿いに標識があると聞いていたので、それらしいものを探す。最初は林道起点の手前、行川の右岸沿いの道に朽ちた看板があったのでそちらに入ってみる。しばらく入り込んでみたが小滝を見つけただけで引き返す。というのも、T氏よりパジェロミニでさえ苦労する細い道と聞いていたのに、さほどでもなかったからだ。

さらに戻って、ログハウスらしき建物のそばに「奥平野(平家滝)」と書かれた木の看板。

201110161307_167
やっと見つけた。最初からゴロゴロに荒れた悪路である。少し進むと雑草やススキが路を覆い隠す。殆ど車で藪こぎである。草が途切れると、またゴロゴロの未舗装路。ゆっくり走っても段差を越えるたび腹をこする音がする。

沢を見るたび覗き込んでみるが、それらしい滝はない。1.4kmほど進んで見つけた、いままでで最も水量の多い沢の奥に滝が見える。聞いていたのとは少し違うような気がしたが、とりあえず下りて撮影。

Photo
二段のまともな滝の様だったので、三脚を持ち出して撮影。下段の脇にある岩が邪魔なので、回り込んで上段が見える位置で撮影する。ここでは三脚を使えず、スローシャッターが十分でない。

水量も少なく、あまり見栄えのしない滝なので、これ以上踏み込む気にならず、早々に切り上げ、引き返す。

これで平家滝を制覇したと思い、とりあえず満足して帰ったのだが、帰って調べると、これは奥平野の滝(仮称)で、平家滝ではないらしい。先日のT氏が見せてくれた絵をもっとじっくり見ておけば間違えなかったのに・・・後悔している。

201110161402_196
国道に戻り、すこし早明浦ダム方向に進む。毎年、道沿いにコスモス畑を見るので寄ってみるつもり。

青空や山並みをバックにしたコスモスはなかなか絵になる。太陽光の下、群生したコスモスを撮りたかったが、撮ってみると今一つだった。

この時点で2時過ぎ。時間が余裕があるので、大豊ICに上がらず、国道を越えて梶ケ森への林道に入る。訪問したいと思っている滝の見当を付けるためだが、こちらはしっかり取り付き口を確認できた。しっかり準備して挑戦しよう。

再び大豊ICに戻り、後はまっすぐ帰る。

274km 7,764歩の遠征だった。

2011/10/17

お手軽になった 本山・樽の滝

10月16日 まぼろしの滝をもとめて おるいの滝 のつづきです。

おるいの滝から、未舗装の林道を4km弱進む。7月の工事の際に修復されたのだろうか、ずいぶん走りやすくなっている。最初に来た時には、雨の後轍に車輪を取られ苦労した覚えがある。普通車では入り込めない林道だと思っていたのだが、いまなら普通車でもなんとか通行可能だろう。

A
大きく開けた感のある、谷あいの斜面に見える樽の滝。ここには雨の後にしか来ない。普段の水量が乏しいと聞いているからだ。

私のすぐ後に来た、高知ナンバーのX-TRAILの方が、コンパクトデジカメを持って車を降りてきた。「この滝は紅葉時には本当に見事なのだが、その時期は水量が乏しい。厳冬期の氷瀑もいいですよ」と教えてくれた。山が専門とのことだが、このエリアのの事は詳しいらしい。少しお話しした後、登山道へと登って行かれた。

B
この滝の全貌を見るのは難しい。対岸の斜面からでは木に隠されてしまう。滝下からでは上部が見えない。崖をよじ登れば上部が見えそうだが、危険を伴いそうで行ってみる気にはなれない。

この滝は、先週見た東谷下一の滝に似ている。広がって優美に落ちる滝は、私好みである。

道の下側斜面にある花とススキを入れてみた。

撮った時にはもっとよく見えたのだが・・・。

この滝の魅力を写し撮るにはまだまだのようだ。道が整備され、お手軽滝になったので、何度でも再訪してみよう。

実はここでfacebookのプロフィール用写真を撮ってみた。セルフタイマーを使って滝をバックに入れた写真だが・・・。撮ってみると本当におっさんになったと思い知らされる。

2011/10/16

まぼろしの滝をもとめて おるいの滝

朝起きると快晴。出かける時になっても、まだどの方面に向かうか決めかねていた。

コンビニで朝食と昼食を調達した後、衝動的に車をICに向けていた。高速に乗ってしまえば、行き先は大豊。前回、工事中の為、見る事が出来なかった本山町の滝へ。

201110160941_084
白髪山登山道への林道起点から約1km。未舗装のヘアピンを回ると立派な標識。ここには車を停められないので、200m先のエスケープゾーンに車を停め、装備を持って引き返す。

今日はD300sに17-70mm 三脚はウルトレック45L。スリングバックは昨日届いたLowepro SlingShot202AW。このスリングバックはD300sが収納でき、小型三脚が取り付けられる。

この道を通るのはおそらく四度目。この先の樽の滝を訪れた回数だが、この「おるいの滝」が落ちているのを見たことがない。昔は常に落ちていたそうだが、最近は雨の後でしか見られないらしい。

Photo初めて見たおるいの滝は、見事な直瀑と、それを取り囲む樹々。遊歩道の様なものはなく、崩れやすい斜面と岩場をつたって接近すると、周りの空気が変わってくるのを感じる。

滝の下部にはかって道が横切っていたのであろうか、石垣で組まれた道が残っている。その道を通れば滝の裏側を通過できる・・・のは無理の様だ。道は一方は沢で途切れ、もう一方は倒木で通行困難そうだ。

滝壺がないため、長靴でなくても移動は簡単。いろいろな角度から撮ることができ、ここだけで一日分の満足を得られた。紅葉時にはもっと見事だろうと思われるが、その時にこの滝は落ちているだろうか?

約一時間を過ごした後、この滝の流れが合流する、本流の音にひかれて少し下ってみる。

201110160949_090_2
流れに沿うように下っていくと少し開けた雰囲気の沢に、綺麗な水の色の渕。上で期待したほどではないが、下りてみたかいはあった。少し行くとはっきりした踏み跡が現れる。辿っていくと、道を少し戻ったところに出てきた。

車に戻る途中、おるいの滝を遠望できる場所があった。時機が良ければ、見栄えのする光景だろう。

遠望を数枚撮影すると車に戻り、未舗装の林道を先へ進む。

201110160959_105

2011/10/12

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑 その3

20111010_135 支流沢を登り切った先は小滝とその先に崖。崖にそって沢は続いているが、今は枯れ、岩肌から染み出すように水が流れ落ちてくる。緑に覆われた崖を水が伝い落ちる様は美しい。それを写し取る技術がないのが残念である。皇子渓谷の苔滝も綺麗に撮れたためしがない。

緑の壁に沿うように左に進む。土手のように盛り上がった斜面を登り、崖をまわりこむと、目前に大滝が現れる。しばし絶句。下一の滝から垣間見たのとは全く違う姿だった。
20111010_150
 土手を登り切ると、滝の中ほどの高さのところに出てくる。崖をまわりこんだこともあって、その落差に驚いた。落差は20mと聞くが、それ以上に感じる。この位置だと16mmでも全景が入らない。取りあえず斜面を下って滝壺に下りる。
滝壷は浅いが、長靴で入れるほどではない。下一の滝口までの距離は15mほどか、岩場をこえて取りあえず滝の右岸にわたる。
ここでも先に、東俣の支流を見てみる。細い流れが岩を削る可愛い滝だが、大滝と一緒にはできないので、ここには載せない。

大滝に戻って、動画を含めいろいろな角度で撮影する。私的な感覚だが、那賀町のボタモチの滝・ホウデンの滝に匹敵するほどの名滝だと思える。
見上げると空をバックにできるのだが、残念ながら青空ではなかった。水量がほどほどなので、スローシャッターで流身を撮影。飛沫を撮る為に早いシャッタースピードでと、切り替えながら滝前をうろうろする。

Photo
20111010_161
 この滝だけで30分以上を使ってしまった。時間は12時半、そろそろ引き上げることにする。

 

右の写真は、右岸につきだした岩場から見下ろした、下一の滝。もう少し先まで行けるのだが、これ以上は自重。まともに見下ろすと、高所恐怖症の私は目を回すかも知れない。

 まっすぐ谷を下るつもりだったが、やはり時々カメラを取り出しては撮影してしまう。登りに見たときには気づかなかった絵が見える。
 最後の写真は、下三と下四の間にある流れを撮影したもの。綺麗にえぐられた岩のくぼみを、身をくねらせるように流れる水。流れを渡る際に見つけてしばし見入ってしまった。

車に戻ったのは1時15分。下りに要した時間は40分程度だった。
20111010_223

2011/10/11

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑 その2

左岸から下三の滝を越えると、すぐ前方にまた滝が見えてくる。左岸の斜面は荒れてはいるものの、緩やかな斜面で少し歩きやすくなった。角度によって上段にある滝が見え隠れする。小滝のある小さな支流沢を越えて岩場に下りると、東谷下二の滝の正面にでる。
Photo

この滝も、単独では特徴のない普通の滝だが、奥に見える下一の滝や、その脇にある支流の小滝と合わせて見るといい雰囲気である。写真に撮ると、枝などに邪魔されて全景が見えない。つくづく人間の目というのは便利だと思う。
20111010_129_2
少し戻り、先に超えた西側の支流沢との間にある小尾根を登って、滝を越える。

 

右の写真は支流沢の小滝。正面から見ると、倒れこんだ木に分断されて、さえない小滝だが、こうして上から見下ろすと違う雰囲気がある。

これだけみると結構落差があるように見えるが、実際には5m程度しかなく、もっとゆるやかに流れて見える小滝である。

撮った際には、私の靴が写りこんでいたので、その対比で滝も大きくは見えなかったのだが、トリミングして靴を消してしまうと、立派な滝に見えてくる。これも写真のマジックといえるだろう。

 

小尾根の荒れた斜面を登って行くと、正面は崖。崖に沿うように左に向かうと、下二の滝を越えて上段に出る。

岩だらけの流れをまたぐと下一の滝の正面である。

 

20111010_111

下一の滝は下から見たときとは全く違う雰囲気に見える。

上部はカーテン状に落ちてくる水流が、途中斜めの段差に沿ってまとまり落ちてくる。壁状になった崖があったりして、滝の形に変化を与えてくれる。

先に滝壷を渡って、東側の支流を見に行く。東俣支流の滝と呼ばれる小滝は、この段から二つ見ることができる。どちらも単独では、見栄えのしない小滝である。先ほど、下二の滝の上に見えていた時にはいい感じに見えていたのだが・・・。

小滝を見てから本流に戻ってくる際、滝を左から見ると、また違う表情がある。

20111010_121

岩場を少しよじ登ってみると、さらに上段に滝があるのが見えた。この谷で最大の滝、大滝だが、そんな風には見えない。桂さんのHPによれば、この滝を越えるには結構苦労するようなので、先に進むかどうか迷ってしまう。出発してから2時間近く経過しており、昼食を準備していないので、引き上げてもいいかという気になってしまった。

だが、ここまで来て最後を見逃すのももったいないので、上に進むことにする。先ほどの崖まで戻り、さらに西側支流まで進んで沢に沿って…というより沢の中を進むようにして支流の上流に向かう。少し行けば崖をこえて回りこめると桂さんのHPにある。ゴロゴロ転がる岩、崩れかけた斜面、倒木をくぐり、やっと崖の上側に出た。

2011/10/10

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑

昨日は、恩人の葬儀があって、出かけることができなかった。せっかくの連休、もったいないので今日はお出かけ。冬になる前に一度訪れたかった、神山町・東谷の滝へ。

R193で県境を越え、美馬市から神山町へ、そして那賀町方面へ。先日の台風の影響で、雲早トンネル手前から通行止めになっている為、那賀町へは通り抜けられないが、目的の東谷は少し手前。R193が県道253線に変わって間もなく、道路脇に目的の場所が現れる。
Photo_2
道沿いに見える東谷の滝。これは一番下の滝で、東谷下五の滝と呼ばれている。この道を走っていると、必ず目につくお手軽滝だが、好みの形の滝である。
車を道脇いっぱいに止め、スリングバックにD5000と16-85mmを入れ、長靴に履き替える。今回の新装備はベルボン ウルトレック45L 折りたたみ式の三脚である。持ち運び時のサイズが小さく、強度もあるので遠征用に使ってみようと買ったもの。今回が初めての使用である。もちろん桂さんのHPからのプリントアウトも忘れずに。
右岸側にある踏み跡を辿って登り始める。
最初は割と明確な踏み跡も、滝を越える頃にはほとんど見えなくなってしまう。前回、ここを登ったのは雪の中だったので気にならなかったが、ザレ・ガレのため先の踏み跡は消えてしまったようだ。杉林なので藪がないのはありがたいが、不安定な足場の斜面を歩きやすい部分を探して歩く。
谷は、小滝といっていいような段差の連続で、撮影しようとしたらいたるところがポイントになりそうなので、とりあえず先に進む。
下四の滝は、道路からでも部分的に見えているのだが、到達までにはかなりの高さを登ることになる。
Photo_4
前回冬のトライ時にはここまでで引き返したが、その際には部分的に凍結しており、水量もわずかだった様に記憶している。今日は水量ほどほどで、優美な姿を見せていくれている。落差は10m弱、形も特に特徴のない滝だが、渓谷の雰囲気の中で、いい気持になれる場所である。

左岸側から見上げると、奥に小滝が見える。これは別の沢が流れ込んでいるのだが、急峻な地形の為、流れはほとんど滝の形をなしている。

滝の少し下で左岸に渡り、荒れた斜面を這いのぼる。ここもザレ・ガレ場で、わずか数mの滝を越えるのにも一苦労する。下四の滝を越え、すぐ右岸へ渡る。桂さんのHPでは踏み跡があることになっているが、ほとんど消失している。岩場を越えるようにして、上に進むと間もなく下三の滝が見えてくる。

Photo_5 下三の滝と名付けられてはいるが、いくつもある小滝と変わらないように見える。見上げると、上にある下二の滝が見えてくることもあり、期待させる絵ではあるが、滝としての魅力は薄い。

余談だが、帰路で上から降りて来る際、目印としてして見落すかと思ったが、しっかり滝を認識できた。登りと下りでは見え方が違うようである。

滝の手前で再び左岸にわたり、また荒れた斜面をよじ登って滝を越える。すぐ上に連なった滝が見えてくる。今日の滝巡り、本番はこれからだ。

2011/09/24

身近な秘境 塩江・細井の滝

9月23日 身近な秘境 塩江・竜王の滝 の続きです。

国道に戻り、さらに南下。内場ダム・奥の湯温泉・竜王山キャンプ場へと進む。とここでトラブル? 案内にローマさんのブログをプリントアウトしてあったのだが、キャンプ場へと分岐した後の、最後の目印の部分が無い。印刷設定上、プリントアウトされなかったらしい。記憶を頼りに先に進むが、そのままキャンプ場まで到達してしまう。道はここまで。

201109231206_100 仕方なく、目印を探しながら元来た道を戻る。ポイントは「沢沿い、車を置ける右(登りで)カーブ、赤いテープの目印」。途中、「竜王山キャンプ場まで1000M」の標識近くにあった小滝。実はここで携帯から検索しようとしたが、読み込めず、一度車外に出た際に水音で気づいた滝である。水量は少ないし、取水ホースがあったりして周辺は荒れているが、三段の綺麗な形をしている。最下段付近は回廊になっており、大雨の直後は危険かも知れない。

キャンプ場に向かうのか、何台かの車と対向しながら下ってくると、木に巻かれた赤いテープに気づく。すぐ下で道が少し広くなっており、とりあえず車を停める。D5000+17-70mmにウエストバッグだけで林に分けいった。

すぐ下に沢があり、急斜面ながら降りていけそうに思ったが、赤い目印のテープは斜面に沿って先に向かっている。少し進むと踏み跡らしきものがあるが、それも倒れた竹などに邪魔されて消えている。赤いテープを追いかけながら奥へと分け入ると、ついに写真で見た滝が見えてくる。

201109231228_119

201109231230_127 斜面を流れ落ちる滝と、崖から湧き水のように落ちる滝。雨から二日経過して、さすがに湧き水の滝は寂しいが、水音だけが響く 雰囲気は最高。昼食を準備してこなかったことを後悔してしまう。ついでに言えば長靴と三脚も持ってくるべきだったと・・・。これも次回、雨の翌日を狙ってくることにしよう。

小さな沢だが、増水しているせいで、対岸に渡るには苦労する。左岸は急斜面、右岸は崖なので、三脚を立てるにしても流れの中になる為、長靴は必須になる。又少し下ると藪が多いのであまり引きも取れない。撮影するには不都合な点も多いが、魅力ある滝であることにかわりはない。撮り方や視点・技術など磨く点はまだまだあるということ。

湧き水の滝の脇から撮影したあと、左岸に戻り斜面の滝の上にでる。最初は気づかなかったが、上段も小さな滝になっており、滝壺もしっかりある。その上は平らな流れのようだが、明るくなっており、少し興味をそそられた。登るには苦労しそうなので、今回は見送ったものの、行ってみるのも面白いかも。

201109231232_135 戻りも赤いテープが頼りである。歩きやすい部分を選んでいると岩にぶつかるか沢に下りてしまう。ローマさんに感謝・感謝である。

それにしても、ローマさんはこの滝をどうやって見つけたのであろうか。地元の人でもそうそう入り込む場所ではなさそうだし、文献にあるような滝でもないし。機会があれば、お聞きしてみたいものである。もしご一緒できればもっといいのだが。

ここでも所要時間は1時間程。滝までの距離は100m足らずだが、ここもまさに秘境の滝。

時間は昼を過ぎているが、今日は昼食を調達していない。そのまま、虹の滝キャンプ場に向かう。今日の目的は、青の旅人・尾崎さんのHPで知った彼岸花。いつも直接滝に向かうので意識したことが無かったが、寄り道にはちょうどいいので、増水した虹の滝も兼ねて見ることにする。

2

201109231343_206 沢沿いに咲いているので流れを背景に撮る以外には、今ひとつ興味を魅かれなかった。色合いが今ひとつのように思える。時々陽が射した絵が綺麗だと思えたので、もっと腰をすえて撮ればいいのかもしれないが、彼岸花の群生は好みの対象でなないようである。

おまけで撮った虹の滝・雌滝。ここまで増水したのを見るのは初めてだったし、脇に薄く虹が出ていたのを見たのも初めてだった。虹の滝の名は嘘じゃない?

近距離ではあったが、秘境探検の楽しさをたっぷり味わうことが出来た。

走行距離79km 3,053歩?

藪を突っ切るなど苦労したが、やはり距離は短く、歩数も少なかった!

2011/09/23

身近な秘境 塩江・竜王の滝

ゆらぎの世界・ローマさんから、県内滝についての詳細な場所を教えていただいた。台風の影響による大雨の後こそ訪問のチャンス、ということで今日は塩江町の未訪瀑滝へ訪問。

大雨の後の晴天。絶好の訪瀑日和である。8時40分出発、塩江町・中村のバス停から町道を南に入る。杉林と竹林のなか、しっかりと舗装された道を2km弱、右ヘアピンカーブの先に小さな滝が見える。木々に覆われ見えにくいが、私好みの滝である。広くなった部分に車を停め、D5000に17-70mmmをスリングバックに入れ、三脚を担いで長靴に履き替える。

沢の両脇は藪に覆われ、道らしきものは見えない。右岸側に少し開けた部分があるのでそこからアプローチしたが、かなり苦労しそう。思い切って沢に降り、遡上することにする。幸い滝の右岸側は何とか登れそうなので、シャワークライミングにならないよう、そして足を滑らせないよう、慎重に登っていく。小さな滝を二つ越え、三つめの滝は少し脇からまわりこんで越えていくと、目指す竜王滝はすぐ先のはずである。

_

201109231007_013
三つめの滝を越えた後、流れは左にカーブする。少し踏み跡らしきものがあると思ったら、見えてくるのは電柱。なんとも不思議な感じである。電柱を回り込むと、目的の滝が見えてくる。

この滝を見るために訪れる人は、ほとんどいないであろう秘境風の滝であり、周囲は倒木などで荒れている。最下段でジャンプ台の様に飛び出す様がこの滝の特徴と聞いている。

周辺は険しい斜面であり、三脚を据えるのも浅い滝壺のなかになる。17mmの広角側でも入りきらない絵がある。特に滝の両脇に回り込んだ際には実感する。コンバータ付きの18mmがあれば・・・とおもったが、次の機会があればその時は覚えておこう。

滝の上部は開けた場所のようで、右岸からなら何とか登れたかもしれないが、この時は考えなかった。これも次があればやってみようか。

201109231008_016

もと来た道を戻る際、小滝を上から写してみたり、三脚を据えて撮ってみたりした。最初の写真の何枚かは帰り道で撮ったものである。降りてくると、一つ目の滝のすぐ上、左岸側に踏み跡らしきもの。地元の人が手入れの為に入り込む際の道だろうと思われる。最初に気付いていれば少し楽が出来たが、無駄な苦労も、未訪瀑滝訪問の際の楽しさである。

ここでの滞在時間は1時間強。滝までの距離は50mほどの近い距離だが、秘境の雰囲気がたっぷり味わえる、素晴らしい滝だった。

201109231100_076_3次の目的地へと町道を戻る際、いくつか気を魅かれる小滝に気付く。水量から見て、普段は枯れている滝であろう。そのひとつ、土佐橋から見える小滝は、水量が多ければミニ雪輪の滝?

国道に出る少し手前、民家の脇に彼岸花が群生しているのを見て、車を停めて少し撮影。コスモスもあって、結構いい感じなので、民家に入り込まないよういろいろ撮影してみた。

何気ない場所だが、あらたまって場所を探すことなく、身近にこんないい絵があるものだと、最近よく実感する。

A

2011/09/20

意外な発見 とびのす峡

9月19日 特別な思い 塩降の滝 のつづきです。

大歩危のサンクスで昼食を取った後、向かった先は吉野川支流、白川谷川の「とびのす峡」。

標識を見るたび寄ってみたいと思いながらスルーしていたが、この谷沿いの興味ある滝の情報も得たので、この機会に初訪問。

201109191235_137
「桧の滝」と呼ばれる滝が遠望できるというので、対岸を見ながら走る、がそれらしいものは全く見えない。約4kmほども進むと、見事な渓谷にたどり着く。エスケープゾーンに車を停めると、すぐそばに「とびのす峡」の石板。すぐ下に見えるのは、落差はないものの立派な滝。増水した谷川は迫力十分だが、それ以上に水の美しさにひかれた。増水すると水が濁るのものだが、今日は雨後少しあいたせいで、淡いエメラルドグリーンの色が楽しめる。

201109191235_139
これだけでも十分ここに入り込んだ価値があったが、せっかくだからさらに奥に進む。「奥小歩危温泉まで2km」の標識を見て、そこまで行ってみようと思った。

谷の両脇には常緑樹が目立ち、石板にあるほど紅葉が楽しめるようには思わなかったが、渓谷の流れの美しさと水の色は見事。

201109191254_154
奥小歩危温泉の手前に幾つか滝らしきものがある。とりあえず温泉までたどり着いて、すぐにUターン。適当に車を置いて、水の流れる崖を見て回る。そのうちの一つに「御来光の滝」の看板が。それが右の写真である。

今この水量であれば、普段は枯れている滝であろうと想像つくし、竹野さんや桂さんのHPにもこの滝の記述はなかったように思う。

木々に隠れていることもあり、名前負けの冴えない滝だが、別々にじっくり見ると、それなりに風情を感じる。名前にふさわしいとは思わないが。

_
201109191316_169
予想外の収穫はあったが、目的を果たせないまま来た道を戻る。もうすぐ国道というところで、一瞬対岸に白い柱を見る。あわてて車を停める。降りて少し戻ると、杉木立の中にかなり落差のある滝が見える。角度的に、行きでは見えなかった滝である。気がつくとすぐ後ろに「桧の滝」の石板がある。立派なものだが、滝の全貌が見えない状態では観光名所にはならないだろう。川を渡って滝の直下に行けるらしいが、いまの状態の谷川を渡るのは無謀である。今回は場所確認できただけで良しとしよう。

雨がぽつぽつし始めたので、切り上げて帰ることにする。

R32で今度は寄り道せずまっすぐ帰る。帰宅は15時。走行距離261km。

昨日・今日と万歩計を忘れたので、歩数はなし。数kmは歩いたと思うので、少しは運動不足解消になったかな。

2011/09/19

特別な思い 塩降の滝

昨日は雨が降らなかったので、県内の滝は期待度が下がる・・・というわけで、今日は気にかけていた高知方面の滝を訪れる。台風の影響で午後から雨との予報なので、無理をせずに。

7時前とゆっくりめの出発。高松では晴れ、丸亀で曇り、三豊で晴れ・・・と高速上でめまぐるしいほど天気が変わる。案の定大豊エリアでは今にも降り出しそうな曇り空だったが、南国ICで降りる頃には晴れだったので一安心。


南国ICから、R32を大豊方向へ逆戻り。根曳峠のカーブの頂点から脇道へ・・・だが、道が狭そうので少し先のエスケープゾーンに車を置き、D300sに16-85mmのレンズを付けただけで出発。滝の場所を探すので今回は三脚は持たない。

Photo5分弱歩いて目印の神社の鳥居を見つける。とはいえ近づかないと見落としてしまいそうだ。三瀧神社とある鳥居をくぐって進む。脇に小川が流れているのでこの奥で間違いなさそうだ。コンクリート舗装の滑りやすい参道(?)を5分近く登って奥の社につく。水量の増えた沢の轟音が聞こえるが、それらしい滝は見えない。

沢をつたうため社脇を抜けたとき、目の前に美しい流身の滝が現れた。これが毘沙門の滝。割と近くに、同名の滝があるので、こちらは「北滝本の毘沙門滝」と呼ぶことにする。

社の奥で周辺は暗く、水音だけが聞こえる。雰囲気は最高である。三脚を持っていないため、スローが充分でないのが残念だ。

後で調べると、この上にさらに滝があるらしい。次回は三脚を持って上に行ってみよう。

201109190906_062しっかり雰囲気を堪能して、滑りやすい参道を戻る。濡れて苔むしたコンクリート舗装は下りのほうが怖い。鳥居を抜け、農道に出ると実際以上に明るくなったように感じる。滝を祀った神社でよく感じる感覚である。雰囲気に誘われて農道脇の一枚。

ここでの所有時間は1時間と少し。適度な距離と美しい滝。もっと有名になってもいいかなと思う。地形図に載っているので知る人は知っている・・・というところだろうか。

R32をさらに大豊方向へ。土佐穴内駅を過ぎ、最初の橋で左折して県道262号へ。途中川沿いに分岐して、塩降の滝を目指す。

この滝は、初めて参加したオフ会で訪れた滝である。それがJJJさん、なかちゃん、ひろっさんとの出会いであり、そこから私の訪瀑ライフは広がった。記録では2008年11月9日である。

201109191000_080
分岐には立派な石の看板。対向に苦労する細い道を進むと、約2kmで綺麗な滝が見える。JJJさんが最初塩降の滝と間違えたと聞くが、これで無名とはもったいない。今は水量が増えているせいかもしれないが、立派な滝である。「アサギマダラ・ドットコム」で尾生の滝と仮称されているのでその名をお借りすることにする。

この滝を過ぎて間もなく、道は未舗装の悪路に。

下の沢からは気を魅かれる音が聞こえてくる。窓を開けて走ると、ひんやりした空気と沢の水音。贅沢な気分である。

未舗装路を約2km走ると、開けたヘアピンカーブの先に美しい小滝。その脇に遊歩道と「塩降の滝」の看板。道が少し広くなった部分に車を停め、簡易装備+三脚で出発。

遊歩道は最近綺麗に整備されたと聞いた。3年前は本流沿いに尾根を登った記憶があるが、遊歩道は支流に沿って進み、尾根を巻くようにして登ると滝に到着できる。

Photo_2
先日、JJJさんが台風の後の様子を動画にしていたが、ほぼ同じ雰囲気。この滝は2本の滝が交差するのが特徴だが、今日は落口が6本ある。この場所であれば何時間でも過ごせてしまうが、雨の後は危険な場所なので、早々に切り上げる。

尾根をさらに登って滝口を越えると、上に滝がある。当時「四人の滝」と名付けた滝だが、その時はJJJさんにロープを張ってもらって渡った。今回は危険なのでやめておく。

201109191018_081_2

右の写真は、遊歩道入口の滝。これを塩降の滝と勘違いする人もいるようだが、これはこれで結構見事な小滝である。

ここでも所要時間は約1時間。時間は11時15分。まだ雨は来ない。予定はここで終わりだが、もう一ヶ所まわることにする。

2011/09/18

雨の後だけの逢瀬 香川の滝

今日は遠方より来客があったため、午後からのお出かけになった。時間もないし、雨の後ということで、県内未訪瀑の滝を訪れることにする。

201109181415_030 目的地は綾川町前山登山道途中にある龍神社の滝。
塩江町・谷岡食堂の脇から柏原渓谷方向に向かう。その途中、桜橋の下にある「ちょうな淵の滝」は、水量が増えて、豪快に見える。付近を探索してみると、ロープを使えば降りて行けそうだが、今日の服は汚したくないのでパス。木に邪魔されずに見るために、次回はきちんと装備して見に来よう。少し下流から降りれば長靴履きで行けそうだ。

県道167号から綾川町方向に分岐。細いくねくね道をのぼり、道を塞ぐ犬の群れをかわし、前山登山口に到着。すぐ下の川の護岸工事の為か工事車両が止まっているので、少し通り過ぎたエスケープゾーンに車を停める。
今日はD5000しか持ってきていない。メモリーや予備バッテリーをスリングバックに入れ、三脚を担いで出発。雨がぽつぽつ落ちてきたようだが、大丈夫だろう。
車が通れるほどの道を約5分。「前山頂上へ60分」の立て札と小さな橋から登山道が始まる。
急なスロープはコンクリート舗装されているが、濡れている時には逆に怖い。慎重に登って約100mほどで「龍神社」の鳥居。その鳥居の向こうに滝が見える。
Photo
香川の滝は白っぽい岩肌を流れ落ちるものが多いようだ。写真に撮ると、見た目よりぱっとしないものに感じてしまう。いろいろ工夫して何とか見栄えするものを選んだが、さらなる技術の向上を目指さなくては。
雨上がりで水量が多いせいだろうが、立派な滝である。三段で20mくらいだろうか。それぞれの段に滝壷があるようだ。ローマさんのブログには滝壷を覗きこんだ記録があるが、少しの努力で到達できそうに思える。今日は時間がないのでパス。
Photo_2 再び登山道に戻り、尾根を巻いて登っていくと「右滝」の立て札と鉄橋。それを渡ると東屋の向こうに滝。その脇に祠が見える。

滝の大きさは5mほどの小さいもので、前面に木が張り出している為、滝としての魅力はあまり感じない。紹介された写真では、ここまで邪魔はされていなかったのだが、この枝ぶりではそのうち落ちてしまうのかもしれない。

ここでは滝よりも滝壷が魅力的である。おおきなタライのような丸い滝つぼは、滝に比して深く、色の具合も見事である。

このすぐ下はさっきの龍神社の滝の一段目である。足場がしっかりしているので、慎重に足を運び、滝をのぞきこむ。

滝口から見下ろす機会はあまりないので、結構ゾクゾクする経験である。先ほどの撮影場所である最下段の岩場まで見えて、滝の異なる表情を見た気になる。

201109181528_105

車に戻るまで一時間と少し。いつもより短めの訪瀑時間であるが、滝の魅力はしっかり堪能できた。

201109181606_123 今日はここだけでおしまいの予定だが近くで気になる場所があるので少し寄り道。

県道まで戻り、再び西に進む。杉林の間から尺丈の滝が微かに見えるのを確認して、その少し先の駐車スペースに車を停める。目的はその正面、西谷川に北から流れ込む沢にある滝。知る限り名前はないし、普段は枯れているであろう滝であるが、見逃すには惜しい滝である。今日は三脚を使って撮影。

ここも岩肌の色の関係で、水量が少なく見えてしまうのが残念だが、藪の少し奥にあり、秘境風なのが私好みの滝である。

2時出発の5時帰着。44kmの行程だが、雨の後だけに会える香川の滝は、まさに恋人を待つ気分である。

2011/09/11

久しぶりに二人で 石土池

9月10日 久しぶりに二人で 天霧の滝 のつづきです。

昼食はべふ峡の東屋でと思い、県境を高知県に戻りべふ峡への進路を取る。入口の売店(今はシーズンオフで閉店)横に「前面通行止」とある。このエリアは、落石が多いし、大雨の後は道路崩壊が起こりやすいのだが、今回も? 行ける所まで行こうと進んだが、門谷峡辺り、いくらも進まないところで崩壊した斜面が道を塞いでおりここでUターン。入口の駐車場に戻り、妙見滝を正面に見ながら、食事を取る。今日の妙見滝は水量が多いが、木々に覆われ見栄えは今一つ。食事をしながら、さっきの崩壊場所で写真を取るべきだったと二人で話していた。ブログのネタに使えたのに残念である。

べふ峡から西熊渓谷をまわる予定だったが、予定変更。機会があれば寄ってみたいと思っていた場所に向かうことにする。その途中、国道沿いに見える「船ヶ谷の滝」に寄り道。通るたびに気になりながらスルーしていたのだが、今日は二度通過することもあり、まともに撮影。

Photo_3

国道沿いの崖にかかる滝なので撮影パターンは限られてしまうが、今日位の水量だと本当に美しい。これで通るたび後悔しなくて済む。

目的地は南国市の南端、黒潮ライン沿いにある石土池。ある人のブログでここには例年ホテイアオイが咲いていると知り、機会があれば寄ってみようと思っていた。家内連れというのはいい機会である。

Photo_4 池の西側から入り池を一周していると東側にそれらしき群生。脇に車を止め早速撮影。

最初は道から狙っていたが、我慢できず池端に降りてて撮る。

十分に堪能し、さあ帰ろうと車に乗り込んだのだが、池の南東部分、水門が見える辺りで更に綺麗な群生を見つける。再度降りて撮影。今度は池端に下りやすかったっが水路や雑草のせいで撮影ポイントが限られたのが残念。しかし満足度はアップした。

後はまっすぐ帰路につく。

走行距離434km 6,071歩。

天霧の滝は何度見ても飽きないし、気になるポイントも押さえ、久しぶりの家内とのお出かけでもあって、楽しい一日を過ごせた。来週の予定がキャンセルになったのが残念!

久しぶりに二人で 天霧の滝

久しぶりに土曜日に休みを取った。家内の休みが土曜日なのでそれに合わせて、久しぶりに二人でお出かけ。目的の一つは、来週予定しているスーパー林道の状況を確認すること。

朝5時に出発、南国ICでおりてR195を徳島県境へ向かう。県境を越え、高の瀬峡入口に到着したのは8時。入口には「全面通行止め」の立て札のみ。ゲートも設けてないので、とりあえず侵入。レストハウスにいた方に状況を確認すると、剣山登山口までの半分よりだいぶ手前で斜面崩壊とのことなので、目的の魚止めの滝までは行けそうもない。来週のなかちゃんとの訪瀑は中止になってしまった。

特に目的地を定めてなかったので、少し考えて天霧の滝に決める。歩く距離は少ないし、家内の好きそうな雰囲気である。

__2
途中、クロタビに向かう久井谷林道も全面通行止めだったが、南川林道には立て札なし。安心して美那川キャンプ場の看板から林道に入り込む。最初の4kmほどは舗装されているが、そこから約10kmほど未舗装の道を進む。写真は途中で見られる無名滝。道沿いには多くの無名滝が存在するが、この二つはお気に入りである。

ちなみにHONDA純正のNAVIでは天霧の滝は正しい場所にない。最初は未舗装路に切り替わる辺りに「天霧の滝」と表示される。さらに進んで再び表示されるがこれも違う。調べてみるとGoogleマップでも違う場所にあるようだ。最初に訪れた時はNAVIを持ってなかったので、桂さんの資料と地図だけを頼りにたどり着いたが、そのおかげで迷わずたどり着ける。今回が3度目の訪問である。

目印の祠を過ぎ、広くなったヘアピンの隅に車を停める。時間は9時25分。D300s+17-70mmレンズ、三脚を担いで祠まで戻り、一礼して脇にある降口から滝を目指す。少し降りると相変わらず豪快な姿が見えてくる。

01

今日は左岸のギリギリまで接近したが、おかげで目いっぱい飛沫を浴びた。右岸に渡るのはたとえ長靴でも怖いところ。今日も遠慮した。それでもこの滝は角度によって姿を変えるので飽きることなく撮り続ける。家内はビデオ撮影だが、これも満足そう。

201109101000_083

1時間近くを楽しんだ後、車に戻り、この先の「お鍋の滝」をめざす。木々に隠れて見えないまま林道終点まで進んだので、一度降りて確認。対岸に三段の滝が見え隠れするが、まともに見えない。少し戻って轟音を頼りに「お鍋の滝」を見つけるが、これもほとんど見えない。まっすーさんの情報では、尾根上の部分を降りていくともう少し見えるらしいが、いまの木々の状態ではそれも難しそうなので、先の滝と合わせ、季節を変えて再訪してみたい。

201109101058_124
引き返す途中、天霧の滝のすぐ上流側で轟音。降りてみると別の流れが合流しているのだが、その上部は滝の様だ。赤いテープと降り口を見つけ降りてみる。結構雰囲気のいい沢であるが、上部は見えない。長靴であれば対岸に渡り上部を確認できるのだが、これも次回に!

ここはしっかり堪能したので、次はべふ峡に向かう。

2011/09/05

まだ見ぬ滝を求めて 藤ヶ滝 その2


藤ヶ滝の右岸の崖を這い登り、滝口の高さまで登ったところでかすかな踏み跡を辿って滝を巻く。桂さんの案内では、そのまま小尾根を登って行くのだが、藪で道がわからないのとすぐ奥で轟音が聞こえるので、たまらず流れに降りていく。

201109041105_074
降りたところは藤ヶ滝の滝口のすぐ上。せっかくだから滝口から覗きこみたいとも思ったが、先日、四国中央市の面白(つらじろ)の滝で落ちて亡くなった記事を読んだばかりであるし、増水して足場も悪いので、やめておく。

少し上流に向かうと見えてくるのが、通称奥の滝。そのままでは普通の滝だが、藤ヶ滝の後で見ると違う魅力が感じられる。滝前で数ショット写した後、滝に接近していると、バックに青空が見えてくる。風が強いので晴れ間が出てきたようだ。

Photo
青空をバックに入れるため、再び滝前で三脚をセットして撮影。もう一度藤ヶ滝を青空バックでと思ったが、また空は雲に覆われてしまった。

奥の滝を後にして、帰りは尾根上にある山道を帰る。木々が被さって道がわかりにくいが、踏み跡はしっかりしているし、ワイヤーや黄黒のロープに従っていくと、約15分で谷川の入口まで戻ってきた。

車に戻ったのは11時50分。汗と水しぶきで濡れて泥に汚れたシャツとズボン、アンダーシャツや靴下まで着替えて食事。着替えてしまったので、この先予定してた未訪瀑滝への訪問は中止。大雨の後だけだが、お手軽に見られる滝を目指す。

Photo_3
自宅を通り越して、五色台・白峰寺の下、青海神社前へ。ここから見られる稚護ヶ滝は大雨の後だけに見られる滝だが、姿を現した時は見事である。道路沿いのポイントは望遠が必要だが、全景を見るには一番よい場所だ。私より先に一名いたし、私がいる間にも二人ほど撮影していた。午後一番で、日差しと青空を期待していたのだが、待ってもバックに青空は来なかった。五色台スカイラインにはいり、稚護ヶ滝の直下に入ろうと思ったが、橋が壊れた後、柵で通行止めにされてあった。行けないことはなかったが、濡れずにはいられそうもないので諦めた。ここからだと近距離ではあるが全景は見られない。

自宅に戻ったのは3時半。藤ヶ滝は思った以上に苦労したが、充分に堪能できた。県内の滝の多くが大雨の後でないと楽しめないのは残念だが、待つ楽しさと思えばそれもいい。

走行距離123km 10,754歩 近場でも充実した滝巡りだった。

2011/09/04

まだ見ぬ滝を求めて 藤ヶ滝


台風が通り過ぎ、穏やかな空模様。当初の予定では剣山スーパー林道方面へ行く予定だったが、さすがに今日は自重。代わりに県内の滝へ。

ゆらぎの世界・ローマさんのおすすめ藤ケ滝へ。場所・ルートはいつものように桂さんのHPよりプリントアウトしたものを持ち、県内なので8時とゆっくりめの出発。

五名ダムを越えてすぐ、水路の様な川の脇の林道に乗り入れる。荒れているとは聞いていたが、想像以上。数百メール入ったところで倒木に阻まれてストップ。しかたなくバックするが、荒れた路面のせいで時折タイヤが空転。こういうとき、四駆に切り替わるシステムがありがたい。そうでなければこんな道に入りこむこともない。国道まで戻って資料を見直すと、なんとなく違う場所の様なので、少し東に進んでみる。小さな橋を渡ったので、停まって川の名を見てみると、「善福寺谷川」とある。目指す滝はこの川の上流である。

201109040941_029_2
国道わきのスペースに車を停め、D5000と17-70mmをスリングバックに入れて、長靴に履き替える。三脚を持って出発。時間は9時10分。林道は車の乗り入れが可能と聞いてたが、入ってすぐ倒木にふさがれ、轍が川と化した状態だったので長靴ばきの徒歩を選んで正解だった。林道終点まで800m15分弱。ここから川沿いに遡る。ローマさんのブログでは尾根沿いの山道を進み奥の滝まで進むのだが、途中の小滝を見たいので、桂さんのHPに従い、下流から遡る。

201109040950_031_4かろうじてわかる右岸の踏み跡を進み、小滝があると巻き気味に越えていく。

小滝を三つほど越えると流れの向きが変わる。そこで一度左岸に渡り、小滝を越えて再び右岸へ。資料ではここで岩をよじ登り尾根を越えていくとあるので、なんとか岩をよじ登っていくが道らしい道がない。藪をかき分けつつすすみ、小滝を二つ越えると藪をすかして滝が見える。

これが目標の藤ヶ滝のようだ。

201109041018_040
時間は10時18分。小滝を撮影しながらとはいえ、ここまで50分を費やしている。距離的には数百メートルといったところだろう。

高さは想像したほどではない。水量も「是非とも雨の後で」とローマさんが推薦する通り、大雨の後でこの水量では、渇水期は寂しいだろうと思われる。

形は美しい滝である。滝の後ろに少し隙間があるので、もしかしたら裏見ができるかと思ったが、飛沫で無理そう。近づいて見ると、中ほどにある段に地蔵さまが三体祭ってある。その横に石碑があるのだが、それには「金龍瀧」とある。桂さんの資料にも「藤ヶ滝(金竜滝)」とあったのだが、本来の名はこちらなのかもしれない。

201109041034_055


201109041036_061_2
滝前のスペースは狭いが、ポジションはとりやすい。正面・右岸・左岸と長靴履きのおかげで自由に動き回って撮っていく。これで天候が良ければと思うのだが、残念ながら無理の様である。

ルートや条件の難しさがあるので、この滝を再訪するかどうかわからない。思い残すことなく撮っておきたくて、設定もいろいろ変えて撮影する。

この滝で約30分。次に奥の滝に向かうため、右岸側の崖をよじ登ろうとして、背中が水を浴びたように冷たくなった。撮影中は感じなかったが、向きによっては飛沫がすごいようで、登ろうとした崖の部分ではシャワーを浴びるような感じだった。

振り向くといい雰囲気だったので、カメラを向けてみたが、水滴がびっしり。レンズを拭いても間に合わない。

いい絵なのだが、残念である。

201109041044_065_2

2011/08/29

目標未達 那賀町滝巡り その2

8月28日 那賀町滝巡りのつづきです。

今日の坂州木頭川は水量が少ない。途中の大用地谷付近の滝もほとんど落ちていなかった。その支流である沢谷川も当然少ない。大轟の滝は水量が少なくても美しい滝であるが、これでは他の滝は期待できない。とりあえず上流に向けて走り出す。県道16号の分岐に見える北浦の滝(仮称)が落ちているのにちょっと驚いた。わずかな水量とはいえ流れているのと見るのは久しぶりだった。

20110828_084
そのまま沢沿いに進むと、川に流れ込むいくつかの滝はしっかり落ちている。この時期は木々に覆われ隠れてしまうことが多いのだが、今年はなぜか滝前がすっきりしているような・・・。

これは小剣の滝。この川沿いには無名の滝も多いのだが、この滝は仮称ながら名を持つ滝である。小剣神社の正面にあるからこの名がついたらしい。

ここから少しで大釜の滝だが、今回の目的地は、国道からそれた林道の奥。未舗装路に約500m程入り込むと、作業道立入禁止のゲート前に駐車。とりあえずここで昼食。

食事しながら、目的である滝の資料(桂さんのHPより)を読んでいると、滝の場所を勘違いしていたことに気付く。短時間で到達できる場所ではなさそうだ。大轟の滝で時間を使いすぎたようだ。「山の神の滝」は次回にお預け。

国道に戻って少し行くと大釜の滝。「百選」に選ばれている滝だけれど、車を停めにくいこともあってスルーしがちなのだが、今日は久しぶりに立ち寄ってみる。

20110828_121

20110828_156_4
先に来ていた香川ナンバーのプリウスの男性が、遊歩道に三脚を据えている脇を通り、下に降りる。後から来た家族連れも降りてくる。水量が少ないので沢遊びにはもってこいの様だ。

滝前の岩場・遊歩道(階段)途中・滝見台と一通り撮影していたら、30分経過していた。いつの間には他の2台はいなくなっている。私も大釜の滝を後にする。

20110828_162
土須峠の雲早トンネルを抜け神山町へ出てすぐ、道路わきに落ちる雲早トンネル手前の滝(仮称)。

ここは車を停められないし、木々に隠れてほとんで見えないのでいつもはスルーするのだが、木々の間に上段が見えたので、路肩いっぱいに車を寄せて停める。三脚を据えて構えるが、車が通るたびに退避。それでもこの滝を初めてまともに見る事が出来た。

四段で高さは30m以上。木々に邪魔されるうえに、離れたポジションをとることができないので、撮影には難しい滝だが、なんとかおさめる事に成功。右の写真には一段目と三段目が写っている。

竹野さんのHPではこの滝の上段に登るべきではないとされている。危険を伴うこともあるが、がれきを道に落とさないためでもある。登れそうに見えるのだが、車を停めておけないこともあり、断念。

20110828_172_2
そのまま国道を下っていくと出遭うのが東谷の滝。国道から見えるのは最下段で、この最上段に大滝と呼ばれるもっとも大きな滝があるとのことだが、まだ訪れてはいない。

行ってみようかと思ったが、時間は2時前。帰りを考えると猶予時間は1時間。それで行けるかと自問して、無理との判断を下し、東谷を後にする。出来るならこの秋のうちに大滝まで挑戦してみたい。

雲早山越えの県道が再びR193にかわってまもなくの場所にあるのが七日淵。前回訪れたのは2008年3月。小さいが形の良い滝だった記憶があり、ちょっとした寄り道にちょうど良いと思って寄ることにする。

滝までの道は整備されているが、一部荒れたところもあり、気をつけないと谷底に滑り落ちてしまう。取水ホースを踏まないよう、沢の奥に進むと、暗がりに浮かび上がるような小さな滝。記憶していた通りの姿を見せる七日淵。

Photo

さらにもう一枚20110828_206_5

雰囲気にのまれて撮ったものだが、結構面白いものになった。

後はまっすぐ帰路につく。

走行距離258km 6,200歩。本来の目的は果たせなかったけど、やはり那賀町滝巡りは見ごたえたっぷりである。

2011/08/28

目標未達 那賀町滝巡り

今日は久しぶりに徳島方面へ。記録を見ると5月22日以来である。

いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達して、出発したのは6時。徳島市・阿南市を経由してR195で那賀川沿いに那賀町へ。途中、道の駅わじきで10分ほど仮眠。

20110828_002
川口ダム湖畔。道の駅もみじで休憩中の一枚。前景になる枝ぶりが今一つだが、朝日の写り込みが面白く、魅かれて撮ってしまった。ちなみに、ダム湖の名はあじさい湖というらしい。初めて知った。

9時過ぎ、大轟の滝に到着。いつもなら滝を斜めに見下ろすポイントに三脚を据えるのだが、今日の目的は別。長靴をはいて、D300sに28-300mm、予備バッテリーやメモリー、交換レンズ1本をスリングバックにいれ、遊歩道を滝見台(滝の右岸上方にあるのだが、滝は見えない)に向かう。

バイクで来ていた二人組が遊歩道を引き返してきていた。何のための滝見台かと思ったことだろう。

私の目的は滝見台の脇から滝の上側に出る事。少し踏み跡もあるので行く人もいるのだろう。滑りやすい岩場だが降りられないことはない。ここから奥を見ると奥にも滝が見えてくる。昨年12月に見つけた「大轟奥の滝(仮」である。

20110828_017
他にも気付いている人はいるだろうが、記事を見たことはない。撮影しようとしてフィルターのサイズを間違えたことに気付く。再び車に戻り、フィルターケースごとバックに入れ、今度は三脚も持ち出し、再び大轟の滝奥へ。

滝を見つけた際、いい位置を探して左岸へ渡ろうとした。水量が少ない時期だったので、靴を脱いで渡河したのだが、12月にやるべきではなかった。帰るために再び渡るのが恐怖であったのを覚えている。

20110828_036
今回は長靴なので浅い部分を渡って左岸へ。三脚をセットして、じっくり撮ったのだが、出来が今ひとつ。滝そのものは見栄えがしないし、水量が少ないので、周りの雰囲気を出したかったのだが・・・。

大轟の滝を上から見てみようと思ったが、こちらも無理だった。

ここは今日の主目的ではなかったのだが、2時間近く費やしてしまった。以下は、奥の滝で見た逆光のもみじ・遊歩道途中から見下ろした滝の下段・目についた蝶。そしていつのもポイントからの一枚。相変わらず滝壺は砂に埋もれている。以前の様な美しい滝壺に戻るのはいつのことだろう。

20110828_023_2


20110828_015

20110828_065

20110828_077

2011/08/17

オフ会 高瀑行 その3

8月5日オフ会 高瀑行 第三部です。

20110815_217
高瀑下の滝はいつもスルーしていたので、三脚を据えてまともに撮影したのは初めてだった。無名なのが本当に残念に思えるほど、美しい滝であることを実感した。

登山道を戻り、いつものように丸渕で休憩。往路でたっぶり撮影したので、今度は三脚を出さず、おいわさん風に岩の上にカメラを乗せて、リモコンでシャッターを切る。さすがに遊び気分だったせいで、いい絵は撮れなかった。

撮影中のおいわさんと私を、まっすーさんが撮ってくれており、写真を送ってくれた。手前が私だが、すっかりおっさんである。

20110815a

小休止の後、次の目標であるのぞきの滝へ。スルーする時もあるが、今回は初参加のまっすーさんの為に、斜面を下る。とはいえ、前回訪問時にはまともな絵が撮れていないので、今回は私も少々気合が入る。個人的な感想としては、、この滝は上から見下ろすほうが大きく見えて好きなのだが、美しく撮ろうと思ったら滝前に降りなきゃ駄目である。

20110815d

20110815_341_2
のぞきの滝を堪能したら、後は帰るだけ。なのだが、登山口入口(出口?)手前にある「赤のべら」にちょっと寄り道。いつもより水の色が美しく感じる。

車まで戻ったのは16時半。昨年訪問の際は、15時前に帰りついていたので、いかにゆっくりしていたかわかる。

ザックをおろして車に積み込む際に、新たな発見。まっすーさんのザックも私と同じハクバのGodwin NEOだった。三脚をセンターにセットするタイプだったので似ているとは思っていたが、色違いで全く同じ型だった。 

帰り道、おいわさんがかって道が崩壊していた場所をまっすーさんに説明している。私も崩壊場所は写真でしか知らないのだが、2004年の豪雨はあちこちに爪痕を残している。

20110815_348
途中寄り道したのは「御来迎の滝」。こちらは完全に名前負けの滝である。この滝のすぐ下流、「御来迎橋」の下にも滝があるのだが、こちらのほうがずっと迫力があるにもかかわらず、名前はないらしい。

諏訪神社に戻ったのは17時35分。

おいわさんとはここでお別れだが、秋の計画もよろしくとお願いしておく。御来光の滝への訪瀑は、おいわさんと一緒でなければ、無理と決めている。

帰りの車中、まっすーさんに今日の感想を聞くと、即座に楽しかったとの答え。おいわさんのガイドは初訪瀑でも楽しめると思っていたが、再確認できた。

お互いの装備や、今日の撮影での考え方を情報交換していると、帰路はあっという間だった。

朝とは反対側のバス停でまっすーさんとお別れ。帰宅したのは19時25分。高瀑訪瀑としては最も遅い帰宅だった。

走行距離271km 12,738歩。天候には恵まれなかったが、同行者には恵まれ、今日も楽しい訪瀑だった。

<おまけ>

20110815e
この時期、高瀑を訪問する理由の一つがこの黄色い花。他の場所ではこの花を見るためのツアーもあると聞くが、この場所を訪れる人は少ない。荒れた林道と、ハードな登山道のおかげである。おいわさんがこの花の名と咲く場所を意図的にあいまいにしているようなので、私もそれに倣うことにする。

今年は対象を絞り切れなかったりして、絵としては不満足。ゆえに来年の再訪を期してもいるのである。

2011/08/16

オフ会 高瀑行 その2

8月15日高瀑オフ会のつづきです。

今日はD5000に17-70mmのレンズ。交換用に28-300mmを持ってきている。今日の撮影にはバリアングルモニターが向いていると思ったからだが、設定の切替にはインフォメーションメニューに戻る必要があるなど、操作性ではD300sにかなわない。これが今日の撮影で失敗を招いてしまった。

20110815b

高瀑に着いたのは10時30分頃。水量は思ったより少ない。天候が良ければ逆光の飛沫が楽しめるのだが、今日は無理の様だ。それでも風が吹くたび向きを変える流れが面白くて、同じシーンばかり撮影してしまう。

D5000のライブビューモードではフォーカスが遅いので、三脚にセットした後一度ピントを合わせ、AFを解除してライブビューモードにしてから、リモコンでシャッターを切る。同じ設定でも切るたびに流れが変わるし、シャッタースピードやホワイトバランスを変えて何枚も撮影する。

場所を変えて撮影する際、AFを解除したままなのを忘れてファインダーをのぞき、ピントが合わないので慌てる事数知れず、まだまだ撮影スタイルが身に付いていないようだ。

20110815c_3
20110815_203
早めの昼食を終えて、そろそろ引き上げようかと思ったとき、わずかな雲の隙間から青空と太陽の光。飛沫が光をはじいてきらめく。あわててカメラを向けるが、設定がレリースモードの為シャッターが切れない。インフォーメーションメニューに戻ってシャッターモードに切り替えているうちに陽は翳ってしまった。後で聞くと、まっすーさんはNDフィルター装着したままだったため撮影できなかったそうで、撮影できたのはおいわさんだけだったようだ。

雲の流れが速いので、もう一度陽が射すかと思い、しばらく粘ったが駄目だった。
記念撮影をして、高瀑を後にする。時間は13時をまわっており、2時間半をここで過ごしたことになる。今日はこの天候だから、短時間で切り上げようといいながら、やはり高瀑は魅力ある滝である。

後で確認してみると、高瀑の全景を写したのはこの記念写真のみ。特に意識したわけではないが、今回は部分の切り取りにこだわっていたようだ。

20110815_208
登山道を10分ほど戻ると、高瀑の下の滝前にでる。往路で悲しい無名滝と記した滝である。高さ10m足らずとはいえ、美しい流身で、凍りついた時の姿も見事な滝だが、高瀑の下にあるために名もない悲しい滝である。

こんなにじっくり撮影したのは、四度目の訪問にして初めてだった。じっくり見ると、緑の中で優美な姿が本当に美しい。

2011/08/15

オフ会 高瀑行

今日は、おいわさんからのお誘いで高瀑行。ブログを開設したのは、仲間との訪瀑をレポートにするため。いつも同行する仲間たちは皆HPを持っており、訪瀑記をレポート形式でUPしているのに、自分だけないのが悔しくて、レポートの場を作るためブログを開設した。5月に予定されていた高瀑訪問が流れたため、今回やっと目的を果たせる。

5時45分出発。コンビニで朝食と昼食を調達し、それからまっすーさんにメール。今日はまっすーさんを誘ってのオフミ会なのである。

高速のバス停でまっすーさんを乗せ、集合場所の諏訪神社に向かう。車中の会話は、撮影場所で会った人たちの事や、撮った場所あるいはそこに至るルート。知り合って数ケ月、実際に会うのは2回目だが、似通った趣味を持っていれば情報交換のネタにはこと欠かない。

20110815_001
諏訪神社に到着したのは7時30分、8時の集合にはまだ時間があるので、少し先の小滝に案内する。

無名滝だが、廃屋の奥にあるため「廃屋の滝」と呼ばれている。後でおいわさんに聞いた話だが、この滝は海道さんによって「裏屋の滝」と名付けられたとのことなので、今後そう呼ぶことにする。

まっすーさんに諏訪神社を案内(?)しようと思っていたら、おいわさんが到着。すぐに装備を積み替え、出発。

林道が荒れているのはいつものことだが、今日は雨によって土が流され、石がゴロゴロしている。跳ね上げた石が車体をたたく音が絶え間なく聞こえてくるが、その為にこの車にしたのだから気にしない。余談だが、おいわさんはこの林道を自分の車では走らないと宣言しており、高瀑に行く際にはいつもお誘いがかかる。運転手をしているわけだが、おかげでいつも誘っていただけるのだから、喜んで運転手をかってでよう。

高瀑登山口に着いたのは8時40分。靴を履き替えすぐに出発。おいわさん・まっすーさん・私の順で歩き始めるが、最近の運動不足がたたって私は少し遅れ気味になってしまう。予想通りまっすーさんは健脚で,おいわさんに遅れることなくついていく。なんとか中間点の丸渕まで送れずについて行き、やっと休憩。

Photo

初訪問のまっすーさんが丸渕を撮影するため、休憩時間をたっぷり取ってくれる。これがおいわさんの心遣いで、同行していて安心できる。私のほうも撮影しながらしっかり休憩を撮らせてもらった。天候が今一つだが、丸渕の水が美しいエメラルドグリーンである。これに陽が入るとまた違った表情を見せてくれるのだが、今回はここまで。

Img_0224
丸渕を発して先に進む。この時期高瀑を訪問する理由の一つや、悲しい無名滝をスルーしてまずは高瀑に向かう。約30分の行程で、めざす高瀑が見えてくる。

なお、これは行程記録用にコンデジで撮った高瀑である。

2011/08/07

中休み 中途半端な訪瀑記

今日は地域のお墓掃除。昨年までは母親が出ていた行事だが、そろそろ交代時期だという家内の言葉もあって、今年は私が参加する。10年ほど前に母が旅行中、代わりに参加して以来である。朝6時集合だが、休日の早起きはなんでもない。

少し早目に集合場所に着くと、ほぼ同時に着いた近所のご婦人がたが数人。それからだんだんと集まり始め、24人程が集まったところで作業開始。男性・女性がほぼ半々で、草刈り機を持った三人が刈った草を集めて指定個所にまとめていく。今日は曇り空だが、それでも汗びっしょりなって約一時間。作業を終えたみんなにはパンと牛乳のパックが配られる。恥ずかしながら殆どの方の名前を知らない。これから機会を作って覚えていかなくては。

家に戻って一休み。汗に濡れた服を乾かしてから出発だが、さすがに今日は遠征をする気にならない。9時に出発して目指したのは柏原渓谷。このエリアの滝は雨の後でないと見栄えのしない滝が多いが、今日の目的地は西谷川本流にあって常に流れている滝。

201108070938_19
国道から分岐して約2km。桜橋の下にみえる「ちょうな渕の滝」はお手軽滝だが、いままで気付かずにいたため、見るのも撮影するのも初めて‥‥だが、この時期木々に遮られ、綺麗に写すことができない。降り口も見つからなかったので今回はこれであきらめる。

今回、長靴・登山靴・渓流靴を忘れてきており、下流から遡行するとかが出来ない。忘れたのに気づいたのは、ここに到着してからだが、これではこの次の滝で苦労しそう。

この滝の滝口は少し面白い形をしている。滝口の手前に小さな淵がある。どんな流れがこの淵を作ったのか、自然の力は不思議である。

201108070939_20


201108071012_29_3
外気温は29度。窓を開けて走れば涼しいが、停まると暑い。少し車の外に出ただけで、汗がじっとりと服を濡らしてしまう。

そのまま先に進む。雨上がりだと尺上の滝が見えるのだが、晴れ間が続く今の時期では見えない。貯水池を過ぎ、川に沿って本道から外れて間もなく、目的の竜王の滝脇に車を停める。


この滝は、道からは見えない。少し藪に覆われた斜面を下りると滝の上段が見えてくる。少し段になっており、踏み跡もあるのだが、柔らかい地面と藪は注意しないとやはり危ない。

滝の上から回り込むか、上段の滝壺を越えて右岸に渡れば、下まで降りられるらしいが、藪に覆われ、ルートが見えない。

どう行こうか考えていたのだが、噴き出す汗と飛びまわるアブで、だんだん気力が萎えてくる。そして極め付きに蜂。私は蜂が苦手だ。蜂との遭遇により、撤退を決意。シーズンを改めよう。

装備忘れもあってテンションダウンしてしまったので、今日はこれで切り上げ。

帰りに見かけた真っ赤な花。この時期木に咲く赤い花は何だろう。今調べ中である。

201108071102_33

半日で終わった中途半端な訪瀑だった。

盆休みは、家の手伝いなどで動けないが、15日に高瀑訪瀑が決定。情報では6日は豪雨だったそうで、水量も期待できる。一年ぶりの高瀑は本当に楽しみである。

2011/07/25

銚子の滝から瀧山へ

7月24日 高藪再訪のつづきです。

川沿いの県道を離れ、銚子の滝へ。滝のすぐ下にある大平橋は、数年前に新しい橋ができ、古い橋は立入禁止になっているが、古い橋の上からであればゆっくり滝を見る事が出来る。しかしながら橋からでは滝の全景は見えない。昔は橋の袂から滝前に行くための梯子があったそうだが、私が初めて訪れた時にはすでに朽ちて使用不能になっていた。今、滝前に行くためには滝の少し手前から、踏み跡を辿っていかなくてはならない。

201107241100_147
こちらもやはり水量豊富。豪雨の後で一度来たことがあるが、その時の姿は恐怖を覚えるほどだった。この滝は優美さよりも激しさの似合う滝だと思うので、水量豊富な時のほうが好きである。流れが結構強いので、右岸に渡ることはせず、レンズを交換して望遠で部分のUPを撮る。飛沫が豪快なので結構面白い。

陽が当たっているときの銚子の滝は、コントラストの強さに苦労する時がある。今日は曇り空の為、幾分撮りやすかった感があるのだが、やはり青空バックにしたかったというのは贅沢だろうか。

201107241106_162201107241116_177_2
時間は11時半。ここで昼食にしてもよかったのだが、車に置いたままなので、幾分残念な思いをしながら銚子の滝を後にする。

201107241156_190
この時外気温は27℃。窓を開けて走ればまだまだ快適。早明浦湖畔を昼食に適した場所を探しながら走る。

この湖畔は何度も走っているはずなのに、初めて気付く俄滝がある。この滝も見やすい位置にあるのだが、撮影したのは初めて。ダム湖に直接流れ込む滝だが、この時期周りの色に溶け込んでいい感じである。

風の良く通る場所で昼食を取った後、向かう先は本山町の白髪山登山道。
登山道に入るまでの林道沿いにある「おるいの滝」が目的。この滝も普段は枯れており、いままで三度訪れたがいまだにその姿を見ていない。

本山東大橋で吉野川の左岸に渡り、奥白髪方面への細い道に車を乗り入れる。対向するには結構難しい道だが、登山者であればこの時間降りてくることはないので・・・と思っていたら、パジェロミニと対向した。先方も慣れているようですんなり対向して先に進む。道脇の雑草を刈っている地元の人たちがいて、邪魔をしないようにゆっくり通り抜けたが、未舗装路に入ったところで通行止の標識。脇から休憩中だった工事関係者が出てきて、この先擁壁工事で通行止めの事。仕方なく引き返す。この近辺には「平家の滝」があると聞いているのだが、聞いている目印を見つけられないでいる。

本山東大橋のたもとに看板があり、「林道行川線 工事により通行止め」とある。本山町のHPにも同様の記述があったので、どの道かしっかり調べておけばよかった。

少し西側に、瀧山へと続く道がある。「瀧山一揆」のあった場所だそうで、一揆の根城となった岩屋の近くに綺麗な滝が連なってある。2年間に訪問した時、甘く見て軽装備で入ったために、全部を見る事が出来なかったので再訪する予定の滝だが、「滝山一揆の岩屋」が本山町HPの観光案内から消えていたので、少し気になっていた。

この道も対向の難しい道だが、瀧山に向かうためには途中から未舗装の道にはいる事になる。狭い上に切返しが多いので、CROSSROADでは少々きつい。それでも進んでいくと前方に先行する車がある。瀧山に向かう車だろう。

201107241356_207
突き当りの広場に車を停める。先に来ていたのは夫婦連れらしきパジェロミニ。話しかけてみてびっくり、先ほど林道行川線で対向した車だった。きいてみると、先ほどの通行止めを先に進み「おるいの滝」までは行けたそうだ。その先の「樽の滝」まではいけなかったそうだが。それと三回目にしてやっと「平家の滝」を見つけたとかで、撮ったものを見せてくれた。これはぜひとも行ってみなくては。

瀧山の滝の最下段は、広場からすぐ見える。とりあえず皆滝前へと移動し、思い思いに撮影する。とりあえず満足して車に戻ると、先ほどのご夫婦も戻ってきた。時間的に上に登るのはきついだろうから、ここまで引き上げるらしい。

仲間と交換用に作った名刺を渡しながら、お名前をお聞きする。T氏はご夫妻であちこちの滝で回られているそうで、高瀑も昨夏一緒に制覇したとか。しかしながら御来光の滝が未制覇なのが残念ということで、おいわさんのHPなどで御来光の滝訪瀑記を読んでは羨ましくなるそうである。御来光の滝へはおいわさんに連れて行ったもらった話をしたが、おいわさんの知名度に改めて敬服した。

お二人は花を撮影しながら帰るとかで、私のほうが先に山道を下る。

時間は2時20分。まっすぐ帰ってもいいのだが、、「おるいの滝」を逃した消化不良感の為、近辺の未訪瀑滝を探す・・・のだが、今回も場所が分からず断念。仕方なく、大豊ICに向かい、後はまっすぐ帰路に着く。

走行距離319km 4,414歩。逃したものもあるが、それ以上に出遭いに喜びを感じた遠征だった。

2011/07/24

高藪再訪

台風一過、各ダムの放流は終わったようだが、まだまだ水量豊富であろう滝を求めて、早明浦湖畔へ。いつもなら大豊ICで降りるのだが、今回はいよ西条からR194寒風山トンネル経由で高知に入る。
201107240809_018 8:00 R194から早明浦湖への分岐にある葛原橋。この近辺は雨の後に幾つかの俄滝ができるが、これは橋の下に見えた滝。今まで気づかなかった滝だが、この滝がどこから流れてくるかわからない。滝の上流には水の流れがない。すぐ上はトンネルである。伏流する滝は時々あるが、やはり俄滝?

そのまま県道にはいり、吉野川を下る形で早明浦湖に向かう。途中で見かける大橋ダムも今日は放流なし。それでも流れる水量は結構多い。

今日の第一目的地は高藪。ここの滝は、場所が分からず、JJJさんに「アメゴ養殖場の裏」と教わったにもかかわらず、そのアメゴ養殖場がわからなかった。やっと昨年、氷室大滝の氷瀑を見た後に、なんとか見つけた滝である。

アメゴ養殖場はすでに閉鎖されてものと思っていたが、通路が整備されているし、水の入れ替えも行われている。魚の姿は見えないが・・・。

201107241001_112
今回は、長靴に履き替える。一部沢を渡ることになるのがわかっているから。レンズは17-70mm、PLとNDフィルターを忘れずに。

養殖場の脇を抜け、砂防堤の脇から入る。藪をくぐるとすぐ小さな沢があり、それを少し遡行しながら渡河する。渡ったところは間伐した杉林で50mほど先に滝が見える。やはり水量は多そうだ。

高藪の滝前に到着。前回はまだ雪が残っていて水量が少なかった。今日は水量が結構豊富だが、JJJさんのHPにある写真では、もっと幅広く流れている。これで満足するつもりだったが、やはり、いっぱいに広がった姿が見たくなった。

Photo

201107240924_066
高藪の滝の前を横切り右岸からさらに隣の沢に向かう。小さな尾根を流れ伝いに回り込み、隣の沢にはいるが、水量が多いうえに両岸が険しいので進むのが難しい。高巻きする感じで尾根に登るとそこには明瞭な踏み跡が!それをつたって進み、小さな支流沢を越えた先、木々の間に滝らしいものが見える。

あれが今回の目的、黒松の滝。

前回、沢が雪に覆われていたため、危険を避けて自重したのでこちらの滝は見ていない。

はやる気持ちにせかされるように、間伐材が転がる杉林を抜け滝前に。期待通りの美しい流身がそこにあった。

時間帯が良く、ほぼ正面から陽の光を浴びた滝壺には虹がかかって見える。

長靴装備なので、浅い滝壺や流れをわたって移動できる。UPにしても結構見ごたえのある絵が撮れ、今回の初訪瀑は大満足。

201107240916_047

黒松の滝を辞し、先ほどの踏み跡を辿って戻ると、道は高藪の滝の右岸まで続いている。先ほどは木に隠れて気付かなかった。光の加減が変わったので、再び高藪の滝撮影。

Photo_6

しっかり堪能して、高藪を後にしたのは10時10分。このまま農道を走って銚子の滝に向かう手もあるが、寄りたい場所があるので、県道まで戻る。外気温は21℃。窓を開ければ風が心地よい。

201107241027_126
高藪ダム近辺にも幾つか滝が見えるが、お気に入りは小北川にある渕。小さな滝だが、晴天時の渕の美しさにはいつも魅かれてしまう。

実はこの渕の少し東側に大平の滝がある。道沿いにある崖にかかる滝だが、最近は枯れてしまったお目にかかれない。今日はと期待したが・・・駄目だった。以前は晴天続きでも枯れなかった滝なのだが、流れが変わったのだろうか。

次は銚子の滝を目指すが、最後に下切橋からみた無名滝。これも普段は殆ど見る事のない滝だろう。

201107241020_116_3

2011/07/18

吉野川源流 単独行 その2

吉野川源流モニュメントからさらに奥に進むと、木々の間から白い柱の様に滝が見えてくる。源流より奥というのも妙だが、この源流行の終点がここになる。横の崖を上ってさらに奥に行く人もいるようだが、特に何があるとは聞いてはいない。

201107171134_20
滝の高さは15~20m程。直瀑だが、岩壁に伝う流れなので、迫力より優美差を感じる滝である。先行した二人もすでに撮影を始めているが、私とは撮影ポジションが違うようなので、こちらも遠慮なく三脚を立て、スローシャッターでの撮影を開始する。

滝の撮影に限らず、私はスローシャッターを多用するので三脚は必須である。遠征時に使う三脚はカーボン材質で四段式。使い勝手のいい三脚だが、やはり大きくかさばることに違いはなく、このように目立つ三脚を背負った人とはあまり出会わない。

先の二人が撮影を中断し、昼食の準備をしているようなので、私もお二人の近くに腰をおろして昼食にする。時間は11時を回っていた。


201107171124_19_2
先ほどはモニュメントのところで少し言葉を交わしただけだが、こういう場所で会う人とは少しでも会話したいもの。聞けば、お二人は年に2回ほどここを訪れているが、今回は風がなく蒸し暑く感じるとか。山登りが中心の様で、滝屋の私とは興味が異なるのだが、ご来光の滝や高瀑はさすがにご存じだったし、「東赤石山登山層から見える滝があるでしょう、瀬場谷の」「八間滝ですね」といった会話もできる。「今日は氷室祭りでね。納める時は参加した時はあるが、出すときに参加したことがない」など、地元の話も興味深く聞かせていただいた。

食事を終え、撮影に戻る。いろいろ場所を変えながら撮影するが、滝下に入る時は、邪魔にならないようにタイミングを計る。きょうはD300sに17-70mmと28-300mmの両方を持ってきているので、レンズを換えながらの撮影になる。またD300sは動画も撮れるので、約30秒程の動画も撮ってみる。

撮影途中、もう一人訪問者がいたようだが、言葉を交わす機会もなく先に帰ってしまったようだ。ほどなく先のお二人も挨拶をしてこの場所を離れた。私も装備を片づけ、帰路に着く。この時点でペットボトル2本分の水分を取っていたので、リュックの底に入れてあったペットボトルと入れ替える。奥の滝出立は12時。

 
201107171205_14_2
再び、源流モニュメント。裏側からの撮影。

帰りは下りが主なので楽かと思ったが、岩場を越えていくのは結構大変だ。45分標識、つまり半分戻るのに1時間と少し。風景を楽しみながらとはいえ時間がかかっている。



201107171251_15_3
ほぼ中間点にあった小滝。往路ではコンデジで撮影したが、好みなので三脚を据えて撮ると、魅力的な滝だ。滝壺はエメラルドグリーンで吸い込まれそうに美しい。このほかにも、美しい淵は数多くあるが、木々に邪魔され写真映えしない。道を外れ沢に降りればいいいのだが、少々危険なので自重。

201107171331_16_3201107171355_17_2
「モニュメントまで60分」最初の渡河地点にあった山アジサイ。花の数は少ないのだが、心魅かれ、このほかにも何枚か写している。

「モニュメントまで75分」あと10分少々で帰りつけるポイントにあった小滝。これは道を少し外れないと全景を見れないのだが、ちょっとのぞいただけで、これはぜひ・・・と思い、斜面を慎重に降りて行った。見ると人が降りた跡がある。やはり趣味人だと見逃せない絵の様だ。

降りてみると期待した程ではないが、印象的な場所である。流れを分ける間の岩が何かの動物に見えるような?

車に戻ったのは14時15分。登山道に入ってから6時間半。ゆっくり回ったようで、踏み込まなかったところもあるので物足りない部分もあって、それでも達成感のある源流行だった。

  

汗でべとべとになった服を着替え、源流橋を出発したのは14時35分。時間的にも体力的にも余裕がないのでまっすぐ帰ることにする。

201107171553_21

R194で寒風山を越え、西条市に入る。大樽の滝はいつものように水量が少ないので、スルーしたが、いつもはスルーする無名滝に今回は車を停めてしまった。道路沿いのなんでもない滝だが、撮影するのはこれが初めて。

いよ西条から高速に乗って高松西ICまで。帰宅したのは17時25分。

走行距離315km 10,371歩。もっと歩いたような気分だ。けれど今日も充実した遠征だった。

2011/07/17

吉野川源流 単独行

久しぶりの連休なので、思い切った遠征が出来る。吉野川源流行は、できればJJJさんに同行をお願いしたいところだったのだが、体調不良ということなので単独行でチャレンジ。充分に情報を集めてGO!

201107170654_01
5時出発、いよ西条で高速を降り、R194寒風山トンネル経由で長沢ダムへ。こちらへ来るのは一昨年の大滝氷瀑以来だが、このダム湖が満々と水をたたえているのは珍しい。

「氷室まつり」の旗があちこちに掛っている。この先の大滝が「氷室の大滝」と呼ばれるように、このエリアには本当に「氷室」があるらしい。冬の間に仕込んだ氷を、取り出す催しだろう。富士の氷室から将軍様に氷を運んでいたシーンを思い出した。

201107170747_02
白猪谷・源流橋に着いたのは7時半。情報では源流橋のたもとには駐車すべきではなく、少し手前に置くべきとあったが、橋を越えたところに数台分のスペースがあるようなので、そちらに車を停め、準備する。今日は当然リュック・登山靴の装備だが、暑さ対策で2リットル分の飲み物を持参する。また、IXY DIGITAL10を持つ。

Photo_3
歩きが多くてカメラをリュックに入れている場合、コンデジで簡単な撮影ができるし、通過時間の記録も撮れるので、今回の様な場合には重要である。それとハンディGPS。もし道に迷った場合の為にこれは必須である。出発は7時50分。登山道入り口にはモニュメントまで90分とある。


登山道は最初は分かりやすい道だった。ところどころ落石のあとや、崩れかけた木の橋があり注意しながらではあるが、特に苦も無くすすめる。「モニュメントまで60分」の標識の後最初の渡河。ここで別の沢が合流しており、釣り人が先にいた。山に入った時、先行しているのはいつも釣り人だ。やはり釣り人は朝に強い。

何度か渡河しているうちに道がわかりにくくなる。こういう場合には、赤いテープや積み石の目印を探しながらすすむ。こういう目印は、先にこの道に入った先達が作ってくれたものがほとんどだが、本当にありがたい。赤いテープにたどり着くと次のテープを探す。岩場を通る時は積み石の目印が通りやすい部分を示してくれるので、そのルートを選ぶ。

「モニュメントまで45分」の標識辺りから道が不明瞭、というかゴーロ状になり、歩みが遅くなる。おまけに先週からの風邪が完治していなかったようで、鼻水と咳のため休息が多くなってしまった。撮影しながらとはいえ「モニュメントまで30分」つまり60分の行程に80分かかっている。

開き直って、風景を楽しみながらゆっくり進む。

「モニュメントまで15分」の標識を越えたところで木々の間から覗く青空を見上げていると、後ろから声をかけられる。私より少し年配の方二人連れだったが、慣れた様子で先に進んでいく。私は変わらず、コンデジで写しながら、ゆっくりと進む。まもなく、前方で銀色に光るものを見つける。どうやらあれがモニュメントだろう。

201107171022_13
源流モニュメントでは先行した二人がいろいろ撮影している。何を撮っているのかと思ったが、そのうちの一枚はこれらしい。源流の主?

    

    
201107171020_12_2
源流モニュメントは立派なもので、これを据え付けるのにいろいろ苦労があったと聞いている。

今日の目的地は、モニュメントの奥にある源流滝。モニュメントの脇を這いあがり、奥を目指すと、すぐに木立の奥に白い柱の様なものが見えてくる。先の二人は滝まで到達しているようだ。

つづく

2011/07/11

清瀧 思いつきの滝巡り

7月10日 「古代ハス 思いつきの遠征」のつづきです。

定福寺を発ったのは8時10分。少し風邪気味なので、このまま帰ろうかとも思ったが、さすがに100km走って訪問したのがここだけというのももったいないので、水ケ滝に寄ろうと思う。今ならまだ紫陽花が残っているだろう・・・。

R32を北上するが、新宮の標識で左折し、R319に入る。これもほとんど衝動的。何があるわけでもない。理由を付けるとすれば、国道を走るより山越えのほうが気分転換になる・・・かな。

あじさいの里(まだ紫陽花は残っているようだ)の前を過ぎ、新宮ダム方面へと右折。ダムを通り過ぎ、土佐街道のトンネルで抜けるはずが、翠波高原経由に切り替え、そのままダム湖畔を走る。堀切峠の標識で、またしても衝動的に仙龍寺に寄ることに方針変更。

仙龍寺に来るのは二度目。前回は国道沿いの駐車場に停めたが、境内まで入れる事がわかっていたので、境内への細い坂道に車を乗り入れる・・・。かなり急角度で登っていくので怖い。次回はやめよう。

境内に車を置き、通常装備ですぐ「清瀧新四国霊場道」へと入る。ここは、山道のわきに置かれた地蔵を88ケ所巡りに見立てて回るもの。この途中に清瀧がある。以前来た時は10番で道を逸れてしまい、道を見失って滝までたどり着けなかった。今回は、お地蔵さまの番号を確認しながら山道を登っていく。が、ここで後悔。歩くことを想定していなかったので、ジーパン・スニーカー。とても歩きづらい。29番くらいでのぼりが終わり、下りに入ると並ぶようにお地蔵さまが続く。その先に沢が見え、滝の音が聞こえてくる。

01
瀧の手前には沢を越えるための木橋があるが、常に水にさらされているのでかなり脆そうだ。恐る恐る渡って滝前に出る。岩壁に囲まれたホールの様な場所でかなり暗い場所だが、この時間は日が射し込み、明暗のコントラストが強い。いい雰囲気だが写真を撮るには苦労する場所だ。おそらく今日は水量が多いほうなのだろうが、瀧手前には足場になる岩が多くあり、左岸⇔右岸と自由に動き回れる。陽が射していたので、虹がどこかに出ないかと探したが、残念ながら虹を見る事は出来なかった。

02


滝前にいたのは45分ほど。再び地蔵巡りの道に戻って、番号をたどる。50番を過ぎたあたりで道が分岐し、そこにあった標識では仙龍寺の方向は来た道を戻ることなるようだ。たしかに歩いた距離を考えると、仙龍時よりかなり東に来ているはずだ。そのままいってもいいが、今回は引き返すことにする。再び清瀧前を通過し、今度はほとんどが下りになる。ちなみに山道は所々石の階段らしきものがあるのだが、これが下りではきつい。落ち葉の乗った石は簡単に滑る。実際三度も滑って尻もちをついてしまった。

1番から10番までのお地蔵さんのある場所は小さな尾根になっており、その向こうに谷がある。その他に落ちて来るのが先の清瀧の下の流れでここも滝になっている。前回迷い込んだ時に見たが、この時期では木々に邪魔され全部は見えないので今回はパス。見るなら冬かな。

手と顔を洗って車に戻り、すぐに出立。時間は11時半。

201107101139_210
そのまま国道を西に向かい、金砂湖畔で見た無名滝。水量がなければなんでもない流れかもしれないが、今回は魅かれてしまった。

水ケ滝に着いたのは12時過ぎ。紫陽花もまだまだ十分見られるし、正午頃は飛沫が美しい・・・のだが、水量が多く、滝下はやはり池になっていて真下に入れない。

限界まで近寄ったり、道路に三脚をたてたり(危険ですから普段はやりません)して約30分。今日は通りすがりの人が携帯で撮影したりしているが、三脚を使うような人は誰もいない。そんなに条件が悪いとは思わないのだが、何故だろう。人が多いと自分の好きなポイントが取れずイライラするものだが、水ケ滝の様な格好のポイントで、誰にも合わないというのもなんとなく興ざめである。不思議だ。

Photo

今日はこれで終わり。豊浜のコンビニで弁当を買い、海を見ながら昼食。終わればまっすぐ帰宅。走行距離240km。高速を使わない、行き当たりばったりの遠征再開でした。

2011/07/01

姿を変えた滝 突然現れた滝

中断していましたが、6月26日「時機逃しの遠征 紫陽花または古代ハス」の続きです。

午後の目的地は、大北川沿いから、大座礼山越えで銅山川へ抜ける予定。大雨の後の早明浦ダム湖畔は俄滝が多く出現する。桃ケ谷の滝、岩躑躅山氷滝、その他いくつもの無名滝。

その中で最も興味をそそるのは、小金大滝。小金滝はいつも見る事が出来るが、その隣に出現する大滝は普段は枯れて見えない。隣といってもこの二つの滝を一緒に見るためには対岸の山を登っていかなければならない。

20110626_a_4

大北川へは少し戻る。自然王国の看板にそってダム湖を離れるとすぐ見えてくる加茂次郎山の滝。小さな滝だが、結構お気に入りの滝。特に陽が射すと結構おもしろいシーンが撮れる。そのまま進むと、ここでもいくつか俄滝に出遭う。今回初めて気づく滝もあったりする。20110626_b_3

翁の滝に到着。ここは紅葉の名所で、シーズンになると結構な数のカメラマンが集まる。今のシーズンは紫陽花をコラボして・・・だが、増水して普段の優美さがない。滝によっては増水は考えものだ。
201106261258_199_2


昼食をはさんで、いろいろ撮影してみるが、小止みになったかと思うと突然土砂降りになる雨に、シャツは濡れ、レンズは曇り・・・。結構大変な思いをした。この上流には、野頭谷川の滝や十辺利谷の滝など、小さいながら好みの滝があるのだが、こちらも増水して魅力を感じなかった。

そのまま大座礼山を越えていくが、側溝からあふれた雨水でずっと川の中を走っているようだった。こういうときはライトクロカン仕様の車がありがたい。

銅山川・筏津荘わきにでてくるが、今日のこんぴら大滝もいまひとつ。そのまま銅山川をくだり、法皇湖へ。ここのあじさいロードは今が見頃の様だ。


20110626_c_2

201106261454_258_3

放流中の富郷ダム。このダムの放流姿は初めてだ。

そのままあじさいロードを走り金砂湖畔をぬけ、水ケ滝へ。その前に見える八ケ滝はちょうどガスが前面を通過していた。動画にするともっとおもしろかったかも。

水ケ滝は先々週より水量が増えていたが、前面のあじさいは殆どまだ咲いていない。道の反対側にあるあじさいを主体に撮る。小降りになっていたが降り続く雨の中、上方に向けて撮るのは難しい。レンズの水滴を拭きながら撮っても、撮った写真の多くは水滴に邪魔されていた。

20110626_d
法皇トンネルを抜け四国中央市の瀬戸内海側へ。今日はそれほど霧が出ていないので海が見える。高速上限千円は終わっているが、このまま一般道を帰ると二時間くらいかかりそうなので、三島川之江ICから高速に。途中高瀬PAで時間をつぶし、高松西ICを降りたのは5時過ぎ。通勤割引が適用になった。

本日の走行距離300km 3,393歩

2011/06/21

おまけ 雨の紫陽花・滝巡り

今日、CROSSROADの走行距離が25,000kmを越えた。1年2ヶ月と3日。前車のCR-Vが25,000kmに達するのに3年9ヶ月かかったことを考えると、よく走ったものだ。通勤距離は月400km足らずだから、いかに遠征を繰り返してきたか我ながら驚く。

19日の紫陽花・滝巡りから、UP出来なかった2枚を紹介。あじさい神社から、そして翠ケ滝を正面から。

20110619_134_2

20110619_275_2

2011/06/20

今日はツイてる 翠ケ滝

6月19日 ちょっと贅沢 紫陽花巡りの続きです。

道の駅・大杉で昼食をとり、この後の行き先を考える。このエリアで未訪瀑の滝は、沢登りか要ロープ。水量が増えたときに見たい滝・・・ということで汗見川を目指すことにする。汗見川は早明浦ダムのすぐ下で吉野川に合流するので、まずは早明浦ダムへ。

20110619_229 水資源機構のライブカメラみたいな絵になった。ゲートを4つ開けての放流ではあまり迫力はないが、このダムに水が豊富だと嬉しくなる。

飛沫を見ながらふと、翠ケ滝に行ってみようと思い立った。あの滝は水量が多い時でないとさびしい。久しぶりに訪れてみよう。

R439を地蔵寺川に沿って走り、分岐して平石川沿いに上流に向かう。分岐から約6km、未舗装の林道に入って700mでめざす翠ケ滝に着く。分岐のたびに標識があるので迷うことはない、最初に訪れたとき、突き当りまで車で進入してターンできず、急坂をバックで戻るという失敗をしたので、少し手前のスペースに駐車する。正面の崖の中腹に滝が見え隠れしている。さほどの水量ではないが、これならと思い、三脚を抱えて降りていく。道の脇に紫陽花があるのを見て、驚いた。これは意図的に並べて植えられているから、地元の人の手によるものだろう。お堂があるとはいえ、こんな山の中で手入れされている人の労力に感激してしまった。

A_2

この滝は、滝を裏から見る事が出来るいわゆる裏見の滝。今回は水量がそれなりなので、滝らしい雰囲気をしっかり味わえる。今日は紫陽花がさらに風味を添えてくれる。

滝の撮影ではほとんどスローシャッターだが、幾つかのシャッター速度を試してみる。

B_2

滝の周囲を回りこみながら撮影。今日はどの角度も新鮮で楽しい。

C

静かな山の中、滝の水音だけが響く。滝の起こす空気の流れに紫陽花が揺れる。別世界の様だ。「幽玄」という言葉がふとうかぶ。

D

ボーっと雰囲気に酔っているうちに、気がつくと1時間が経過していた。あわてて装備をまとめ、車に戻る。当初の予定ではこの先の三樽権現に寄ろうと思っていたが、ここだけでタイムアップ。好みの滝に紫陽花をセットでき、思いがけない幸運に感謝!

少し後ろ髪をひかれながら、翠ケ滝を後にしたのは15時。大豊から高速を使ってまっすぐ帰る。帰りついたのは17時前。走行距離364km 5,325歩のお土産いっぱいの遠征だった。

2011/06/14

雨だから優美? 水ケ滝

見ごたえあり 個人あじさい園/東予 雨のお手軽滝巡り のつづきです。

法皇湖を発って、県道6号を東に向かう。あじさいロードにはいくつか花を付けた株もあるが、ほとんどは未開花。この辺りは月末頃が見ごろになりそう。

201106121334_287 金砂湖畔を抜け、R319に入る。翠波高原への分岐を過ぎて見える八ケ滝は、ガスに隠れてよく見えない。そして目的の水ケ滝に到着。紫陽花が咲き誇るころには、この滝には多くのカメラマンが集う。普段は水量の少ない滝だが、それゆえに滝直下に構えて正午過ぎのきらめく飛沫を狙う時もある。今日は、陽の光も紫陽花もないが、程よい水量で優美な姿を見せてくれている。

滝の直下は小さな池になっていて、今日は下から見上げる事は出来ない。未開花の紫陽花の間に三脚を据える。小降りとはいえ降り続く雨の為レンズに水滴がつくので、何度も拭きながらの撮影になるが、時折写り込む水滴が、面白かったりもする。

201106121342_304

法皇トンネルに入ると、中ほどから濃い霧で視界が悪くなる。トンネルを抜けると、目の前は真っ白!雨の時はいつもこうである。視界が20mもない霧の中、広くなった国道を下る。そのまま高速に乗ろうと思っていたが、ふと思い立ってR11 にはいり、豊念池を目指す。先日の台風の折、豪快な放流の姿が見られたというが、今日も少しは期待してみる。

201106121454_309

201106121458_337 雨の中、やはり放流姿を期待してか、何組かの物好きがいる。私のすぐ後にも車が2台。そういう私も特級の物好きである。

台風時ほどではないが、期待以上の放流姿だった。28mmの為広角側が少し不足するが、雨の中車に戻ってレンズを交換する気にはなれず、傘を差したままあちこち移動してみる。雨でなければ飛沫が心地よいだろう。

堰堤を上からも写したあと、帰路につく。

国道を帰ろうと思ったが、雨のおかげでペースが悪い。たまらず豊中から高速へ。

帰宅時間は16時20分。243km。6058歩。思ったより歩いていたようだ。

2011/06/13

東予 雨のお手軽滝巡り

6月12日 「見ごたえあり 個人あじさい園」のつづきです。

201106120952_197_2  山田町あじさいロードで見下ろす視点の写真を貼っていなかったので一枚。

県道47号まで戻り、大永山方面へ向かう。ここまで来たら、魔戸の滝を訪れたいのだが、昨年秋より道路崩壊により通行止めになっている。そういえば、初訪瀑の際に三度も通行止でお預けをくらった滝ででもある。

    

201106121022_221 マイントピア別子の脇を通り過ぎると鹿森ダムが見えてくる。近づくとダムが放流しているのわかる。このダムが放流しているのを見るのは初めてだ。ダムの前に見えるのはループ橋。完成したのは一年くらい前だったと思う。それまでは、細くて暗いトンネルを抜ける必要があったのだが、ずいぶん安全になった。橋の上で停まって風景を見られないのが残念だ。

     

しばらく走り、野分トンネルを抜けたところで旧道に戻ると見えてくるのがもみじ谷の滝。思ったほどの水量がない。落差があり、簡単に見ることができる滝だが、旧道の先はがけ崩れで道が消失している。天候の悪い時には注意が必要だ。

更に進み、新緑トンネル手前で見る事が出来る末廣の滝。こちらも以前見たときよりも滝らしくなったが、思ったほどの水量がない。この川沿いの滝はいつも水量が少ない。豊富な時に訪れたいが、今日の雨でこれではなかなか難しそうだ。

20100612_a

久しぶりに清滝を見ようと思ったが、清滝トンネルを通過する頃にはガスが濃くなり、滝が遠望出来ない。旧道が通行止めになっているところに無理やり入り込んでも、この様子ではまともに滝が見えそうにない。2台ほど停まっている車がいたが、今回はパス。

大永山トンネルを抜け、別子山方面に出る。水量の増えた無名滝を写しながら移動していると、山のしっとりした空気が心地よい。写真は別子ダム湖沿いの無名滝と、羽根鶴の滝。

筏津のこんぴらの大滝は、水量乏しく、期待外れだったので撮影なし。

20110612_b

201106121232_285 富郷ダム・法皇湖展望場に着いたのは正午頃。昼食を撮った後、雨が弱まったので、少し歩いてみる。この辺りはあじさいロードと呼ばれているが、さすがに山中は開花が遅いようでほとんど見えない・・・と思ったら、ダムを背景にいいシーンが。先日の台風の折にも満水にならなかった法皇湖も、さすがに今は満水状態だ。

今回はまだ続きます。

2011/06/12

見ごたえあり 個人あじさい園

朝、目覚めたときにはまだ雨は降っていなかったが、降るのは時間の問題の様。水量の増えた滝は魅力的だが、今日は歩きのある滝巡りはやめて、雨の紫陽花巡りに変更。

201106120814_027_2 向かったのは四国中央市土井町の堤さん宅。昨年、「四国の滝めぐり」のなかちゃんに教えてもらったスポットだが、すでに新聞等でも取り上げられ、紫陽花で検索すると常に上位にヒットする名所になっている。土井ICで降りて、国道を西に向けて走るとほどなく「あじさい園」の看板。本当に分かりやすい。

201106120830_076_2 車を停めて、あじさい園に入る。今日の装備はD300sに17-70mm。予備のバッテリーとメモリーをウエストバックに入れる。まだ雨は降っていない。この時点でまだ8時5分なので誰もいない。入ってすぐ色鮮やかな紫陽花に迎えられ、それだけでも訪れて良かったと思ったが、本番は当然その先。温室を回り込んだその先で目にした庭園は一瞬息をのむほど。色とりどりの紫陽花と遊歩道・庭の木々が、このエリアに一つの世界を作り上げているよう。

201106120831_081_2 ゆっくり見て回っていると、夫婦連れの方がやってきた。入ってくるそうそう驚きの声をあげている。

このあじさい園の盛りは少し先の様だが、今でも充分見ごたえがある。出来ればもう一度家族を連れてきたいと思う。三脚を据えてゆっくり取りたいと思うが、人が多い時は迷惑だろうな。

約一時間、庭園を独占した気分で楽しんだ後、あじさい園を後にする。唯一の不満は虫に刺されたこと?

    

   

201106120946_180 続いて少し移動し、新居浜市山田町のあじさいロードへ。高速道の法面にあると聞いていたが、高速脇につながる道がわからなかったので、広瀬歴史記念館の脇をぬけると「あじさいロード」への道しるべがあった。

車を置ける場所を探して、高速下の細道をゆっくりと通過する。その斜面が紫陽花で埋め尽くされている。このころには雨が降り始めており、外に出るのを少し躊躇していた。

なんとか車を停め、傘をさして外に出る。今度の装備は28-300mm。いざ歩き始めると雨のあじさいロードは結構風情がある。

この場所も最初は個人で始めたものが、自治会の協力でより広く整備されたのだそうだ。高速道路の法面だから、普通は人が入れない場所だが、中に遊歩道が作れられ、入れる場所が幾つかある。遊歩道に入り、上から紫陽花を見下ろすのも違う視点で面白い。そういえば、新宮のあじさいまつりでも、上から写す絵が結構お気に入りだった。

201106120943_176

短い距離だが、30分以上もここで過ごしてしまった。今日の紫陽花巡りはここまで。後はお手軽滝巡りへと続く。

2011/06/06

野良時計 あじさい野市 猫滝?

6月5日のつづきです。

昼食を終え、あじさい野市を発ったのは12:35。このころには雨はかなり小降りになっていた。国道に戻り、R55からR32経由で大豊町へ、大豊ICを10kmほど過ぎ、R439の分岐より少し手前から、山側に入る。細い山道を約4km、上桃原地区の道路開通記念碑から少し先の行き止まりまで進んで車を停める。ここでは雨は殆ど止んでいた。

201106051436_212_2 この猫滝は、昨年10月に一度訪れている。開通記念碑が目印と聞いて探しまわった末にやっと見つけて降りて行き、藪をかき分けたどり着いた時、カメラのバッテリーのふたが緩んでいて途中バッテリーを落としてなくすという失態。その直前に交換したばかりだったので予備もなく、コンデジだけで撮影して帰った苦い記憶のある滝である。

今回はD5000をケースに入れ、三脚を背負い、長靴を履いて挑む。長靴を履くのは、水路を渡るだけでなく、藪では蛇への予防でもある。滝巡りの際はいつも長袖だから、手袋をはいて藪こぎに挑む。

        

       

       

            

         

       

201106051438_216_3 車を置いてから滝までの距離は直線距離にして50mもない、しかしその間にあるのは身の丈ほどの藪。かろうじて人が通った事があると思われる部分を探して藪をかき分け進む。滝到達まで10分!そしてたどり着いた猫滝はさすがに水量豊富で、飛沫がすごい。

藪をかき分けてきたため、ベストもシャツもズボンもしっとり濡れている。三脚をセットしていると飛沫を被ってもほとんど気にならないほど。

浅い滝壺と長靴のおかげで滝の前を動き回れるのはいいが、飛沫でレンズに水滴が付き、ときどきピンボケを起こす。レンズを拭きながら場所を変え、設定を変え、その流身を写していく。

これは帰って気がついたことだが、撮影後の画像確認に手を抜いたため、PLフィルターの効果出ていなかったりピントが甘かったり。飛沫を浴びながらとはいえ、手を抜いてはいけないと反省。

201106051447_235_2                    

充分に満足して滝前を離れ、再び藪の中へ。逆から辿るとルートは分かりにくく、迷ったあげくに最初の出発地点より上に出てしまった。帰りのルートは20分!

ずぶぬれになったシャツとズボンを着替え、水筒からお茶を一杯。一息つくと出発。大豊ICまで戻り、高速を使って帰路に着く。瀬戸内海側まで戻ると、こっちは雨の降った形跡がない。狭いようで四国の気候は難しいと、実感した。

本日の走行距離343km 6094歩。

2011/06/05

野良時計 あじさい野市 猫滝?

今日は大豊方面の滝を訪れる予定だったが、結構天候がよさそうなので、行き先を変更し、安芸市の野良時計を見に行くことにする。中四国の花の名所を紹介した本に、「野良時計のハナショウブ」と紹介されていたのを見たせいでもある。調べてみると、年々植えられる花は違うようだが。

出発時には晴れていたと思っていたのに、法皇トンネルを抜けると今にも降り出しそうな感じ。そして南国ICを降りた途端に降り始め、間もなく本降りに。

安芸市に入る頃には小降りになっていた。野良時計横の駐車場に車を停めると、いきなり声をかけられた。地元の観光推進の方らしい。武家屋敷など付近の見どころを教えてもらった。

201106051002_072 野良時計の建物は、それだけで風情のある建物だった。だが、その前景となるような花はなく、少し残念ではあるものの、来てみる価値はあったと思う。付近には武家屋敷や安芸城址があるが、こちらはそれなりということで。

安芸城跡やごめん・なはり線の高架の下で紫陽花が開花しているのを見て、香南市野市のあじさい野市を見に行くことにする。

                                                               

201106051126_113_2   ここは3年間に訪れているが、その時はピークを過ぎていて、個々の花の痛みが目についたと記録している。

着いて驚いたのは、紫陽花のある川が、溢れそうに増水していたこと。ここはホタルの名所でもあるはずだが、今年はダメだろうか?

紫陽花はピークまであと少しといった感じだが、これだけエリアで紫陽花が開くと壮観だ。

201106051125_109_2 雨のせいか、まだ人出は少ない。ここの紫陽花は、UPもいいが小道や後ろの木々を入れた遠景が好みである。あじさいロードの端には噴水があるのだが、こちらはうまく取れていない。

201106051143_154 晴天時もいいが、紫陽花の風情は雨の中にあるように思える。雨に濡れた紫陽花には、とても心惹かれるものがある。

                                                                             

                                                      

Up、遠景取り交ぜて移しながらゆっくり回っていると、サイレンが鳴った。12時のサイレンだから、1時間を過ごしたことになる。車に戻り、昼食を取った後、この後の行動を考える。

もう、帰ってもいいかと思ったが、川の水量を見て,どこかの滝を見て帰らないと後悔しそうなので、当初訪問予定だった大豊町の猫滝を訪れる事にする。(続きます

2011/05/15

別府峡百間滝 豪快な初逢瀬

初めて訪れた滝が枯れていた時というのは、楽しみにしていた予定がキャンセルされたようなもの。昨年9月26日訪れた際、晴天続きで枯れていた別府峡・百間滝を再訪する。ここ数日の雨で、今回は大丈夫だと思うのだが・・・。

同方向ということで、先に香我美の大蛇藤を訪ねてみる。R195から県道29号を約12kmの距離だが、ほとんどが対向不可能は細い道で3ナンバーの車では正直苦しい。それでも何とかたどり着いてみたが、それらしく目立つ藤がない。地元の案内図を見つけて場所に行ってみたが、全くの期待外れ。時期を逃したというより、花の勢いが弱いためらしい。写真で見た姿が想像できない感じなので、次に来るかどうか、資料を集めておきたい。

201105150956_026 再び細い道をR195まで戻り、別府峡へ。さすがにこのシーズンはほとんど人がいない。がらがらの駐車場に車を停め、リュックに装備を移す。この時点でフィルターを忘れてきたことに気付くが仕方ない。最初に、駐車場からすぐに見える妙見滝の下段。水量豊富で轟音を響かせている。

駐車場からすぐ見える赤い吊り橋を渡り、石立山登山道を登る。急な登りに入ってすぐ左足のふくらはぎが痛み始める。休み休みゆっくり登ったため、百間滝への分岐点まで30分かかってしまった。通常なら20分程度で登れる距離なのだが。

分岐点から先の道は、明瞭ではあるもの一部崩壊気味であったり、落ち葉が積もって滑りやすくなっている。慎重に進むこと約10分、瀑音が大きくなってきて期待が高まる。

201105151110_048_2 開けた場所に出て、目にした百間滝は想像以上の豪快さだった。一度すっぽかされての初逢瀬だから余計に感動が大きい。

本滝自体は約50mくらいだろうか。晴天下での豪瀑は、見ごたえがあるが、絶壁に囲まれたホールのような場所ではさらに雰囲気が高まる。滝下で構えると、服がしっとり濡れるほどの飛沫。昼食の用意をしてこなかったことを後悔した。

この滝の下にも30m級の滝があるようだが、滑り安い斜面では見る事は難しいそうだ。装備を整えるだけでなく、だれか熟練者と一緒のほうがいい。JJJさんに相談してみよう。

201105151119_099_2 

201105151205_139_2 名残惜しいが、百間滝を後にする。約20分で吊り橋まで戻るが、そこで遊歩道の分岐を見つけ入ってみる。百間滝のある北谷が物部川に合流する手前にいくつかの小滝が連続する。 写真はそのひとつ、滝壺に見える白い石がまぶしい。

駐車場に戻り、妙見滝を前に昼食。当初の予定では、西熊渓谷の百神滝による予定だったが、時間的に難しいようなので今回はあきらめる。

別府峡を奥に進み、西熊渓谷経由で帰ることにする。車窓を開放し、新緑の風を感じながら、魅かれる景色を撮りながら車を走らせる。「熊注意」「落石注意」の標識が目につく。落石は本当に多く、30cm以上の落石も結構目につく。

いかに続く滝の写真は無名滝ばかり。まだ桜が残っていたのも驚きだった。

201105151328_187

201105151348_205 201105151354_191

帰宅したのは17時。走行距離369km 8,441歩。少し物足りない感もあるが、時間的に制約があるのは仕方ない。長距離遠征の場合には、充分に計画を組んで置く必要を感じた。

2011/05/08

深渕自然公園 遅い春の訪れ

この時期になると、桟敷峠ー深淵自然公園ー落合峠を走りたくなる。このエリアは春が遅れてくるため、4月末でも桜を見ることができる。一昨年はGW前に吹雪にあった場所でもある。

201105080744_2 6時半に出発し、先に少し寄り道。徳島方面で、興味をひいた藤を見に行く。すでに盛りは過ぎたものと思われるが来年の下見を兼ねて・・・ということで。

最初は神山町の神光寺。「のぼり藤」が有名とのことだが、駐車場が狭いので混乱を避けるため朝一番に訪問。近づくとすぐそれとわかるが、県道から寺に入る道は細く、大型車では厳しいかも。さすがに藤の盛りは過ぎ、少し哀れに見える姿だが、盛りの時はさぞ見事だと思われる。

201105080745_5 つづいて、石井町の童学寺・吉野川市の藤井寺を訪れる。ともに見事な藤棚があるが盛りを過ぎているため、UPする写真はなし。

神山町の地福寺もふくめ、来年GWの訪問候補が出来た。

今日はいたるところで地元の方による清掃が行われている。徳島ではよくこういう風景を見るが、素晴らしいことだと思う。

201105081036_45_2 R192に戻って西に向かった走る。旧・三加茂町から県道44号を山に向けてはいる。走り慣れた道だが、所々工事が行われ、少し雰囲気が変わっていた。こちらから入るのは実に一年ぶりだった。冬季は峠が通行止めのせいもあるが、こんなに長い期間この道を走っていないとは思わなかった。

桟敷峠を越えてすぐにあった桜の樹。さすがに散り始めているが、さすがにまだ残っている。

201105081053_54 松尾川ダム湖に出ていつものように湖畔の滝を写す。特に見るべきものはない滝だが、なぜかいつも寄ってしまう。